幼稚園の日記(ブログ)

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2023年2月21日 火曜日

10時30分頃「古森先生、リンゴが届きました。」と放送がなり、何も知らないちゅうりっぷ組の子ども達は、目を丸くしながら「りんご?古森先生に?」と首をかしげていました。すると、園庭で遊んでいた年中・年長さんがザワザワ!!気になってテラスに出てみると古森先生が「トラックでみんなにリンゴを届けに来てくれたよ。」と教えてくれました。

 

「やったー。」「私リンゴ大好き!」と盛り上がっていると、緑のホロが付いたトラックが1台、園庭に入ってきました。子ども達も知らされていないサプライズで驚いていましたが、届けに来てくれた卸売市場のおじちゃんもまさかの歓迎にびっくりしながらも手を振って応えてくれました。

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トラックを止め、早速ホロをめくってくれると、中に見える沢山のリンゴの箱に「わぁー!」と歓声が上がると、おじちゃんが早速、箱を開けてきれいな赤いリンゴが見えるように傾けてくれました。するとまたまた、「わぁー!」と歓声があがりました。

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そして、おじちゃんが持ってきたリンゴについて豆知識も教えてくれました。「今日持ってきたりんごはね、青森県って所で作っているサンふじっていうリンゴなんだよ。サンふじっていう名前の『サン』はね英語で太陽の事なんだよ。リンゴに袋をかけずに太陽が沢山当たるようにして育てているから、きれいで赤くてとってもあまーいリンゴに育ってるんだよ!!」とまた一つ賢くなりました。そこへ、古森先生が「あっ!三葉幼稚園のサンサンランドと一緒だね!太陽ってすごいね。」と言うと、みんなが「本当だ!!」と身近に感じ、もらったリンゴの価値がさらにあがりました。

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そして、なんと、次の所への配達で忙しいおじちゃん達に園長が無理を言って一人ひとりにリンゴを1個ずつ手渡しで配ってもらいました。大喜びの子ども達は大きな声で一人ひとり「ありがとう!!」とお礼を言って受け取ると大切そうに両手でリンゴを抱えていました。おじちゃん達一人ひとりに笑顔で丁寧に対応してくださりました。

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リンゴを送ってくれた青森県りんご対策協議会の方には勿論ですが、届けてくれた中央卸売市場のおじちゃんにも忙しい中、時間を取って直接手渡しして頂きより気持ちも高まり感謝です。

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何でも楽しめる三葉っ子はおじちゃん達が帰った後も青森県りんご対策協議会のPRDVDを見たり、ホームページを見たりより興味が膨らんでいきました。降園前には、王林ちゃんになりきった女の子達が「オーリンゴウーマン!!」と全クラスをまわり、それに負けじと男の子が集まり「オーリンゴボーイ!!」を発足していました。ぜひお家でも『青森県リンゴ対策協議会』のホームページを開いてみて下さい。

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一人一個ずつリンゴをもらった子ども達はまるで宝物をもらったように大切に抱き抱えていました。ひよこ組ではもらったリンゴをかばんに入れるのも一苦労、なかなか手から離せなかったようです。そして、年長児はリンゴがつぶれるといけないからと言ってかばんをおなかに抱えて帰る子もいました。

一個のリンゴの価値が活動によってこんなに変わり、一個のリンゴのおかげで楽しい一日となり学びの多い一日となりました。これからも子ども達と楽しいことを見つけ、楽しいを作っていきたいと思います。今日一日子ども達の楽しいに関わってくださった多くの皆様ありがとうございました。

青森県りんご対策協議会の方々には本日の様子と子ども達の笑顔と元気いっぱいの「ありがとう!!」を送りたいと思います。

2023年2月20日 月曜日

生活発表会でやさいのパーティーがだいすきになったさくらぐみの子どもたちはやさいのパーティーに出てくる野菜たちを作ることにしました。トマト姫やキャベツ王子、ニンジン大臣などみんな沢山描いて、ちぎって、はって、できた野菜たちの手を自分たちでハサミを使って切りました。そして、かわいい野菜たちの完成です。今日の給食でも「にんじん大臣おる〜!」「にんじん大臣食べれたよ!」と嬉しそうな子どもたちでした。

