2015年11月13日 金曜日
今日は天気が悪く、戸外へ出て遊ぶことはできませんでしたが、子どもたちは室内や泥場で楽しそうに遊んでいました。ひよこ組のI君は粘土遊びが好きでよくしています。粘土をコロコロ粘土板の上で転がして細くすると、器用に細くした粘土をくるくると巻きました。それを見てI君が「かたつむりできた!」と廃材に乗せ何個も何個も作りかたつむりの家族ができました。子どもなりに工夫したり、考えたりして作っていて、太くて大きいのは「お父さん!」つ言う姿にとても驚きました。そして、その姿を見ていたY君はI君の横に座ってマネをしてかたつむりを作っていました。I君のようには上手くできず細くしている時に切れていましたが、Y君がこっそり横目で見ながらしている姿はとてもかわいかったです。
ひよこ組では、廃材遊びがみんな大好きで最近では毎日廃材遊びをしています。セロハンテープの使い方もとても上手になり、廃材と廃材を止める所によって縦に貼ったり、横に貼ったりすることができるようになりました。今日もいつもの様に廃材遊びをしていたNちゃんは、おわんを見つけてそれをたくさんつなぎました。「先生見て!」とNちゃんが持っている物を見ると、自分の身長より長い電車ができていました。それにお父さん、お母さん、お客さんを乗せてぴよぴよの部屋まで遊びに行くと、ぴよぴよの子が「すごーい。長いね。」と言ってくれました。それが嬉しくて、ぴよぴよの部屋を嬉しそうに周っていました。
少しの声かけでたくさんのことができるようになっていくひよこ組さんにはいつも驚かされます。毎日できることが増えている子どもを見ることがとても楽しみです。又、ひよこ組の子どもたちはこんな事もできるようになりました。ご飯をもらう時に1列並びがきれいにでき、順番を待つことができるのです。何でもたくさん食べて何度もおかわりをするひよこ組さんを見ているとたくましさを感じます。
先日、園庭の植木鉢に実っていた3個のみかんをひよこ組さんが摘みました。そのみかんに他のみかんを加えて全クラスに分けに行きました。「みんなで分けて食べてね。」と言って渡すと「ありがとう。」を言ってもらい「どういたしまして。」と嬉しそうに言っていました。その後、ぴよぴよにも分けてあげ、事務所にも分けに行きました。みんなに「ありがとう」を言ってもらって得意そうに部屋に帰ると、みんなで分けて食べました。みんなで摘んだみかんはとてもおいしかったです。まだまだできない事も多いひよこ組ですが、これからたくさん異年齢児から刺激をもらって、どんどん成長していってほしいと思います。
2015年10月17日 土曜日
今日はまちにまった運動会でした。夏休みが明けてから今日まで子どもたちは一生懸命練習をがんばってきました。子どもたちは朝からやる気満々でバスの中でも「楽しみ!」「がんばる!」と友達と話している姿がみられ、一人一人とてもいい顔で登園して来ました。応援合戦では部屋でもたくさん練習してきたので今日はとても大きな声で応援することができていました。入場行進でも年少さん、ひよこさんも年長さん、年中さんに負けない位自分たちで堂々と行進することができました。
かけっこでは、年中さんは堂々と自分の名前を言うことができていました。年少さんも自分たちで名前をしっかり言うことができすっかりお兄さん、お姉さんになりました。1位になれなくてもみんなとてもいい笑顔で最後まで走りぬくことができました。ひよこ組さんも副園長に名前を呼んでもらい大きな声で返事をする姿はとても可愛いかったです。
踊り「僕らの運動会!」は年少さんが自分たちで作った旗を使ってとても可愛く踊っていました。年中さんの「ウキウキパレード」は三葉っぽく紙袋や新聞紙を使って自分たちの衣装を作り、やる気満々でかっこよく踊っていました。ひよこ組さんとぴよぴよさんは保護者の方々と一緒に踊りました。お父さん、お母さんと踊っている子どもたちは、私たちが見たことのない笑顔で楽しそうに踊っていました。
年長さんの「みんなでつくる組み体操」では、一人一人がやる気に満ちあふれていて、自信をもって演技を見せてくれました。自分たちで1つ1つ話し合って決めたポーズはとてもかっこよく形ができる度に拍手がたくさんおこり、子どもたちも満足そうでした。「民謡四国めぐり」では、なるこを上手に使って踊っている姿はとてもかっこよく、又何度も練習したウェーブが成功した時には保護者の方からあたたかい拍手をもらい、とても感動しました。そして、年長さん最後の見せ場、鼓笛隊は衣装に着替えた年長さんはとても輝いて見えました。一人一人が音をしっかり聞きながら自分たちのパートを精一杯演奏している姿はとてもかっこよく、この広い園庭全体に音楽が響きわたりみんなが息を飲んで聞き入っていました。この数週間でこんなに出来るようになった年長さんはとてもすごいと思います。
