2023年11月1日 水曜日
「お家の方とおやつを買いに行く時から、子ども達は遠足が始まってるんだよ!!」と古森先生に指導をもらい、今日子ども達はどんな顔で登園してくるのかな?と、とても楽しみにしていました。バスで登園してきた子達は「おはよう!」と笑顔でバスに乗ると、持ってきたおやつやお弁当の話をしてワクワクした様子でした。普段泣いているたんぽぽ組の子も「今日はおやつがあるんだ〜!!」と嬉しそうに乗ってきて、カバンを開けては中を見たり閉めたりを繰り返していました。
年少、プレ年少児は城山公園へ行くための準備を始めると、いつもは周りに目がいってしまい落ち着きのない子ども達も水筒にカバンにと、しっかり準備をして教師の話もきちんと聞くことができていました。バスに乗って周りの風景を楽しみながら市民会館に着くと、公園広場まで自転車に気をつけながら歩く事が出来ていました。
年中、年長児は4年ぶりに伊予鉄の電車で松山市駅まで移動しました。子ども達の約半分くらいは初めて電車に乗るという事で、始めに古森先生から電車に乗る時の約束や電車の中でバランス良く立つ為のコツを教えてもらいました。しばらくするると市駅行きの3車両編成の電車がやってきました。まずは降りる人に道を譲ると、列に並んで安全に乗り込むことができました。さすが年長、年中児です。約束を守りながら周りのお客さんに迷惑をかけないように乗車していました。行きの電車の中では、くま組の子ども達のすぐ後ろが乗務員室で、車掌さんがアナウンスしている様子や機械がよく見えました。「幼稚園の放送と一緒だ!!」「色んなボタンがある!」と子ども達が興味津々で見ていると、車掌さんが「ガタンっとなる所があるから足にしっかり力を入れて転ばないように気をつけてね!」と優しく声をかけられました。電車内には他のお客さんもいたので席を譲ったり、立っている友達の手を座ってる子が握って助けたりとマナーを守って安全に乗ることが出来ました。約10分程の電車での移動でしたが子ども達にとって、とても貴重な体験になりました。
城山公園では古森先生から公園のルールを話してもらい、芝生は抜いてはいけないことや「公園の中は三葉幼稚園の友達だけではないんだよ!!」と安全に遊べるようにと話をしてくれました。そして、「ほら、木を見て!葉っぱの色も春に来た時と色が違うよね〜!」と紅葉についても楽しく話してくれると子ども達も「赤色になってるね」「葉っぱがいっぱい落ちてる!」と反応していました。
話が終わると待ちに待ったひろ〜い広場での遊びの時間です!!荷物を置くと「よーいドン!」と一斉に走り出します。公園では『だるまさんがころんだ』をしたり『しっぽ取り』をしたりして遊び、たんぽぽ組の子は芝生の上にゴロ〜ンっと転がると「ふわふわしてる!」「チクチクしないね」と春の遠足の時と感触が違うこと話したり、紅葉の美しい秋の広場をで思いっきり楽しんだりしていました。
遊んだ後は、何よりも楽しみにしていたお弁当の時間です。お弁当を笑顔で口いっぱいに入れる子ども達は、とても幸せそうでした。おやつを食べた後は、敷物にしていた45Lの袋を使っての風船遊びが始まりました。袋を振って空気を入れるとバサー!バサー!とはじく音が聞こえた後、袋の口を閉じると「わぁ〜!」と膨らんだ袋の風船を持って、元気いっぱいに走ったり空に向かって飛ばしたりして、バスと電車で帰る時間まで、目一杯遊んで帰る事ができ、楽しい思い出がまた一つ増えました。
2023年10月31日 火曜日
今日は待ちに待ったたんぽぽ組のお芋ほりです。ポンタ農園に着いた時、「空を見て~!ほら!何色~?」という古森先生の声に皆が一斉に空を見上げました。するとなんて清々しいきれいな空の色なのでしょう!!子どもたちが一斉に「あおいろ~!♪きれいね~白い雲もあるね~」と口々に応えていました。こんな気持ちのいい空気のきれいな秋の自然の中でたんぽぽ組のお芋ほりが始まりました。実は今日のお芋ほりはいつもと違います。今日はなんと強力助っ人の年長さんたちが一緒にお芋ほりに行ってくれるのです。だから今日年長さんと手をつないで歩くたんぽぽさんの顔はいつもと違って得意そうに力強く見えます。実は、先日古森先生と教師たちでポンタ農園の芋畑を見に行った時、やはりこちらもレインボーファームの農園と同じく(雨不足のため)土が硬く手で掘り起こすのは大変だと急きょ芋掘り経験のある年長さんたちを助っ人によこしてくれたのです。さすが年長さんたちです。道路を歩くときもたんぽぽさんたちが危なくないようにその都度、右側左側とつなぎ直して歩く年長さんたちを見て本当に頼もしく思いました。
