2022年1月11日 火曜日
今日から3学期が始まりました。冬休み明けに子ども達と楽しもうと準備していた凧作りやこま回しなどは生憎の雨でできませんでしたが、晴れた日には戸外で思いっきりお正月遊びもしたいと思います。
久しぶりの登園だった子も元気よく「おはようございます」「あけましておめでとうございます」と挨拶をして元気いっぱいの笑顔で門を入ってきました。明日から2歳児クラス(たんぽぽ黄組)が新しく始まるにあたって保育室の配置を少し変更したため、子ども達が迷わないようにと教師達がクラスの表示を大きく作って見やすい場所に貼って誘導します。それに気が付いた子ども達は、「あったよー!」と指差して駆け寄ったり、迷っている年少児を年長児が連れて行ってあげたりしていました。明日からプレ年少児よりも小さいお友達が来ることを心待ちにしている子ども達です。
年明けから右肩上がりに増えているコロナウイルスの感染症ですが、新種のオミクロン株は感染力が強いため、密を回避することや換気、手指の消毒には今まで以上に気を付けなければなりません。今日もテラスや大型テントの下を使って密にならないように遊んだり、向かい合ったり頭を寄せ合ったりして遊ばないような環境を作ったり工夫しています。感染症に気を付けながらも子ども達が安全に、そして楽しく遊べるような保育をしていきたいと思います。
これからも検温、マスク着用、手指の消毒は今まで以上にご協力ください。
さて、始園式は蜜を避けるため、各保育室で園内放送で行いました。園長からは、新しいコロナは子ども達が大好きでうつりやすいこと。うつらないためにも大声ではしゃいだりマスクを着けずに歌ったりしなようにしながら発表会に向けて頑張ることを話してもらいました。3学期は1つ上の学年になるための準備の学期です。それぞれの学年で目標をもち、締めくくりの学期にしたいと思います。
ここで、嬉しいエピソードの紹介です。1月8日土曜日の愛媛新聞「読者の広場」に久万高原町の方がアベノマスクを再利用することは賢い方法だという投稿をしてくださっていました。こうした励ましを力にして3学期も頑張っていきたいと思います。
愛媛新聞 1月8日土曜日 ━こだま 読者の広場━ より
「アベノマスク再利用は賢明」
投稿してくださった小倉様 ありがとうございました。
2022年1月9日 日曜日
あけましておめでとうございます。年末年始の休みが明け、4日からひよこ組の子ども達はいつものように寒さに負けず、元気に登園しています。お正月休みを楽しく過ごしてきた子ども達は「じーじ、ばーばいった!」「たのしかったよ!」とたくさん話をしてくれました。凧上げをしたと書いてある連絡帳を見てナイロン袋にカラーシールを貼って凧を作ってみました。いろいろな事に興味津々のれもん組の子ども達はすぐに集まって来て自分の凧を作り始めました。カラーシールは台紙を剥がす事が出来ない子もいましたが、「できん!」と言いながらも保育教諭と一緒に何回もやっている内にコツを掴み、自分で剥がす事が出来るようになった子どもに驚き、発達の速さに感動しました。幼稚園の預かり保育の子どもが園庭に少ないタイミングを見て凧上げに行く事にしました。そこで、少しテラスで練習をする事になり、「手を挙げて~走る~」と保育教諭が掛け声を掛けると凧を持っていない方の手を挙げている子がいてとても可愛くて笑ってしまいましたが、園庭では、しっかり凧を持っている方を挙げて走る事が出来ていました。走りながら後ろを振り返って見て少しでも上がるととても嬉しそうな子ども達の姿を見て、またいろいろな季節遊びが経験出来るように工夫したいと思いました。
外がポカポカ陽気の先日、ひよこ組の子ども達を何も考えず保育室内で遊ばせていると、古森先生が「こんなポカポカ陽気の日は外で太陽の下で遊ばせて、元気な子に育てよう」と声を掛けてくれました。そこで、プール前の広場が空いていたので遊びに行く事にしました。子どもは風邪の子。寒くても元気に楽しそうに遊んでいる姿を見て部屋に閉じ込めていた事を大いに反省しました。トランポリンをしたり、すべり台をしたり、鉄棒にぶら下がったりとたくさん体を動かし、すべり台では、しっかり順番を守って滑る事が出来るようになり、さらにぬいぐるみ遊びをしていた子ども達もすべり台に並んでいる列にぬいぐるみを並べて順番待ちをしていて、ぬいぐるみも滑らせてあげていました。子ども達いろいろな事を考えながら遊んでいるのだと思うと私達もとても楽しくなりました。
今年度も残り約3ヶ月ですが、子ども達と元気いっぱい遊びながらたくさんの事を経験させてあげられるように保育教諭全員で工夫しながら保育をしていきます。今年もよろしくお願い致します。
2021年12月26日 日曜日
今週も天気がいいもの冬の訪れを感じる寒い日が多くなりました。しかし、幼児たちは暖かい日はもちろん、寒い日も関係なく元気いっぱいです。月曜日は幼稚園の終園式だったので、園庭は保育園児が独占して伸び伸びと自由に遊びました。靴を履ける子もたくさん増え、外で遊ぶことを伝えると、あっという間に履いて園庭に走り出ていました。
