2023年12月8日 金曜日
今日は、子ども達の待ちに待ったお楽しみ会当日!さんさんらんどの園庭ですることになり、テントを並べ幕をはって準備をしました。朝から登園している年長さん、年中さんもいそいそと飾りつけをしてくれました。自分達が描いた絵を、せっせと貼っていましたが、途中年中児がテープを上手に丸くすることが出来ず困っていると、近くにいた年長児が、「こうやってするんだよ」と優しく教える姿も見られ、みんなが協力し合って飾り付けを頑張っていました。
飾り付けが終わるといよいよお楽しみ会の時間です。園庭に出た子ども達は、どんな楽しいことがあるのかワクワクしていました。今年は、先日行う予定だったひよこ組のお楽しみ会が残念ながら延期になってしまったので、園長の提案で幼稚園のお楽しみ会に、ひよこ組の子ども達も招待することになりました。全員がそろったら、さっそく教師達の演奏からスタートです。今年の子ども達は「ピクミン」が大人気!!ということで、教師達はピクミンに変身して登場です。それを見た子ども達は大盛り上がり!!「〇〇先生、赤ピクミン!」「青ピクミンと黄ピクミンもいる」と、前のめりになるほど夢中になっていました。演奏した曲も子ども達がいつも歌っている曲で、みんなで大合唱になりました。
劇ではトナカイの落とし物を村のみんなで探すというストーリーでしたが、子ども達も一緒になって探してくれていました。
劇の終盤、トナカイを助けた動物達にサンタさんからプレゼントがあったのですが、その中身がパイナップルのかぶり物や、踊りのばちなど、子ども達が運動会で使った物ばかり…。本当に本物なの?と疑い、もう一度みんなでサンタさんを呼んでみました。すると、出て来たのはみんなを喜ばせようとサンタの格好をしていた、河野先生だったのです!!「やっぱり河野先生か!」「やと、思ってた!」と、子ども達が「やっぱりね〜」と言うような顔でそっちに注目していると、「あ!!」と、教師がさんさんらんどで、何かを見つけました。
その声を聞いた子ども達は、「何!?何!?」と周りをキョロキョロ。園長も「あ!」と言って、指をさして、テントの中にいる子どもたちに「ちょっとみんな、出て来て!」と、手招きしました。子ども達が園庭のまん中に、集まって山の方を見ると、なんと山の上から本物のサンタさんが手を振ってくれていたのです!!その姿を見て、子ども達も大興奮!
「プレゼントはあるの!?」と子ども達が一番聞きたいことを尋ねると、園舎に置いてくれていると教えてくれました。それを聞いた子ども達の目はさらにキラキラ輝き、ニヤニヤが止まりません!!プレゼントのお礼にサンタさんに歌のプレゼントをして忙しいサンタさんが帰る時には「サンタさんはみんなが寝ている時にしか来ないので帰る時も寝ていなくては」と目をつぶって寝ている子ども達を見て、とても可愛いく温かい気持ちになりました。
今年はサンタさんが置いていってくれたのはクラス毎の大きな袋でした。その中にみんな1人1人の名前が書かれたプレゼントが入っていました。1人1人名前を呼んでプレゼントをもらうと、「僕のあった!」「サンタさん、名前何で知ってるんだろう?」と話が止まらず、終始笑顔が耐えない時間でした。
夢のような1日を過ごした子ども達の笑顔は、とても幸せそうで、そんな子ども達を見て、教師達も幸せな気持ちになりました。
2023年12月6日 水曜日
今日は、昨日の寒い雨から一転、晴れて暖かい1日となりました。登園して来た子からジャケットを脱いで元気に遊ぶ姿が見られました。
外でままごとやボール遊びをしていると、「今日は、年少さん、たんぽぽさんで手をつないでさんさんらんどにお店屋さんを見に行きます!」と放送がかかり、子どもたちは大喜びで「何屋さんがあるんやろ~」「早く行こう!」とワクワクで、準備を始めました。
今日は、たんぽぽさんと手をつないで行くということで、いつもよりはりきっている年少児は、手を差し出してたんぽぽさんを迎えました。中にはたんぽぽさん2人を両手につないで行く年少児もいましたが、「俺たちがつないであげないといかんよね!」と言っている姿に成長を感じました。年少児が手とつなぐと、たんぽぽさんたちも嫌がることなく歩くことができていて、前と比べると随分歩くのが早くなっていて驚きました。