さて農園で古森先生から「お芋が育つには何が必要なんでしょう?」と聞かれると即座に年長さんが「土と水とお日様」と教えてくれました。そこで「今年は、水が足りなかったからお芋が水を探してず~と下まで潜っていったんかな。土がとっても硬いので年長さんが助けに来てくれたんだよ」と話してくれました。そしていざ慎吾先生が掘ってみると・・・・とてもとても一人では掘れません。すぐに「だれかたすけて~!」との声。古森先生、そしてそばにいた年長のA君がお手伝いに行きました。それでもなかなか手ごわいお芋。スコップを使ってやっとのことで掘れました!!そこで古森先生から「たんぽぽさんもみんなで力を合わせて掘ろうね!♪年長さん助けてあげてね♪お願ね」と言ってもらってにぎやかで元気なお芋ほりが始まりました。
スコップを使ったり手で掘っていったり、まあ本当に年長さんたちは大活躍でした。たんぽぽさんたちはそんな年長さんの姿を見ながら一緒に掘って見たり「がんばれ~!」と応援したりしていました。時々違う場所に行こうとするたんぽぽ組のA君を『ここだよ。ここに座って見ててね」と言ってなだめながら一生懸命お芋を掘ろうとしている年長児のT君を見てなんて優しく神対応ができるのかと感動しました。又年長さんたちが自分たちで必死で掘ったお芋がそろそろ掘り出せそうだという時には、たんぽぽのK君を連れてきて「ほらもうお芋でてきたよ。取っていいよ。」というさりげない年長さんたちのの優しい対応に教師たちはもう頭が下がるばかりでした。
そんな年長さんたちと一緒にお芋ほりをすることができたたんぽぽさんたちは本当に幸せだなと思いました。さて、そんなちょっぴり大変で楽しいお芋ほりが終わり写真撮影となった時のことです。お芋ほり後のたんぽぽさんたちの写真撮影はまあ大変です!!「○○ちゃんこっちだよ~。こっちむいて~!すわって~」と大騒ぎの中、『カン、カ~ン』の音!するとたんぽぽさんたちが一斉に音のする方を向いたのです。今だ!シャッターチャンス!・・・バッチリ撮れました!♪ナイスタイミングの音は、大騒ぎのたんぽぽさんたちを見かねた古森先生がシャベル二つを合わせて音を出してくれたのです。さすがのナイス対応に思わず楽しくてみんなが笑ってしまいました。
そんなこんなのたんぽぽ組さんのお芋ほりは皆に助けてもらったおかげで楽しく元気に面白くお芋堀りができました。
掘ったお芋も年長さんたちがキャリーに運んで「ワッショイ!ワッショイ!♪」と掛け声をかけながらそれは楽しそうに運んでくれました。
3年後、たんぽぽさんたちが年長さんになった頃は、こんな風に優しくてたくましい年長さんになっていることだろうと今からとても楽しみです。
2023年10月30日 月曜日
休み明けの今朝も子どもたちは元気いっぱい登園してきました。幼稚園の園庭は今工事の為5分の1、6分の1ぐらいの広さになっています。それでも年長4クラスと年中2クラスの子どもたちは限られた場所の中、踊りやフラフープ、バスケットボールをして遊んでいました。すると、遊ぎ場の様子を見てから園にあがってきてくれた園長が、包丁ままごとを一緒に持ってあがってきてくれました。久しぶりに園に上がってきたままごとに子ども達はすぐ気がついて遊び始めました。久し振りのままごとに女の子たちがなすや豆苗などをうまく使って色々な創作料理を作り始めました。すると、この限られた園庭の中でつりかん、ままごと、サッカー、バスケットボール、フラフープ、花いちもんめ、ブロック遊び、と今までしていなかったいくつもの遊びが広がってきたのです。その様子を見ていた園長が「ままごとテラスに置いたらどう?」と言ってくれ移動させると子どもたちは正直です。バスケットとサッカーはほそ長くなってたのしんでいたのが、広く使うようになり、花いちもんめは初めは4~5人だったのに気付けば20人ほどになり、より元気いっぱいの声がひびいていました。どんなに狭くても、環境の作り方1つで子どもたちの遊ぶ姿、遊びの広がりが全然違うんだなと改めて実感しました。
