2022年1月27日 木曜日
さくら組では、発表会で必要な自分の役のお面も作り、「私はうさぎさんだから!」と張り切って踊っている子ども達を横目で見ながら遊んでいるカメさん役の子ども達に、「何がいるかな?」「お家に戻るからお家がいるよね」と今日はカメ役の子ども達と一緒にお家作りをしていきました。「カメさんのお家は砂でできてるんだって」と話をすると、誰かが「茶色かな」とつぶやきます。教師が絵の具で茶色を作っていると、ちゅうりっぷ組のG君がチラッと覗いて「もう少しかな」と言いました。それを聞いていたさくら組のYちゃんは「ちょっと赤色に見える!」と自分がイメージする砂の家の色を考えながら話していました。色ができるとみんなで協力して塗りながら、K君は手を絵の具だらけにしながら「ここぬれてない!」と気づいてそこを塗りつぶしていました。
また、オペレッタ「ねんころかめのこもりうた」の雪の精役の子ども達は、踊っている時に雪が降っているように見えるよう、青と白のポンポンを作っていきました。Mちゃんは、「雪の妖精は何作るの?」と作る前から楽しみにしていました。「ポンポンは細くなるように裂いていったら雪が降ってるみたいに綺麗だよ」と声を掛けると、「これどう?」「これ雪に見える?」とお互いに確認し合ったり、「まだ大きいのあるよ!」と見つけて裂いていったりしてフリフリの可愛いポンポンが出来上がりました。
自分達が作ったポンポンを使って踊ってみましたが、本当に雪が降っているみたいに綺麗で、雪の精役の子ども達も嬉しそうに踊っていました。
野外ステージのお客さんも密にならないように一人一人離れて座り、コロナに気をつけながら他の学年の練習も楽しんで観ていました。発表会まで残すところ実質13日ですが、子ども達と楽しみながら練習していきたいと思います。
2022年1月26日 水曜日
コロナウイルスと共に生活をしなければならない日々は、教師にとっても子ども達にとっても苦しいことですが、今日も元気いっぱい密にならないよう遊んでいます。子ども達には、鼻までマスクをすること、前後の友達との間隔を開けることなどいくつか約束事をして遊べるようにしています。そして今日は、以前にも紹介していた屋外ステージを使ってたくさんの学年の子が踊りやオペレッタの練習をしていました。以前紹介した屋外ステージよりも横が長くなっていて子ども達は広く伸び伸びと踊ることができていました。「かっこいいな」と年少さんも距離をとって座って応援してくれていました。屋外ステージは、いろんな学年の子が見てくれるし、空気の通りもとてもいいのでくっつかないようには気をつけ、有効的に使っていきたいです。
赤コースの年中は古森先生に頼んで指導してもらいました。そして、たーくさん褒めてもらいたーくさん良くなるアドバイスをしてもらいました。今年の年中児は「おむすびころりん」をするのですが、子ども達の表現しようとする姿がどれも一生懸命でとても可愛いです。思わず“ププッ”と笑ってしまったり、“お!そう来たか!”と思わせてきたり、、、♪1番いたずらっ子で教師を試してくる大変な年中児ですが素直に表現をしてくれる面白い年中児です。踊りの子ども達も古森先生に褒めてもらえるのが嬉しくて嬉しくてたまらず、いつになく気合が入っていました。褒めながら子どもの好きな動きを取り入れながら「こうしたらかっこいいよ!」と言われると、すぐに何人もの子ども達がその場で自主練を始め、各自が自分なりの表現をし始めやる気いっぱいの表情と動きに変化していきました。私(教師)も毎年とても勉強になるのですが、古森先生の声かけ1つで子ども達の気持ちはやる気に変わっていきます。その変化に感動しながら古森先生には到底敵いませんが、、、この気持ちが継続できるよう学年全員で盛り上げ楽しい発表会にしたいと思います。
今日の帰り、踊りのJ君とO君が「あー楽しかった♪明日もどーんと頑張ろうね♪」と話をしているのを聞いて、子ども達にとっても楽しい1日でよかったと思いました。
2022年1月25日 火曜日
寒くなり、園庭には長縄や縄跳びの縄が出るようになりました。年少児は、最初、どう使うか分からず縄跳びの縄を見つけると、それを伸ばして、引っ張って走っていました。長縄を回して友達と跳び合いをしたり、縄を上手に回して一人で跳んだりしている年長・年中児を見た年少児も縄の使い方を知り、真似をして跳ぶことに挑戦するようになりました。
