2021年12月16日 木曜日
今朝も三葉っ子達は元気もりもり!「先生おはよう〜!」と門をくぐり抜けるとすぐに荷物を片付け、戸外に出てきました。そう!だって、昨日みんなの大好きなドームがぴっかぴかで退院して帰ってきたからです。朝一からドームは大人気!靴も靴下もきちんと脱いで並べ、嬉しそうに登っていきます。「つるつるや〜!」「早く私も登りた〜い!」と上手に子ども同士で順番っこをして遊んでいました。ドームの上も、ドームの中も…♩子どもたちの大好きな遊具が帰ってきてくれて本当によかった!



ままごとコーナー、アスレチックに長縄跳び…それぞれの場所でも子どもたちは楽しそうに遊んでいました。


イチョウの木の下では、年中児たちが「先生!あんなにたくさん葉っぱがついていたのに、もうほとんど下に落ちてきてなんだか寒そうになってきたね~!」と話してくれました。そしてたくさん落ちた黄色のイチョウの葉を集めて「せ~の!」と空高く舞わせて「きゃ~きれい!」と嬉しそうにしていました。
いろいろな植物、木たちも、もうすっかり冬支度です。みんなも寒さに負けず「明日からも元気いっぱい過ごしてほしいと思います。ぱんだ組ではお楽しみ会でサンタクロースにもらったカルタの話で毎日盛り上がっていました。「みんなでやるとめっちゃ楽しいんよね。」「今日も帰ったらやる!」「お父さんめっちゃ上手やった!」等々、いつも楽しい話を聞かせてくれています。そこで…今日は「ぱんだ組カルタ」を作ってみることにしました。子ども達はノリノリで絵を描いて”取り札”と、読む”読み札”を作りました。
子ども達が作る読み札はとても面白く、Kくんは”め”のお題で「めがねをかけているとしお先生」と読み札を作りましたが、Sちゃんは”な”のお題で「鍋がぐつぐつしているよ」と読み札を作っていました。みんなが作ったカルタを降園前にやってみると、しっかりルールを理解して、絵やひらがなを探しながら真剣に遊んでいました。「また明日もぱんだ組カルタやりたい!」と明日を楽しみに降園した子ども達でした。
明日は年内最後のイベント、「おもちつき」です。自分で丸めたおもちを入れるので空っぽのお弁当箱をまだ持ってきていない方は明日必ず持たせてください。
2021年12月15日 水曜日
7月に修理に出していた子どもたちの大好きな遊具のドームが本日帰ってきました!早速古森先生が「修理に出していたドームが帰ってきます」という放送を聞いた子どもたちは一目散に園庭に駆け出して行きました。園庭に入ってきたトラックからピカピカになった4つにわかれた部品が次々出てくると「わー!すごいピカピカや!」と子ども達から歓声が上がりました。手話の準備でホールに上がっていた年長児達もテラスに出てドームが出来上がる様子を上からじっと眺めていました。トラックからでてきたドームはみんなの知っている丸い形ではなく4等分された形だったのでどうやってくっつくのか興味津々で、組み立てる様子を「あれどうやってくっつくのかな?」と話しながら見つめていました。ドームの形が完成すると今度はドームの中に入ってネジを業者の方が締め始めると古森先生が「そばに来てその様子を見てもいいよ」と言ってくれて各クラス順番に中をのぞかせてもらえることになりました。小さな穴から中を必死に覗き込む姿はなんとも可愛らしく、すごく興味があるんだなと感じ、こんな貴重な体験ができるのも三葉ならではだと思うと同時にこの体験を大切にしていきたいと思いました。「ドームの工事が終わったので今から遊んでもいいですよ!」と言う放送を聞いたと同時にそれぞれのクラスの子ども達が「やったー!」と園庭に飛び出して行きました。久しぶりのドームに子ども達も大興奮!ドームの周りに人工芝を敷いて遊ぶ準備が整うと順番に遊び始めました。手話をしていた年長も手話教室が終わるとドームの周りに集まり、遊び始めました。てっぺんまで登り、「見て!こんなに高い!」と、言って見てもらったり、下にいる友達に捕まらないようにドームの上を逃げたりと存分に楽しんでいました。