明日からもこの今ある環境の中でも最大限できること、そして今の環境を活かした保育をして楽しい生活をしていきたいです。
今、どのクラスも作品展に向けて、作品づくりを進めています。年長児は絵の台紙をはるのも自分たちです。自分の絵がよりステキにみえるものを一生けん命選び、真剣に貼っていたり作品も何日もかけて作り、加えて、改良し自分が納得いくまで頑張っています。
今日、日頃からお世話になっている寿建設のおじさんから木工用の材木をたくさん頂きました。明日からはもう一つ、木工の環境が増えそうです。狭くても狭いなりに子供たちは空間を最大限に利用する知恵を持っていることを改めて気付かされました。
2023年10月28日 土曜日
朝・晩は寒さを感じるものの、日中はもうすぐ11月とは思えないほどの暑さを感じる今日、ひよこ組の運動会を行いました。
毎年運動会が近づいてくると「どうする?」「何しようか?」と保育教諭はザワザワし始めました。ここ数年の反省を生かし、特別なことや何かをやらそうとするのではなく、いつもの生活や遊びの中から考えようと話し合いを重ねていきました。
そして迎えた本番当日。昨晩の雨が心配でしたが太陽も出てきて気温も上がっていき運動会日和となりました。いつも通りに受け入れを行い、お部屋でひとしきり遊んだ後、「みんなー!遊びにいくよー!」の声にパッと笑顔になり次々に人工芝に出て行きました。それぞれ好きな遊びをしながら保護者の方に入場して頂きました。気配を感じて泣いてしまう子もいたり圧倒されたようにじーっと保護者の方を見回している子もいました。保護者の方に遊びを見てもらった後はみんなでお片付けです。子どもにとって片付けも遊びです。保育教諭の手伝いをするように重たいものも一緒によいしょよいしょと運んだり、ボールや電車をかごに入れたり上手にお片付けができました。
そして大好きな踊り『ピカピカブー』が始まりました。実は練習の時には違う曲にしていたのですが前日の練習を見た古森先生からアドバイスを頂き1番ノリの良い『ピカピカブー』に変更したのです。これがオープニングにぴったりで良い表情で踊る子ども達を見ることができました。
そして次は大好きな磁石遊びです。れもん組は自分で磁石を取って貼りに行きます。たくさん持ってきて1つずつゆっくりと貼る子もいれば、泣きながらも走って貼って戻る子もいました。次は予定ではみかん組だったのですが早く行きたくてたまらない子がいるもも組に変更です。磁石を持っていないのでれもん組ボードからはずして届けてもらうことになりました。もも組より1つ大きいれもん組さんたちは”まかせて!”と言わんばかりの表情で張り切って届けてくれました。磁石をもらったもも組さんたちは、歩ける子は1人で貼りに来たり不安がる子は保育教諭と来たり、這い這いの子も片手にぎゅっと持ちながらいっしょうけんめいボードに向かってきました。そのいっしょうけんめいな姿に胸がキューっとなります。そして最後はみかん組。ここで幼稚園児さんの出番です。磁石を持っていないみかん組にボードからはずして持ってきてくれました。するとそれまで泣いていた子も泣くのをやめて受け取り行く気満々で立ち上がりました。ボードも幼稚園児さんに持ってもらい、そこへ向かって走って行く子ども達はみんな笑顔です。幼稚園児たちが”おいでおいで”と手まねきする姿はとってもかわいくほほえましかったです。そして磁石遊びは終わり・・・と思いきや、古森先生が「れもんさんもう1回やる?」と一声。幼稚園児さんたちがボードを持った方が子ども達の反応が良いと思う!とのことでもう1度れもん組さんのでばんとなりました。すると1回目よりも動きが良く「おねえちゃんいたね」「もってくれてたね」と話す子もいました。
