幼稚園の日記(ブログ)

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2013年2月28日 木曜日

少しずつ、春の気配が感じられるような陽ざしのもと、今日の三葉幼稚園の園庭は、ますます活気に満ちあふれていました。泥場も砂場も、まごとコーナーもおおにぎわいで、どのコーナーも色々な色の帽子の子どもたちが、かかわり合って遊んでいました。砂場では、「ごはんやさん」「けーきやさん」が大繁盛!!ひよこぐみさんも楽しそうにお兄ちゃん、お姉ちゃんが遊んでいるところをのぞき込み、「ぼくもやってみたい!」と言ってカップの中に砂を詰め込んで「ケーキ」を作ってケーキ屋さんに参加していました。

また、さくら組の前のテラスでは、くじらぐみさんが、劇で使ったハチミツ屋さんのテーブルを運んできて、「お店屋さん」を始めていました。そこには、「はちみつ」「あめ」「ガム」「クッキー」を売っていました。それをみたさくら組のK君は、「美味しそう!こんなのみたら食べたくなる!!」と喜んで友達に知らせていました。それを聞いたさくら組のMちゃん、Yちゃんは、すぐ「お金がいるね!」と自由画帳に、1円玉、10円玉、50円玉、100円玉と全種類の硬貨を描いていました。描いたのが自由画帳だったと言うことで、教師と相談した結果、切り取るのを止めて、他の紙でお金を作って買い物をすることにしました。自由画帳のお金は、大切に記念に取っておく事にしたそうです。

さて、くじら組のお店屋さんは、もちろん大繁盛でした。くじら組のR君は、「タイムセール」を始め、次々とお客さんが買いにきていました。中でも劇で使った「はちみつ」は大人気!劇の中で、はちみつ屋さんの役だったK君は、はりきってはちみつを売っていました。「はちみつ飲むと元気になるよ!」と言って差し出すと、年長さんから、年少さんひよこさんまで口をあけて、飲むまねをしていました。次々と楽しい遊びを提供してくれる年長さんは、ホントにすごいなという驚きと年長さんの影響力の大きさを改めて感じました。

すみれ組では、参観日4日目の今日、大好きな年長さんへのプレゼントを作りました。(年長さんにはまだ内緒ですが・・・)子どもたちはそれぞれ好きな色のまるい紙を選ぶと、自分達がイメージした物を作りはじめました。ひとつのまるからイメージするもの・・・・それはひとりひとり皆違うのです。Aちゃんは、まるのまわりに包装紙を細く切って花びらをつけており、S君はまるに顔をかくと、包装紙でからだを作って貼っていました。またD君は、年長さんが分けてくれたおかしの袋を切り取って貼っていて、人のまねではなく自分で考えて、次々と作っている子どもたちを見て頼もしく、嬉しく思いました。

すみれ組さんも、もうすぐ年中さんに進級です。

いろいろな場面で、確実に育ち合っている三葉っ子。

この時期、たのもしく、そして、たくましくなったなと、心から感じるのです。

年長さんのお習字は、今日でおしまいです。ひとりひとり、思いを込めて大切な自分の名前を筆で書きました。お手本は、菅野先生からプレゼントして頂きました。

一年間、ありがとうございました。

PS、本日私は、子どもたちと遊ぶことが楽しくて、つい写真を取り忘れてしまいました。本当に申し訳ありません。

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コメント ( たのもしく たくましいみつばっ子              吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2013年2月27日 水曜日

 「先生!見に来て!」とひよこ組のRくんに手を引かれてついて行くと、そこには大きな雛人形がありました。会議室から1階のフロアに移動してきたことで、たくさんの子ども達の目に触れるようになったようで、今朝は登園してきた子ども達が雛人形の前に座って歌を歌ったり眺めたりしていました。

 月曜日にひまわり組のSくんが、雛人形を見て気づいて質問してきた『靴を履いていない3人の男のお雛様』は、その後教師が調べたところ『足軽』(衛士とも呼ばれる)という人形であることがわかりました。お内裏様の傘や履物を運ぶ仕事をする人だということを伝えると、雛人形についてまた1つ知っていることが増えたことを喜んでいました。

                    

 先週末にひまわり組では、紙芝居作りが始まっていました。Sくんが絵を描いた紙をセロハンテープでつないでいたことがきっかけで、女の子達が興味を持ってひまわり組全体に広がってきたのでした。今日も紙芝居作りは続いていて、NちゃんとKちゃんが協力して作っていたのは、生活発表会で演じた「うらしまたろうの大冒険」のお話でした。そこに、仲良しの友達を登場させて、自分達でお話をアレンジしていました。そのお話をひまわり組の子ども達の前で読むと、みんなは興味津々で聞いていました。また、参観に来られていた保護者の方からも拍手をもらって、NちゃんとKちゃんはとても満足そうな表情でした。生活発表会で演じたうらしまたろうの話は、演じるという枠を越えて紙芝居の絵に表現されたり、話を創造したりと広がりがみられて、子ども達の表現力や創造力に驚かされました。