今朝、最初に年少児4人で長縄をしようとしたのですが、年長児のように上手に回す事が出来ず、ゆらゆら揺らしていると、年長のO先生がぴょんと跳んでくれました。自分達で上手に回せないと思った4人は、縄のある所に行き、縄を持つと横で縄跳びをしている年中児を真似て、縄を回してきてはぴょんと跳んで、何度か挑戦するとコツが分かったMちゃんは、「先生 見て」と何度も跳んで見せてくれました。跳ぶ度に前に進んで行くのですが、跳べるようになったのが嬉しかったようで、「1,2,3」「3回も跳べたねぇ」と声をかけると、とても嬉しそうに笑っていました。
しかしなかなかうまく跳べない年少児は、諦めて縄跳びの持つ所と持つ所を繋いで輪にすると「先生 これで電車ごっこができるんよ」と言って、友達と2人で縄の中に入ると「行ってきまーす」と手を振りながら走っていきました。繋いでいる所が離れると「あっ!!はずれた」と言って、再び繋いで電車ごっこを続けていました。そして一緒に電車ごっこをしたい友達が増えてくると、ブランコの所にある緑の椅子が駅になり、乗りたい友達はそこで待っていて、電車が来るとお客さんは降りて、次のお客さんを乗せていました。自分達で友達と遊ぶには、どうしたらいいか考え、それを守りながら友達と遊ぶようになった年少児の成長に嬉しく思いました。
ままごとコーナーでも野菜を洗ったり、切ったり、キャベツの葉で包んだり、水を入れたりと役割を分担しながらお料理を作っていました。出来ると並べて「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」とお店屋さんごっこをして楽しんでいました。
異年齢児のしていることを見て、真似をして遊んだり、友達と分担したり、ルールを工夫して考えたりして一緒に遊んだりする年少児、これからもいっぱい学んで、友達と遊ぶ楽しさを味わってほしいと思いました。
2022年1月24日 月曜日
雨上がりの今朝は肌寒く、曇り空の下でいつものように遊んでいる子ども達の元気さに教師達も元気をもらっています。昼頃にはようやく太陽も顔を出し子供達の顔も輝きを増したように見えました。Y君はマラソンを走った後「先生、ここ(心臓)さわって!めっちゃ早いやろ〜ドクドクいいよんよ」と自分の体の不思議について気づいていました。
泥場では、ぞう組のY君、H君たちが泥団子作りをしていました。やはり3年間で培ってきた技術は見事で手際良く綺麗な泥団子ができていました。作っている途中でY君の泥団子にヒビが入ってしまうと冷静に「あっ…ヒビが入ったなぁ〜 でもこれくらい大丈夫‼︎」と言って根気強く砂をかけては擦ってを繰り返し、綺麗に直す事ができました。今までの経験があったからこそ少々のことではびくともしない、この余裕があるのだと感心する場面でした。その様子を見ていた他のぞう組の子達も次々と泥団子を作り始め、また新たに大小、形の様々な泥団子が出来上がりました。そして面白い遊びを思いついたR君は「ここに迷路作って転がそうや!」と声を上げると他の子達も「じゃあ転がるように滑り台みたいにしよう」と知恵を出し合い泥団子迷路作りが始まりました。一回、転がしてみると泥団子が曲がりきれずまっすぐ進んでしまい、どうしようか…と思案したY君に「ここ壁作ったらできるよね!」「あっじゃあ溝掘ったら通り道ができるんじゃない?」と試行錯誤しながら他の子から案をもらって協力して作っていきました。出来上がると『せーーの!』と言って転がしてみると上手に曲がり角も曲がり、1.2.3位と順位をつけていました。また泥団子の大きさの違いによってスピードも違うことに気づき何度も転がしてみて大盛り上がりの泥団子競争でした。その様子を見ながら遊びの天才は科学の天才だと、楽しくなりました。
☆今日の給食のメニュー☆
炊き込みご飯・味噌汁・焼き魚・レタスサラダ・みかん
2022年1月23日 日曜日
先週末から保育園れもん組とみかん組は屋外遊ぎ場第二園舎に移動し、もも組は幼稚園児のいる本園で生活しています。コロナ感染予防策としてしばらくこの生活が続くようで少し寂しさも感じつつ空いている2つの保育室やテラスを遊び場として思う存分使わせてもらっています。