そしてここで一息、お茶休憩が入ります。「おやつもね。」と古森先生に言って頂き保育教諭たちが用意し始めると自然とみんなが集まり涙も止まり、保育教諭たちにとってもホッと一息つく時間となりました。ここで気分が変わった子もいて、次の『いないいないバーナナ』の踊りをいつものように踊る姿が見られました。
踊りの後は問題の(?)玉入れです。実は前日の練習では全く反応も動きもなく頭を抱える事態に・・・。それは私たち保育教諭たちがいつも同じ練習を繰り返してしまったせいなのです。どうにかして子ども達の身体が動くようにならないものかと考えながら本番となりましたが、結果オーライ?ボールを拾い始めると好きなかごやたらい、プールなどに入れ始め動くたらいなどを追いかけたりボールそっちのけでかごのひもを引っ張って運ぼうと張り切る子もいました。ボールがなくなるとお片付けです。「おかたづけしよー。」と声をかけると友達と一緒にたらいを持ったり小さな子もプールをよいしょよいしょと引っ張って持って行こうとしたり、ぼくも!わたしも!とみんなやる気満々でした。褒められて拍手されると自分も手をたたいてパチパチ。得意気な表情に笑ってしまいます。
そして次は古森先生ともも組の子ども達で代々受け継がれる『おつかい』です。毎朝古森先生が大事なファイルを持ってもも組の部屋へ来て「先生の所に持って行ってね。」と渡してくれるのです。それを先生たちに持って行く。そんなかわいいやりとりを保護者の方にも見てもらいたいね、とプログラムに取り入れることになったのです。練習では新聞紙だったのですが、同じことを繰り返してきた練習の反省を元に、ちょっと違うものに変えてみようと、幼稚園の先生たちの大事な大事なファイルをちょっと拝借しました。すると子ども達の表情が練習の時よりもパッと変わったのです。最初はれもん組のおつかいです。それまでお母さんにくっついていた子も「おつかいいく!」と離れて古森先生からファイルを受け取るとなんとも言えないかわいい笑顔で走って持ってきてくれました。次のみかん組は、古森先生がファイルを手に近づいてくるとファイルをもらおうと次々に出て来ました。受け取ると離れて待っている保育教諭の所に遠くからファイルを差し出しながら歩いて来るのです。『せんせーまっててねー!いまいくよー。」という声が聞こえてきそうでたまらなくかわいかったです。最後はもも組です。泣く子も多かったので全員はすることはなかったのですが、小さな身体で大きなファイルを持っていっしょうけんめい保育教諭の所に持って行こうとする姿には、がんばれ!がんばれ!の応援にも力が入りました。いつものもも組お部屋でのおつかいは大体決まった子がしていたのですが、運動会ではそれまでやったことのない子も嬉しそうにしていたのです。実は今までもやりたかったのかな?お友達の様子をじーっと観察していて、いつかは自分も・・・と狙っていたのかもしれません。
そして最後はひよこ組運動会恒例となってきた『親子でアンパンマン』です。今年はアンパンマンに変身してバイキンマンにアンパーンチ!することにしました。それまでお母さん・お父さんと離れてがんばっていた子ども達も抱っこしてもらうとホッと安心したような表情になりました。それぞれピンク・赤・青のマントとスカートを身に着けた小さなアンパンマンたちが自由に空を飛んでいきます。どの子もスタートの時からワクワクした表情で(保護者の方はちょっぴり緊張気味?)空を飛び始めると笑顔が弾けます。バイキンマンにアンパンチした後は観客たちに手を振ったり古森先生にタッチしながら、満足した顔で座席に戻っていく様子が印象的でした。
アンパンマンが終わり踊りが始まったのですが1度くっついた子ども達はなかなか離れられず保護者の方にも一緒に参加してもらいました。急遽1曲追加し、保護者と手をつないで歩いたりお母さん・お父さんが踊る様子を笑いながら見ている子もいて、来年からは親子で楽しめる踊りをプログラムに入れようと保育教諭たちで話し合いました。
踊りの後は古森先生のお話では保護者の方にも芝生に座ってもらい子ども達もリラックスした様子でいました。青い空と緑の芝生と保護者にくっついて安心している子ども達を見てなんだかとってもほっこりした気持ちになりました。