ドームで遊んだあと年長児は金曜日の餅つきに向けてもち米洗いをしました。最初、もち米と白米と胚芽米の違いについて、古森先生に話してもらいました。「何が違うかな?」と聞かれると、Hちゃんが「色が白い!」と答えていました。また、お米の洗い方についても教えてもらい、水を流す時にはお米を一緒に流さないように気をつけることや、何度も洗うことで水の濁り具合が薄くなることなど話してもらい、子ども達も違いに気づいていました。説明を聞いたあと、昼食を食べていよいよもち米洗いのスタートです。子ども達は古森先生に教えてもらったことを意識しながら洗うことができていました。お米を洗いながら「水がもう白くならなくなったね!」と言って教えてもらったことをしっかり思い出して洗ったり、とぎ汁をお米が流れないようにゆっくり慎重に流したりと気をつけながら洗っていました。今日洗ったお米を水につけておいて金曜日の餅つきに使うことを楽しみにしている子ども達と明日は1晩水につけたもち米がどうなっているのか観察し、餅つき当日を楽しみにしたいと思います。
2021年12月14日 火曜日
後3日で餅つき。明日は年長さんがもち米を洗うなど、少しずつ準備が進んでいます。先日美味しい草餅を作りたいと、よもぎを持って来ていただけたらと手紙でお願いをしたところ、昨日・今日とぞう組やりす組の子ども達がよもぎを持って来てくれました。「これ おばあちゃんのところにあったんよ」と話してくれ、早速西棟の1階のテラスでよもぎの選別を始めると、その様子を見た年中さんが「先生 よぎり?」と尋ねるので、「よもぎだよ」「お餅つきの時入れると緑色のお餅が出来るんだよ」と言うと、「知ってる 美味しんだよねぇ」「僕もしていい?」と言って、手伝い始めました。初めてするK君、「どれをとったらいいの?」と聞いたり、「これ?」と尋ねたりしながら少しづつどんなよもぎが良いか分かるようになり、とり始めました。また年長さんは、昨年と今年もした経験から「先生 見てこの葉っぱ黒いのがついているから駄目だよねぇ」と、とって見せてくれました。そこに何をしているのか興味を持った他の年長さんが来て、「これ わらび餅になるん?」と聞いてきました。「ううん ちょっと違うかなぁ “よもぎ“と言って 緑のお餅になるんだよ」と答えたのですが、彼の中ではずっとわらび餅のようで、終わって片付けるまで、来た友達や年少さん達に「わらび餅になるんだよ」と教えてあげていました。
そして今日のお昼頃、年長さんが田植えをし、稲刈りをし、稲木にしていたもち米がお米になって届きました。今年も美味しいお餅が出来そうで、とても楽しみです。
その後年少4クラスは、会議室に上がりました。初めて発表会をする子どもも多く、”発表会って 何?”と言うところから説明が始まります。オペレッタの曲をかけ、どんな役がいるか聞くと、よく聞いていた子どもはすぐに手をあげて「〇〇もいたよ」「妖精も出て来たよ」と答えていました。まずは教師達が役になってみます。出てくる役を子ども達が呼ぶと、その役の先生が登場したのですが、「あれ あれ あれ?」2つのお面をかぶっている先生が・・・。それを見つけた子ども達は、「先生 する!」「僕も」「私も」と一緒にしようと手をあげてくれました。しかし今日は先生達のオペレッタと言うことで、子ども達はお客さんになってもらって、始まりました。人形劇、お楽しみ会の劇、そしてオペレッタと親しんできた子ども達も真剣で役になって一緒に手をあげたり、眠る所では一緒に寝たりしていました。そして最後の方には楽しくなって、”したい””やりたい”と思った子ども達が自ずと前に出てきて、教師の横に並んで踊っていました。終わってからも「したい!」「〇〇になりたい」と手をあげていた子ども達と一緒に踊ったり歌ったりして楽しみました。
このやりたいという子ども達の気持ちを大切に、発表会の練習も楽しんでいきたいと思います。わくわく、どきどき、楽しみです!!
