幼稚園の日記(ブログ)

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2023年7月19日 水曜日

今日は年長児4クラスで駐車場のキュウリを収穫しに行きました。実は園長からキュウリを出来るだけ大きくなるまで待って少し色が変わる頃に収穫するように言われていて、今日が待ちに待ったその日なのでした。集まると、野菜クイズが始まりました。1問目はキュウリの花の色です。みんなで目の前のお花を見ないよう目をつぶって「①赤、②黄色 さあどっちでしょう!」ときかれると、自信を持って”2番!!」と答えていました。そして2問目です。「キュウリの葉っぱは触るとどんな感じでしょう!①ふわふわ②ちくちく③ぬるぬる」というクイズには答えが分かれました。「正解は①と②でした!」『えぇ~』と楽しくクイズをした後、今日はなんと10本のおおきなキュウリが収穫できました。みんなの収穫したキュウリとその時に一緒に収穫したトマトのリリコは氷水の入った大きなタライの中で冷やしておき、その間に、ペットボトル水鉄砲をして体をたくさん動かし、走り回って楽しみました。

散々遊んだあと、水着のままテラスの前に集まった子ども達は古森先生が出てきてくれるとわくわくと期待のまなざしを向けます。そこには先ほど収穫して冷やしておいたキュウリがありました。先ほど収穫した大きなキュウリと普通のサイズの2種類のキュウリがみんなの前に並べられ、古森先生が「みんな見てて、こんなーに大きくなったキュウリの中と小さいキュウリの中どんな違いがあるか切ってみるよ〜」と言いながらキュウリを縦に包丁を入れてみせてくれました。すると「あっちがう!」「大きいのはたねがある!」と気付いたことを口々に、よく聞いていて反応していました。割ってみたキュウリの中身は小さい普通のキュウリはたねが大きくなっておらず、大きくなるまで待っていたお母さんキュウリのたねは大きく、かたくなっているのがよく分かりました。そしてこのお母さんキュウリは白くて…とっても美味しそうに見えました。

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でもそのまま食べるのではなく、「みんなは今たくさん動いて汗かいたね。汗にはお水とお塩が入っていてしょっぱいんだよね!という事はみんなの体の中からお水とお塩がなくなってきたので、そんなみんなの体に今必要なのはお水とお塩だね。そこでこのきゅうりでみんなの体の中にキュウリのお水とお塩を返してあげるんだよ~」と楽しくて不思議な話をしてくれました。そしてキュウリを切るときにもまた1つ美味しくなる方法を教えてくれました。それは「大きくなりすぎたお母さんキュウリの皮はかたいので皮を剥きたいけど…皮にも栄養があるからこうやってしゅるっとしゅるっとしましま模様に皮をむいて皮も残すんだよ。しましまにすると栄養もとれて皮も食べやすくなっておいしいんだよ」と話をしながら、古森先生の手は止まらず動きつづけます。その様子をじーっと見つめる子ども達。大きめに切られたキュウリを見てT先生やN先生たちが「これとこれとこれとこれ、私のやつ!」と茶々を入れると『ダメー!!私のも!それ〇〇の!」と子供達の悲鳴が上がります。そしてボールに入った半月の形の厚めに切ったキュウリに魔法の粉(塩)を入れると、古森先生がボウルを振ってキュウリをころころと転がして、塩がキュウリ全体にかかるように器用に動かしていきました。そのリズムに合わせて子ども達も自然と『1、2、1、2.』とかけ声をかけます。そしてキュウリの塩ころがしのキュウリが完成すると味見をさせてもらいました。薄塩のキュウリは少し甘さも感じられ、口に入れた瞬間の子ども達の表情…なんともかわいらしく顔が溶けそうなほど満面の笑みで「おいしい~」と食べていました。あんなに野菜が苦手なSちゃんも「おいしい」とペロッと食べていて、みんなで食べるこの時間の大切さを感じました。そして今日は塩ころがしだけでなくみんなの育てていたトマト、そして1本だけできていたナスも食べることができました。ナスは塩ころがしではなく、塩をもみこんで水分を絞る調理法をみて、『ナスよしよししてる!』そしてぎゅーっとしぼると水がタラタラ〜っとたくさん出てきました。「うわーすごい。」と子供達が命名のナスの”塩よしよし”の調理法のナス料理を食べることができました。更にキュウリの塩ころがしだけでなくお酢で味付けしたものも加わり、全部で4種類のお野菜料理を食べることができました。どれもとっても美味しかったようで「もっと食べたい」「おいしい」と大喜びの子どもたちでした。水鉄砲を終え、水着姿で夏の野菜をほおばる子どもたちの姿はとってもかわいかったです。そして年中、年長だけでなく、たんぽぽ黄組や保育園のもも組さんも太めに切ったキュウリの塩転がしおいしくてぺろっと食べ、おかわりをねだるほどだったそうです。その時期、その時期に旬のものをタイミングよく味わわせていきたいなと思いました。

