2016年5月2日 月曜日
砂場で向き合って顔を見合わせて笑っている、AちゃんとBくんを見つけました。Aちゃんは大きなスコップを持ち、Bくんはジョーロを持って遊んでいました。近くに行ってみると、盛った土のうえでジャンプをして、靴の跡がつくのを見て楽しんでいたのです。AちゃんもBくんも転びそうな程、高くジャンプをして「できた!」と言いながら、靴の跡を見ていました。私も一緒になって靴の跡をつけると、足の大きさの違いに「わぁ、大きいね!」と大笑いしていました。Aちゃんはスコップで足跡を消してはつけ、消してはつけと、何度も靴の跡をつけて楽しんでいました。
また別の日、Cくんは、地面を見ながら、何かを探していました。声をかけると「ダンゴムシ…、ダンゴムシ…」とつぶやきながら探していました。そして小さなだんご虫を見つけると、大きな声で「おった!」とさけんで、嬉しそうに捕まえました。だんご虫を手にとったあと、たくさんの足があるのをみて一瞬、驚いた顔をしていましたが、すぐに見慣れて、友だちのDくんに「見て、ダンゴムシ!おった!」と見せていました。Dくんも「ダンゴムシ?」と尋ねながら、2人で、だんご虫の動きを見ていました。指でだんご虫を触ると、丸まって動かなくなったのを見て、不安そうな表情になりました。「だんご虫は丸くなるんよ」と伝えると「まる?」と聞き返し、安心したように、再び、だんご虫を見守っていました。
1、2歳児が少しずつ話せることば増え、言葉で伝えようとしている姿や、自ら友だちと関わり合って遊ぼうとしている姿が毎日見られ、楽しくなります。また虫や動物等、自然に触れたり、友だちや保育教諭との関わりを通して、様々な興味や刺激を受けながら、言葉も獲得していることを実感しています。
幼児たちが、何を伝えようとしているのか、どんなことが好きなのか、しっかり聞いて向き合っていきたいです。
2016年3月7日 月曜日
今日はとても天気がよく暖かかったので子ども達も上着を脱いで笑顔いっぱいで遊んでいました。砂場へ行ってみると、年少児と年中児達が裸足になって山を作ったり、穴を掘って水をためて池を協力して作ったりしている姿がありました。
ひよこ組の子どもは、年中児としっぽ取りをしました。ルールのある遊びをルールを守ってすることができるようになったひよこ組ですが、年中児の足の速さにはついていけず、最後はひよこ組みんなで追いかけていました。それでも追いつけず、「おにいちゃんはやいね。」と悔しがっているひよこ組さんでした。
そして、片付けの前にみんなで漁火太鼓を踊りました。すると年中児達がすぐに前に出てきて堂々と踊ってくれました。とっても可愛い笑顔で何回も何回も楽しそうに踊ってくれる年中児達にひよこ組さん達も笑顔で上手に踊ることができていました。そして、「もっと踊りたい!」と顔を真っ赤にして何度も何度も踊っていました。
ひよこ組では、今まで描いた絵をまとめる表紙に絵を描きました。先週好きな色の画用紙を選び、手型をしていたので、自分の手型に手を合わせてみては楽しそうでした。I君は手型を見て「これはお父さん、これはお母さん、これはお兄ちゃん」と家族を想像し、とっても可愛い顔を手型に描いていました。4つ並んでいる手型に線を描き、「電車描いたよ」と見せに来てくれたり、教師3人の絵を描いてくれる子もいたりして、とても嬉しく思いました。あんなに小さな身体で自分のことは自分で行い、何でも挑戦している姿を見ていると、子どもの成長の大きさを感じます。もうすぐ年少になることをとても楽しみにしているひよこ組の子ども達と楽しく生活していきたいと思います。
今日の給食は焙煎大麦パン・豆乳シチュー・ウィンナー・バナナでした。パンの色がチョコの色だったので、ひよこ組の子ども達は「これはチョコパンや!」「チョコの味がする!」ととっても可愛い会話をしていました。豆乳シチューの中に入っている野菜もペロッと完食していました。
まだ体調を崩している子がいるので、こまめに手洗い・お茶うがいを行っていきたいと思います。
2016年2月10日 水曜日
今日も元気に登園して来た子どもたちは、教師や友達と明るく挨拶を交わしている姿がたくさん見られました。ひよこ組の子ども達が「先生にごはん作ってあげる!」と粘土を丸めてジャガイモを作り、皮をむき始めました。そして、「お母さんみたい?」ととっても自慢気に聞いてきました。お母さんが料理をしている姿をよく見ているんだなと思いました。一方では、違う子どもがいろいろな道具を持って来て「これはこうやって使うんよ。」と、自慢気に友達に教えてあげている姿がありました。そして園生活に慣れてきて好きな廃材遊びでは、廃材と廃材をセロハンテープでしっかり止めて、自分たちの思い思いの物を作り、何を作ったのかとても嬉しそうに教えてくれました。
