2025年2月10日 月曜日
先週の土曜日のインスタグラムでも紹介しておりますが、8日は今シーズン初めて松山市で積雪が観測されました。朝一番の園庭は雪化粧されていて、太陽の光の反射がとても眩しく感じました。それを見た古森先生は雪を集めて小さなお団子を作り、雪の上をコロコロと転がして小さな雪だるまを作りました。それに気づいた預かり保育に来ていた子どもたちは園庭に飛び出してきて、待ってましたとばかりに雪を丸めて雪合戦をしたり、スコップで雪を集めたりして思い思いに雪遊びを始めました。そうこうしていると、古森先生が段ボールでソリを作ってくれ、子どもたちはソリ滑りも楽しむことができました。「さんさんらんどに行ってみてもいいよ。」と古森先生が言ってくれたので、28名の子どもたちはバスに乗ってさんさんらんどにも遊びに行きました。芝や築山に積もった雪はとてもよく滑り、子どもたちはキャーキャーと歓声を上げて、思いっきり楽しんだのでした。今しか体験できないことを逃さずに子どもたちに体験させることができる三葉の保育を大切にしていきたいと感じる一日でした。
今朝も登園してくると園庭で伸び伸びと遊んでいたみつばっ子たちですが、リズムよく軽快になわとびをする年中児たちの姿が目に留まりました。前跳び、後ろ跳び、交差跳び、駆け足跳びまで、本当に上手に跳ぶのです。その隣では長縄跳びを「1、2、3、4・・・」と数を数えながら跳んでいる子たちがいました。「あ~ぁ、10回でひっかかっちゃった。」と言うとMちゃんは表の自分の名前のところに『10』と書いて「よし!次はもっと跳ぶぞ!」と言って長縄跳びの列に並んだのでした。他の子どもたちも「Yちゃんは30回も跳んどるよ!すごーい!」「じゅうご(15)ってどうやって書くん?」などと数字や数量に関心をもっているようでした。
さて、生活発表会当日まで残りわずかとなってきましたが、年長児たちの劇の進み具合もまずまずのようです。くま、きりん組の「おにとふくのかみ」の劇では、子どもたちが台詞のやり取りをできるようになり、更に台詞を1つ、2つと重ねて言葉のやり取りの面白みが分かってきたようでした。また、劇の演出家でもある古森先生から「こうやってみたらお客さんが楽しくなるんじゃない?」とアドバイスしてもらうと、それをすぐに理解して表現することができるようになってきました。「次はこうよね?」「〇〇ちゃんの番よ!」と子ども同士で助け合う様子も見られるようになって『みんなで力を合わせて劇を作っていこう!』という気持ちが強くなってきていることに嬉しくなりました。
プログラムのみどころを後日、保護者の皆様に配布する予定です。こうしたみどころを参考に本番までの過程を踏まえて、当日の表現活動を楽しみ、温かく応援していただくと共に、今年度1年間でのお子さんたちの成長をお確かめください。また、来年度に期待を持てるよう励ましの言葉をかけていただければと思います。
2025年2月8日 土曜日
2月3日、幼稚園では豆まきがあったのですが、ひよこ組の子ども達は豆まきはありません。なぜなら、まだまだ生まれて1・2年、嘘も欲もなく全て純粋で心の中に鬼は住んでいないという判断で豆まきは行いませんでした。もう少し大きくなって、幼稚園のお兄さん・お姉さん位になったらもしかすると、泣き虫鬼や怒りん坊鬼が心の中に住み着いてしまうかもしれません・・・。またその時まで、ひよこ組の子ども達にはどんな行動も受け入れ、純粋な心で過ごしてもらいたいと思っています。
もも組に2月から新しい友達が増えました。初めての環境に戸惑い、泣いている新しい友達にもも組の先輩の子ども達は、近くに行ってあげたり、そっとおもちゃを前に持って来たり、渡したり・・・その優しさ、心使いが出来る様になっている事に驚きと感動をもらっています。最近は少し言葉が出るようになった子どもも多く、その友達を指差して「だあれ?」と質問してきます。名前を覚えている友達もいて、お互いに呼び合っている姿は微笑ましいです。この時期の幼児は1つ1つ身近な所で必要な言葉を耳で聞いたままをマネしながら覚えていきます。今だけの“言葉“を私たち保育教諭もたくさん聞いて、たくさんお話をして、一緒に楽しみたいと思っています。
