幼稚園の日記(ブログ)

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  2024年4月30日 火曜日

 昨日の雨でさんさんらんど下の園庭には、水たまりがたくさん出来ていました。

その水たまりになんと、アメンボが泳いでいました。それを子ども達が見つけて、その様子を見ていました。するとアメンボに詳しい年長のYくんが「これアメンボや!」と教えてくれました。しばらく観察をしているとアメンボが足で体をかくしぐさをし始めました。すると、それを見た同じく年長のKくんが、「アメンボが体がかゆくてかいてるね。もしかして、水たまりは、アメンボのおふろなんじゃない?」と言っていました。毎日、家に帰ってからおふろに入って、体をきれいに洗っている自分を想像して、アメンボもおふろに入っていると考える子どもに、なるほどとその表現に思わず頷きました。

アメンボの水たまりの隣では、泥遊びに夢中になっている子がたくさんいました。夢中になりすぎてお尻にペッタンコとおさるさんのように丸く泥が付いている子もいました。大きなプリンを作ったり、たくさんの泥だんごをつくったりと水たまりを、存分に楽しんでいる子ども達でした。

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年長児は、先週頃からリトミックの練習をしています。今日も会議室に集まって練習をしていました。その様子を、古森先生が見て下さっていました。しかし、今日の年長さんは、足も手も少し下がり気味になっていました。そんな子ども達を見て、「今日は30点だね」「だって手も伸びてないし、足もそんなに上がってなかったから」と声を掛けてくれました。その後、古森先生が「こっちのほうがかっこいいし、列もきれいに、並べるようになるよ」とくま組のRくんとかっこいい見本を見せてくれました。みんなの前で見本をやったRくんは練習の時よりも、体に力が入り、手も伸び、足も上がっていました。

さらに横ゆびさしの時には、目線もしっかり横に伸ばした指先を見ていて、とってもかっこ良かったのです。それを見た他の子どもたちは、「かっこいい!」とやる気になったようで、「やってみる!」とはり切っていました。その後にやったリトミックは見違えるようにかっこよく、しっかり右の友達をみて列を揃えようとしていたり、音楽や先生の声を聞いて、どの動きか考えて、動いていたりと一生懸命頑張っていました。さらに、もう一ついいことを教えてくれました。「リトミックは、頭で考えながら体を動かすので音楽もできるようになるし、体操もかけっこも何でも上手になるんだよ。かっこ良くなるためにやっているんだよ」と教えてくれました。

それを聞いて「うん!がんばる!」と、さらにやる気になった年長児達でした。

お部屋でもかっこいい姿を見てもらえるように、これからも練習を頑張っていきたいと思います。そして秋の運動会では、このリトミックが基礎になって、かっこいい鼓笛隊を見てもらえるのが楽しみになりました。

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