戸外に出てみると、道路に見たことのない車が1台止まっていることに気がつきました。「あれ何の車かな?」と言いながらずっと見ていると、クレーンが伸びてきました。「あ!あれクレーン車やったんや!」と子ども達は大興奮でした。クレーンが伸びていた先には荷物があり、じっと見ているとその荷物が持ち上がりました。さらに子ども達は大興奮で自然に「がんばれー」と大きな声で応援し始めたのです。それに工事をしている人が気づいてくれて、高い所から手を振ってくれました。「手振ってくれたね」と大喜びで、よく見える所に移動した子が「こっち見えるよー」と教え合っている姿はとてもかわいかったです。
ひよこ組も34人となり、今日全員そろったのでみんなで写真を撮りました。撮り終わった後、片付けをしている教師の姿を見て子ども達が自然と片付けを手伝ってくれていました。教師が持っている物を一緒に持ってくれるなど、小さな体の子ども達がワッショイワッショイと運ぶ姿はすっかりお兄さん、お姉さんに見えました。
今日は天気が良かったので年少さんがお弁当を「外で食べよう」と誘ってくれました。それを聞いたひよこ組の子ども達もすぐに準備をして、とても嬉しそうに外でみんなで食べることができました。
金曜日は市民会館でのリハーサルです。バスの時間や持ち物など、先日配布しました手紙にて確認をし、間違いのない様ご協力よろしくお願い致します。
2016年1月19日 火曜日
今日は暴風雪警報のため自由登園になりましたが、たくさんの子どもたちが寒さに負けず元気に登園して来ました。さすがに子ども達も所持品を始末すると戸外に出ないで室内で遊んで遊んでいました。そんななかふと外を見てみると雪がたくさん降っていました。それを見たひよこ組のI君が「ゆきやこんこ」といつも歌っている歌を思い出して口づさんでいる姿がとても可愛かったです。雪が降り始めたことに気がついた子ども達は、副園長に「帽子をかぶったら外に出ていいよ」と言ってもらうとすぐ帽子を取りに行き嬉しそうに園庭に飛び出して走りまわっていました。正門の入り口のタイルの部分にほんの少しだけ雪が積もっているのを見つけた年長児は、雪を集めていましたが「もっと積もったらいいのにね」と友達と楽しそうに話していました。一方、ひまわり組の子ども達は雪が降ったり止んだりしてとても寒かったので、昨日の強風で落ちていたまつぼっくりや杉の実や木の枝を集めて砂場の穴に入れてたき火ごっこをはじめました。実際に火は付いていないのですが、子ども達は「あったかいね」と言いながら手をかざしていました。どうやら焼きいもの時のたき火のイメージが重なっているのだと思いました。そばに行ってみると、何だか本当にあったかくなったような気持ちになりました。
部屋に入ってからひよこ組では、発表会の踊りをしました。「うさぎとかめ」のオペレッタをするのですが、かっけこを刷る時どうしようか教師が悩んでいると、副園長が「ぴよぴよのすべり台を使ってもいいよ」とアドバイスをくれました。それを持って来てセットするとすぐにぴよぴよから来た子ども達は慣れた様子で遊び始めました。順番に同一方向から登ることを伝えると、約束を守って友達と一生懸命登っていました。その後子どもと一緒に振り付けを考えながら踊っていると、隣のぴよぴよの子ども達が見に来てくれました。今日が初めての練習でしたが、子ども達はすぐに覚えて得意そうに踊っていました。ぴよぴよさんから拍手をもらってとても嬉しそうなひよこ組の子ども達でした。
その後オペレッタで使う葉っぱに色を塗りました。1人ずつ筆を持って塗っていきましたが、子ども達はとてもていねいに塗ることができていて、とても驚きました。今日は少人数での練習でしたが、明日からはひよこ組のみんなで発表会に向けて楽しく踊ったり歌ったりしていきたいと思います。
今日は急きょ家庭弁当になりましたが、子ども達はとても嬉しそうに友達と並んで食べていました。明日はオレンジフーズの給食になります。急に厳しい寒さがやってきましたが、手洗い・うがいをして風邪をひかないようにしましょう。感染症はありません。
2015年12月17日 木曜日
