2019年11月8日 金曜日
今日も天気がよく、登園してきた子どもたちは荷物の片付けをすぐに終わらせると戸外に遊びに行っていました。戸外では、わらを編んだり、サッカーをしたり、長縄跳びをしたりして身体をたくさん動かして遊んでいました。そこにたんぽぽ組のKくんが走ってきて、頭につけたわらのかんむりを見せてくれました。「かんむり、どうしたの?」と聞くと、「先生が作ってくれた」と言って、とても嬉しそうにみせました。わらにささった2枚の落ち葉がうさぎの耳に見えました。秋ならではの、自然物を使った遊びを子どもたちと一緒に楽しんでいます。
11月になって、新しい友達が増え、とてもにぎやかになったたんぽぽ青組さん。朝、泣いてくる子も少なくなり、朝から笑顔が見られるようになりました。一方では、たんぽぽ組の女の子たちが数人集まって泥場で泥だんごを作りました。最初は靴をはいて遊んでいた子どもたちも、泥水が気持ちよかったようで、自然に裸足になって遊び始めていました。服が汚れてしまうこともおかまいなしで、泥場に座りこんで遊び込んでいました。EちゃんやIちゃんは、「おだんごを作る!」と言って何個も作っていました。おだんごが何個かできると、IちゃんとMちゃんがままごとのコーナーからお皿を持ってくると、作った子どもたちが順番にのせていきました。お皿を持っていたIちゃんは、「重たくなった。」と言いながらも大事そうに持っていました。自分たちが作った泥だんごは1人ずつ袋に入れて、「お母さんに見せたいから持って帰る。」と自分の靴箱に大切そうにしまっていました。
入園当初は、1人遊びが多かったたんぽぽ組の子どもたちも、幼稚園に慣れてくると少しずつ群れて遊ぶことが多くなってきました。あっという間に11月も過ぎていきます。その時期、瞬間を大切に子どもたちとたくさん遊んでいきたいです。
インフルエンザの季節になってきました。予防接種を受けたり、手洗いうがいをしっかりとして予防していきましょう。教師も来週からインフルエンザの予防接種を受ける予定です。
★今日の青コース手作り給食は、胚芽米,チキンカツ,カレーきんぴら,りんごなっとう,さつまいもでした。
2019年10月8日 火曜日
台風19号発生のニュースのもと空は朝から、どんよりと曇っていて、時折雨がちらついていました。そんな天候のなか、園児たちは元気よく朝の挨拶をして登園してきます。子ども達を迎えながら声をかけていると、登園してきた子どもたちが濡れないようにと、園児席として出していたテントを古森先生が門からテラスまで2基つないでくださいました。子どもたちは嬉しそうに、「トンネルで~す。」と幼稚園へのトンネルを通ってテラスまで行っていました。
空とにらめっこしながら外に出る機会を待っている元気いっぱいの子どもたちの声が届いて、少しずつ天気がよくなってきました。それをすばやく察知した子どもたちはすぐに園庭に飛び出し、年中児はトラックを走ったり、各学年が入り混じって砂場で川や山を作ったり、様々な遊びをしている姿がありました。砂場でお兄ちゃん・お姉ちゃんに教えてもらいながら、大きな山や川を作っているたんぽぽさんも慣れた手つきで参加していて少し大きく見えました。
たんぽぽ青組では、みんなで月刊絵本を見ました。椅子に座ると、話をする教師のほうに椅子の向きを変えることができるようになったたんぽぽ青組さんは、椅子の向きを変えていない友達がいると、「先生のほうを向かないと!」と教えてあげていました。4月からたんぽぽ組で過ごしている子どもたちが9月、10月に入園してきた友達にいろいろなことを教えてあげたり、手伝ってあげたりしている姿を見ると友達を思いやる気持ちが身についてきているのだと思いました。毎日の遊びを通して、少しずつお兄ちゃん、お姉ちゃんになっているたんぽぽさんたちの成長を見守り、楽しんでいきたいと思うきょうこの頃です。
2019年9月10日 火曜日
連日の暑さに遊び大好きの子ども達に今日は対策として園庭にテントを3棟程出しました。すると子ども達はそれらのテントを利用しながら適宜、涼しい場所を見つけては遊んでいました。