陽が当たったテラスはポカポカして良い気持ちです。でもやっぱり外に出て遊びたいな、遊ぎ場に遊びに行こうかなと古森先生に相談したところ、この日は大型車が何台も入っているので難しいとのこと。そして古森先生が幼稚園の先生方に声をかけて下さり、犬の滑り台をテラス前に移動させて下さいました。また人工芝を移動させたりトランポリンや幼児用のジャングルジムもどんどん運ばれてきてあっという間にもも組専用の遊び場ができました。吉本先生もゴザやボール、柵などを持ってきて安全に遊べるよう安全な環境を準備していただきました。このようにもも組の子供たちが安心して遊ぶことができるよう、幼稚園の先生方も見守って下さっています。保育園児の中でもも組だけという心細さもちょっぴり感じる中、幼稚園の先生方にも助けて頂き心強さと感謝の思いを改めて感じました。
広々とした遊び場はまるで小さな遊園地のようです。古森先生の「ももぐみさんおいで~」の呼びかけに急いで靴を履いた子供たちが笑顔で飛び出して行きました。最近ジャンプが大好きなKちゃんはトランポリンを何度も跳んでいました。支えがなくてもバランスを取りながら跳ぶことができ、とても得意げな表情でした。Kくんはひしゃくを使っていっしょうけんめいボールをすくおうとし、うまくすくえると玉入れネットに慎重に運んでいました。犬の滑り台はみんなの人気者です。いっしょうけんめい階段を上がる姿がなんともかわいらしいです。恐る恐るすべる子もいれば、こちらがヒヤヒヤするほどの勢いですべる子もいます。また、すべり台下のトンネルに1人が入ると次々に入っていきました。中をのぞくと「ばあっ!」と言う笑顔がたくさんです。出入りするときは頭を低くしたり身体をかがめたりと、頭がぶつからないよう気を付けていました。
そして次の日には遊ぎ場で遊ぶことができるということで散歩に行きました。月齢の大きい子は友達と手をつなぎ、他の子供たちはカートに乗って出発です。手をつないで歩くことも少しずつ上手になり足取りもしっかりしてきました。カートの子供たちは出発するまでは泣いていた子も動き始めるとピタッと泣き止み遊ぎ場までの道中を程よい揺れを感じながら、まわりの景色を楽しんでいました。この日は電車やパトカー、大きなトラックなどにも出会いパトカーからはおまわりさんが手を振ってくれました。それを見たはたらくくるまが大好きなKくんは「パトカー、バイバイ」と嬉しそうに報告してくれました。
遊ぎ場では三輪車に乗ったり汽車の遊具に登ったりとのびのびと身体を動かして遊ぶことができました。また、れもん組、みかん組の子どもたちの元気な姿を久しぶりに見ることができとても安心しました。また同じ園舎で遊ぶことができることを願いながら「バイバイ。」と手を振り園舎に帰りました。
いつまで続くか分からないこのコロナ禍での生活の中、子どもたちとの触れ合いや活動も制限しなければならないこともあります。その制限される中でも何ができるか、子どもたちに何をしてあげられるか、そして子どもたちをどう守るのか日々考えながら保育をしています。
2022年1月21日 金曜日
今朝、「すご~い!」と声がする方へ行くと、戸外のスワンボートの隅に子どもが集まっていました。氷がはっていたのです。小さなかけらを拾って、ままごとのお皿に載せて、sくんは「ほら、さわってみて。冷たいよ。」と友達や教師に見せて、触らせてまわっていました。
きょうは、屋外遊ぎ場の果樹園に伊予柑を収穫しに行きました。各学年で時間をずらしていくことになり、低いところの伊予柑が自分の手で獲れるように、年少さんから出発です。続いて年中が出発しようとすると、古森先生が「いってらっしゃい」と声をかけてくれました。”遊ぎ場に伊予柑を採りに行ってくるね”と言うと「畑の上からころり~んって落ちないように気を付けてね」と教えてくれました。それを聞いた年中児は「おむすびころりんになっちゃう~!!」と大喜び!道中もオペレッタの替え歌で「伊予柑ころりん、すっとんとん♪”みずほ”もころりん、すっとんとん♪」とおむすびの代わりに伊予柑や教師・友達の名前をあてはめては、けたけた笑っていました。楽しいお散歩道です。歩いていると園の裏の道路のお宅にレモンの木があることに気が付きました。実は、昨日ポンタ農園さんに声をかけてもらい、吉本先生がポンタさんのレモンの木からレモンをたくさん採ってきてくれていたのです。それを調理師さんが輪切りにしてシロップ漬けにしてくれていたのをみんなで頂きました。ほろ苦い、ちょっぴり酸っぱいレモンを「大人の味や~!」「ビタミン、ビタミン!」と食べていたのです。レモンの木をよく見ると、とげがありました。「どこどこ?!」と探しながら遊ぎ場へ進みます。