三輪車を見つけて両足で乗っていたRちゃんは、キックボードに乗ろうとしていたYちゃんを少し離れたところから見ていました。次の瞬間、Yちゃんがバランスを崩して倒れてしまいました。すると「だいじょぶ?」とかわいい声が。その声は離れたところから見ていたRちゃんでした。Rちゃんはまだペダルをこげないので足でこいでYちゃんの元へ近づくと「だいじょぶ?」ともう一度心配そうに顔を覗き込みながら声をかけていました。その言葉にYちゃんは痛いのを我慢して「うん。だいじょぶ!」と返すと、すくっと立ち上がっていました。相手のことを心配し、思いやりの言葉をかけれるようになったRちゃん、その声に痛さをこらえて立ち上がったYちゃんの姿にほっこりすると共に、幼児同士の育ち合いを感じ、驚きと嬉しさで胸がいっぱいになりました。
この時期の幼児たちは真似っこも大好きです。棒を見つけて地面に○をいっぱい描いていたYくんを見つけたRくん。近くへ行くとYくんをちらちら見ながら真似して小さな○を描いていました。また、いちょうのじゅうたんをくま手を持ってやってきたRちゃんがせっせとかき集めていると、それに気付いた幼児達が1人、また1人とくま手を持ってやって来てみんなでかき集め始めました。
室内では、平均台と巧技台を出すと月齢の高い子ども達がやって来て渡りはじめました。これくらいの高さなんともない!とすたすた渡る子、ちょっと怖い、でも渡りたいとゆっくり少しずつ渡る子と様々です。それを見ていた1歳児のUちゃん。わたしも!!と平均台にまたがるとスースーと反対側まで進んでいました。Kくんも興味を持ってやって来て巧技台の坂を上がって降りて楽しんでいました。
今までは保育教諭が主となって他の子と関われるように援助していました。しかし、一緒にいると自我が芽生え始めた子達は“自分が”と喧嘩になってしまうことことが多かったみかん組の子ども達でしたが、自ら他の幼児と関わり喧嘩もなく譲り合ったり真似をしたりして一緒に楽しむ姿も多く見られるようになりとても嬉しく思います。一緒に過ごす友達を大事にしようという心も育っているのだなと感じました。また、大人だけではなく、月齢の低い幼児は月齢の高い幼児達を見て学ぶことも多いなと改めて思いました。何かが起こり始まるとすぐに声をかけて止めようとするのではなく、危険がないよう配慮しながら幼児同士での成長する姿を見守っていきたいと思います。
2021年12月20日 月曜日
2学期最後の日、寒さに負けず元気に遊んでいた子ども達に反して園長がテラスに飾っているフクロウを見ると、冬の支度が出来ていなくてとっても寒そうに見えました。そこで園長が以前に年長児からプレゼントされたマフラーを持ってきて、フクロウの親子の首に巻いてあげました。それでも寒そうと、タオルを帽子にして頭に被せてあげて可愛いフクロウの親子になりました。それに気付いたぞう組のIちゃん、Rちゃん、M先生は、お部屋から布を持ってきてマスクを作りはじめました。「くちばしはここだから口はここかな」とギャザーをつけて、口のところをふんわりとさせて息ができるようにして、あったかくなるようにと考えながら着けていました。ぱんだ組では、「かさこじぞう」の話を読んだ後に、Cちゃん、Rちゃんが「フクロウさんもあったかくなってたよね。着けてあげた人に良いことあるかもね」と話をしていて、子どもの感性にも驚かされました。
今日は、終園式がありました。園長からは3学期が終わると次の学年になることを見据えて、3学期はみんなが大きい組さんになる準備の期間であることなどを楽しく話してもらいました。泣かないで登園すること、冬休みの間、食べても寝るだけでなく、お父さん、お母さんのお手伝いをすること、早寝早起き朝ごはんを食べることなど規則正しい生活習慣の話などしてもらい、3学期にはちょっとだけ大きくなって元気に登園することを約束しました。
お正月の鏡もちの話も、子ども達はとても興味を持って聞いていました。「うらじろは、表は緑色で裏が白いことからみんなが大人になっておじいちゃん、おばあちゃんになって髪の毛が真っ白になるまで元気に過ごせますようにという意味があること」「幼稚園の鏡もちは、年長さんが植えて収穫をしたもち米で作っていて、世界で一つの鏡もちであること」「おもちはみんなの心を映すもので、ニコニコしている時も怒っている時も鏡はしっかり見ているのでニコニコで幸せでいるように、そしてその幸せが2つあるようにと2つ重なっていること」「鏡もちの上に乗っているのはみかんではなくだいだいといって、みかんよりもレモンよりも酸っぱいんだけどみんなのおじいちゃん、お父さん、子どもが代々続きますようにという願いがあること」など、分かりやすく一つ一つ話してもらいました。聞いたことを忘れないように、部屋に帰って覚えたことを友達と話している子もいました。
3学期には、かっこいいお兄さん、お姉さんになった子ども達に会えるのが楽しみです。寒い日が続くので風邪を引かないように元気いっぱい楽しい冬休みになりますように!