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2023年7月18日 火曜日

今朝のバスの中では子ども達が「金曜日楽しかったね」「お菓子美味しかったね!」等と夏祭りの話を振り返りながら楽しそうに話していました。

今日も園庭では気温30度を超える中でしたが水分補給を上手にしながら日陰を使って遊んでいました。そして、「ミーン、ミーン」と蝉の鳴き声が聞こえると「セミだ〜!」「虫あみください!!」とニコニコ顔で言って木を見上げてセミを探していました。そして、「おったけど高すぎ〜!」と悔しがるK君に「残念だったね〜」と声をかけると「セミも捕まりたくないから逃げるんよ!」と周りの子が慰めていました。しかし、K君は別の所で1匹捕まえると少しの間観察して優しく逃がしてあげていました。

そして、今日はもうひとつ嬉しいことがありました。それは、土曜日にさかのぼりますが土曜日預りをしている際に工事のお兄さんMさんから「壊されて最後に残っている保育室の中を入って見てみる?」と声をかけてもらい間近で見させてもらうことができたのです。そして、この日は室内を綺麗にしてくださったお兄さん達の仕事最終日ということで写真を預りの友達と撮らせてもらいました。お兄さん方にもたくさん保育に協力していただき工事の壁に布を吊るしてもらい子ども達が素敵な絵を描けるようにしてくださったり、カレーパーティー、夏祭りでは子ども達と一緒に昼食をとってくださったり沢山話をしてくれました。預かりの友達みんに休んでいる子達の分も「ありがとう!!」と言って代表して見送ることが出来ました。

 

そして、Mさんから「火曜日の工事の前に今日休んでる子も中に入って見たらいいよ」と皆で保育室と最後のお別れをさせていただくことになったのでした。そこで、仮園舎の子ども達も朝、急いで幼稚園に集まることになりました。

園長先生から「工事のお兄さんが中に入って見ていいよって言ってくれたんだよ!そのかわりお仕事の時間を止めてくれているから急いでね!!」と話をしてくださり子ども達はワクワクしながら中へ入ると「うゎ〜!」とバックフォーの迫力を改めて感じたり「かっこいいね」と笑顔で言ったりしていました。そして、西棟の解体を見て「俺らの部屋が!」「通路が無くなってる!」と驚いたり、寂しそうな表情をしたりと色んな姿が見られました。たんぽぽ組の子もいざ中へ入るとまずはバックフォーを見て「大きい〜」と車が好きなK君は大喜びでした。工事の方と一緒に写真を撮らせてもらいお部屋を見に行くと青組の部屋を見て「ないね〜」「バラバラだ〜!」と満3歳児なりに色々な思いがあったようでした。

見学を終えると皆で「ありがとう!」「頑張ったね!」とお礼を言って各クラス水鉄砲や室内活動をしました。解体工事を見れるのも残りわずかですが工事のお兄さん達のかっこいい姿を見ながら新しい園舎が建つのを楽しみにしながら生活していこうと思います。

 

