2025年4月21日 月曜日
休み明けの月曜日、泣いて登園してくる子もいるのではと気を引き締めて出勤してきた教師の心配をよそにニコニコ笑顔で登園してきた、たんぽぽさん。また、泣いていた年少さんもすぐに泣き止むと自分でお部屋まですたすたと歩いていき、その姿を見るとたくましささえ感じ、嬉しい気持ちになりました。
園庭では、先週末から新しくできた、色水コーナーや叩き染めコーナーが人気でたくさんの子ども達が集まっていました。ぱんだ組のTちゃんは「トントントン」と叩いていくうちに楽しくなったようでリズムに合わせて体も揺らしていました。その度に薄紙に挟んだお花の色が滲んで色が写し出され、ゆっくり紙が破れないように広げると綺麗に花の色がその紙に写っていました。Tちゃんはそれを見て「しゃぼん玉みたい!」と嬉しそうに見せてくれました。
また今日は、新しくアスレチックのコーナーもできていました。古森先生や他の先生達が準備をしているとすぐに気付いて一緒に椅子やキャリーを運ぶ手伝いをしてくれる子もいました。はしごや平均台、椅子を器用に渡る年中さんを見て、さくら組のY君も挑戦し始めました。怖がることなく四つん這いで進んでいると、その様子を見ていた他の年少さんも挑戦していました。初めは恐る恐る渡っていた子どもたちも何度も挑戦していくうちに上手に渡れるようになっていて驚かされました。
そんな中、満3歳のたんぽぽ組の子ども達も園生活に慣れてきて自分の好きな遊びを見つけて「やりたい!」と一目散に遊びに入っていきます。先月まで2歳になったばかりのたんぽぽ黄組の子ども達も色々な事に興味津々で戸外に出る途中も「ここは何組かな?」「今日の給食は何かな?」とついつい寄り道をしてしまいます。今日は美味しそうな匂いに誘われて「今日のご飯は何ですか?」と調理室に顔を出すと調理室の武智さんが「今日はどんぶりだよ!」と教えてくれました。「やったー!」と子ども達は大喜びで遊びに出掛けていきました。大きい組さんがお部屋に入ると戸外では、たんぽぽさんだけで砂場や遊具でゆったりと遊んでいます。砂遊びをではKちゃんがスコップで丸い型を作ると「アイスクリームができたよ」と見せてくれました。「これはママのでこれはお姉ちゃんとKのだよ。」と何個も作っていました。保育園では遊んでいなかった遊具にも挑戦するなど、少しずつ同じクラスのお友達を意識しながら遊ぶ姿も見られるようになりました。新しい幼稚園での環境の中で新しい刺激を受けて成長していく子ども達の姿を見守り、楽しんでいきたいと思います。