2009年2月19日 木曜日
年長児にとって「最後の発表会やね!」と子ども達が期待と緊張感をもって臨んだミニ発表会でした。らいおん組では、発表会の日、Hちゃんが欠席していたことから、子ども達は「Hちゃんのお母さんは絶対来るよね!じゃあ、Hちゃんのためにがんばらないとね!!」と張り切っていました。しかし、欠席していたHちゃんのお母さんだけでなく、ひよこ組から年長組までたくさんの方々が来てくださいました。ほとんどの方が最初から最後まで、子ども達の演技や歌を見て拍手を頂き、大喜びでした。
プログラム13番は年長の鍵盤ハーモニカと歌です。「ビリーブ」を歌った後、アンコールの手拍子に古森先生から「よかったね!アンコールはもっと声が聴こえないといけないから、もう一本マイクを増やしてあげるね!」と気持ちを盛り上げてもらって「うまれてきてくれてありがとう」を歌いました。明日は赤コースのミニ発表会です。ぜひ、子ども達が楽しそうに演技している姿を御覧下さい。
ちょっと風が冷たい中、たくさんの子どもたちが戸外に出て遊んでいました。砂場では、大きな山と川ができ、‘チョコレート工場’と称して、ダイナミックな遊びが始まっていました。気がつくと、参観に来られていたお母さんも一緒になって穴を掘ったり、山を作ったりして下さっていました。子どもたちは嬉しくなって、いつもよりはりきっていました。大きな山ができあがると、「なんだか気持ちいいです。」と、お母さんも楽しそうでした。また、長なわとびのコーナーでは、お母さんがなわをまわして下さっていて、数分後には大行列ができていました。ぱんだ組のK君は、「63回も飛べたんよ!!」と、嬉しそうに報告しに来てくれました。「えー!すごいやん!」と答えると、こっそり私の耳に手をあてて、「あの○○ちゃんのお母さんのまわし方がとっても上手なんよ。」と、教えてくれました。本当に、たくさんのお父さんやお母さんが一緒に遊びに参加して下さっていて、子どもたちものびのび遊ぶことができています。子どもたちが何気なくしている遊びが、実際は長時間続いていたり、とても大きな力や体力を使ったりしています。 そして、今日りす組は、少し片付けや給食の準備が遅くなってしまって、することが押せ押せになってしまいました。年中さんは、今、年長さんになるための準備をしています。しっかり教師の話を聴くこと、自分で次は何をするべきか考えて行動すること、ルールはしっかり守ること・・・など、頭をフル回転させて毎日過ごしていけるように、私たち教師も、子どもたちに目的をしっかり伝え、先を読みながら行動できるような環境を作っていきたいと思います。
今日もたくさんの保護者の方々に自由参観日に来ていただき、子ども達も心なしか心ウキウキして園庭や室内で遊んでいるように見えました。室内を覗いてみると、さくら組では何人かの子ども達が集まって何やら真剣に作っているようでした。そっと覗いてみると、K君が「先生。今ね魚釣り作りよるんよ。」と作った釣竿とバケツを見せてくれました。「釣りがしたいけん池が欲しいな。」と口々に言うので、水色の布を出してあげると新聞紙を丸めて池の周りの岩を作り始めました。すると、Y君が「魚だけじゃ寂しいけんワカメと船を作る。」と船も作りました。釣り堀が完成すると、子ども達がそれぞれに作った釣竿をもって釣りを始めました。魚には穴があいていて、釣竿のひもをひっかけるようになっていました。なかなか釣れずに悪戦苦闘している子もいましたが、コツを掴んで一匹二匹と釣っている子もいました。一人が作り始めた魚釣りが、子ども達の発想でこんなに広がりみんなで楽しむことができていました。ここからまた遊びが広がっていけるよう明日の環境を考えていきたいと思います。
参観日最後の明日は、赤コースのミニ発表会です。子ども達は「また衣装が着れるね。」「お母さんが見にくるんよ。」と嬉しそうです。
2009年2月6日 金曜日
今日も、子ども達は登園してくるとすぐに戸外へ飛び出し、サッカーや氷おに包丁ままごとなどで思い思いの遊びを楽しんでいました。
そんななか赤コースの子ども達はホールと会議室に分かれて発表会の練習をしました。発表会まであと2日、何となく落ち着かなくて子ども達も教師も一生懸命練習しました。