2023年7月16日 日曜日

猛暑の続く日々の中でも、元気いっぱいのもも組の子供たちは、生活リズムを覚えると共に、少しずつできる事も増えてきています。
1日の中で1番賑やかで成長の過程や自分でやってみようとする意欲が見えるのが、給食の時間です。
準備が始まると、自分の給食セットを取りに来て席まで運んで行きます。
途中で布袋を開いてエプロンやスプーンセットを出し始める子も、次にする事を覚えたからこその行動です。
また、席についたけど開けているのは友達のものだったり、これも間違ったけれど自分でしようとする気持ちが育っているからこその行動です。
保育教諭は、そのしようとする一人一人の姿を認め援助していきます。
やっとやっとセット完了とほっとしたのもつかの間、すぐにエプロンを取りはずし、スプーンで机の上を叩いたり、敷いたはずのクロスがなくなっていたり…
16人分の準備完了まで、保育教諭と可愛いモンスターの戦いの場なのですが、そんな繰り返しの中で少しだけ待てる子や、自分でしてみたいと袋からひっぱり出し、きちんと机の上に並べていく姿も見られるようになりました。
そして、さぁー「手を合わせましょう。パッチン いただきます」の挨拶で一気に静かな静かな時間となります。
保育教諭はその様子を見守り、誤嚥のないよう注意を払いながら、援助しています。
わずか10分位の静かな時間が終わると、各々が個性たっぷりのアピールの仕方でおかわりを欲しがります。
S君は、食後のお口ふきが自分で出来るようになり、YちゃんやIちゃんは自分のロッカーに後片付けが出来るようになりました。

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自然との触れ合いの多い三葉っ子達は小さな虫を見つけるのが、とっても得意で、又、親しみを持って接することができるのです。
そんな幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃん達の姿を日々見ているもも組の子供達も虫に興味津々です。
ダンゴムシやてんとう虫を見つけると、動きを観察し、触ってみようと手を伸ばします。
でもでも触らせるには危険がいっぱいです。
まだ力加減のわからない1歳児ですから、
そこで広告紙とカラーテープでてんとう虫とダンゴムシを作って虫かごに入れて見せました。
それがとっても人気となり、何度も虫かごに出し入れし、上手にできると「見て」とアピールしていました。
初めは出し入れに悪戦苦闘していたものの、いつの間にか上手に入れる方法を見つけたようです。
C君は虫の「し」を言い虫かごの中をのぞき込んでいました。
そうしているうちに虫かごの中に広告紙の切れ端が入っていって、首からかけ得意顔で見せてくれる姿があり、とっても可愛かったです。
既成の玩具より、手作りのものに興味を示す姿も三葉っこらしいなと小さな三葉っこを微笑ましく思いました。
又、これは1歳3ヶ月のR君が初めて作った作品かなと思うと、その場に立ち会えた保育教諭という仕事に幸せを感じました。

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今夏は桜の木の下の適度に涼しい場所に、園長が水遊び場を用意してくれました。
そこに行くと泣いている子は1人もなく、キラキラした目で思い思いの廃材カップやジョウロを選び集中して遊んでいます。
水を手、足にかけたり、カップから水が落ちる音や様子を楽しみながら五感をフルに使っています。
まだまだ続く暑い日を熱中症に気を付け楽しんでいきたいと思います。

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2023年7月14日 金曜日

三葉っ子ウォーターランドも、はや3年目。しかし、今年のウォーターランドは今までとは全く違います!なんと!さんさんらんどを使ってのウォーターランド!!子どもたちはこちらが想像する以上のお祭り騒ぎで、踊る・走る・笑う・食べる…今日一日思いっきり遊びました。

今日を楽しみに今週一週間カウントダウンをしていたクラスもありました。朝の準備をしている教師を見て「せ~んせ~!!おはよ~!!」「きょうたのしみだね~!!」と仮園舎から何人も声をかけてくれました。今日は特別に水着の上から服を着ての登園です。昨日くま組のHちゃんは、「明日の水着は一番のお気に入りにしなくっちゃ♪」とるんるんで降園しました。お家でも話題にしてくれていたようで、「お母さんがいいな~って言ってた!」「お兄ちゃんがめっちゃ楽しいよって言ってた!」と子どもたちが、それはそれは嬉しそうに話していました。家族が羨ましがってくれるって、特別感が増しますよね。もう朝起きた時から子どもたちの期待はふくらんでいたのだなと思いました。