プール遊びのためにまたまた復活した海の家では、年長の女の子たちが数人集まって会話したり、ハンカチ落としゲームをしたりしていました。その会話をそっと聞いていると、運動会のポンポンの練習計画を話し合っていて驚きました。また、園庭では年長組の男の子たちがブランコ横の木のところに集まっていました。何をしているのか気になって、覗いてみると木の幹にできた穴の中にいる虫を見ていました。「どんな虫がいるの?」と聞くと、Rくんが「カブトムシかクワガタがかくれている」と教えてくれました。そのままみんなで穴を見守っていると、穴の中から虫がでてきました。残念なことにその虫は、カブトムシでもクワガタでもなく名前のわからない虫でした。男の子たちは「調べてみようかな」とその虫に興味を持っていました。
また、たんぽぽ組の子どもたちも元気いっぱい遊んでいました。9月2日に入園したばかりの子どもたちは、まだ朝泣いて登園したり、不安そうな表情を見せたりする子もいますが、お兄ちゃん・お姉ちゃんが手をつないで遊んでくれたり、新しくできた友達と遊んだりすることで笑顔で過ごすことができてきています。そんななか、9月に新しくたんぽぽ組になったYくんが二人乗りの三輪車に乗りたそうにしていました。すると、4月からたんぽぽ組に入っているHくんが気付いて「一緒に乗ろう」と声を掛けていました。4月当初には、見られなかった子どもたちの成長した姿が見られてとても嬉しくなりました。お兄ちゃん・お姉ちゃんがいままでしてくれていたことを覚えていて、同じように困っている友達にしてあげている子ども達の育ち合いを大切にしていきたいと思いました。
2019年7月16日 火曜日
3連休明けの今日も暑い1日になりました。子どもたちは、涼しい場所を見つけては様々な遊びを楽しんでいました。たんぽぽ組の子どもたちはテラスで涼みながら絵本をみて過ごしていました。入園当初は、1人で遊ぶことの多かったたんぽぽ組の子どもたちも今では数人が集まって遊ぶ姿がみられるようになりました。お兄ちゃん・お姉ちゃんに混じって遊ぶことも多くなり、日に日に成長していく姿を見るのが楽しみになりました。
園庭では、年少組の子どもたちがカラオケをしていました。お客さんになった子どもたちは、椅子に座って友だちの歌を静かに聞いていました。舞台の上に立った子どもたちは、緊張しながらも楽しそうに歌っていました。
今日、たんぽぽ青組の子どもたちが育てているトマトが赤くなっていました。ブランコに乗っているときにそのことに気付いたAちゃん・Yちゃんが「トマトが赤くなってる」と教えてくれました。2人がクラスの代表として、トマトを収穫して調理師さんに「切ってください」と頼みに行きました。給食の時間に1つのトマトをみんなで分けて食べる味はまた格別においしく感じます。
Aちゃん・Mちゃん・Nちゃんがお部屋で粘土遊びをしていました。そして、ままごと用のお皿から三つ皿を持ってきました。それが顔の輪郭に見えたYちゃんは、粘土を丸めて、目と鼻と口の位置に置きました。かわいい顔ができたことが嬉しかったようで私に見せてくれました。
1学期もあと少しです。夕涼み会にむけて、元気に盆踊りを踊ったり、その他に出ているコーナーの遊びを体験したりして、夕涼み会への期待を高めていきたいと思います。
2019年6月19日 水曜日
今日は、昨日とうって変わって朝から暑い1日となりましたが、子どもたちは戸外の色々なコーナーで元気いっぱい遊んでいました。朝、子どもたちと戸外で遊んでいると、すみれ組の子どもたち4人が花壇のところで私を呼んでいました。行ってみると、廃材のカップを持って、一生懸命ダンゴムシを探していました。そして花壇の中のダンゴムシを見つけると、「いた!」と言って嬉しそうに見せてくれ、そっと捕まえると、優しくカップの中に入れていました。「捕まえたダンゴムシはどうするの?」と聞くと、Yくんは「逃がしてあげる。」と言って、一緒にいた友達にも教えていました。一昨日、ひめあちゃんのひまわりの話を聞いて種を植えたことで、子どもたちは生き物・植物の命について考えることが多くなったようでした。小さな生き物・植物も命があります。これから、小さなダンゴムシにも大切な命があり、捕まえたら自分がお母さんになって、世話をしてあげないといけないとたんぽぽなりに考える機会を増やしていきたいと思っています。
また、ままごとのコーナーでは、年長の子どもたちがキャベツやにんじんなどの野菜を切っていました。ぞう組のHちゃんは、「先生、これ見て!」と言って、コップを持ってきました。「これ何だと思う?」と聞かれたので、首をかしげていると「におってみて」と目の前に差し出しました。におってみると、ピーマンのにおいがしていました。一緒にいた友達にもにおわせていて、友達も「ピーマンのにおいがするね。」と言って、2人で笑っていました。それは、「ピーマンのお茶」でした。最近ままごとコーナーでは、色々な野菜を使って、同じ調理法ではなく野菜をすってジュースにしたり、みじん切りにしてスープを作ったりして、料理を楽しんでいる小さなコックさんたちがたくさんいて、見ているととても楽しくなります。