年少のオペレッタ「おかしのほしのくいしんぼう」では、「さぁ!!おかしのほしのくいしんぼうのお友だち。自分の所に並びましょう。」と言葉を掛けると、出演する子たちが一斉にオペレッタで使う(草)・(口)を運んでいきました。そして、曲がかかると大きな声で歌ったり踊ったりとても楽しそうでした。最後の決めポーズも子ども達が音楽を聞いてタイミングも合わせられるようになりました。明日で練習は最後ですが、子ども達と悔いの残らない発表会にしていきたいと思います。
その後、練習が終わった子ども達は戸外で遊びました。
戸外で思い思いの遊びを楽しむ中で、さくら組の子ども達は〔色おに〕をしました。最近では、戸外に出ると「先生いろおにしよ。」とクラスの友だちを誘って集団で遊ぶことを楽しむようになってきました。いろおにも最初は走り回っているだけでしたがルールを覚えるとみんながその色を目掛けて猛ダッシュしていき、それがまた楽しいのです。
様々な遊びをする中で、吊かんを最後までできるようになった子、泥団子をピカピカになるまで一人で作れるようになった子などたくさんの成長が見られます。子ども達に負けないよう私も園庭を走り回り、たくさんのことに挑戦していきたいと思います。
2009年1月14日 水曜日
今日も冷たい風がピュっと吹き、思わず体が固まってしまいそうな寒さでしたが、子どもたちは園庭で元気いっぱい走り回っていました。
そして、10時15分、役員さん立会いのもと、生活発表会の座席のくじ引きが行われました。 朝、年長児はバスから降りてくると「今日は発表会の席のくじ引きよね?お父さんにいいとこ引いてきてねって言われたんよ。」と、とてもウキウキしながら話してくれました。お家で保護者の方に教えてもらったのか、子どもたち一人ひとりが【くじ引き】を楽しみにしているようでした。
くじ引きを行う前に、まず各クラスあいうえお順に男女混合で並び、一番前の子と一番後ろの子がじゃんけんをしてくじを引く順番を決めました。 兄弟のいる子達は、それぞれが譲り合ったり、上の子が弟や妹にくじを引かせてあげたりする微笑ましい姿も見られました。又、二人共が引きたいためにじゃんけんをして引く方を決めている兄弟もいました。
年少児のAちゃんは、自分で引いたくじを広げて確認し役員さんが自分の名前を書い下さる様子をしっかり見ていました。きっとお家に帰って保護者の方に自分の引いた席のことを伝えるためにしっかり覚えようとしているのかなと思いました。古森先生に話していただいたことも、子ども達なりに理解し、役員さんに引いたくじを渡すときも分かるように大きな声で自分の名前を言ウことができていました。また、くじを引くときに目をつぶって祈るように引く子どももいて、とても真剣にくじ引きをしていました。
くじ引きが終わった後、年少児達は園廷で遊びました。今まで泥だんご作りをしたことのないS君が「先生見て!!」と手を差し出しました。見せてくれたその手には一生懸命作った泥だんごがありました。「ちょっと難しかったんやけど作れたんよ。」と少し照れた表情で話してくれました。子ども達は毎日新しいことに挑戦する姿が見られます。そのときの一生懸命な表情や達成感を得ている姿を見ていると、私達も色々なことを乗り越えてその喜びや充実感を目指し、成長していきたいなと思います。
さくらぐみとひまわりぐみでは、くじ引きまでの間に生活発表会の踊りを自由に踊ってみました。最初のポーズからノリノリな子ども達は、歌を口ずさみながら踊っていました。「かっこいいねえ~」「この踊りすき」と喜んでくれた子ども達と一緒に発表会に向けて素敵な作品を作りあげていきたいと思います。
2008年12月4日 木曜日
今日もとても天気がよく暖かかったので、子どもたちは戸外でサッカー・縄跳び・帽子とりなどをして体を思い切り動かして遊んでいました。
年長児たちは、保護者から頂いたすいせんの球根を屋外遊ぎ場へ植えに行くことになりました。ぞう、くじら、くま組では途中少し遠回りをしてお泊り保育で行く予定だったお寺の丘を登ってみました。上からは遠くの建物や山々が見え、すぐ下に屋外遊ぎ場が見えました。屋外遊ぎ場では先に行っていたきりん組とらいおん組の子ども達がせっせと草をひいて水仙を植える準備をしていました。それを見つけた子どもたちは、「おーい!!らいおんさん。きりんさん。ここだよ!!」と叫んで大きく手を振りました。らいおん組ときりん組の子どもたちは、どこから声が聞こえるのかとキョロキョロ周りを見渡すと丘の上から手を振るぞう組さんたちの姿が見えました。それをみて下からも手を振ってお互いが楽しんでいました。