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三葉の夏祭りおなじみのオリオンビールの歌で準備が始まります。ドドン・ドドンという太鼓の音に胸が躍ります。「ソレ!ソレ!!」と掛け声をかけながら、年長児はさんさんらんどの山へ駆けあがっていきます。山を使っての盆踊り!見ていて圧巻でした!なんて贅沢な盆踊りなんだろう・・・(笑)山の下ではぴょんぴょんと年少児とプレ年少児が躍ります。上と下で別れての踊りでしたが、心は一つ!すみれ組の子どもたちは山の上で踊るお兄ちゃんお姉ちゃんたちを憧れのまなざしできらきらビームを送ります。ぱんだMちゃんはすみれ組さんへ笑顔をふりまいて、すみれ組のK先生は「Mちゃんにはきらきらビームが届いてたし、送ってくれた」と嬉しそうに話していました。山の上のお兄ちゃんお姉ちゃんたちも「ちっちゃい子がかわいい」「上手に踊ってる!」と話していました。

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古森先生に「みんな元気かな~?」とお話をしてもらいました。今日は特別なウォーターランド祭りなのでみんな元気いっぱい遊ぼうね、と約束をしてお祭りの始まりです!

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さんさんらんどのスプリンクラーは今日も開放!実は昨日自動制御のスプリンクラーを今まで片面だったのを全面出るようにしてくれたのです!山の上でも三葉っ子は走る走る!子どもたちのパワーが今日はいつにも増してあるように感じました。みんなの笑顔のかわいいこと!各担任が撮るスナップ写真を見ると、どの子も満面の笑みで写っていて、こんな笑顔を見せてくれるなんて幸せだなぁと思いました♪たんぽぽ組さんもスプリンクラーのお山初体験です。「嫌がるかなぁ?」とちょっぴり心配していた担任でしたが、そんなのお構いなしと言わんばかりにきゃっきゃと喜んでいました。

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今日のプールは特別です。園長の「今日はなんのお祭り?水遊びのお祭りでしょう~?!じゃあ今日はとびっきり特別なプールにしてあげなくっちゃね!」という提案で、プールをかわいく華やかに飾ってくれたのです!さんさんらんどの裏の門をあけると、まっすぐ先に明るいプールが真っ先に目に入ります!「早く早く~!!」とプールから目が離せないAちゃんは周りの屋台に目もくれず一目散にプールに向かいました。「わ~かわいい!」と周り一面にある飾りを上も横も目を輝かせながら見ていました。うさぎ組のAちゃんはプールを見た瞬間、目がきらんと光って(担任曰く、本当に光る瞬間を見たそうです!)「うわ~こんなプールに入れたら最高!嬉しすぎる~!!」と大喜びだったそうです。今までで一番素敵なプールに代わる代わる入ってたっぷり遊びました。

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もう一つ今年ならではの楽しみがあります!お買い物です。保護者の方にご協力いただいて本物のお金を持たせてもらいました。Bくんが「先生これ見て?」と古森先生の元にとととっと駆け寄ってきました。「どうしたの?」と言うと、嬉しそうに「これ~」とお守り袋くらいの大きさのお財布を見せたそうです。「わ~素敵、これどうしたの?」と聞きました。すると「あのね、これお母さんが作ってくれたの」と得意そうに話したそうです。世界でたった一つの大事なお財布です。それを見せてくれたことが嬉しかったと園長が私たちに話してくれました。

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28FC9762-F376-4134-8F99-C91F7BADCC90お買い物は「金平糖」と「雑貨一点」です。きらきらの金平糖、「何色にしようかな?」と選びました。この金平糖はお家の人へのお土産でもあります。家族みんなでわけて食べるんだと話していました。プールに入っていたぱんだ組の子どもたちは、お買い物にぞろぞろやってきたくま組の子どもたちを見て「え?何してるの?先生お兄ちゃんお姉ちゃんお買い物しよる!早くプール出んと!!」と焦りだしたようで、担任が面白かった~と話していました。昼食前、昼食後とお買い物をさせてもらったのですが、たんぽぽ組のお買い物には年長が付き添うことになりました。ぞう組のKくんはお買い物をしたたんぽぽ組さんに「ありがとうは?ありがとう言わんといかんよ?」と優しく教えてあげることができました。くま組のEちゃんはたんぽぽ組さんの顔を腰を折って覗き込んで「どれにする?」と肩を抱くようにして付き添っていたようで、微笑ましかったとY教諭が教えてくれました。お買い物袋はかわいい動物さんです。プールバッグの持ち手に結ぶと耳がぴんと立って「うさぎや~!!」とプールバッグをぴょんぴょん飛び跳ねさせている子もいました。なんでも喜んで、嬉しいと言ってくれる三葉っ子たちを見ると、子どもたちの素直さ、表現力の豊かさに見習わないといけないなと反省させられます。