            

 今日は、青コースの年中・年少・プレ年少のミニ発表会を行いました。発表会当日に欠席された方を対象に行いましたが、たくさんの保護者の方に参観して頂きました。子ども達は、元気いっぱい踊ったり手を伸ばすことを意識したりして伸び伸びと表現することができていました。しかし、私達教師の反省として欠席者の方、参観にこられた方をお招きする態勢が十分にできていなかったと思います。また、来年度は欠席された方も本番と同様に楽しんで頂けるように工夫が必要だと反省した教師達でした。

            

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 本日より生活発表会の写真を展示しております。青コースはホール、赤コースは会議室に展示していますので参観に来られた方は、是非ご覧になって下さい。尚、駐車場が大変混み合っています。本日も詰め込みになっていて、お帰りの方から出られないと電話が掛かってきて、保育中にもかかわらず園側が対応に追われる状況がありました。職員達は保育中は体が空きませんので、早くお帰りになる方は、自転車や公共機関を利用されますようお願い致します。

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コメント (「素敵な紙芝居作り&ミニ発表会」 ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2013年2月26日 火曜日

今日も朝から寒かったのですが子どもたちはバスから降りてくると元気いっぱい挨拶して門を入って来ました。そして年中の子どもたちは自分達で植えたチューリップの芽が出ていないかなと自分の鉢をのぞいて観察していました。そんな寒い朝も昼間には日がさして暖かくなって貼るが間近にやってきているのを感じます。年長児のYちゃんが家からつくしを持ってきてくれました。バスを待っていたら道沿いにはえいていたと嬉しそうに教えてくれました。さっそく部屋にあるカップに水を入れて飾りました。少しの間テラスに置いているとプレ年少のひよこ組さんが集まって暖かいひだまりの中で日なたぼっこをしていました。また砂場では年中児がみんなで砂遊びをしたり、またあるところでは花いちもんめをしたりと大勢で遊ぶ姿がさくさん見られました。またサッカーをしている年長児が年少児にゼッケンを着せてあげていました。年長児がこうして年少、年中児の子ども達に優しくできるのは自分達も三葉幼稚園でたくさんの人に支えられてきたからこそだと思いました。

年長は5クラス集まり会議室で卒園式の練習をしました。今日は全員名前を呼んだのですが、返事をする子ども達はなんだか元気をなさそうでした。そこに副園長が来てくれて「みんなは一年生になりたいかな?」と問いかけると「はい!」と元気のよい返事!

「次名前呼ばれたら立ってお返事しよう。」と言われ子ども達はワクワク!

来て下さっている保護者の方には後ろからではなく、子ども達の姿を前から見ていただくことになってさらにドキドキワクワク!

今度はみんなが大きな声で返事をすることが出来ていました。改めて卒園に向けてみんな心が一つになるようにしていきたいです。

 

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コメント (「つくしを見つけたよ!」 らいおん組二宮永実 はコメントを受け付けていません)

2013年2月25日 月曜日

今日から自由参観日が始まりました。いつも元気いっぱいの子どもたちは今日も園庭に出て遊んでいました。
砂場では、年少児が数人裸足で遊んでいました。先週思い切り遊んだら濡れてしまったので、今日は靴下を脱いで裸足で遊んでいました。こらから少しずつ暖かくなってくるので自然の変化に気付いた子ども達もますます活動的になっていくことでしょう。

先週の金曜日、生石農園にじゃがいもの種植えに行った年中児は、残ったじゃがいもの種を園内に植えていました。りす組の子ども達はプール前の花壇に教師が植えているのを見て、一緒に優しく土をかけてあげていました。「植えたのに気付かずに土を掘ってしまう友達がいるかもしれないね。」と教師がつぶやくと、「看板を作ろう!」とA君。「よし行こう!」と早速部屋に戻って看板作りが始まりました。すぐに廃材箱の中から箱を取り、作ろうとするBちゃん。しかし、水に濡れて壊れるものはいけないので、大丈夫な廃材はどれなのか話し合いました。そして、牛乳パックが良いということになり、牛乳パックを持ってきて字を書いていきました。まだ字が書けない子も、「書きたい」と言って教師に教わりながら書いたり、友達が書いている様子を覚えようとじっと見たりしていました。そして、出来上がると嬉しそうに畑に立てました。12個植えたじゃがいもの種から何個のじゃがいもができるのかと子ども達と「楽しみだね」と話をしました。