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そして、昼食を食べた後、ぱんだぐみさんと遊ぶことになり大喜びの子どもたちでしたが、「何して遊ぶ?」と質問すると「ブランコ!」「お山つくる!」と言うさくらぐみの子どもたちでしたが、ぱんだぐみさんが「かくれんぼ!」「だるまさんがころんだもしたい!」などみんなで一緒にできる遊びを提案してくれみんなで遊ぶことに…。

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さくらぐみの子どもたちはだるまさんがころんだをするのが初めての子もたくさんいて、みんなよくルールが分かっていないので先生たちで簡単にルールを説明して、してみることにしました。

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でもやっぱり言葉だけでの説明では難しかったようですが、ルールを理解し、楽しんでいる年中さんを見ながら、さくらぐみの子どもたちも少しずつ理解してきて楽しんでいる様子でした。しかし、やっぱり足の速い年中さんには勝てず、なかなかおにをタッチできないさくらぐみの子どもたちのために、みかねたぱんだぐみの先生からハンデをつけてもらうと、年少さんと年中さんがいい勝負になり、ますます楽しくなりました。

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年少児たちはいつもは「もうやめた〜!」となってしまうルールのある遊びでしたが、年中さんと一緒にやってることで楽しくルールを学び遊ぶことができました。そして、教室に帰った子どもたちは「あ〜今日はめっちゃ楽しかった〜!だるまさんがころんだもおにごっこもできて!」「また遊んでくれるかな〜?」と大満足でした。

2023年2月18日 土曜日

幼稚園の生活発表会があった今週、リハーサルと本番の日は幼稚園児が出かけると園庭はひよこ組の貸し切り状態になりました。そこで「今日は三輪車する?」と子ども達に声をかけると「するー!」と三輪車置き場の方へ駆けて行き「僕はこれがいい!」と保育教諭が来るのを待ち切れない様子で、何とか自力で出そうと大きい三輪車を引っ張り出していました。そしていざ乗ってみるとペダルに足が届かず、足をしっかり伸ばして届いても重くて漕げません。「ん~できん!」と体を前後させて悪戦苦闘。「小さいのもあるよ」と他の三輪車を用意すると、すぐさま乗り換えたもののやっぱりペダルを漕ぐのは難しく、地面に足を付けて蹴ってみると進むことができました。三輪車が動くと笑顔が弾け、「せんせー!」とアピールして走って見せたり、友達と追いかけっこをするように園庭を自由に走り回ったりしていました。そんな中、どうしても大きい三輪車に乗りたいMちゃんは二人乗り用の三輪車に跨って「せんせい、うごかないよぅ」と困り顔。保育教諭が前に乗って園庭を一周すると「もういっかい!」と要求してきました。今度はMちゃんが前に乗って後ろから押してもう一周しました。すると満足したのか「たのしかった♪」と他の遊具へ駆けて行きました。

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スワンボートでは歌の大好きなIちゃんが「バスに乗って揺られてる♪」と歌うと一緒に乗っていたYちゃんが「ゴーゴー♪」と返す可愛い場面が見られました。ビッグボスの裏側は隠れ家のようで、砂場の道具を持ち込んでごっこ遊びをしている子もいました。初めてドームに登ったRくんは「すごいね!Rくん!」と保育教諭に拍手をもらうも、緊張した面持ちでてっぺんに立っていました。「下りる?」と聞かれると小さくうんうんと頷き保育教諭に支えられながら腹ばいでゆっくりと下りてきていました。いつも優しいお兄さんお姉さんの遊びを見て真似したり、遊んでも らったりしている保育園児が広い園庭を思い思いに楽しんだ2日間でした。