2021年12月13日 月曜日
休み明けの今日は昨夜の風で園庭のイチョウの木の葉が落ちて三輪車置き場の前やブランコの周りは一面イチョウのじゅうたんを敷き詰めたようになっていました。この光景を見た年中組の女の子たちは「イチョウの海みたい!」と目を輝かせ「人魚になろう!!」と言ってイチョウの雨を降らせて空想の世界を楽しんでいました。また、一方では「イチョウの葉っぱを集めたら東京タワーぐらいの高さになるんじゃない?」とイチョウの葉を高く積み上げ山を作る姿があり、子どもの楽しいことを見つけるセンサーは本当に凄いなと思いました。最近は桜の葉は紅葉する前に落ちてしまい,このイチョウの葉が秋の終わりに子ども達を楽しませてくれています。
今日は西消防署の消防士さん達が消防車で三葉幼稚園に来て、避難訓練と指導をしてくださいました。地震からの火災による避難訓練です。子ども達は地震速報がなると活動していた動きを止めて20秒間の間に防災頭巾を被り机の下や椅子の下、教室の中央にカメさんの姿勢になって体と頭を守ります。するとその後今度は台所からの出火を想定し火災の放送がなりました。子ども達は真剣な表情で教師の話を聞いて速やかに避難することができました。消防士さんから「みんな上手に避難することができていたよ」と褒めてもらい「みんなのお家にはマッチとかライターとかあるかな?それで火遊びは絶対にしたらいけないよ。お家が無くなっちゃうからねみんな気をつけましょう」と話をしてくださいました。次は教師達の消火器を使った消火訓練です。教師達が交代で消火器で火を消す練習をしました。これで万が一火事になっても消火器は使えそうですが火の元には気をつけましょう。
消防自動車の見学ではぞう組の子が「どうして消防車はこんなに大きいの?」「テレビみたいなものはなんですか?」などと質問をすると一つ一つの質問に「はしごやホースなどの必要なもの、そして水もたくさん入っているんだよ」「テレビのような画面は水を出したり量を調節したりするタッチパネルになってるんだよ」と優しく答えて下さいました。
そして今日は特別に2階のテラスにはしごをかけて、2階に残されたT先生を救助する様子を見せてもらいました。T先生を救助してくれたのは女性の隊員さんでみんなで「がんばれー!!」と応援し無事にT先生は救助されました。その女性隊員の方に「なんで消防士になったんですか?」と質問すると「人を助ける仕事をしたかったからです‼︎」と答えてくれ、聞いていた子供達も「かっこいいね!」「女の子でもできるんだ!」と期待の眼差しを向けていました。今日来てくれた消防自動車はとても大きく丈夫に作られていて火に1番近くまで近づき消火活動をすることができるのだそうです。いつもは身近に見られない所も開けて見せてくれ興味関心を持って今日の避難訓練に参加することができました。愛媛も近い将来大きな地震が来ると言われています。その時とっさに動けるよう、また被害が少ないよう高いところに物を置かないなど正しい知識を身につけ一回一回の訓練を本当に起こることと想定して行わないといけないと改めて話し合いました。各部屋の環境も子ども達と考え、工夫していきたいと思います。お家でも地震になった時どうするか、火事にならないための約束など話し合って下さい。
今日のメニュー
パン・豆乳シチュー・ドレッシングサラダ・ウインナー・りんご
2021年12月12日 日曜日
12月8日水曜日、こあら組・ひよこ組のおたのしみ会がありました。会議室に上がる準備をしていると「どこ行くん?」「スポーツダンス?」などと言っていた幼児達ですが、会議室に上がると普段とは違った様子に周りをキョロキョロ見渡し、「クリスマスツリー!」「Aちゃんのおうちにもあるよ♪」と、目を輝かせながら何が始まるのか楽しみにしている様子でした。