おもちつきの今日は、厳しい寒さになるとの予報があり、大変心配しましたが良い天気となりました。木を燃やすにおい、お米を蒸す香りの中、子ども達はにこにこと登園してきました。そして役員さんやお手伝いに来てくださっている方達が火を燃やしたり、おもちをついたり忙しく手伝って下さっている姿を見ながら、自分達の出番をわくわくしながら待っていました。年長さんは、今回でおもちつきも3・4回めになるため、つくのも丸めるのもとても上手で張り切っていました。張り切りすぎて力を入れすぎて思わず手水を入れているおけにきねが入ってしまったぞう組のR君の姿もまた、とてもかわいらしく見えました。また、昨日牛乳パックで作ったきねで練習したひよこ組さんたちでしたが、実際のきねは重たくてなかなか持ち上がらないので、苦戦していました。それでも初めての経験に精一杯小さな体で重たいきねを振り上げている姿に感動しました。年少さんも年中さんも、自分の番を今か今かと待ちながら友達がしている姿に合わせて「ぺったん!ぺったん!」と声援を送っていました。
おもちを丸める部屋からは、楽しそうな声が聞こえてきました。副園長がおもちの丸め方を説明しながら「どろだんご♪どろだんご♪」というかけ声に合わせて、きりん組さんが「どろだんご♪ホイ!どろだんご♪あソレ!」と合いの手を入れ、はぎれのよいリズムに乗って大合唱。何だか、発表会の劇にも使えそうな楽しい歌声の中おもちを丸めていて、聞いている私も楽しくウキウキした気持ちになりました。さすが三葉っ子は、泥だんご作りの名人とあって、年少さんも年中さんも「ぺったんぺったんぺったんこ」の声に合わせて楽しそうに、そして上手に丸めていたので驚きました。また、いつもは粉で遊んでいる子もいるのですが、今年は誰もいなくて、その事にも驚きました。
内緒の話、、、ひよこ組さんだけ特別に古森先生につきたてのおもちをちぎって口に入れてもらいました。そのおいしかったこと、、、次々と私も僕もと、横1列に並んで口を開けて待っている姿がかわいらしかったのは言うまでもありません。今年は蒸し上がったもち米をひと口ずつ食べました。すると、「おいしい!おこめがおもちになったんやね」という年少さんもいました。
待ちに待った昼食は、「お雑煮、きりぼし大根、子持ちししゃも、みかん、干し柿」をいただきました。副園長に「お雑煮のおもちは赤、白好きな方を選ぶといいよ」と言ってもらって、子どもたちはおもちを選ぶのもとても嬉しそうでした。そして子どもたちに大人気だったのが、古森先生が昨日からぐつぐつ煮て作ってくれたあんこです。ぴよぴよさんは、今日はおもちではなくおにぎりでしたが、古森先生手作りのあんこをにこにこと美味しそうに食べました。その後、「おいしかったよ」「また食べたい」と副園長に話すぴよぴよさんを見て、本当に驚きました。
朝早くからお手伝いしていただいた役員さん方。そしてお手伝いにかけつけてくださった業者さん方。本当にありがとうございました。行事のたびにいつも一生懸命子どもたちのために働いてくださる役員さん方やまわりの方々が支えてくださるおかげで子どもたちの笑顔が輝くのだと心から感謝しております。ありがとうございました。
2015年12月9日 水曜日
今日も子どもたちは寒さに負けず元気に登園して来ると、所持品を始末してすぐに戸外で遊ぶ姿がありました。ひよこ組の子どもたちに先週植えたちゅうりぷの球根に水やりをしようと声をかけると、すぐにジョウロやままごとのお皿を持って来ました。砂場の側の水道から球根のある場所まで、こぼれないようにゆっくり運んで来ると、「おおきくなーれ」といいながら優しく水をあげていました。そして水やりをして終わるとまた砂場へ行き、たくさんの友達とままごとをしたり、山を作ったりして楽しそうに遊んでいました。
一方、たんぽぽ組の子どもたちは三輪車に乗って1列に並んで走っていました。「これは電車なんよ。」と先頭のCちゃんが教えてくれました。Cちゃんが出発すると他の子たちがきれいに1列に並んでついて走ります。途中で教師が「カンカンカンカン」と踏切を作ると、それがまた楽しくて笑いながら走り過ぎていきました。
部屋に戻ってから手洗いとうがいのしかたを教わりました。分かりやすく本を見ながら説明したので子どもたちはすぐ上手に手洗い、うがいをすることができました。これからもっと寒くなり、インフルエンザや嘔吐下痢が流行ってくるのでしっかり手洗い、うがい、消毒をしたいと思います。
ひよこ組の子どもたちがサンタをおりがみで折っていると、らいおん組のちびっこサンタが遊びに来てくれました。ひよこの子どもたちは大喜びで、ちびっこサンタが握手をしに来てくれると、とってもかわいい笑顔で握手をしていました。ちびっこサンタが帰った後、ひよこの子どもたちは「サンタ折ってたらサンタさんが来たね」ととっても嬉しそうに話していました。