さんさんらんどに到着すると、遊んでいた年中さんたちが迎えてくれました。お店屋さんの見学に来たことと伝えると、「すごいのいっぱいあるよ!」と教えてくれました。どんなものが売られているのか気になって仕方がない年少児は、急いで部屋に入ろうとしましたが、そこに年長さんが約束事を説明しに来てくれました。「部屋の中は走らないでね。わからないことがあったらなんでも聞いてください」と、優しく教えてくれました。そして、「部屋に入る前に消毒をしてください」と言って消毒もしてくれました。手の平だけでなく、手の甲にも消毒をすることを教えてくれ、感染対策もばっちりです。
準備万端で部屋に入ると、そこにはたくさんの商品と素敵なお店屋さんが並んでいました。入った瞬間から活気があり、どこのお店から行くか迷います。お菓子屋さんに行くと、チョコレートやクッキー、大きなケーキもありました。マシュマロの看板には『ましまろ』と書かれていて、年長さんたちが一生懸命に書いたことが伝わってきました。他のお店も見てみると、どのお店にもこだわった商品がずらりと並んでいて、レストランにいたKくんは、「今日売ることはできないけど、味見ならいいかな〜、あ、でもなくなっちゃうかな〜、まあちょっとだけならいいか!」と言って、ポテトを味見させてくれました。味見をさせてもらった子は「おいしい!買いたい!」と笑顔になっていました。
今日は時間が短かったので、じっくり見ることができませんでしたが、オープンの日がとても楽しみになりました。お店屋さんの見学が終わり、幼稚園に戻ると、子どもたちはあることに気が付きました。お買い物をするにはお金が必要です。「お金作る!」と言うとすぐに準備を始めました。お金の種類はいくつもあることを教えてもらうと、自分たちでお金を描いて切っていきました。お金を作っている時も「おもちゃとカレーがほしいけん、お金いっぱいいるよね!」「何円あったら足りるかな?」と楽しみな様子でした。
本園と仮園舎で分かれているからこそ、期待も大きくなっていき、楽しみも倍増しています。オープンの日も子どもたちとお買い物を楽しみたいと思います。
2023年12月3日 日曜日
秋晴れの気持ち良い日が続いた今週。
もも組も秋風に誘われて散歩にでかけました。
「お散歩行くよ」で各々が帽子をとりにいき、なんとなく頭にのせると「はやく、 はやく」のアピールが始まりました。
「今日はね、お外行くからえーん えーん言わない人!」と聞くと「はぁーい」。分かっているかなぁ。
ひとりずつカートに乗ると、しっかり捕まり、あたりを見回していました。
さぁ、もも組号の出発です。
裏山を通るといっぱいの落ち葉が 目につき、それを集めて落ち葉吹雪をしてみせると、「わぁー」。
僕も私も落ち葉を持たせてと手を伸ばし「ちょうだい」「ちょうだい」のアピールです。
手に持たせると揺らしてみたり、ちぎってみたりしながら、感触を楽しんでいました。
この日は幼稚園の自由参観の日だったので、出会った保護者達に「可愛いね」と褒めて頂き「バイバイ」と 嬉しそうな笑顔を返していました。
園バスの駐車場までいくとバスを指さし「バイバイ」。ローソン前では、カーンカーンカーンの音がして、やってきた電車を指さし歓声をあげて「バイバイ」。
西濃運輸前では 事務員のお姉さんが手を振ってくれ、ここでも 「バイバイ」、道路を走る車にも、行きかう人にも「バイバイ」。
可愛いさをいっぱい振りまく子ども達でした。
どこに行っても「可愛いね」と言ってもらい愛を感じられるこの子達は幸せだなと思い、いつの間にか保育教諭達も幸せな気持ちになっていました。
幼稚園の正門前まで帰ってくると大きな重機が 動いているのを正面から見る事ができ、ここでもまたキラキラした目で「わぁー」「あーあ」の歓声と指さしをしていました。
帰ってくると幼稚園の先生や調理士さん達に「おかえり」の声をかけてもらい、またまた嬉しくなり「バイバイ」(?)とあいさつをしていました。いつもは窓から見送る事が多い子ども達も今日は 見送られ嬉しさが倍増していました。
楽しかったので次の日(水曜日)もまた、おでかけしました。
この日は高月齢の子は歩いて行くことにしました。2人で手を繋いで慎重に歩く姿もとっても可愛いかったです.