最後は年長さんのリレーでした。クラスが1つにまとまってバトンを繋いでいる姿は、とても輝いていました。午前中に悔しい思いをしたきりん組さんは、午後が始まる前に副園長と作戦会議をしました。毎回4位でしかも1周遅れるきりん組の最終走者のA君はいつも誰かの先生と走っていました。それがとても悔しかったのです。結局「3位になろう。そのためにみんなも少しずつ速く走ろう」と約束しました。結果は4位でしたが、1周遅れなしの4位でまずはA君の悔しい思いは届き、みんな大きな拍手で喜んでくれました。
今日の運動会で子どもたちの成長を感じることができたと思います。教師の手を借りず、子どもたちだけで作った運動会は欠席する子ゼロで、とてもいい運動会になりました。ひよこ組の子も9月から来ている子もいますが、お母さん、お父さんから離れて演技をすることができました。まだまだこれからの園生活で成長していく姿を見られるのが楽しみです。今日は子どもたちをたくさん褒めてあげて下さい。
2015年9月18日 金曜日
今日は子ども達がおじいちゃん、おばあちゃんに心を込めて書いた敬老の日のハガキを投函しに行きました。朝、バスの中で今日はどこに行くのかを聞いてみると「おじいちゃんとおばあちゃんのハガキポストに入れに行く!」ととても嬉しそうに話していました。ひよこ組の幼児達は教師から「ハガキをポストに入れに行こう!」と呼びかけられると、急いで排泄に行き、急いで片付けをして、急いで自分の靴を取りに行く姿が見られました。一方、年中さん、年少さんはバスに乗る前に自分でハガキを持っていて、友達と見せ合っていました。そしてみんなが笑顔で「いってきます。」と楽しそうに出発していきました。
そしてひよこ組の幼児達もバスに乗り、近くのポストへ行きました。バスを待っている間に年中さんの踊りの音楽が流れだすと、みんな一斉に踊りだす姿がみられ、待っている間もとても楽しそうでした。初めてバスに乗る子どももいましたが、ウキウキしながら運転手さんに「お願いします」と「ありがとう」を元気いっぱい言うことができていました。ポストの所へ着くと教師から渡されたハガキをとても大切そうに持って、2枚ある子は1枚ずつ嬉しそうに入れていました。バスを待っていたたんぽぽ組の子ども達は「ポストに入れて音を聞くんよ」「こうやって聞くよ」とポストに耳を当てて音を確かめていました。
年長さんは西郵便局に行き、たくさんのことを教えてもらいました。帰りのバスで聞いてみると、「ポストの中をみたよ」「大きいのと小さいので別れとるんよ」と自分たちが見た物、聞いたことを教えてくれました。年長さんはお家でもハガキがどのようにして届くのか聞いてみてください。学んだことをたくさん話してくれると思います。このような経験はあまりできない事なので、年長さんにとってはとてもいい経験になったと思います。おじいちゃん、おばあちゃんに書いたハガキは土曜日か敬老の日には届く予定です。早く届くといいなとおもいます。
<保健情報>
季節の変わり目で熱を出す子が増えています。気をつけましょう。
2015年8月26日 水曜日
今日は青コースの夏季保育でした。久しぶりに登園して来た子どもたちは笑顔で友達と話をしている姿がたくさん見られました。そんな中、年中の子どもが教師や友達を呼んで来ました。ひよこ組の前にお店屋さんがあるのを見つけたのでした。そのお店はゴーやチップスのお店でした。お店の前の看板には150円と書かれていました。そこでどうしたら買うことができるか考えた後みんなでお金を作ることにしました。年中さんに「150円ってどんなお金がいるのかな?」と聞くと、さすが年中さん「100円と10円5枚で150円!」という声が聞こえてきました。お金を作った年中さんは、「財布をつくる!」といって廃材を使ってオリジナルの財布も*作っていました。年少さんとひよこ組さんは、預かりの年長さんが開いているみつば銀行に行きました。教師が「銀行は何をするところ?」と聞くと「お金出すところ!」と自信満々で答えました。年長さんに「どうやったらお金もらえますか?」と聞くと「カードを作って来てください。」と優しく教えてくれました。それを聞いて自分たちなりのお金やカードを上手にハサミを使って作ることができていました。作ったカードを銀行へ持って行き、お金をもらうと、とても嬉しそうに握りしめている姿がたくさん見られました。