おたのしみ会が始まるとまずは古森先生のお話です。サンタさんやトナカイの人形が出てくると幼児達は「サンタさん!」「トナカイさん!」と声に出しながら楽しそうに話を聞いていました。次は年長さんの出し物です。「いとまき」「アンパンマン」の手遊びや「赤鼻のトナカイ」の手話を披露してくれました。手遊びは月齢に関係なく幼児も楽しそうにしていました。月齢の高いれもん組の幼児達は手話にも挑戦しようと一生懸命年長さんの動きを真似している姿も見られました。保育教諭のオペレッタでは音楽に合わせて手拍子したり「〇〇先生!」とた保育教諭の名前を言ったり「あれはうさぎさん?」と登場してきた動物の名前を確認したりする姿が見られました。最後はみんなで幼児達の大好きな「カラダダンダン体操」を踊ってちびっこサンタさん達と写真撮影をしておたのしみ会は終わりとなりました。
保育室に戻ると何やら布がかかった箱が・・・保育教諭が「サンタさんからのプレゼントだ!」と言うと「プレゼント!?」「ちょうだい!」「何が入ってるの?」と一気に幼児達が集まってきました。調理師さん手作りのくまさんクッキーを見せると「くまさん!」「食べた〜い」「白いのと黒いのがあるね!」「パパとママとねぇねと食べる〜」など様々な反応がありました。降園時、大切そうに手にぶらさげて「サンタさんがくれたんよ!」「ママにもあげるね!」などと嬉しそうに保護者に話していました。給食も特別メニューでお皿にケーキがのっていることに気がつくと、「ケーキ!食べていい?」と聞いてきたり、ついつい最初にケーキを食べようとしていたり幼児達の嬉しそうな様子が伝わってきた給食の時間となりました。まだクリスマスまでは日にちがあるので歌をうたったり、ツリーを見たり絵本を見たりするなどしてまだまだクリスマス気分を楽しんでいきたいと思います。









2021年12月10日 金曜日
今日は子どもたちが首を長~くして待っていたお楽しみ会です。登園するなり、ニヤニヤしながらこちらに来ておはようの挨拶も忘れて「今日、お楽しみ会よね。あ~楽しみだなぁ…♪」とKちゃんが言いました。
ふと見ると、わらぐろツリーの飾りが乱れていることに気付きました。昨日、澤近先生をツリーに見立てて飾って遊んだ後、そのままだったのです。するとKちゃんNちゃん、Mちゃん、Hちゃんが「かわいくしましょ~」とくるくると、飾りをわらぐろに巻き付けてくれました。「今日はお楽しみ会やけん、ちゃんとしとかんといかんのよ。」と頼もしい一言でした。
さて、ホールに上がってお楽しみ会の始まりです。自分たちで飾りをつけたホールにいるだけでわくわくしてきます。いつにも増して”お利口さん”で古森先生の話を聞く子ども達です。ステージの幕の後ろでは緊張気味の教師が「ふぅ」と呼吸を整えたり、「がんばろ」と周りに、でなく、自分を励ますようにつぶやいたり・・・そわそわです。(と、言うのも昨日までの練習が全てではなく三葉の先生は突然アドリブをかましてきたり、練習と違うことをしたり・・・”臨機応変”が重要なのです)
まずは、ハンドベル「おもちゃのちゃちゃちゃ」です。「うわ~鐘の音がする!」とつぶやきが聞こえてきました。ぱんだ組のRちゃんが「先生たち、いっぱい練習したの?上手だったよ~!」と褒めてくれました。ありがとう!!先生たちがくるっと後ろを向いて頭に何かをつけて準備しています。ミュージックスタート!の合図で振り返るとはなかっぱ達がいました。「えがおのまほう」の曲で合奏です。最後にキレキレダンスのももかっぱちゃん(大隅)てれてれぼうず(西川)とゆかいな仲間たちのダンスで盛り上がりました。たどたどしいダンスの私も部屋に帰ると「先生、かわいかったよ」と褒めてもらえました。
次は劇団三葉による劇「ねずみくんのおうちさがし」です。今年の劇は配役に一工夫あります。毎年、お楽しみ会の劇のサンタは丸山先生、河野先生がすることが多いのですが、園長に「毎年同じじゃつまらないし、子ども達が”え!誰?”ってなる人がやってみたら?」とアドバイスをもらったのです。今年のサンタは岸田サンタです。劇はねずみくんがきつねやりす、くま、うさぎと大騒ぎしながらクリスマスを迎える準備をしていく話です。