節分を過ぎ、暦の上では春ですが、最強寒波がやって来て寒い日が続いていますが、“子どもは風邪の子“みんな元気に遊んでいます。火曜日、外を見ると雪がたくさん降っていたので窓を開けて「雪だよ〜」と声を掛けると、みんなが大急ぎで窓ぎわまで集まって来ました。少し風があったので中にも少し雪が入って来ていて、頭にくっついた雪を触ってみようとする子もいたり、外をじっと見ていたりしていました。初めて雪をみる子が多く、大人は寒かったのですが、子ども達は寒さを感じる事なく、大喜びで雪を感じていました。もも組の子ども達は、いろいろな初めての体験をしていきますが、この日は松山ではめったに体験できない雪に触れる事が出来ました。見たり、聞いたり、感じたり。分かっていないようで、分かっているんだと感じる事が多くなってきました。これからも、たくさんの初めてを感じて、体験して、たくさん楽しんで後約2ヶ月、もも組の子ども達と私たち保育教諭も成長していきたいと思っています。
2025年2月6日 木曜日
山沿いにある家の周囲は、今朝起きると、とても冷え込んでいました。「あれ?」と思って、外に出てみると、雪が降っていて、あたり一面、銀世界でした。「わぁ!持っていけるなら、持っていきたい。」と思うと同時に、幼稚園に行けるのだろうか?と下の道路まで降りていきました。「凍っていないからゆっくり行けば大丈夫かも?」と思い、出発しました。
園に着くと、園庭・テラスはうっすら雪が積もり、固定遊具にもちらほら残っていました。朝、バスに乗って行く時も7時40分頃には道路の隅や家の屋根に少し雪が残っていました。しかし園に着く頃には、雪がどこにも見られなくなって、「1時間で跡形もなく消えてしまいました。園庭にもほとんど雪がなくなりかけていましたが、子ども達は廃材の箱からカップなどの容器を持って来て、あちらこちらの雪だまりを見つけて、集めていました。薄っすらの雪なのにすくっていくと、雪?土?といった感じで白と土色が混じっていました。あまり降り積もることがないこの地方の子ども達にとっては、宝物で、ボールに集めて、蓋をして、「雪はねぇ、寒いところがいいんよ」と話してくれました。
その後、生活発表会まで2週間ほど、それぞれの学年が会議室、ホール、保育室等で練習をしていました。また練習できるのも後わずかということもあり、どの学年も熱がこもってきています。園長先生に見ていただき、「こうするともっと良くなるよ」「楽しくなるよ」等とアドバイスをもらって、少しずつ楽しくなり、上手に動けるようになってきました。年少赤コースも練習後、ホールに行き、年中がしている踊りやオペレッタを見せると、さすが年中さん、自分達で大道具を出したり、片づけたりすると共に、「こうするといいよ」と指導してもらうと、すぐに直せている様子を見て、子ども達も驚いていました。
年少さんの歌の番になると集中力がもたず、歌の1番、2番、3番がごっちゃになったり、「笑顔で歌ってね」と言ってくださっているのに、大声で叫んで歌う子には、「お母さん達が耳を塞ぐかもね」と注意されたり、「きをつけ‼」と言われているのに、ふらふら、だらだらしてしまい、ついには「横の子と手をつないで」と言われてしまいました。
年中さんのかっこいい姿を見せてもらったので、明日はしっかり頑張れるように励ましていきたいと思います。今日、指導してもらった部分もしっかりできるようにしていこうと思います。
2025年2月5日 水曜日