お店では、今日のおやつとしてゴーヤチップスとポテトチップスを売っていて、自分たちで作ったお金で買い物を楽しんでいました。自分たちで考えて作ったお金で買ったおやつを久しぶりに会った友達と食べるとおいしいんだろうなと思いました。
そしてもうひとつのお楽しみ、教師達が子どもたちを楽しませようと一生懸命造ったわくわくランドへ出かけました。実は、お泊り保育で遊んだ探検ラリーを後でみんなで遊べるように残していたのです。友達と玉入れをしたり、ダンスをしたり、パズルをしたりして十分に楽しんでいました。そしてわくわくランドの最後は担任の先生と相撲対決です。みんなやる気満々で教師と対決していました。負けても笑顔の子どもたちを見ていると、教師たちまで笑顔になりました。
長い夏休みももうすぐ終わりです。久しぶりに会った子どもたちはみんなお兄ちゃん、お姉ちゃんになっていてとても驚きました。明日は赤コースの夏季保育です。赤コースの友達に会えるのを楽しみにしています。
2015年7月4日 土曜日
今日は天候の悪い中、たくさんの方に七夕のフリースクールに参加していただきました。雨の中、子どもたちも、お父さんやお母さんに負けない元気な声で挨拶をしてやって来ました。フリースクールでは、いつものように教師達の寸劇から始まりました。彦星役の教師と織姫役の教師のやりとりを保護者も子どもも真剣に見て、時々笑いも起こっていました。遊んでばかりいて神様に引き離された彦星と織姫が心を改めて、1年振りに会うことができたこと、願い事が叶うためには自分でも一生懸命頑張ることを教わった後、年長児達の願い事を発表してもらいました。みんなしっかり自分の願い事を言うことができて感心しました。そして、年長児が前に立って七夕の歌を手話でしてみんなに見て頂きました。劇の後、副園長にさといもの葉っぱに水がたまる事についての話をしてもらいました。「赤ちゃんさといもは水にぬれると元気になれないから葉っぱが雨から守っている。」と分かりやすく説明してもらって、子ども達も真剣に聞いていました。
その後は、それぞれのコーナーに別れて七夕飾りを作りました。1家庭に1本の笹があるということで子ども達は嬉しそうにそれぞれのコーナーで保護者と一緒に七夕飾りを作っている姿がたくさん見られました。ちょうちん作りと願い事を書くコーナーでは、保護者と一緒に丁寧に作っていました。上手にできたちょうちんを嬉しそうに友達と見せ合って楽しんでいる子の姿も見られました。願い事はさっきのさといもにたまったキラキラ輝く水ですった墨で書くと字がきれいに書けるという言い伝えがあるそうですが、習字を習っている年長児はとてもきれいな字でていねいに願い事を書いていました。初めて習字の筆を持って書いた年中児と年少児は、保護者と一緒に願い事を書いていました。1人で書いている子もいて、思い思いに書くと保護者に見せてほめってもらってとても喜んでいました。又、三角飾りや四角飾りも保護者に手伝ってもらいながらつないでいました。子ども達はたくさん作った七夕飾りを笹に飾ってとても嬉しそうに持って帰っていました。笹を切って七夕飾りを作る機会も少ないと思うので、今回のような経験ができてよかったと思いました。
そして、七夕にちなんだ七夕そうめんを副園長が作ってくれました。そうめんの上に天の川をイメージしてきゅうりを細切りに、星形のにんじんと星形のゼリー、又、幼稚園で穫れたなすを使ってなすの甘煮などとボリュームたっぷりの料理をみんな「おいしいね。」といいながらにきれいに食べていました。
今日作った笹飾りを家に飾って、子ども達の願い事が叶うといいなと思います。願い事は自分が努力することで叶う事、忘れないでね。
2015年6月11日 木曜日
昨日は天気に恵まれ好天の中でじゃがいも堀りができました。今日は昨日の天気とはうって変わって雨になりましたが子どもたちは元気な笑顔で「おはよう!」と登園して来る姿がありました。バスの中で「昨日のじゃがいもとたまねぎ食べた?」と聞くと「まだ食べてないよ。今日カレーに入れて食べる!」ととても楽しみにしている様子でした。「ポテトチップスにして食べた!」と言う子もいて「ポテトチップスいいね!」など、子どもたち同士で話している姿がありました。