きりんぐ組とらいおん組の子どもたちが先に行ってとても一生懸命草をいてくれていたので、赤コースが着くころには準備ができていました。そして、教師が土をならしてバークをまいていると、子どもたちが「これは何?」と不思議そうに聞いてきました。「これはね、バークっていってきれいな花が咲くように土に栄養をあげているんだよ。」と説明すると、「これでまた大きくなるんやね。」と安心したようでした。
球根を植える前に古森先生から、今まで年長さんが植えてきたものをクイズ形式で話してもらいました。「ヒヤシンスは種を植えた?」という質問に「ちがーう。球根よ。」という答えがかえってきました。次に「田んぼに植えたのは?」という質問には、くまぐみの子が「もみ!!」と答えました。さつまいもはつるを,ジャガイモはお芋を、そしてさるかにがっせんのお猿さんは柿の種、植物にもさまざまな生育の仕方があることに改めて気づきました。又、球根には多めに土をかけるのはなぜかと言うことも子どもたちに分かりやすいように話をしてもらって、各クラスでグループを分け、[穴を掘る人]・[球根を植える人]・[土をかぶせる人]と役割を決めて植えていきました。最初は毎日、水やりをしないといけないので交代でクラスごとに水やりすることになりました。
すいせんを植えた後は、ぞう・くま・くじら組の3クラスで帽子とりゲームをしました。ぞうはくまの帽子をとり、くまはくじらの帽子をとり、くじらはぞうの帽子をとるというルールで始めました。、屋外遊ぎ場は広いのでで子どもたちは思い切り体を動かして汗をかきながら帽子をとっていました。とても楽しんでゲームをしていたので、二回目は逆にして帽子とりをしていきました。1回目はぞう組が、2回目はくじら組が勝ちました。
さて、園内ではさくら組の子どもたちが泥だんご作りに夢中になっていました。年長さんの作っていたピカピカの泥だんごを見て目を輝かせていた子どもたちは、早速水を取りに行って作り始めました。最初はうまく固まらずくずれてしまっていた泥だんごも何度か作っていくうちに、きれいな丸いだんごが作れるようになりました。年長さんの「一日寝かせて、お休みさせといてね。また明日砂かけていったらピカピカになるよ。」というアドバイスを聞きカップに入れてお部屋に置いいます。明日幼稚園に来たらピカピカにするんよ。」とヤル気満々のS君でした。
そして、女の子たちは、色づいてきたイチョウの木の下に集まり、イチョウの葉っぱを集めていました。その集めた葉っぱを結びとってもきれいな花束を作っていました。
身近にある様々な自然を遊びに取り入れて、異年齢児と交流しながら遊ぶ中でもたくさんの気づきや発見そして学びが見られます。これからもたくさんの経験を積み重ね成長していけたらいいなと思います。
2008年11月11日 火曜日
今日も冬が来たかのような寒さのなかで、子供たちは、元気いっぱい走り回っていました。
砂場では、ひつじ組さんとぺんぎん組さんで協力して大きくそして長い川を造っていました。パイプを上手くつないで、お皿やコップの入っていたキャリーを使って高さを調節してみたり、きちんと川に流れるのかを試すために発泡スチロールを流してみたりと、それぞれが役割を決めて造る姿が見られました。
わらのコーナーでも、とても可愛いものができていました。教師が少し作っていたわらの家に、ぺんぎん組のAちゃんが興味を示し教師が作っていたのを真似て、はさみで同じ長さになるようにわらを切ると、ほかの所につかないようにボンドを丁寧に塗って続きをはっていきました。すると、みるみるうちに隙間のあいていた壁も屋根もきれいに敷きつめられていました。小さなわらの家は、中の様子が見えるように入り口が開いていました。中を覗いてみると、まるで【3匹のこぶた】に出てきそうなわらの家で子供たちも、先生も「わぁ!!」と楽しそうに見ていました。
そして、昨日に引き続きテラスの前では、らいおん組とくじら組の子供たちが先生になって【エコリンピック】【もったいないソング】【イカのおすし】を踊っていました。前で踊っていたくじら組のS君は、右から出すときは左から出して向かい合って踊っている友達と方向を合わせて大きく踊ってくれました。反対から動きをしてくれていることで、年中・年少さんも踊りやすく真似して踊ることができました。踊っているとあちらこちらから遊んでいた他の子供たちも集まってきて歌を口ずさみながら楽しそうに踊り始めていました。
これから外はもっともっと肌寒くなりますが、三葉幼稚園の子供たちは思い切り体を動かし元気いっぱい園庭で遊ぶことでしょう。