そしてまた出会った人にいっぱいの「可愛いね。」を頂き「バイバイ」のお返しをしていました。気持ち良い外気に触れながら色々な物を沢山見て、感性が育ったお散歩でした。
毎日古森先生がさせてくれる日誌のおつかいが、今では 争奪戦となっています。おつかいができると誇らしげな顔で古森美生にタッチを求める姿は、本当に可愛いです。
そこからの発展でオムツ替えをしている保育教諭にオムツを届けるおつかいがもも組のブームとなっています。
褒められる事が大好きな子ども達は喜んでしています。
そんな中、友達から絵本を受け取ったRちゃんは次にMちゃんに渡して笑顔でタッチをしていました。
初めての小さなおつかいが、色々な場面で発展していることを嬉しく思いました。
と、同時に1日1日の繰り返しの大切さや、大きさを改めて考えさせられました。
2023年11月30日 木曜日
お店屋さんごっこが始まって4日目になりました。今朝、登園するなりすぐにくま組のMちゃんが「先生!お家でキャンディー作ってきたよ!」と嬉しそうに見せてくれました。「お店屋さんをしよう」と話して以来、毎日せっせといろんな子がいろんな材料を持って来てくれています。作ってきた商品を持って来てくれる子も増えて来て、家庭で多くの子が幼稚園の遊びを話題にしてくれているんだなと嬉しく思います。又、夜の間に「明日はこうしよう」と考えているのか、登園するなり昨日の続きの作業にすっと入る姿がたくさん見られます。ぞう組のHくんは昨日レストランのレジがいると言って、それはそれは立派な物を作っていて私はてっきり完成だと思っていたのですが、登園して数十分で「先生、お金入れる所も作っといたけん」と一段と立派になったレジを見せてくれました。子ども達の無限のアイデアには脱帽です。そして年長児達のすごいところは、一人で考えるのではなく、友達と会話をしながらアイデアを生み出したり作ったりするところです。お互いの考えやひらめきを認め合いながら活動する姿はまるで小学生、いや大人以上?!117人の子ども達が作るお店の発展が私は毎日とても楽しみです。
今日はメルヘン王国さんが三葉幼稚園の子ども達のために来てくださって「ロビンフッド」の人形劇をしてくださいました。以前はホールでコースごとに上演してくださっていましたが、建て替え工事に伴って今年は会議室で3回にわけての公演です。仮園舎生活の年中・年長児は時間に合わせて本園までわくわくしながら歩いていきました。
ちょうど、くま組とぱんだ組が本園に到着した頃、見終わったきりん組の子ども達がテラスに降りて来て「め~っちゃおもしろかったよ!」「なんかどきどきしたんよ」「感動したんよ!」と興奮状態で話し始めました。くま組とぱんだ組の子ども達のわくわくが止まりません!駆け足で階段を3階まであがります。中に入るといつもの会議室とは違う、舞台のセットが組んであってみんな「なんだろう~?」と目をまん丸にしていました。
まず最初に「はたはたさん」が登場して子ども達と楽しい野菜の手遊びをしてくれました。くるくる変わるはたはたさんの表情と声に子ども達は大笑い!きゃっきゃと手を動かして遊んでいました。大騒ぎで手遊びを楽しんだ後はす~っと静かになってロビンフッドのお話が始まる頃には口をぽかんと開けて舞台で踊ったり闘ったりするお人形を夢中で見ていました。
ロビンフッドはイギリスに伝わる昔話です。王様の下で働くお代官様は王様の命令だとかこつけて王様が好きなお菓子だけでなく市民のお金まで巻き上げるまさに「悪代官」です。お菓子も市民から必要以上に奪って、甘いものに目がない王様を病気にしよう、そしてゆくゆくは自分が王様に、そして家臣のスネークを代官にしようとたくらんでいるのです。そんな悪代官たちに目を付けられたのが正義の味方「ロビンフッド」のロビンとマリアンです。二人は強くなりたいと一生懸命剣の練習に励んでいます。一方、町に住む大きな体のクマさん「ちび」が家に帰ると悪代官が来て、ちびのお母さんからお菓子やお金を奪っていきました。悔しい、悲しいちびがロビンフッドの仲間に入れてもらい、変装したり隠れたりしながら悪代官に立ち向かい、3人で懲らしめるという勧善懲悪な、すっきりするお話です。