年長の赤コースは、ミニ発表会をしました。ぞう組の劇では、発表会後、更に劇を発展させ、木の大道具を作って出し入れするなど役割を増やして劇をしました。出し入れを取り入れたことで意識をもってする姿が見られました。

年少組では、土曜日に会議室に飾った雛人形を見に行って壁面を作って飾ったり、絵の表紙となる絵を描いたりしました。雛人形を見ながら歌を歌っていると、「笛がないよ」と気が付いたり、「これは誰かな?」と歌詞に出てこない人形に気付き興味をもっていました。実物を見た後の壁面作りでは、本当に子ども達から楽しませてもらいました。冠は、紙を筒状にして頭にのせたり、太鼓を作ったりして見たものを作る姿が見られ、素敵な壁面が出来ました。子どもがイメージしたものを、自分で考えて様々な素材や材料を使って立体的に作る凄さを改めて感じました。

今日の給食は、ポテトパン、ナポリタン、トマト、パイナップルでした。ナポリタンの中にはたくさんの野菜とウインナが入っていました。子ども達はウインナがいつもより大きいことに気が付いてとても喜んで食べていました。又、ナポリタンの上にはパセリがのせてあり、普段食べたことがない子も食べることができていました。ウインナの旨味を残すためにウインナだけ別に炒めて、最後に混ぜるという副園長の心のこもったナポリタンを何度もおかわりしてみんなで楽しく食事をしました。

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コメント (「今日から自由参観日が始まったよ」  りす組 竹田佳那子 はコメントを受け付けていません)

2013年2月23日 土曜日

三寒四温とはよく言ったもので少しずつ暖かな日差しが感じられる日も増えてきています。発表会が終わり、保育士たちがホットしたところで、気のせいか幼児達もちょっぴりお兄ちゃんお姉ちゃんになったように感じます。あの大きな舞台の上から大勢の方達に暖かく見守って頂くなかで、子ども達は生まれて初めて見る会場が目にどのように映っていたのでしょうか。いつもと違う子ども達の様子に私達保育士も心の中では、どことなく不安もありました。しかし、曲が流れ出すと全員舞台の上で体を動かし無邪気に踊る幼児達に嬉しく、愛おしく、たくましささえ感じました。

そんな子ども達は、ポカポカ陽気の今日も外で元気いっぱい遊んでいます。色々なことが出来始め、あれもする!これもしたい!と遊具を転々とする姿も多く見られます。出来ないこと、やったことがないことでも友達がしていると「僕もする!」とすぐにしてみようとするパワフルなぴよちゃん達です。滑り台では「順番こ!」を覚えました。大人気の滑り台はいつも満員ですが順番に1段ずつしっかりと登っていくぴよちゃん達。1歳6ヶ月のNちゃんも小さなお兄ちゃんおねえちゃんの真似をしながら、ゆっくりと階段をのぼり、すべっています。保育士に支えられたり幼稚園児に「大丈夫?できる?」と声をかけてもらったりしながら楽しそうにすべっています。

ドームでは、月齢の高いOくんやTくん、Hくん、Kちゃんがロープを使いながら自分の力で上まで上がれるようになりました。時々友達におしりをグッと持って支えてもらいながら、大人の手を借りることなく上がっています。ドームに上がると得意げに「できた!」と喜ぶぴよちゃん達は、あがったり、降りたりを何度も繰り返しています。

2歳児達は太鼓橋も大好きで、あっという間に上まで上がってしまいます。ところが、降りるのは1人でできず、保育士に助けてもらって降りています。上からの景色が良いのか、しばらく座って周りの様子を見ており、なかなか降りてこないSちゃんやHちゃん。何やら指差しをしながらお話しています。

天気が良かったこの日は、自分の影を見つけて遊ぶことが出来ました。うさぎになったり、鬼になったり、中には友達の頭に指を出し影遊びを楽しんでいる子もいました。いろんなことを発見し遊びを見つけていく幼児たちは、体験し、気づき、楽しいこと嬉しかったことを1つ1つ頭に刻み込みながら成長していきます。今日は何をして遊ぶのかな?毎日が楽しみです!

