2025年4月30日 水曜日
日中は少し日射しが強く暑く感じたのですが、さわやかな風が吹き青空が広がる過ごしやすい一日となりました。
空を見上げると年中・年長さんのこいのぼりが風に吹かれて気持ちよさそうに揺れていました。そこで、今日は年少・たんぽぽ組のこいのぼりも飾るということで、早速青組の子どもたちは自分達の作ったこいのぼりを部屋から園庭へと運んで来ました。
青組のこいのぼりをロープに付け引き上げると子どもたちの手が尾びれに触れるぎりぎりのところで止まりました。それを見て、子どもたちは手を伸ばして嬉しそうにジャンプしてタッチしていてその姿がとても可愛かったです。
一方、テラスでは年長さんが何かを囲んで座っている姿がありました。見に行ってみると、駐車場の畑から収穫してきたさやえんどうのヘタとすじを上手に取っているところでした。年長さんは以前から駐車場の畑の様子を度々見に行っては、大きくなった野菜を収穫し調理をしてもらい全園児が食べることができるようにしてくれていました。今日も休み明けで収穫を楽しみに登園してきた年長のOちゃん。朝登園するなり「お野菜大きくなっているんじゃないかな?採りに行きたい!!」と教師に言いに来たそうです。早く登園していた何人かで収穫し、古森先生に見せに行くと「今日は、年長さん自分たちでさやえんどうを切ってみる?」と言ってもらったようで、年長さんクッキングが始まりました。先程さやえんどうのヘタのすじを取っていた年長さん。今まで何度もしているのでお手のものです。ヘタを折る方向も考えながら、さやえんどうのすじを一周して取ることができていました。
次は包丁で切るのですが、古森先生にお手本を見せてもらいました。真っ直ぐに切るより斜めに切ったほうが面積も大きく、食べやすいということを教えてもらうと子どもたちは上手に慎重に切っていきました。
そして切ったさやえんどうを調理師さんに茹でてもらうために調理室へ持って行きました。
すると調理室では、数日前に年中さんが採って来たニラを使いニラ味噌作りが行われていました。調理室に居た古森先生はさやえんどうを持ってきた子どもたちに「みんなには内緒よ」ときゅうりにニラ味噌を付けて味見をさせてくれました。「ラッキー!!」「おいしい!!」思わずカメラに向かってピースをする子もいました。「味見をしたのは内緒よねー。しー!」と言いながら満足そうにテラスへ戻っていくと、今度は園庭で全園児に向けて放送を始めました。「11時からいいことがあります。楽しみに待っていて下さい」何があるんだろう?とワクワクしながらそれまでの時間を戸外で過ごしました。
11時になると全園児が園庭にスタンバイしました。「みんなでさやえんどうとニラ味噌を食べましょう!」年長さんが放送すると、各クラスにさやえんどうとニラ味噌きゅうりが配られました。「いただきます!!」と大きな声で言った後嬉しそうに食べ始めた子どもたち。口々に「おいしい!!」「まだないの?」「おかわり欲しい!!」と言っていたところ、今度は古森先生が味噌の中に小さく切ったきゅうりを入れおかわりにしてくれました。それではまだ足りず、調理室に人参を型抜きしたまわりの人参までも持って来て味噌をつけたり、そのまま食べたりで子どもたちは満足して部屋に戻って行きました。
これから一年どんな沢山のおいしいこと、、、いや楽しいことが待っているのでしょうか。楽しみです!!