遊ぎ場に着くと、古森先生が工事のおじちゃんにお願いしてくれていたので果樹園まで上がりやすいように道を示してくれていました。おじちゃんたちも子どもが挨拶をすると、笑顔で手をあげてくれたり、「おはよう、よく来たね」と優しく声をかけてくれたりします。子ども達が来ている間、子どもの安全第一で、時には作業を中断してくれる優しい現場のおじちゃんたちです。果樹園では各担任から伊予柑にまつわる話をいくつか聞きました。①段々畑に伊予柑を植えるのは太陽がよく当たって、風通しがよく、病気になりにくいから、と聞くと「密じゃない。」「コロナと一緒だ」と気づく子もいました。②海からのあたたかい潮風が伊予柑にたくさん吹いて甘みが増しておいしくなること、③落ちている伊予柑があるけれど、自然にぽろっと落ちるのは、完熟の証拠。(昼食の後、子ども達は「えーと、何だっけ?まんじゅく。はんじゅく?…あ!完熟!!」と、家で教えてあげようと言葉を思い出していました。)④さっき見たレモンやみかん、伊予柑の木にはとげがあること。みかんの種類によっては、大人の指程太く大きいとげがあるそうです。それは、まだ若い赤ちゃんの木は柔らかくイノシシやシカに山で食べられるのを防ぐためだと聞きました。そんな話を「へ〜!」と聞き、いよいよお楽しみの収穫の時間です。
おいしそうな伊予柑を選ぶとくるくる回して収穫します。ほとんどが手で触れたり、2,3回まわすとぽろっと軸のところから外れる完熟伊予柑ばかりでした。小さなたんぽぽさんや、ひよこ組さんには収穫した物をお土産にしました。遊ぎ場の園庭でずっと「がんばれ〜お願いね〜」と遊びながら応援してくれていたのです。次は収穫したばかりの伊予柑のお味見です。友達とわけっこしてその場で頂きました。実のまわりの薄皮が袋みたいになっていることに気づき、指先で上手にやぶって中身を出していました。果汁たっぷり、甘酸っぱい伊予柑をみんなで喜んで食べました。
今日はもう一つ、大切な話を聞きました。屋外遊ぎ場の滑り台の他にも遊び場が増え、完成に近づいてきたことで古森先生が更に面白くしようと業者さんと相談したくれていたのです。年長さんが植樹をして桜やツツジでいっぱいになる計画や、斜面にロープやフェンスをつけて登れるようになること…みんなわくわくキラキラした目で聞いていました。
山の名前の募集にも何名かの方が応募してくださっています。親子で一生懸命考えて手紙を書いて来てくださった方もいらっしゃって、とてもあたたかい気持ちになりました。三葉っ子の夢がたくさん詰まった遊ぎ場、完成が待ち遠しいです!山の名前、引き続き募集中です。
2022年1月20日 木曜日
コロナが拡大し、小さい子ども達にもせまってくる中、換気いっぱい?の戸外で遊んでいる子ども達はしっかりとマスクをして自由に遊んで身体を温めています。
こまのコーナーでは教師にひもの巻き方を教えてもらい何度も挑戦している姿がありました。K君は1、2、3回と失敗した後4回目にこまを回すことに成功しました。それも、逆さまに回るということがあり、K君に「すご〜い!」と言うと「よっしゃ〜」と大喜びしていましま。その後、K君は何度かまた挑戦していました。
また、たんぽぽ組では発表会に向けて衣装作りをしていました。自分に合った型の帽子に嬉しそうに包装紙を貼って「貼れたよ〜」「見て〜」と言いながら一つ一つ丁寧に貼っている姿にとても温かい気持ちになひました。
そして、今日は嬉しいことがありました。古森先生がビッグジャンポリンを購入してくださったのです。今までの小さなトランポリンの3倍位の大きさです。そのトランポリンを新しいテントの所へ置くと、昼食準備をしていた年少児達に「おいでー!トランポリン使っていいよ」と声をかけてもらい新品のトランポリンを1番に使わせてもらいました。子ども達も大喜びで2,3人ずつジャンプをしてクラスへ戻ると「楽しかったー」と言って昼食をとりました。昼食を急いでとるとまたまたトランポリンの所に行って遊んでいました。すると、なんとあられが降り始めたのです。子ども達はまたまた大喜び!2階では子ども達が「雪だ〜」と言って手を伸ばして掴もうとしたり、下の階の年少児達は人工芝に挟まったあられをニコニコ顔で掴もうとしたりとささやかな自然のプレゼント?を楽しんでいました。
今日の愛媛県のコロナ感染者は最多の260人と増えて止まる様子がありません。引き続き園でも予防をしながら子ども達と楽しく活動していきたいと思っています。ご家庭でも体調確認、体調管理をお願いします。