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昨日のお知らせポスターに「明日はひんやりすいーつがあるよ!」と書いていました。看板の「こおり」の字が見えた瞬間「今日のひんやりはかき氷だったんか~!!」とらいおん組の子どもたちは大興奮でした。みんな舌をべ~っとして、カラフルに染まった100点の笑顔を見せてくれました。

 

 

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今日の給食は行事特別給食です!3年前の東京オリンピックでアスリートのために考案された「アスリートそうめん」と「フランクフルト・スイートコーン・にらみそきゅうり」の屋台風給食に子どもたちの箸が進みます!古森先生に「アスリート」の意味を話してもらって「いっぱいいっぱい遊んで元気なみんなもアスリートみたいだね」と声をかけられるとニヤッと笑う子もいました。さくら組のRくんは「ぼく、おそうめん“あつまれあつまれ”してぜ~んぶ食べたよ!」と誇らしそうに話していたそうです。今日はみんないつも以上によく食べました!

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「おいしいね~」と食べていると役員さんがごそごそと何か準備を始めました。そこには「おみやげやさん」の看板が!みんな一人一つ、お土産を頂きました。「今日は最高やね~」と口々に話していました。そうして今日のウォーターランドも終わりです。「毎日ウォーターランドだったらいいのに~」「夏休みもする?」「あ~楽しかった!」と満足そうに、名残惜しそうにみんな笑っていました。

帰りのバスでも大興奮だったそうです。ぞう組のKくんはみんなで踊った「幸せ恐竜音頭」口ずさみながらバスに乗りました。すみれ組のIちゃんは「お土産いっぱい買っちゃった♪」と隣のYちゃんと見せ合いっこです。たまたま同じ消しゴムを買っていたようで「一緒だね~!」と顔を見合わせて笑っていました。うさぎ組のSちゃんはバス降りた瞬間に「ママこれあけてみて~!」と言い、話しながら帰る姿が見えたとバス担当の教師が嬉しそうに話していました。

つい先日、「コロナ禍で5歳児に約4カ月の発達の遅れ 3歳、5歳ともに発達の個人差拡大」というショッキングなニュースを聞きました。コロナ禍で、コミュニケーションが十分にとれない、いろんな経験をさせてあげることができていないという事が原因のようです。そして詳しく調べてみると、それは「質の高い保育環境が確保されているか」という施設差があるということでした。この4月に卒園していった今の一年生ののびのびとした主体的ではつらつとした姿を思い返し、うちに限ってそのニュースは当てはまらないと胸をはって言えます。子どもたちに今しかできない、二度とない経験をさせてあげたい。工事だからできない、コロナだからできないではないではなくわたしたちの知恵と工夫をもって意図的な環境を作って子どもたちを迎えなければいけない、また、明るくかわいい子どもたちに負けないくらい元気な教師集団でいなければならないねと職員会で話し合いました。今日の行事が子どもたちにとっても私たちにとっても意味のある、特別な一日になりました。

2023年7月13日 木曜日

いよいよ明日はこどもだけの夏祭り!朝から園長先生も屋外ゆうぎ場の方へ来てくださり、子どもの姿をイメージしながら水鉄砲コーナーやドーナップールの配置の見直しをしてくださいました。水鉄砲は水汲みをするだけでなく、ペットボトルから空気をブクブクと出しながら、水を入れていくことを経験したり、相手を狙って水をかけたり、かけられそうになると逃げたりして走り回ったりすることを考えると、今までは南北に長かった人工芝、その上水を汲むのは浅くて四角の泥舟、友達や先生を見つけて追いかける時、四角の泥舟を中央に置いているとぶっつかり怪我をする事も考えられます。更に人工芝中央にはドーナップールもあり、それでは十分に走り回ることが出来ず、楽しむことが出来ない状態でした。またドーナップールで遊んでいる友達は、水がかかったり、濡れたりするのが苦手な子ども達なので、少しずつ水に慣れていくための物であるのに、水鉄砲の真ん中にあるという事は、ドーナップールに入って遊んでいる子ども達も水鉄砲の水をかぶることも考えられます。