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一方室内遊びでは、ブロックをしていたKくんが「ティラノサウルス作ったよ!」と見せてくれました。首、尻尾、足がパッと見てよく分る程再現されています。恐竜が好きで毎日図鑑を見てはブロックで作っていたKくん。最初は一列につなげていただけの物から長方形の箱が作れるようになり、最近は箱に足を付けて「ティラノサウルス!」と見せてくれていました。そして今日は更に進化して一目で分かる「ティラノサウルス」になったのです。「すごい!本物みたい!」と感心しました。すると他の子も「先生見て!」とサイコロ型に組み立てた物や「マイクつくった」と目的をもって作ったものをたくさん見せてくれ、子どもの成長のスピードの速さに驚きました。このクラスで過ごすのもあと1ヵ月ですがどのように遊びが展開されていくのか、ここからどのような成長を見せてくれるのかが楽しみです。

 

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2023年2月17日 金曜日

昨日発表会が終わって登園した子ども達は、荷物を片付けて園庭に出てくるお広くなったサッカーコーナーや、長縄で回数を競い合っていつものように体を動かして遊んでいました。
子ども達が登園してきて園庭が賑やかになった頃一人の教師が「そろそろ準備をしてみようかな」と言って年中児が発表会て使用したバチや、オペレッタの草や背景などを園庭の移動テント下に並べ始めました。そして、年中児の踊りの曲「どっこい!わっしょい」を流すと、ひつじ組のOくんがやって来てさっそく踊り始めました。実はこのOくんは発表会本番の一週間ほど前に「踊りがかっこいいから変わってもいい?」と担任と話をして「発表会が終わったら踊ってもいいよ」と約束をしていたのでした。踊りだしたOくんは笑顔いっぱいで踊りを踊って満足そうにしていました。

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その後に始まったのは年中のオペレッタです。曲が流れ始めるとすぐに自分がお気に入りの役の所に行って教師と一緒に踊ったり、その役を演じた子どもに振り付けを教わったりして踊っていました。しばらくすると、たんぽぽ組の子どもが年中児の振り付けを見ながら踊っていたのでした。それを見た教師が「一緒に踊りに行ってみよう」と声をかけたのですが、恥ずかしがり部屋に帰っていってしまいました。そこで、オペレッタをしたお姉ちゃんに「Mちゃんがオペレッタをしてみたそうだから一緒に行こう」と声を掛けましたが、姉妹ともシャイなので顔を見合わせてただ笑っているばかりでした。しかし、時間が経つと、お姉ちゃんに振り付けを教えてもらいながら踊っていて、周りには他のたんぽぽさん達も集まっていました。

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その頃には、長イスが並び、客席もでき多くの子どもや教師が参加していました。年中のオペレッタの終盤では、花嫁花むこになった教師が手を振りながら登場すると見ていた年長児と他の教師は大笑いしていました。今日は、年長児が移動図書を借りに行く予定だったので少ししか参加出来なかったのですが、来週は年長児の劇にも学年関係なく参加し発表会の余韻を楽しんでいきたいと思います。

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今日年中児は、来週じゃがいも植えに行くので、種芋作りをしました。始めに古森先生が子ども達に「怪我をしてしまった時はどうする?」と問いかけると「水で洗う」「消毒する」と何人もの子ども達が答えていました。種芋にバイ菌が入ってしまうと、芽が育つ栄養が取られてしまい大きくならなかったり、じゃがいもが腐ってしまう事を教えてもらうと驚いたり、そうなんだ~といった表情で聞き入ったりしていました。じゃがいもにつけるお薬は焼き芋や餅つきで薪を燃した後の灰です。灰の付け方では、教師が子ども達に教えるために実際につけて見せました。ところが、切り口の一部についていない部分を見つけた古森先生が子ども達に「これ大丈夫かな?」と聞くと、近くにいた子どもが覗き込んで「ダメ~」「白いのが見えてる~」「もっとつけないとダメ~」などと答えいました。古森先生から教えてもらった後各クラスに別れて切っていきました。日頃ままごと遊びをしていない子どもは種芋を切るというよりは、割るという感じて切っていましたが、よくままごと遊びをしている子どもは力を入れることなくスムーズに切っていて、遊びの中での経験があらゆる場面で生きている事を感じました。来週のじゃがいも植えでは、十一月に秀野邸に植えた 玉ねぎも観察し、年長組になって収穫出来るのを楽しみにしていきたいと思います。