はたはたさん最初のお話で「立たない」「ライトが消えてちょっぴり怖くなってきたら友達の手をぎゅっと握るか、先生のところに静かに行ってぎゅっとしてもらう」と約束していた子ども達ですが、きちんと約束を守って最後まで見る事ができていました。年中さんや年少さん、たんぽぽさんたちは中に数名悪代官たちが暴れるシーンで「怖くなっちゃった」と教師の元へすっと移動する子がいました。年長児はへっちゃらそうな顔をしつつ、どきっとする場面で隣の友達と顔や手をぎゅっと寄せ合っている子もいてほほえましく思いました。
最後はメルヘン王国さんの大サービスで、ロビンとマリアンとちびと子ども達とで写真撮影をしてもらいました。間近で見るロビンたちがかわいくて名残を惜しみながら次の公演チームとバトンタッチです。帰っていると次のチームに会いました。わくわくしている次の子ども達は「どうだった?面白かった?!」と聞き、見終わったばかりの子ども達は「め~っちゃ面白かったよ!でも見てのお楽しみ~!!」と一瞬のすれ違いの間に会話をしていました。
仮園舎に帰ってからもロビンフッドのお話が止まりません。誰からともなく「ありがとうって言いたい」「手紙を書こう」と言い出しました。どんなことを書いているのか覗いてみると「ロビン、はたはた、ちび、楽しかったよ。戦い楽しかったし、どきどきしてたよ。かっこよかったよ。マリアンも楽しかったよ。スーパーヒーローみたいだよ。」「ちびとマリアンとロビンへ。ちびはかっこいいマント、ゲットしたね。マリアンとロビンは最初の戦いがかっこよかったね」「マリアンとロビンさんへ。結婚できてよかったね。幸せに暮らしてね」等々、子ども達が感じたことを絵と言葉で表現していてとてもかわいいお手紙でした。メルヘン王国のみなさんも子ども達のお手紙をとても喜んでくださって褒めて頂き、それを聞いた子ども達がまたまた大喜び♪「ありがとう」「嬉しい」と暖かい気持ちが飛び交う今年の人形劇でした。
明日でいよいよ自由参観日が終わります。まだ参観に来られていない方はぜひいらしてください。子ども達とお待ちしております。
2023年11月29日 水曜日
「子どもは風の子」まさに、その言葉がぴったりの三葉っ子達♪気温が10度程しかない寒い朝も早くから、元気いっぱい戸外で体を動かして遊んでいます。特に気温が低くなってきた最近は、長縄跳びやサッカー、フラフープなど、体を動かす遊びが人気で、今朝も楽しそうな笑い声があちこちで響いていました。
全国的にアデノウイルスやインフルエンザなどの感染症が流行っているようですが、ウイルスに負けない強い体を作っていくと共に次亜塩素酸水での手指の消毒や食事前のうがい、手洗いなど予防対策もしっかりとしていきたいと思います。
ふと第2園舎の2階に目をやると、先週皮をむいた干し柿が少しずつ黒ずんできていることに気付きました。先週は暖かい日もあり、カビが生えないかと心配していましたが、確認してみると表面はしっかりと乾いていて良い具合に色も変わっていました。さんさんらんどから吹き下ろす冷たい風とさんさんらんどを暖かく照らす太陽の光が丁度良い塩梅のようです。
ひとつ、干し柿のエピソードを紹介したいと思います。先週、幼稚園でも干し柿を作り、2階のテラスの軒下に吊るしていた時のことです。柿を吊るしている私のズボンの裾を誰かが引っ張っています。「先生、何しよんの?」可愛い声の主は、たんぽぽ組のOくんでした。「柿を吊るしているんだよ」と答えると「太陽が当たると甘くなるんでしょ?古森先生が言ってたよ♪」と言うのです。私は3歳になったばかりの子が、そんなことまでちゃんと聞いているんだと驚かされました。それと同時にプレ年少児を赤ちゃん扱いしてはいけないなと反省させられた瞬間でもありました。