今年は例年よりも盛りだくさんの内容で、プログラムの変更などもあり、時間も少々オーバーしてしまいました。練習での反省や不安を抱えながらの本番でしたが、笑顔で帰る様子を見ることができ嬉しく思います。日程の変更などもありご迷惑をおかけすることもありましたが、たくさんのご協力ありがとうございました。認定こども園らしく、幼稚園児たちにも手伝ってもらいながらの運動会。1歳から5歳までの成長を見ることのできる幸せを感じながらこれからの日々の保育を頑張っていこうと思います。
2023年10月27日 金曜日
明日は、ひよこ組さんの運動会という事で、今日は年中さん達が、準備のお手伝いを頑張りました。ひよこ組に弟や妹がいる子どもたちは「〇〇ちゃんの為に準備する!!」と、はり切っていました。お母さん達が座るイスをテントの下まで運ぶ時には、「こっちかな?」と近くの先生に聞きながら、並べていました。お手伝いが大好きな子ども達は、「次も運ぶぞ!」と、次々運んでいました。イスを運んでいる-方で、運び終わった子たちが今度は「きれいに拭く!」とぞうきんで一つ一つ、一生懸命拭いてくれていました。ひよこ組の先生達に「ありがとう!」とお礼を言ってもらうと、嬉しそうに「どういたしまして!」「運動会頑張ってね!」と応援していました。
お手伝いの他にも、ひよこ組さんに一生懸命頑張って欲しいと、みんなで応援の旗を作りました。アンパンマンの絵を描いたり、文字の書ける年中児は「がんばってね!」と、メッセージを書いたりと、どんな絵を描いたらひよこ組さんが喜んでくれるか考えながら作っていました。旗が完成すると「先生、応援してきてもいい??」とすぐにひよこ組さんのそばまで行って、旗を振りながら、「頑張れ」と応援していました。しばらくすると、幼稚園の応援合戦の時のように、「フレーフレー〇〇ちゃん」と何度も何度も復唱する姿もありました。練習にもお母さん役で参加した子ども達は、弟や妹がいる子は「おどってた!」「可愛いかった!」と嬉しそうに話していました。
うさぎ組には月曜日から、中学生のお兄ちゃんが一週間、来てくれていました。いっぱい遊んでくれるお兄ちゃんが子ども達は、大好きです。
昨日は、手遊びをしてくれたり、絵本を読んでくれたり、楽しいことが沢山ありました。そして、今日が最後の日。朝から子ども運は「一緒に遊ぼ!」「鬼ごっこしよ!」とお兄ちゃんの周りに集まっていました。
鬼ごっこをしてくれたり、築山で遊んでくれたりと、顔が真っ赤になるほど遊んでいた子ども達に、お兄ちゃんと何して遊んだのが楽しかったか聞くと、「鬼ごっこ!」「汽車!」「かけっこ!」と、沢山の答えが帰ってきました。
お兄ちゃんが帰る時間になり、さよならする時は「まに遊びに来て」とお願いしていました。人懐っこく、どんな人にも、すぐに話しかけ、仲良くなれるのは、「さすが、三葉っ子」と感じた5日間でした。
2023年10月25日 水曜日
今日は青コースのさつま芋掘り、今年の夏は、例年にない暑さで、水をあげてもあげても追いつかず、ポンタ農園では、さつま芋がほとんど出来ていなくて、お芋ほりが出来ないという事が分かりました。そこで毎年ポンタ農園に行く年少児達も今年は年長、年中さん達と一緒にレインボーファームへ行くことになりました。
朝9時15分には仮園舎を出発し、本園舎へ。本園舎では年長らいおん、ぞうも降りて来ていて、6クラスがそろって話を聞き、分かれてバスに乗り込みました。年中さんは、昨年のポンタ農園でのさつま芋掘りを経験しているので、ワクワク・ドキドキで気分も盛り上がっていました。バスから降りてレインボーファームへ着くと、そこにはレインボーファームの方々、園長先生、丸山先生、河野先生達、役員さん達が蔓を刈って、土を掘りおこしてくれていました。
その芋畑の入口付近に集まった青コースさんに園長先生が昨日、年長さんが稲刈りに来て、土が割れていることに気付いたことを話していただきました。それと同じようにさつま芋畑もレインボーファームの方々が沢山頑張って水をあげてお世話をして下さったけど、それでも水が不足し、土が乾いて、コンクリート化して固くなっていました。土を耕すと岩のような大きな塊がごろんごろん、その塊は、スコップを突き立てたり、鍬でたたいたりしてもびくともしない位固くなっていました。またお芋も「水」「水」と探し求めて、直径1cm位の細さで長く長く伸びて、蛸の足のように何本も伸びていました。