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2023年2月16日 木曜日

今日はいよいよ発表会本番です。

子どもたちは次々と先生たちの「ドキドキ」を吹き飛ばす程の元気いっぱいの笑顔で保護者と一緒に松前文化センターにやって来ました。今日は客席から家族が見てくれることが嬉しくていつも以上に張り切っている子が多くて驚きました。
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ブザーが鳴りいよいよ幕が上がり、お客さんの拍手が鳴り響きました。どの学年を見てもステージから見える景色、大勢のお客さんを目の前に動じない姿。凛としていつも以上に堂々と、それは楽しそうに見せる姿に感動の連続でした。今日はそんな子どもたちの舞台裏から見える感動秘話エピソードを紹介します。

 

年中さんの「初めの言葉」から始まる手話、そしてスタートの歌。年中さんになったらこんなにしっかり歌えるようになったんだと驚き感心しました。少し歌が早くなりそうでしたが、客席の園長の手の動きを見て自分たちで合わせて歌う年中さんたちに感動でした。
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幼稚園の中で一番小さい組のたんぽぽさん達は本番の今日、使ったカスタネットを自分たちで集めることになりました。初めてだったのですが、なんとたんぽぽさん達は自分達でやってのけたのです。普段、幼稚園のお兄さんやお姉さん達に優しくしてもらっているからこそ、初めてにもかかわらず自然にできたのです。驚きです。「てぶくろ」のオペレッタでは、なんと迷子になった友達を迎えに行く子が何人もいました。大きくなった子どもの姿を見たいと時間を調節してきた保育園の先生達も感動していましたが、プレ年少さんでこれができるんだと本当に驚き、感動しました。

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年中さんの踊り「どっこい!わっしょい」では、踊っている途中にバチが飛んでしまったハプニングがありました。一瞬、驚いた表情を見せましたが、さっと拾いに行き何もなかったかのように踊り始めたK君の姿に「すごいな」と思いました。年中さん達の皆「僕、私の踊りを見て!」と言わんばかりに堂々と躍る姿は圧巻でした。

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年少さん達も舞台で見せてくれました。どちらのコースも大勢のお客さんを前に「今までで一番!」の堂々とした演技を見せてくれました。途中で出るサラダの大きなお皿が斜めになっていることに気付いたRちゃんが直したり、お皿が行き過ぎると「行き過ぎ~!止まって~!」とMちゃんが止めたりと舞台上で何とかしようとする子ども達に又驚きました。

 

演技が終わって退場した後、Rちゃんは思い出したようにステージに戻って来て「おとうさ~ん。おか~さ~ん!」と客席に向かって呼びかけました。一瞬ひやっとしましたが客席から上がってきた園長が神対応。「呼んでみよう!」とマイクを向けて、再度呼びかけるかわいい一幕もありました。何とも年少さんらしい、かわいい姿にほっとし、思わず笑ってしまいました。

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年長さんの劇では、どのクラスもいつも以上に張り切っていました。舞台上で自分達で役割分担をし、助け合って進めていく年長さん達!これはすごい子ども達だと感動した場面がたくさんありました。

舞台袖では、道具を運ぶのに「そっち持って~いくよ~♪せ~の!」と言って声を掛け合いながら劇を進めていく年長さん達!「いつの間にかこんな仲間意識が出来上がっていたんだな。すごいな。」と思いました。また緊張のあまりドキドキして舞台上で涙が止まらなくなったR君に同じ役の子達がさりげなく頭をなでたり、手をつないだりして「大丈夫だよ」と言って励ましている姿を見て胸が熱くなりました。舞台袖で涙を拭いて次に舞台に立った時は、園長先生に「OK」サインで見守ってもらったことで普段の自分を取り戻したR君!そこからはいつもの元気で演技をやり遂げたのです。

今年の年長さん達の劇は、どのクラスも子ども達が考えてセリフを決めました。誰がどのセリフを言うかも子ども達で決めたのです。友達のセリフが言えるまで待ってあげたり、セリフを忘れた時はそっと教えてあげたり、途中でセリフが変わって流れが少し変わった時も動じることなく臨機応変に合わせたりと担任の先生もびっくり・・・・・。驚きの連続でした。