今日はこあら組とぴよぴよのお楽しみ会でした。お楽しみかいでは、副園長の話が終わると、こあらの先生の出し物「すてきなぼうしやさん」が始まりました。うさぎ、ぞう、アヒル、ねこ、くま、りすと次々出てくる動物にぼうしやさんが似合うぼうしを選んであげるお話です。子どもたちからは「似合うー!」と反応の良い声が聞こえてきました。動物たちが素敵な帽子を選んでもらえて喜んでいると、空から帽子を落としてしまったサンタさんが現れました。一緒に探してあげたお礼にプレゼントをもらったのですが、そのサンタさんはこあら教師のすがまゆみ先生だったのです。「すがまゆみせんせーい」と子どもたちに呼ばれると、元気な声で「はーい!」と返事をしてしまったおっちょこちょいなまゆみ先生サンタに子どもたちもニコニコでした。年長さんがこあら組の子どもたちや保護者に「赤鼻のトナカイ」の手話を教えてくれました。こあら組の子どもたちも上手に年長さんのマネをしていました。その後、年長さんの鼓笛隊、歌、手話をみんな楽しそうに見ていました。年長さんもハプニングはありましたが、自分たちなりに考えて一生懸命小さなお友達に笑顔で様々な演技を見てもらっていました。
年中さんは、配膳の手伝いをしました。今日のために持って来たエプロンと三角巾を自分たちで付けて、教師に「何か1つ声をかけて持って行ってあげるといいね。」と声をかけてもらうと、「どうぞ。」「めしあがれ。」などと声をかけてあげていました。保護者の方に「エプロンかわいいね。」「ありがとう。」といってもらってとても嬉しそうでした。こあらさんたちはお楽しみ会のパーティー会食も「おいしいね。」といいながら全部食べていました。プレゼントでもらった手作りクッキーもごはんを食べた後すぐに食べてしまった子もいましたが子どもも保護者もとても楽しそうだったのでよかったなと教師たちも嬉しく思いました。
2015年11月13日 金曜日
今日は天気が悪く、戸外へ出て遊ぶことはできませんでしたが、子どもたちは室内や泥場で楽しそうに遊んでいました。ひよこ組のI君は粘土遊びが好きでよくしています。粘土をコロコロ粘土板の上で転がして細くすると、器用に細くした粘土をくるくると巻きました。それを見てI君が「かたつむりできた!」と廃材に乗せ何個も何個も作りかたつむりの家族ができました。子どもなりに工夫したり、考えたりして作っていて、太くて大きいのは「お父さん!」つ言う姿にとても驚きました。そして、その姿を見ていたY君はI君の横に座ってマネをしてかたつむりを作っていました。I君のようには上手くできず細くしている時に切れていましたが、Y君がこっそり横目で見ながらしている姿はとてもかわいかったです。
ひよこ組では、廃材遊びがみんな大好きで最近では毎日廃材遊びをしています。セロハンテープの使い方もとても上手になり、廃材と廃材を止める所によって縦に貼ったり、横に貼ったりすることができるようになりました。今日もいつもの様に廃材遊びをしていたNちゃんは、おわんを見つけてそれをたくさんつなぎました。「先生見て!」とNちゃんが持っている物を見ると、自分の身長より長い電車ができていました。それにお父さん、お母さん、お客さんを乗せてぴよぴよの部屋まで遊びに行くと、ぴよぴよの子が「すごーい。長いね。」と言ってくれました。それが嬉しくて、ぴよぴよの部屋を嬉しそうに周っていました。
少しの声かけでたくさんのことができるようになっていくひよこ組さんにはいつも驚かされます。毎日できることが増えている子どもを見ることがとても楽しみです。又、ひよこ組の子どもたちはこんな事もできるようになりました。ご飯をもらう時に1列並びがきれいにでき、順番を待つことができるのです。何でもたくさん食べて何度もおかわりをするひよこ組さんを見ているとたくましさを感じます。
先日、園庭の植木鉢に実っていた3個のみかんをひよこ組さんが摘みました。そのみかんに他のみかんを加えて全クラスに分けに行きました。「みんなで分けて食べてね。」と言って渡すと「ありがとう。」を言ってもらい「どういたしまして。」と嬉しそうに言っていました。その後、ぴよぴよにも分けてあげ、事務所にも分けに行きました。みんなに「ありがとう」を言ってもらって得意そうに部屋に帰ると、みんなで分けて食べました。みんなで摘んだみかんはとてもおいしかったです。まだまだできない事も多いひよこ組ですが、これからたくさん異年齢児から刺激をもらって、どんどん成長していってほしいと思います。
コメント (「みーつけたっ♪」 ひよこ 小笠原 美湖 はコメントを受け付けていません)