そんな固い土なので「一人では手で掘れないね」ということで、年長2人、年中2人、年少1~2人のグループを作って、力を合わせて掘っていくことにしました。「ここお芋があるのにとれない」「ここの土をとろう」と言いながら助け合って掘り、とれると年少さんが嬉しそうに持って歩いていました。年長児が「ここは まだ!スコップがいる」「あそこにスコップがあるよ」と言って、スコップで周りを掘ってはとっていきました。掘り終った頃、年少から順に掘ったさつま芋をもって写真を撮り、その後年長さんが稲刈りをした後の田んぼの中に入って、カエルに触れたり、落ち穂をひろったり、刈った稲の株を踏んでみたり、普段体験できない自然に親しむことが出来ました。田んぼのひび割れの中に藁を差し込んで「わぁ!こんなに入った」「あれ?下は固いよ」とひび割れが深いことや固い所にぶつかったこと等にも気付いていました。
今日の芋掘りでも今しか味わえない自然にいっぱい親しんだ一日となりました。
2023年10月20日 金曜日
最近、幼稚園に登園してくる、年中、年長児の朝はラジオ体操からはじまります。早くに登園して来たY君は、「先生もうすぐラジオ体操の時間だね!」と、透明パネルの方を見ていると、ゾロゾロと工事のお兄さんたちが集まってきました。8時ちょっと前になると、透明パネルの中では、「今日も怪我なく幼稚園を造るぞー」とラジオ体操がはじまります。それを見た子どもたちは、なんの迷いもなく、いつもの生活の流れで一緒に体操をします。その様子を見て教師の私も、「さぁ今日も1日いっぱい楽しいことをするぞ〜!1日頑張るぞ〜!」と思いながら一緒に身体を動かします。登園して、朝1番にラジオ体操をして、身体もスッキリ!!何して遊ぼっかな~と子どもたちは好きな遊びをはじめます。
そして昨日から、今度は作品展に向けて絵を描いたり、廃材集めをしたりしています。りす組のKちゃんやSちゃんが「絵が描きたい」と言って、クレヨンと画板を持ち透明パネルの真ん前で、工事現場のお兄さんの絵を描きはじめました。
すると…その様子を見た大林組のお兄さんが、大きな大きなクレーン車を子ども達の方に向けてくれて、”ウィ~ン”と、クレーンの先を透明パネル越しの目の前まで降ろしてくれたのです!
それを見た子ども達も教師も大興奮です!物をひっかける爪のような物はとても大きく、”すごーい!”と子ども達の目はキラキラです!!スゥーっと上に上がっていったと思ったら、2つ目のひっかける爪のような物が降りてきて、「え!!クレーンって2つもひっかける所あったんだね!!」と、大発見でした!
こんな日頃目にすることのない車を見ることができて本当にラッキー!!後から登園してきた子ども達は急いで部屋に戻ると、クレヨンとカレンダーを持って降りてきました。今見たことを細かく描く子もいれば、かっこいいお兄さん達を描く子もいる。クレーン車を描く子もいれば、クレーン車で物をつった先のことを描く子もいる。ひとりひとり違ってみんなとても素敵な絵を描いていました。気がつけば1階の透明パネルテラスも、2階のテラスも子ども達でいーっぱい!みんな素敵な絵を描いていました。なかには1時間近く集中して描いている年長児もいて、すごいな~!細かいな~!と驚かされました。こんな真近で見る体験なんて、普通はできることではないので、ありがたいな!と思うし、又、それを見てすぐに描ける子ども達は、さすがだなぁ!と驚かされます。これから作品展にむけて、子ども達と楽しくいろんな物を作ったり描いたりしていきたいです。
〈お願い〉
子どもたちがた~くさん素敵な絵を描いたり、廃材で作ったりしています。家にカレンダーや廃材がありましたら是非持たせてください♪
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