今日、ひよこ組が育てているカタツムリが卵を産んでいることに気がつきました。教師がひよこ組の子ども達に教えると、「本当だー!すごーい!」と大騒ぎになりました。カタツムリの卵のことを知るために図書館へみんなで行くことにしました。みんなカタツムリの卵について話を聞いたり、卵の写真を見ると「同じ!これだ!」と夢中になって見ていました。カタツムリのうんちのページを見つけて、食べる物にによって色が変わることを知ったひよこ組の子たちは、カゴの中のうんちをよく見ていました。そして、オレンジ色のうんちを見つけて「これはかぼちゃの色だよ!」と教えてくれました。その後、赤ちゃんが大きくなるようにみんなでえさを切ってあげていました。まだ、産まれたばかりのカタツムリも、大きいカタツムリもひよこ組にいるのですが、子ども達は赤ちゃんには食べやすいように小さく切ってあげている姿や、大きなカタツムリはたくさん食べられるように大きく切ってあげている姿があり、子ども達が考えながら切っている姿は、お兄ちゃん、お姉ちゃんに見えました。これからカタツムリが産まれるまで子ども達とたくさん観察をしていこうと思います。
今日は歯科検診でした。みんなしっかり大きな声で自分の名前を言ったり、お礼を言ったりしてさすが三葉の子だなと思いました。ぴよぴよさんは少し泣いてしまう子もいましたが、しっかり受けることができていました。
今日の給食はメニューのように子ども達の大好物の献立でした。子どもたちは「おいしいね!」と言いながら何回も何回もおかわりをして、ピカピカになったお皿を見せに来てくれました。嫌いな物、苦手な物も少しずつ食べられるようになってほしいなと思います。
<健康情報>
耳下腺炎…1名
2015年5月20日 水曜日
今日はとても天気がよく夏日に1日でした。そんな中子どもたちは暑さに負けず元気に遊んでいました。朝、副園長が昨日玉入れで使ったボールと何を思ったかひしゃくを出してきました。そして、それを使って、玉入れのボールをカーンと打ちました。すると、ひよこ組のK君が副園長からひしゃくを取って、「えいっ!」とボールをゴルフのように打ちはじめました。K君がとても楽しそうにやっていたので、たくさん子どもたちが興味を持って集まって来ました。そして、副園長がさり気なく出してきた用具をバットにして打ち始めました。そこでゴールを作ってあげると、一生懸命それに向かって入れようと夢中になって打っていました。年長さんは、コーンを立ててその間を通してゴールに入れるという難しい入れ方をしている子や、玉と玉をぶつけてゴールに入れる子もいて1つの遊びでも子どもたちはたくさんの遊び方を思いつき遊んでいてすごいなと思いました。日なたでたくさん遊んだ後誰からともなく涼しい場所を見つけて思い思いに涼みながら遊ぶ姿が見られました。砂場、ビックボスの裏側、内側、図書館の下のままごとコーナー、涼しくて風通しのよい場所でほてった体を心地よい風を浴びながら遊び続ける姿は「生きる力」を感じました。また、ぴよぴよの子どもたちも風通しのよいテラスでひよこ組の子どもたちの横で気持ちよさそうに遊んでいました。何でも遊びに変えてしまう子どもたちには、いつも驚かされます。教師たちは、子どもたちがどんな遊びをするのか、楽しみながらいつも関わっています。
そして、年中児とひよこ組でポンタ市場へ散歩へ行きました。行く前に副園長に”どんな野菜があるか、どんな色の花があるか、どうやって歩いていけばいいのか”という話をしてもらってから出発しました。ひよこ組も慣れないぞうりで一生懸命年中児と一緒に行くことができました。行くと、風で草が揺れる音、鳥の鳴き声も聞こえてきました。あまり自然の音をじっくり聞くことがないのでこの静かな中で子どもたちもじっくり聞いていました。ポンタ市場では、じゃがいもが33種類もあることを教えていただき、分からないことは自分から聞く子どもの姿も見られました。これから、遊戯場などへも散歩に行き、転びやすい最近の子どもたちの足腰を鍛えていきたいと思います。
先週に引き続き昨日と今日こあら保育がありました。室内での遊びもとても楽しみながら友達と楽しそうに遊ぶ姿がありました。踊りも保護者と一緒にとてもかわいい笑顔で踊っていました。戸外でも、幼稚園の子たちに混じって楽しそうに遊んでいました。調理師さん手作りのクッキーも「おいしい!」と言って食べていました。来週もこあら保育があります。遊戯場で遊ぶ予定です。たくさんの参加お待ちしています。
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