子ども達が楽しみにしている干し柿は、年内には出来る予定です。それまで、干し柿の様子を子ども達と見ていきたいと思います。
日々盛り上がっている年長児のお店屋さんごっこですが、今日の様子を見た古森先生が「お店ごとに区画を決めて、出来上がった商品を並べていくこと」をアドバイスしてくれました。確かに子ども達は商品を頑張って作っているのですが、商品は無防備な状態で「これじゃ泥棒に持っていかれるよ!」という古森先生の言葉で、今朝は椅子を並べて簡易的なバリケードを作りました。そして、そこには「じゅんびちゅう」と書いた貼り紙をし、お店もすっきりと見えてきて、子ども達のやる気も更に増したのでした。
又、今日は来年度、宮前小学校に入学する年長児24名が宮前フェスティバルに参加しました。宮前小学校の1、2年生が射的や魚釣り、ボウリングなど、たくさんのゲームコーナーを作ってくれていました。出発前、古森先生と「小学校の先生やお兄さんお姉さんの話をよく聞くこと」や「他の幼稚園や保育園のお友達と仲良くすること」など、約束をしてきた子ども達は、自分のやりたいコーナーに行ってルールを聞いたり順番に並んだり、他園のお友達と会話したりして楽しみ、親交を深めることができたようでした。園に帰ってからは、小学校に行ったことを報告し、小学校に出かけている間にお店屋さんごっこの商品を作ってくれた友達に「お店屋さんを進めてくれてありがとう」とお礼を言うと「どういたしまして」と応えてくれて「明日もみんなで頑張るぞ!」とお店屋さんごっこへの意欲が更に深まった様子でした。
明日は人形劇の日で、参観はお休みです。まだ参観されていない方は、明後日お待ちしております。
2023年11月28日 火曜日
自由参観日2日目の今日、年長児はまず仮園舎の園庭で身体いっぱい使って遊びました。4クラスみんなで遊ぶということでミニ子ども会議からスタート。議題は「年長児みんな(117人)で遊べるものは何か」「何をして遊びたいか」です。手を挙げ、鬼ごっこや増え鬼などそれぞれがしたい遊びをあげていき、中には「ブランコ」と答える友達に「それはみんなでは難しいよ〜」とつっこみながら活発に意見が飛び交っていました。みんなで出来るものと言えばやはりリレーや踊りと運動会の種目があがり、「リレー」「踊り」そして「鬼ごっこ」ということになりました。次は、環境準備です。みんなで遊ぶための広い園庭にするため、ままごとの道具やフラフープ、遊具などを年長児達で声を掛け合いながら移動させていきました。危なくないように教師がさっと入ろうとしますが入る隙もありません。お互いが「あちらこちら」と声を掛け合いながらどんどん広い空間を作っていきます。子ども達の一生懸命な姿に成長を感じました。
そうこうしている間に他の子達は園庭に落ちた小石を拾います。「あー!ここにもみっけ!」「こんなに拾ったよ〜」と両手いっぱいに小石を拾い、友達同士でどちらが多く拾ったか比べて競争し合っている子もいました。リレーのトラックも自分たちで引き、遊ぶ環境が整いました。
まずはリレーから。4位だったらいおん組さんは運動会のリベンジ!「1位獲るぞー!」と気合を入れて始まりましたが、他のクラスの熱も急上昇!どのクラスが1位になるか分からないぐらい順位の変動が多かった今日のリレーは1位きりん組、2位ぞう組、3位くま組、4位らいおん組という結果でしたが、どのクラスも僅差、、。らいおん組はまた卒園までにリレー対決をして絶対1位を獲ろうと誓いました。子ども達が引いた今回のリレーのトラックには難所がいくつかありました。カーブが(ほぼ)直角だったり、急に幅が狭くなったり、広くなったり、それはそれなりに楽しいのです。色んなことを経験して成長するのが三葉っこ。これからもどのように成長していくのか楽しみです。踊り、しっぽとりゲームを終えた年長児達は、仕事場(お店やさん)へと戻ります。