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年中さんの「ねずみの嫁入り」のオペレッタでのエピソードです。劇の途中で行先を見失ってしまったA君に気づき、急いで舞台の端から走って来て手をつないで連れていったK君。その後もWちゃんがさっと手をつなぎ、踊り始めた姿は感動的でした。気づいて助け合って、そしてステージ上でキラキラ輝く子ども達。どの子もアイドルのように輝いて、ミュージカルを見ているようでした。大の男の先生もそんな子ども達を見て、つい目頭が熱くなったようです。

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フィナーレは、年長さん達の合奏と歌です。発表会の「おおとり」を務める年長さん達は本当に素敵でした。ここで舞台裏の内緒話・・・

園長先生がキラキラの心になる節分の時のキラキラ豆よりも、ずっと大粒のこんぺいとうをくれたのです。桃太郎のきび団子ではありませんが、このキラキラこんぺいとうは百人力!心も声も表情もキラキラ輝く魔法のこんぺいとうなのです。そのこんぺいとうを食べた年長さん達は、気持ちの良いきれいな声で『きらりきらり』を歌いました。また会場いっぱいのアンコールを頂き、柔らかな手つきの手話で「見上げてごらん夜の星を」をしっとりと歌いあげました。子ども達の歌声は胸を熱くし、保護者の皆様の胸にも温かく響き渡ったことだと思います。

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生活発表会を通して、子ども達の普段の生活の発表が見て頂けたことだと思います。プレ年少から年長児までの子どもがそれぞれ自分のステージを自分達だけでやり遂げる力が、いつの間にか身についているのだと教師たちは驚きました。そして、子ども達のすごさをまたたくさん発見できました。「こんな子ども達に出会えた私たちは幸せ者だね。」と教師達で話しました。

こんな小さな体と頭で、次々と色々な事に気付き動ける子ども達・・・どこにそんなパワーがあるのでしょうか。「ステージ上は子ども達に任せていいよ」といつも園長が言っていますが、その通りでした。ステージ上で何かあっても子ども達が何とかするのです。普段から食べ物(収穫したもの)を分け合い、困った事があればみんなで考え、助け合うのが三葉っ子。その普段の生活が今日の子ども達の姿になったのだと思います。園長の朝のあいさつで「育てたい姿10項目」の話がありましたが、まさに三葉っ子達は育てたい理想の自慢の子ども達です。

子ども達の一生懸命な姿は見ている人に感動を与えます。お忙しい中ご参会くださった保護者の皆様。温かい笑顔と拍手で見てくださり、心から感謝申し上げます。子ども達はきっと嬉しかったことでしょう。ありがとうございました。

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お伝えしたいエピソードはまだまだありますが、また今後のブログなどでお知らせしたいと思います。保護者の方のご感想もできればお聞かせいただけると嬉しいです。

お待ちしています。

 

2023年2月15日 水曜日

今日は朝からいろんな所で子ども達が考えながら何やら準備をしていました。何作っているの?と聞くと、「これは木だよ、先生なんで木を作ってるか分かる?」と年長の子ども達。ん〜・・・何でだろう・・・「もう!教えてあげるね!昨日ね、歌の時とかにね、木があったらみんなが『可愛く』見えるよ」って古森先生に教えてもらったんだよ!!と言い、みんなで協力して作っていました。さすが年長さん!!昨日のリハーサルで古森先生にアドバイスをもらったことをしっかり覚えていました。「劇もね、もっと良くなること教えてもらったの♪」と子ども達はそれぞれ道具作りをしたり、練習する準備をしたりと、朝からウキウキ大忙しでした♪

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年少児も、もっとオペレッタの子ども達が可愛くなるようにとアドバイスをもらっていたので、塔の柱につける飾り作りをしました。作っていると、「先生昨日行った所高かったね〜!上がお空みたいに高くてびっくりしたよ!」とMちゃん。「明日はお母さんが来るんだ〜!」とAちゃん。すると、Kちゃんがオペレッタの歌を歌いながら何人かの子と野菜のパーティーを始めました。年少児にとって初めての松前文化センター。初めての!大舞台!!先生も子どももみんなドキドキワクワクです!