2021年12月19日 日曜日
園内の旧図書館の保育室で一時預かり保育をするようになって1か月あまり経ちました。
1学期に2か月ほどこの場所で生活してみて年上の園児たちとのかかわりや保育園児との交流を持てることはぴよぴよの子ども達にとっても良い環境だなと感じていました
それに加えて2階の部屋のクリアボードの大きな窓から見える景色は子ども達にとって癒しの場所であったり色々な情報を得たり遊びへの意欲をかきたてられたりする魅力のある空間のようです。
日々変化し朝・昼・夕方と一日の時間の流れに沿って見える景色も様々、天気の良い日は朝早くから幼稚園児達がアスレチックやサッカー、縄跳びなどで存分に遊び、元気な声が響き渡り観ているだけで楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
今週の月曜日の避難会訓練の日、ぴよぴよの子ども達も地震と火災時の避難の仕方を練習をしました。
その後2階の窓から外を見渡すと消防車をバックに写真を撮る園児達の姿がすぐ下に見えました。皆が防災頭巾をかぶって移動したり、集まったりする様子にぴよぴよの子ども達は見入っていました。消火訓練の時には下にいる園児達と同じ気持ちで放水する先生たちに向けて「がんばれー!」と声援を送っていました。
また向かい側のテラスにはしごが掛けられてそれを下りていくT先生を保育教諭と一緒に「大丈夫かな?気を付けてね。」とつぶやきながら見守っていました。そして訓練終了後、帰っていく消防士さんと消防車にも手を振っていました。見送った後に「かっこよかったね」と何度も繰り返すTくんすっかり消防士さんに憧れているようでした。
次の日、2階の保育室よりはるかに高いイチョウの木の葉っぱが風にとばされてひらひら落ちていくのが見えました。
ふと地面に目をやるともうすでにイチョウの黄色いじゅうたん?が出来ていたのでぴよぴよの子ども達と外に出てその中で思いっきり葉っぱを振りまいて遊びました。
そしてHちゃんを誘って冠作りをすると興味をもったYちゃんも自分の冠が欲しいと手を引いてアピール!Hちゃんは保育教諭に手伝ってもらいながらイチョウの葉を一枚一枚丁寧にセロハンテープで輪っかに貼り付けていきましたそしてYちゃんとAちゃんの2人に冠を作ってプレゼントしました。
3人おそろいの冠をかぶって嬉しそうに遊ぶ姿は木漏れ日の中でイチョウの黄色に包まれて、子ども達の笑顔がとても可愛らしく映えていました。
そんなとき後からやって来たたんぽぽ組の男の子はイチョウの葉を束ねて作ったブーケをYちゃんに持たせてくれました。イチョウの葉の色々な遊びを楽しんだ一日でした。
水曜日はいつも賑やかな声が響き渡る園庭ですが早めに片づけが始まり何か様子がいつもと違うなと思っていると園長先生の声で放送が入りました。聴いていると修理に出していたドームの遊具が届くよ!という事でした。そこでまた2階の窓から見てみると大きなトラックの荷台に乗せられた黄色の物がみえました。それは半円型のドームを4分割してあって園児たちの前で組み立てられて行きました。その一部始終をずーっと見ていたので外で遊んでいる間に組み立てが終わった事を聞いて傍に行くとツルツルピカピカのドームをトントンと叩いてみる子ども達、
誰が一番先によじ登るのか興味津々でした。園児たちが再び集まって交替で遊んでる姿をみながら次はぴよぴよさんの中で誰が最初にドームのてっぺんに登るのか楽しみになりました。
2階の保育室までハイハイしながら登っていく1歳児のFくんや保育教諭に手を引かれながら片方の手はしっかり手すりを持っているAちゃん等、順序よく登り降りする2歳児達は毎日2階の窓からいろいろな景色を目にしてそこに見える事柄や雰囲気に影響を受けながら生活を楽しんでいます。又、活動している幼稚園児たちの姿を目で追う子ども達は何を考え感じているのか想像することが楽しい私達保育者も同じ気持ちです。
2021年12月17日 金曜日
昨日夕方からずっと夜の間降り続いたいた雨・・・・・。「明日はお餅つきなのにな・・・」と誰もが心配していましたが・・・。