3分クッキングでクッキーを作ったり、大きなツリーを飾ったり、寒さをしのぐためにたき火をしたり、てんやわんやの劇です。つい先日たき火をして「燃えろ~!!」と火起こしの応援をした子ども達は興味津々!動物たちと一緒に「燃えろ~!」と掛け声をかけます。先日のたき火・焼き芋で園長に教わったことをいかにも知ってました風に「空気の通り道がいるから」「葉っぱで周りを燃やして・・・」と台詞の中にちゃっかり入れる教師でした。
としおうさぎは毎年、劇で前日までと違うことをして子どもも私たちも驚かせてくれるのですが今年は長~いにんじんにしかけがありました。朝一番に「ぼく、ニセモノサンタ知ってるよ。としお先生でしょ?」と言っていた子ども達は「あれ?サンタしないの?うさぎなの??」と首をかしげていました。

澤近くまが持ってきたツリーには星の飾りがついていませんでした。(教師達は練習で使っていたのに誰も気が付きませんでした。)すると、後ろの方に座っていたうさぎ・ひつじ組の子ども達から「星がない、星がない!!」とざわつき始めました。そのざわざわを聞こえない振りをしていた出演者たちでしたが、あっという間に前まで伝わり、咄嗟に壁に貼っていた星を剥がし、飾る等ハプニングもありました。劇中、子ども達はBGMで私が弾く「きらきら星・ジングルベル・たき火」等の曲に合わせて歌いながらもしっかり話を理解していて笑ってしまいました。何事も楽しむことのできる幸せな子ども達だね、と教師達で話しました。劇の中で夜になり、出てきた岸田サンタが動物たちを起こさないように静かに話すと、その言葉一つひとつを真剣に聞き入っていました。あまりの静まりように教師達は驚きました。お楽しみ会が終わった後、子ども達に聞いてみると「ニセモノサンタなんかおらんよ」「本物サンタやし」とこの後出てくる本物サンタのあまりのリアリティや喜びと衝撃に岸田サンタも本物と認めてくれたようです。園長の”「え?誰がやってるの?」と子どもが思う人選”が功を奏しました!ただ、さくら組のHくんだけは岸田サンタが出てきてすぐに気づいたようで「あー先生(あずみ先生)、上手!上手!」とぱちぱち手を叩いて褒めていたそうです。
劇が終わるとステージの電気がチカチカし始めました。「え!怖い!何?」と子ども達がざわざわします。シャンシャンシャン・・・と鈴の音が聞こえてきて「あ!サンタさん!!」と本物サンタクロースの登場です。子どもの興奮は最高潮!本物の大きなサンタさんを目をまん丸にしながら見ていました。サンタさんに話しかけると、両手をあげて首をかしげて英語で「ワカラナ~イ」と言っています。そこで!たまたま!!ホールにいたピーター先生に通訳をお願いして質問をしていきます。年長の4人の代表の子が前に出ます。質問をする子ども達はマスクをしていても頬が赤く、ドキドキ!緊張しているのが伝わってきます。「Hello!I’m〇〇」と自己紹介をしたあとに質問をしていきます。ピアノの側で見守る私もドキドキしながら4人の子どもの質問を聞いていたのですが、あのキラキラした目や質問し終わってホッとした笑顔、純粋な子どもの姿にぐっとくるものがありました。
子ども達からの歌のプレゼントの後、サンタさんは世界中の子どもの元へ行かないといけないので帰ってしまいます。でも、みんなが起きていてはサンタさんは動けません。そこで、古森先生が子ども達に魔法をかけます。「ねむれ~あれ?目が開いているよ。サンタさん困っちゃうな~ねむれねむれ~」・・・目をつむって光がチカチカするとサンタさんが帰っていきます。サンタさんが帰り、お楽しみ会の終了です。ドキドキしながら保育室に戻ります。というのもサンタさんがみんなのプレゼントを置いてくれていると聞いたけれど、確かめるまでは安心できません。ドアをあけ、プレゼントを見ると一目散に飛びつきます。「あった!あった~!!」と喜ぶのもつかの間、部屋を飛び出し空に向かってもらったプレゼントを抱きしめながら「サンタさ~ん!ありがと~!!」と何度も何度も叫んでいました。叫びながらハッと耳に手を当て、「先生、鈴の音がした!」と言ったり「今、山の向こうがキラッと光ってホーッホッホッホって笑ってたわ。」と言ったりする子が何人もいました。決してこれは嘘ではなく、それまでのお楽しみ会の気持ちが高まって本当にそう見えたり聞こえたりしたのだと思います。空をまぶしそうに見つめる子ども達はとてもかわいかったです。