昨日から、椿祭りも始まり一段と寒さを感じる今日この頃ですが三葉っ子達は元気いっぱいです‼駐車場に古森先生の車を見つけた数人の子ども達が「古森せんせ~‼」と大声で呼んで事務所横までお出迎え♪♪古森先生に友達のように話し始める子ども達は何を言うのかと教師はちょっぴりそわそわしてしまうくらいです。事務所内に飾ってあるひな飾りを見つけたAちゃんはどうしてそこにあるのかと質問して話し合ってそのおひなさまの飾りを貰っていました。そして、とても嬉しそうに「せんせー‼おてんごくさま飾って良いよってよ」と一言。思わず可愛すぎて大笑い♪♪
知っていたお友達が「おひなさまじゃない?」と言うと「あーそうだった‼」とAちゃんも納得。大事そうに保育室のテレビ前に飾っていました。
年中は久しぶりに4クラス集まって、オペレッタと踊りの練習の成果を見せ合いました。負けん気が強い子ども達はやる気満々です。まずは赤コースのオペレッタ!それぞれの役がとても楽しそうで中でも一生懸命に歌っていたBちゃんは歌詞がちょっぴりちがうのですが力強く自信たっぷりに歌いながら踊る姿に大拍手‼続いて青コースのオペレッタ!自分以外の出番も元気に歌って応援‼「お母さんじょうず~‼」と言われ、一段と張り切ります。なかなか力の入らなかったDちゃんもここぞとばかりにとても頑張っていました。踊りの様子もお伝えしたかったのですが当日のお楽しみということで秘密にしておきます。一人ひとりを見ているとここには書ききれないほどのエピソードがたくさんあります。そんな成長を日々感じながら発表会に向けての活動をしてますので発表会の舞台で成長を見届けていただくことができればと思っています。
その後はプールの部屋に特訓部屋を作りました。名付けて『体力作りランド&遊園地♪』乗り物に乗ったり平均台を渡ったりさらには鉄棒‼バスケットボール‼苦手な動きもチャレンジしながら元気いっぱい身体を動かして遊びます。春も間近ですが寒い日も身体を使って遊べるよう環境を工夫したいと思います。
2025年2月1日 土曜日
先週までの暖かさが嘘のように急激に寒さが増した今週の火曜·水曜は、雪がたくさん降りました。「雪だよ!」と保育教諭がテラスの窓を開くと、れもん組の子ども達は寒さも忘れて勢いよく保育室から飛び出して来ました。
「ゆき〜っ!」と言いながら小さな手の平合わせて大きく開いた手をテラスから出ずに一生懸命伸ばしていたのもわずかの間だけ。1人また1人と人工芝まで降りていき、緑の人工芝に降った白い雪をつまもうと頑張っていました。そして「せんせ、みて〜!!」と拾った白い塊を次々に見せに来てくれました。しかし、すごいねと話している間に溶けてしまう雪に「なーい!」と笑って言いながらまたつまみに行っていました。そんな大喜びの子ども達の姿に、こちらまで一緒にはしゃいでしまいました。
身体も冷えてきたので「お部屋に戻るよ〜」と声をかけても、“まだまだ雪で遊びたいのに”と不満そうな表情を見せながら保育室にしぶしぶ戻った子ども達でしたが、口々に「さむかったねぇ」「あったか~い」と外との気温差を体感し、保育室の暖かさを改めて感じているようでした。
そんな寒さの中で今年も体調を崩さないよう、感染症対策で始まった『みそ汁大作戦!』。れもん組では、手洗い後、給食セットを出しスプーンだけを出してケースの上に置くという作業を自分達で頑張ってさせるようにしています。最初はランチマットや手拭きなど、中身を全部出してしまう子もいましたが、“継続は力”でスプーンだけを用意できるようになりました!少しの時間で覚え、できるようになった姿に驚きと成長を感じると共に喜びでもあります。時々お汁をこぼしてしまう子もいますが、『ずずずずず』と音を立てて美味しそうに飲み干すと、上手にスプーンを使って具を食べ、あっという間に完食です。「おいしかったぁ」「ピカピカにたべたよ」と大満足で空になったおわんを片付けていました。鼻水が出ている子は多いですが、乳幼児にはそれも健康の証で、毎日、皆元気に登園してきます。来週は今週以上に寒くなる予報ですが、おみそ汁パワーと手洗い消毒をしっかりし、元気いっぱいで過ごせたらと思います!