今朝はすっかり雨が上がり【三葉天気☼】となりました。子どもたちは、お米の蒸し上がる湯気の中、お餅つきを楽しみに皆😊にこにこと登園してきました。初めてお餅つきの光景を見た年少児のお母さんは何人も「あれ(うす)でお餅をつくのですね」「うわ~すごい!!」「楽しんできてね」と送り出してくださっていました。
もち米が蒸し上がり、いよいよお餅つきが始まりました。即座に見つけた子どもたちがテラスから「がんばれ~!がんばれ~!」と、手水をしている古森先生に「こもりせんせ~い!がんばれ~!」と大声援を送っていました。テラスからおもちつきの様子を見ていたさくら組のK君はお餅に食紅を入れたのを見て「しろいおもちがピンク色になっていってる~」「さくら組のぼうしと一緒~!!」と喜んでいました。
さていよいよ自分たちがお餅をつく番になりました。一番に飛び出してきたぞう組さんとらいおん組さんたちはお餅をついている業者さんの動きや手水をしている古森先生の手つきにじっと見入っていました。年長さんたちは自分たちが作ったもち米がお餅に代わっていく過程を次々と見ることができて「すご~い」「おいしそ~」と驚き感動していました。
年長さんたちもほとんどの子がこれでもう3回目!!頼もしくきねを振り上げてさすがです。年少さん、たんぽぽさんたちはきねを振り上げるのもちょっと重そうにしている子もいましたがそこは三葉っ子!!頼もしく「ぺったん!ぺったん!」とお餅つきを楽しんでいました。
お餅を丸めるところでは・・・古森先生からみんな丸め方を教わります。「いい子、いい子、するんよ~ぺったん、ぺったん!ぺったんこ~」泥団子作りの上手な三葉っ子たちが、手の中で「コロコロ、コロコロ、ぺったんこ~」「いいこだね~」と言いながら大事そうに丸めている姿は、とてもかわいかったです。またお餅をちぎりながら「おもちなげ~!!」と言って目の前にポ~ンところがしてくれる古森先生。子どもたちは大喜び!!「おもちつき・おもち投げ・おもち丸め」ととバラエティーに富んだお餅つきを体験することができました。自分たちで丸めたお餅は、自分の弁当箱に大切に入れていきます。・・・・そんな時「プラスワンのおもち!!どうぞ1」と古森先生から嬉しい放送がありました。大喜びで次々とクラス単位で集まってきました。回数を重ねると丸めるのもどんどん上手になっていく子どもたちにお餅を切っていく方が間に合わなくて慌てる一幕もありました。「はやく~わたしにもぼくにも~」と手が伸びてくる子どもたちの様子は何とも言えずかわいい姿でした。そんなこんなで、忙しくも楽しくおもしろ~い「おもちつき」が終了しました。
と思ったら・・急に雨が・・・ポツンポツンと・・・・・」そのうち嵐のような天気に・・・・。わあ~!古森先生パワーはすご~い!」行事のときには毎回ですから本当に驚きです。
本日一番のお楽しみの給食です。各クラスそれぞれそれは面白いエピソードが続出でした。そのうちいくつかを紹介します。ひつじ組のTちゃんは「うちは6人家族だから3つ持って帰れば十分!みんなで半分こして食べるよ~」と嬉しそうに弁当箱を閉じました。またうさぎ組のNちゃんはお餅にあんこを乗せて口に入れたとたん「おいし~い!!♪」と言って目がまん丸になっていました。年長らいおん組のY君は「お家でお土産を待ってるから持って帰ってあげるんよ」と言って3個残したそうです。 などなど・・・かわいいエピソードがたくさんありました。


今日は、業者さんやスポーツ教室、サッカーの先生たちのおかげで驚くほど早くお餅つきが終了しました。ヨモギを下さった保護者の方のおかげでそれはきれいなヨモギもちも出来上がりました。「三葉のお餅つき」は、保護者の皆さんをはじめ周りの皆さんの協力のおかげでこんなに楽しいお餅つきになりました。今日はお家でお子さんからお餅つきのあったか~いお話が飛び出すこととと思います。是非聞いてあげてください。ちなみにこのもち米は」年長児たちが田植えをし、収穫したばかりの新もち米です。とってもおいしいのでお土産のあった方は味わってみてください。