お楽しみ会の後、年長児は屋外遊ぎ場の遊具の工事が進んでいるという事で写真を撮りに行きました。子ども達は可愛いちびっこサンタの服を着て準備万端で屋外遊ぎ場に向かいました。シンボルタワーを背に整列していると園長が正面の空にかかった浮雲を指さして「サンタさん呼んでみる?まだあそこにいるかもよ?」と言ってくれ、年長全員で「サンタさ~ん!!」と呼んでみましたが何も起こりません。「・・・あれ?もう一回呼んでみる?」「サンタさ~ん!!」と2回目で呼んでみると子ども達の思いが幼稚園を出発したサンタさんに届いたのか、なんと!シンボルタワーの頂上にサンタさんが顔を出して手を振ってくれていたのです!それに気付いた子ども達は大興奮!!「サンタさんがおる!」「あそこよ!」「お~い!!」と嬉しそうな声が遊ぎ場に響き渡っていました。ところが、写真の準備をしていたらいおん組さんはシンボルタワーに背を向けていたので何が起こっているのかわからない様子でした。みんなが指さすタワーの方を振り返ってみると、サンタさんが手を振ってくれているので、それを見た瞬間!子ども達から満面の笑みがこぼれ落ちました!「早くこっちを向いて!」「サンタさんが帰る前に写真を撮らなくちゃ!」と先生が悲鳴をあげます。そしてすごく良い、思い出に残る写真を撮ることができました。幼稚園に帰ってくるとすぐに他の学年の子たちに何があったのか伝えていました。年長児にとって最後のお楽しみ会は一生思い出に残る最高のお楽しみ会になりました。
今日の給食は特別!クリスマス給食です。デザートはもちろんケーキです。アレルギーの子も食べれるケーキを調理師の寺崎さんが作ってくれました。みんなおいしい、おいしいと喜んでいただきました。
今年のお楽しみ会は夢いっぱい、希望がたくさん詰まった素敵な一日となりました。子ども達の喜んだ様子やつぶやき、エピソードを各教師から聞きながらあまりの可愛さに涙が出そうでした。子ども達のために一生懸命動いた教師達は心地よい疲れと胸いっぱいのあたたかい気持ちで満たされています。登園時間のご協力、ありがとうございました。
2021年12月9日 木曜日
今日は朝からとてもいい天気で、室内よりも戸外の方が暖かく気持ちのいい1日でした。
本来は温度が低ければ凍って霜になるところですが、こんな良い天気の日の朝は人工芝が夜露で雨が降ったかのように濡れていて、子供たちの大好きな遊び場が使えなくなってしまっていました。それに気付いた古森先生が濡れた人工芝を取り除いてブルーシートを敷きそこにアスレチックを出してくれました。しかも今日のアスレチックはいつもと違います。いつものアスレチックと遊具の置く場所が変わっていたり、新しくとび箱が置かれていたりと難易度が上がっていました。それに一早く気が付いたぱんだ組のK君は「これはレベル○○?」と近くにいる教師に尋ねると「う~んこれはレベル30?ぐらいかな」と返ってきました。すると「難しくなっとる!」とさっそく挑戦していました。初めは「難しい」と言って慎重にしていた子どもたちでしたが、何度も挑戦しているうちにスルスルと出来るようになってきました。らいおん組のH君はもっと難易度を上げるために、自分で平均台を後ろ向きに渡り始めました。するとそれを見ていた他の子どもたちもH君の真似をして後ろ向き歩きに挑戦していました。その歩き方は初めは年長さんが多かったのですが、その様子を見ていた年中、年少さんも挑戦し始めるなど今日もアスレチックは大にぎわいでした。



たんぽぽさんでは、明日のお楽しみ会に向けてお部屋に飾り付けをしました。三角の折り紙をつないだツリーや紙コップに飾り付けをしたツリーなどお部屋が華やかになってきました。子どもたちは「明日はサンタさん来てくれるかな?」と楽しみにして降園していきました。他のクラスでも部屋を飾ってサンタさんを楽しみにしていました。