2025年1月31日 金曜日
今週は寒い日が続きましたが今日は比較的暖かく過ごしやすい1日となりました。朝のバスの中では生活発表会に向けての話題が絶えず「〇〇役の衣装作らないと‼」「年中さんのジャックと豆の木見に行ってみたいな・・・」と教師や友達と話しながら期待をもっている様子がうかがえました。
園庭では羽根つき、こま、マラソン・・・と様々な遊びで盛り上がる中、放送デッキの前ではオペレッタや踊りの曲が流れていて年中児が集まって楽しく自主練習をしていました。先週までは自分の役や踊りについていくのが精一杯だった子ども達ですが今では踊りの子がオペレッタをしたりオペレッタの子が踊りをしたりとどちらも覚えてどの子も笑顔いっぱいで楽しんでいます。
外でいっぱい体を動かして遊んだ後部屋に入ると味噌汁を飲んで各学年生活発表会の練習や来週の豆まきに向けて鬼のお面作りとどのクラスも賑やかです。うさぎ、ひつじ組では「自分の心にいるどんな悪い鬼を退治したい?」と聞くと「泣き虫鬼」「いじわる鬼」等思い思いに言ってくれました。S君は「先生も怖い鬼退治しないとね‼」とふいに言ってきたので思わず笑いながらも反省です‼そして、驚いたのは廃材で鬼を作ったA君の鬼のお面です。完成した物をみるとこれどこから被るの?と思う鬼のお面ができていて聞いてみると「こうだよ‼」と見せてくれて「なるほど~」と感心しました。どの鬼もおもしろい、怖い、可愛い鬼と様々です。豆まきではみんなで楽しく自分の心にいる悪い鬼を退治できるようにしたいと思います。
明日から2月!!発表会まで2週間しっかりと感染予防をしながら元気いっぱい練習したいと思います。
2025年1月25日 土曜日
「帽子、被って〜」の一言で帽子を被る子どもたち。月齢の大きい子たちは帽子の向きが反対になろうが気にすることなく自分で被ります。月齢の低い子たちは保育教諭に手伝ってもらって被ったり頭にのせたりしています。ついこの間まではみんな帽子を持ってきて“してね”とアピールしていたのに、日々の積み重ねで自分でやろうとするようになりました。ほんの小さな成長でも見られると保育教諭はとっても嬉しくなります。
そして、テラスに出るとブランコに乗りたくて順番待ちをしていました。始めの頃は、乗りたい気持ちが強く我先にとブランコの前に立って代わってもらおうとしていましたが、そこに椅子などを出すとみんな座って順番待ちができるようになりました。
一方テラスで遊んでいる子たちに目を向けると走ってくるAくんをBちゃんが手を広げて受けとめていました。今までは保育教諭が走ってくる子どもたちを受けとめていましたが、遊んでいる中で保育教諭の動きをしっかり見て子どもなりに考えて子どもと先生役に別れて遊びが成立している姿に微笑ましくなりました。
またこの日は園庭でも遊びました。ビックボスに挑戦している友達を見て真似て登ろうとしていたCちゃん。Cちゃんは今までビックボスに挑戦したことがなく初めてのビックボスデビューです。クライミング側から登ろうとしますが、どこに手や足を置いていいか分からず保育教諭の手を借りたり掛け声をかけてもらったりして登ることができました。Cちゃんの姿を見てDくんEちゃんたちもビックボスに挑戦していました。こうして幼児たちは興味を持つと、見て・真似て挑戦して自分の力で多くのことをクリアしているのだと感心しました。幼児にとって初めて目にすること、周りで起こることは全て学習の対象になるのだと身を引きしめる気持ちになりました。
コメント (「劇って面白いね!」 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)