2008年10月24日 金曜日
朝バスの中では、昨日の遠足の出来事を楽しむように、口々に話をしていました。
今日も雨の降りそうなお天気でしたが、園庭ではいつものように子どもたちは元気いっぱい遊んでいました。さくら組では、何人かの子どもたちが室内で作品づくりをしていました。そこへ、くま組のM君がやってきました。「先生ちょっと、ちょっと来てみて。」と、小さな声で言われた私は、何人かの子どもたちを誘ってM君について行ってみました。くま組に着くと、[ハッピレストラン]ができていました。年少さんがいきなり来たことで、くま組さんはとても驚き、「まだ準備ができてないんよ。」と、困った様子でしたが、すぐに、「すぐ作るけんね。あっちに回ったら入口があるけんね。」と言って案内してくれました。室内に入って注文するのではなく、窓を開け、廊下から注文するという、ドライブスルのようなレストランでした。メニュはたくさんあり、子どもたちは、「迷うね。どれがおいしいんかな?」や、「本当にもらえるん!!すごいね。」と、とても楽しんでいる様子でした。注文すると・・・。「お金持っとるん?100円なんよ。」と言われた年少さんは、はっと気付き、部屋に戻ると早速お金を作りました。お金を作った子から急いでくま組に行くと、注文していた商品がすでにできていました。もらった子どもたちは、とても喜んでクラスに戻ると、みんなに見せてまわっていました。
まだ準備段階ではあった[ハッピレストラン]ですが、さくら組の子どもたちは本当に楽しんで買い物をすることができていました。そして、くま組さんの[ハッピレストラン]を見たことで、お部屋に戻ると、N君が「さくら組も、くま組みたいなお店屋さんがしたい。」と言って、机を動かしたり、レジの位置を決めたり、部屋を片付け始めました。
今日は場所のセッティングで昼食の準備になり、片付けになりましたが、「また月曜日にどんなお店にするのか考えてくるね。」と言って、来週への期待を持って降園しました。
2008年10月2日 木曜日
運動会まで、あと2日となった今日は全体で練習ができる最後の日でした。今日の青コースの全体練習では、教師が一切入らずに子供たちだけで進めていこうということで、練習が始まりました。間隔をあけてきれいに並び、まとまりのある踊りをした年長さん。ポーズが決まった時は本当に感動しました。グループ作りを子供たちだけでやり遂げ、難しい大きな円にも挑戦した年中さん。ラインを引かずに丸になったり一列に並んだり、年長さんのようにかっこよく踊っていた年少さん。今まで練習してきたことをしっかり覚えて各学年それぞれに感動する場面がたくさんありました。
9月から始まり、今日までの1ヶ月間一生懸命練習をしてきました。その中でも、練習をしていく中で各学年様々な段階を経て成長をすることができました。踊りや競技を覚え、園廷に出て実際にやってみることから始まり、その次は石灰でラインを引きラインに沿って踊ってみました。子どもたちが楽しく練習ができるようにと教師も中に入って思いっきり踊りました。そして、最後にはラインを引かず教師が中に入って口を出すことなく、子どもたちが自分たちで考えながら踊れるようになりました。
年長さんは始めから教師が入ることなく子どもたちだけで練習していき、年中さんは教師が一緒に入って思いっきり子どもたちと練習をし、年少さんも毎日少しずつですが課題を作り練習をしてきました。
初めは恥ずかしくて踊ることができなかったAちゃんも、ふと見るとお尻をプリプリ動かして踊っていました。また、Sちゃんは小さな声だけれど歌いながら踊っていました。かけっこの並び順を覚えるのが大変で、何日も悪戦苦闘していましたが、今では子どもたち同士で「○○くん!!こっちよー。」と声を掛けあったり、自分から手を繋fぎにいって並んだり、子どもたちなりに考えて行動している姿が見られました、そんな成長した姿にいっぱい感動させられました。
運動会では、春の時より一段と成長した子どもたちの姿をご覧いただけることと思います。私たち教師も子どもたちと一緒に練習をしてたくさん学習をすることができました。温かい感動的な運動会になるに違いありまん。
コメント (「最後の発表会☆」らいおん組 丸山美和 「お父さん、お母さんと一緒に…」りす組 岩城悠 「釣り堀ができたよ♪」さくら組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)