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コメント (「そとあそび だいすき!」   ぴよぴよ 山口菜実樹 はコメントを受け付けていません)

2013年2月22日 金曜日

 バスから降りてきた、くじら組の女の子たちが、雪遊びで休んでいた友達の手を引いてやってきたところは、年長児が雪山からお土産に持って帰ってきた雪で作った雪だるまでした。雪遊びの日にお休みしていたからと、その手を持って、雪を触らせてあげていました。「雪冷たいやろ?。」「年少さんと年中さんのお土産で持って帰ったんよ?。」と話していました。昨日雪だるまを作ったり、山を作ったりして遊んでいた年少児も、雪だるまの様子を見に来ていたようで、「雪だるまちょっと小さくなっとたんよ?。」「今日も寒いけんまた雪になるかな。」と話していました。降園時間になって子ども達をバスで見送った後も、まだオレンジの帽子を被った雪だるまは残っていて、預かり保育の子と、月曜日も残っているかな??と話していました。

               

 年中児は、生石農園にじゃがいもを植えに行きました先日切って切り口に灰をつけておいた芋は、すっかり切り口が乾いていました。それを見てかさぶたみたいになってる?!!と驚いている子もいました。植え方も副園長に教えてもらったことをよく覚えていて、農園でも植え方を間違える子は一人もいませんでした。穴の中へそっとお母さん芋を入れると、「おいしくな?れ♪」と言いながら、そっと土をかけてあげていました。帰ってくると、とってもいい匂い♪みんなの大好きなカレーライスが待っていました。

           

 カレーに入っていたじゃがいもを見て、「大きいね?!!植えたじゃがいもも、こんなに大きくなるかな。」と話しながら食べていました。早くおかわりがしたいと、鍋のおかわりが来ると、どこからともなく子ども達が集まり、瞬く間におかわりの行列ができました。中には、5回も食べたんよ?。とお腹を触りながら嬉しそうに話してくれる子もいました。

           

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コメント (「じゃがいも大きくな?れ♪」    ぞう組  井上 沙紀 はコメントを受け付けていません)

2013年2月21日 木曜日

ブログでもご紹介したように昨日、年長組は、久万スキーランドに雪遊びに行きました。その際に幼稚園で留守番していた年中さんや年少さん、ひよこ組さんの為に雪のおみやげを持って帰ってくれました。その雪のおみやげは、溶けないように発砲スチロールに入っていました。今朝、子ども達に遊ばせようとその発砲スチロールのまま出していると副園長がみんなが楽しく遊べるようにブルーシートの上に雪を全部出して崩して広げ始めました。すると、どうでしょう。その雪を見つけた、うさぎ組のEちゃんは、興味津々で走ってきました。早速、雪を触ってみると「冷たい」と言ってとても嬉しそうでした。副園長は、「いいでしょう。年長さんが年中さん達のために雪をおみやげに持って帰ってくれたのよ」と話して雪を手に取って丸めて見せました。そして、副園長は、その場を離れると砂場でスコップや入れ物を調達してもどって来ました。副園長の機転のきく行動や環境構成の工夫を見て、また教師たちは、いつも副園長が言っている環境について考えさせられ、マンネリ化を指摘された思いになりました。

おみやげを持って帰ってくれた年長さんに見守られながら、年中児、年少児、ひよこ組さん達は、「冷たい、冷たい」と言いながらも笑顔いっぱいでバケツに雪を入れてひっくり返したり、雪団子を沢山作ったりしていました。いつの間にかブルーシートの周りには、沢山の子ども達が集まり、思い思いの雪だるまを作っていました。そして、小さな雪だるまがたくさん並んでいることに気付いたぱんだ組のH君は、「雪のお城みたいやね」と言ったり、うさぎ組のAちゃんは、「雪だるまの仲間ができたね〉と喜んだり、ひよこ組のR君は、「雪やこんこがいっぱい」と言って、とても嬉しそうでした。又、すみれ組のSちゃんは、雪のおみやげを持って帰ってくれたぞう組の女の子達に「こんな雪だるまが出来たよ、雪を持って帰ってくれてありがとう」と雪だるまを両手で持って見せながらお礼を言う姿もありました。本当に環境の構成の仕方でこんなにも遊びが発展するなんて、雪遊び後の一日の大切さを実感しました。今日のこの経験は、年中児達にとって来年の雪遊びへの期待に結びつくことでしょう。

一方、くじら組は、年中組にインフルエンザにかかっている子がいることから急遽することになった歩風里に施設訪問に行きました。突然のピンチヒッターでしたがそこは、さすが年長さん。今までの経験を活かして元気いっぱいに踊ったり、歌ったりして楽しく訪問することができました。即席に年少組に教えてもらった「ふながゆく」の踊りも大好評でした。

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コメント (「年長さん、雪のおみやげありがとう」 ぱんだ組 山田美和 はコメントを受け付けていません)