そこで環境のやり直しとなりました。最初は南北に長かった人工芝を西側に移動させ、正方形の形にし、その四辺に丸いタライとポリバケツを置き、四角の浅い泥舟から深さのあるポリバケツなどに水の移動です。早く来ている子ども達に「お手伝い隊、お願いします」と声をかけると、所持品を片付けた子ども達が次々とバケツや柄杓で水を汲んで、移し始めました。だんだん水の量が減ってくると、バケツを横にして水を汲んだり、手ですくって入れたり、柄杓を持っている子に「入れて」と言って入れてもらったりして移していきます。今までの経験を活かして工夫して効率よく活動する力が育っていることを感じました。

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ドーナップールの移動でも沢山の子ども達が力を貸してくれて運ぶことが出来ました。

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昨日、仮園舎のテラスの前に日よけのブルーのメッシュの布をかけてくれました。それはまるで海のようで年長・ぱんだ・りすさん達が海の生き物を描いたり、作ったりして飾っていました。それを見ていた仮園舎の子ども達も魚やたこ、くじら、アンコウや、中には泳いでいる自分を描いて切ったり、廃材で作ったりしていました。それをネットに貼る時にネットが子ども達より背が高い所にあるのを見た園長先生が「踏み台あるといいんじゃない」と声をかけてくれると、子ども同士で力を合わせて踏み台を持ってきてつけていました。年長さんがいない仮園舎、年長さんからの刺激がない事で成長しているのかなぁと不安になる事もありましたが、こうやって力を合わせる姿を見て成長を感じました。そして子ども達の動きを考えた姿をイメージして環境を作っていく大切さを忘れていたのではと反省しました。

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2023年7月12日 水曜日

幼稚園と仮園舎、2つに分かれての生活がはじまって、もう2ヶ月が経とうとしています。子どもたちは2つに分かれていますが、それぞれみんな元気いっぱいです。朝登園するとき、兄弟のいる子はさんさんらんどに送ってもらって、バス停で、幼稚園行きのバスを待つのですが、今日は、古森先生が、とても素敵な⭐︎楽しいことを提案してくれたのです!「年長さん!あのね、さんさんらんどの山から海が見えるよね!ここに青い陽よけシートを貼っているんだけどね、ここ海にしたらどうかな?」と言うと、、子ども達は、海を連想して「たこ」「貝」「わかめ」などと、次々に海にいる生き物を想像していました。古森先生にバスであがったらみんなに教えてあげてね!と言われていたようで、ぱんだぐみの子ども達にも「手伝ってほしい楽しいことがあります!」と言いに来てくれました。

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子ども達は話しを聞いて「さんさんらんどってプールだけじゃなくて海まで出来ちゃうんだね♪」「楽しみだね♪」とわくわくしていました。「何描こうか?」と聞くこともなく、「先生紙!!」「廃材!!」と言って、すぐに描きはじめました。ある子は、「タコ」「さめ」「さかな」ある子は、海に浮かんでいる「わかめ」ある子は、「泳いでる自分!」、「船も海にはいるよね!」と思い思いに描いていました。

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「はやく飾りに行きた~い!」とMちゃん。「古森先生行ってきま~す!」と挨拶をすると、どのくらい大きな海かな~♪とわくわくしながら歩いていきました。

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さんさんらんどに着くと、子どもたちは、一目散に、あれ海だね~♪と近づいて行きました。子ども達の絵が加わるだけで、とっても明るい雰囲気になり、そして1つ私も勉強になりました。「海」というテーマ1つだけだけど、みんな同じということはなく、それぞれが想いを持って作れるということ。キチッカチッっと作る物ではなく、それぞれが考え、それぞれが作ることで味がでて、どんどんイメージがふくらみ、とても素敵な1つの壁面になるということ。とっても勉強になりました。

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来月は、クラスで何をしようかなと!今からとてもワクワクします。貼っている魚を見ていると、さすが年長さん!くらげの模様が本物そっくり!よく見ているな!と感心しました。ハリセンボンにはしっかり針があるし、ふぐの赤ちゃんまでいました!くまぐみのT君はみんなが貼った海を見て、「こんな楽しい海で僕も泳ぎたいな~!」と次は自分の絵を描いてまたさんさんらんどに持っていって貼る!と言っているのを聞いてとっても可愛いなと思いました。みんなちがってみんないい!とっても素敵なさんさんらんど海です!!