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そして、降園前に、青コース赤コースの年少みんなで踊りとオペレッタの見せ合いっこをしました。「かっこいい〜!」とお互いに拍手し合い、「明日頑張ろうね!!」と気持ちを高めて降園しました。

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三葉っ子達は遊びの天才!!遊びの延長線でいろんなことを学び、いろんなことが出来るようになりました。そんな楽しい!!が詰まった今年の劇やオペレッタ、踊り!心のこもった歌に合奏♪これまでにもいろんなエピソードがありましたが、きっと明日もあるでしょう!でも、もし困ったことがあったとしても大丈夫!!遊びで培った生きる力はここでも発揮してくれるに違いありません。子ども達の優しさとアイデアで乗り越えてくれる!舞台は子どもだけの保育室。教師も子どもを信じて見守ります。保護者の皆様も明日はとびっきりのニコニコ笑顔で客席から見守り、温かい拍手を頂けると嬉しいです。

2023年2月14日 火曜日

生活発表会まであと2日!今日は松前文化ホールで反対コースの子ども達や演技の終わった子達がお客さんになって本番と同じようにプログラムを進めていきました。
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年中さんの手話から始まる生活発表会‼︎年少時にお兄さんお姉さん達の手話に憧れをもっていた子ども達!!大きな舞台にも緊張することなく大きく体を使って表現する子ども達を見てとても嬉しく思いました。そして、踊りでは交互に立ったり踊ったり元気に踊ります。また、劇団バクさんの人形劇を見て『ネズミの嫁入り』のオペレッタをすることにした年中さんの可愛い振り付けも楽しみにしていてください。

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そして、たんぽぽ組さんは初めての場所ということもありドキドキ、ワクワクした様子でした。昨日から青組の子ども達は「頑張ったらメダルあるかな?」「明日はいっぱい頑張るぞ」とすごく張り切っていました。発表会の練習が始まってから教師よりやる気いっぱいの子ども達!!園庭で元気に遊んで部屋に戻るとお面をつけて「練習しよう!」トイレに行ってさぁ〜帰る準備をしようとしたらお面をつけて「音楽つけて!」と子ども達から声をかけてきます。いざリハーサルとなると松前文化ホールでは大きな舞台にソワソワして周りをキョロキョロしたり、動いてみたりすることもありましたが歌ではカスタネットを上手に鳴らしたり元気に歌うことができていました。たんぽぽ組では今日オペレッタの前の歌で使ったカスタネットをどう回収するか考えて急遽年長さんに回収してもらいました。急なお願いでしたがさすが年長さん!!丁寧に回収してくれました。その時にS君は「ありがとう!!」と年長さんにお礼を言うことができて嬉しく思いました。オペレッタでは見どころにも書きましたが動物さんを呼ぶ声、ハイハイで通るトンネル手袋の姿を楽しみにしていてください。本番ではお母さん、お父さんを見つけて泣いてしまうかもしれませんがニコニコ顔で応援してくださったらと思います。

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年少児も衣装に着替えると待機している時には「楽しみ!」とモリカメラさんに話していました。そんな中、オペレッタでは野菜さんの可愛いパーティーが開かれる場面でトラブルがありました。手に持っている小道具が友達の手に当たり落ちてTちゃんが泣いてしまったのです。教師はドキドキしていましたが当ててしまったMちゃんが拾って優しく渡したのです。年長さんが気づいて来てくれたのですがなかなか機嫌がなおらなかったのにMちゃんが手を差し出すと一緒に移動することが出来ました。こういうところも発表会の見どころ!本番も何が起きるか分かりません。やはり友達の力には叶わないなーと思うと同時に嬉しくなりました。

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年長さんは自分達で基本は昔話のストーリですがアレンジしながら劇を作っていきました。自信いっぱい演じる子ども達のやり取りを楽しんでください。そして、最後の素敵な合奏、歌の後にはアンコールをお願いします。

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