昨日、お店ごとに分かれ、参観に来ていたお母さんや教師達に何が欲しいのかインタビューをしながら商品を考え、商品を売るためには何が必要かを話し合って紙に書き出すなどお店ごとにまとまり、お店作り、商品作りが始まりました。その様子を楽しそうに観ていた教師も参観に来られていた保護者もついにアルバイトに引っ張られて店員さん(年長児)の指示により、働くことになっていました。今日も商品作りに熱が入り、お店の工場では部署?(パート?)に分かれて商品を作る人、並べる人、部品を作る人など流れ作業も見られます。商品が完成すると販売するために必要な道具も揃い、設備も整ってきています。でも、お客さんみんなに販売するには商品がまだまだ間に合っていません。オープンまでまだまだ、、。店員さんにしっかり指示をもらってアルバイト(教師達)も働き、素敵なお店やさんがオープンできるようみんなで頑張ります。
2023年11月27日 月曜日
今日から自由参観日です。年少児は午前中前半は本園の会議室に全クラス集まり、合同保育を行いました。まずは、劇遊びを想定してペープサートのおおきなかぶが始まりました。
おじいさんやおばあさんがかぶを抜くシーンでは子どもたちも音楽に合わせて「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を合わせて応援です。ズズーンと大きなかぶが抜けた場面で喜んでいると…。あれ〜その隙に、いつの間にか机の陰から大きな大きなかぶの葉っぱと頭がのぞいていることに子どもたちが気が付き大騒ぎ…。そこで、この大きなかぶをおじいさん(S先生)が抜こうとしましたがびくとも動きません。そこで、おばあさん(F先生)もおじいさんの後から手伝って一緒に引っ張りましたが、まだビクともしません。そして「力持ちそうだ!!」と子どもたちに指名されたT先生も加わって3人で引っ張ってみましたが抜けません。それをずっとみていた、ひまわりぐみのIちゃんは「私がやる!!」と言い、その周りの子どもたちも「僕がやる!」「私がやる!」と集まってきました。
でも、やっぱり大きなかぶは抜けません。なら、クラスみんなでやってみようということになり、ちゅうりっぷ、さくらぐみがみんなでつながって引っ張ってみましたがそれでもやっぱり抜けません。
その時です。古森先生が様子を見に来て、あれ〜と気付きました。2クラスで左右からまるで綱引きのように、かぶを引っ張っていたのです。それでは抜けるはずがありません。そして、古森先生にアドバイスをもらい2クラスが同じ方向から協力してかぶを抜くと、大きな大きなかぶがズズズズ〜っと抜けたのです。
大きなかぶとの戦いは古森先生や参観のお母さんの握手で「めでたしめでたし」となりました。そして教師たちの想いは発表会だと気付いた古森先生から2月の発表会について話をしてもらいました。「みんな色んなことできるようになったよね」「お父さん、お母さんに色んなことができるようになった所を見てもらうんだよ」と言われると、子どもたちは大きく頷いて目を輝かせていました。そして、「歌も歌えるよね?」と古森先生に質問されると、頷いてみんな大好きで、とても自信のある「どんぐりころころ」を歌い、聞いてもらうことになりました。
歌うこと踊ることが大好きな子どもたちは古森先生から発表会の話を聞いてますますワクワクしていました。その話の終わりに「発表会ができたらみんなもうすぐ年中さんになるんだよ〜」と古森先生が教えてくれたのです。
コメント (「本物のサンタさんだ!!」 うさぎ組 西川友理 はコメントを受け付けていません)