今日も暑かったため、プールに入りました。たんぽぽ組の子どもたちもたんぽぽさん専用のプールに入って、小さなじょうろで水をかけあったり、ボールで遊んだりして楽しみました。明日以降も、天候に恵まれて安全に気をつけてプール遊びが楽しめるといいなと思います。
2019年5月24日 金曜日
今日の最高気温は28度という報道の通り、朝から暑い1日になりました。そんな中でも、子どもたちは元気いっぱい遊んでいました。今週は、色水遊びや浸し染め、しゃぼん玉に加えて、スタンプ遊びや水汲み遊び、浸し染め制作などたくさんの遊びが出ていました。子どもたちは沢山の遊びの中から好きな遊びを選んで、友達と楽しんでいました。
スタンプ遊びでは、かぼちゃ、ピーマン、キャベツ、玉ねぎなどの馴染みのある野菜に絵の具をつけて、キッチンペーパーに押していました。年長児のHちゃんは、イチョウ型に切った野菜を組み合わせてリボンの形を作っていました。年長児のスタンプ遊びの様子を見ていると年少・年中児とは違ったおもしろい作品ができていて、「さすが、年長さんだな!」と思いました。
また制作コーナーでは、自分たちが作った浸し染めを使って、髪かざりや指輪、ブレスレットなどを作っていました。たくさんの子どもたちが集まって、思い思いに工夫して可愛いものをたくさん作っていました。子どもたちは、完成したものを身につけると、「見て!」と言って見せに来てくれました。水汲み遊びなど、夏の遊びがたくさんでてきているので、子どもたちと一緒に楽しみたいと思っています。
たんぽぽ青組では、廃材あそびをしました。空き箱やカップなど、自分たちが使いたいものを持って来て、好きなように組み合わせて遊んでいました。子どもによって、個人差は様々ですが手慣れた様子で貼りあわせている姿を見ていると成長の速さに感動しました。6月には、作品展もあります。子どもたちが日々の体験を自分なりに表現できるように援助していきたいと改めて思いました。
2019年4月22日 月曜日
今日は、朝から太陽が顔を出し、4月だというのに夏日となりました。初夏の太陽は日差しに慣れていない子どもの皮膚にはよくないということと入園して間もない子どもたちは日陰を選んで涼しい場所で遊ぶ工夫もできないだろうということで要所要所にテントを出しました。すると、そこそこのテントの下でグループになってよく遊んでいました。
そんななか、藤のある砂場ではダイナミックに大きな山を作って遊んでいる年長児たちがいました。山ができるとそのまわりをお堀のように掘ってパイプを使って、水を流し始めました。そのままでは、同じ方向に水が流れ続けます。そのことに気付いた年長児は、短いパイプを使って、水をせきとめ、山の方に水が流れてくるように工夫していました。その様子を見ていて、「さすが年長さん。考えることが違うな」と思いました。大きな山のまわりにできた川の中では、裸足になったたくさんの子どもたちが気持ちよさそうに遊んでいました。
また、他の遊びをしている子どもたちの様子を見ていると、門の近くにあるイチゴや花のプランターを動かしている年少児を見つけました。「何をしているの?」と聞いてみると、Yくんが「ダンゴムシを探しているの」と教えてくれました。Yくんが持っていた廃材のカップの中には、大小様々なダンゴムシがいました。去年、Yくんはたんぽぽ組のときに虫探しを経験していて興味を持っていたのです。気がつくと門の近くには去年のたんぽぽ組さんが群れてダンゴムシ探しをしていました。みんなで力をあわせて、重いプランターを動かし、「見つけた!」「いた!」などの言葉をかわしながら虫探しを楽しんでいました。
新入園のたんぽぽ組は、カゴメから贈られたトマトの苗を植えました。3本の苗をみんなで優しく土の中に植えて、小さなじょうろで水をやりました。みんなで交代しながら、何度も水やりをしました。小さな苗が大きくなるまで、子どもたちと水をやったり観察をしたりしていきたいと思います。春の終りを告げるかのような暑い日差しのなか園庭は赤や黄色等々の花々が鮮やかに咲き誇っています。様々な自然に触れ、様々な発見や気付きを大切にしていきたいと思います。
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