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2023年7月11日 火曜日

昨日の大雨が嘘のように晴れ上がった青い空!朝からお日様が照りつけます。朝早く仮園舎の様子を見に来てくれた古森先生が仮園舎の水道の流し台がとても熱くなっていることに気付き、急いで日よけをすることになりました。昨日は大雨、今日は暑い日差し!毎日天候、自然と向き合い共に生きていく私たちは子どもと共にいろんなことに気付き対処し、安全に心地よく生活していく力を身に付けていかなければと思います。

さて、今日「キャッ!キャッ!」とたんぽぽ組さんたちが水遊びをしているとIちゃんが「Iちゃんのおふろとおんなじ~♪あったか~い♬」というのです。どれどれ?と言ってみると・・・ひなたにおいていた水汲み遊び用の桶の水が本当にお風呂くらいのあったか~いお湯になっていたのです。YちゃんもK君も Y君も・・みんなが集まって来て「あったかいね~」と言っているとペットボトルの水を「シャ~!!」とかけてきたA君!「これは冷たいね~」「きもちいいね~」どうもこの水はテント下に汲み置きしていたおけの水を汲んできたようです。

「なんでこの水あったかいのかなあ?」と問いかけてみましたが、そこは「???」「おふろだから~」の声。まだまだそこには興味がない様でしたが・・・「つめた~い!あったか~い!」に気付き遊ぶうち水の温度にも気付くようになるのかな。これが科学の芽が育つ体験となっていくと思うのです。水をかけられるのが嫌だったK君、O君も少しずつ自分でペットボトルに水を入れて運び、お友達と触れ合いながら水遊びを楽しむようになってきています。今では笑顔いっぱいで水しぶきの中で遊ぶ子どもたちは本当にキラキラと輝いています。

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さて、仮園舎チームは、今日みんなで作品展を見に行くことにしました。家族の方とは見に行きましたがお友達皆で見に行く作品展はまた違った楽しさ、感じ方があります。作品展示場に入るなり「わ~すごい」の言葉が口々に飛び交いました。まず向かったのは、たんぽぽ組さんの展示です。「Tちゃんのだ~」「A君のだよ~」と自分の作品や絵を指さして「見て見て~」のアピール度のすごさ、さすがたんぽぽさんたちです。そして大きい組さんの作品や絵を見て回ると一つ見て「すご~い!」また一つ進んで「ワ~かっこいい!」「この中に何が入ってるの~?」と言ってはひとつずつ覗き込んでいました。あまりのカッコよさにおもわず触ろうとするたんぽぽさんたちに先生たちは大慌てでした。「大きい組さんはやっぱりすごいね~」とますます年長さん年中さんに憧れの気持ちが膨らんでいくたんぽぽさん達でした。これからこの子たちもいろんな発見、イメージ、経験が積み重なっていき表現力がどんどん身についていくんだろうなととても楽しみです。

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☆たんぽぽおまけエピソード☆

作品展を見に行くため屋外遊ぎ場からたんぽぽ組さんだけで幼稚園まで歩いていきました。「あるこ!♪あるこ!♪」と散歩の歌を歌いながら元気に出発したのですが・・・・・・・・少し歩くと「あれ?ダンゴムシ・・・」と言ってダンゴムシを掌にのせて見せます。「歩いていくからダンゴムシさんはおるすばんね~」と何とか説得して道端に返します。また少し歩くと「アッおはな~」「棒があった」と次々と道端のものを発見するのでなかなか前に進みません。でもこれもまた楽し♬

そんな中でも出会った人に「こんにちは!~♪」と挨拶をし、車が待ってくれていると「待ってくれてありがと~♪」などという言葉が誰からともなく出るのです。かと思うと「なんかにおいがするね~。かぜさんのにおいかな~」などと友達同士で話しながら歩いているのです。散歩に出ると景色、木や草を見て天気や風を感じ、また地域の人との触れ合いもあります。そんな子どもたちの姿を見ているとこの年齢ならではの一人一人の純粋な感性を豊かに育ててあげたいなと思う教師たちです。

そんなこんなで大にぎわいで歩くたんぽぽさんたちの散歩♬これがまた可愛らしく楽しいひとときなのです。

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