2012年3月1日 木曜日
今日から3月!三つ葉幼稚園のあちこちにも 春の声が聞こえてきました。ままごとコーナーでは、風よけのカーテンを取り外すと、パァーっっと明るくなりました。見通しがよくなると子どもたちもどんどん集まってきてにぎやかに料理作りが始まっていました。
さて、砂場では、・・・・・昨日のぱんだ組さんの温泉作りを見ていて、今日は、自分達が・・と想ったのか今朝早くからプレ年少児のひよこ組みさん達が ワイワイ・ガヤガヤと集まってきました。
「なあ、みんなで お風呂 つくろ!」
「大きいのがいいね」
次々と言葉を交わしながら 一人ずつスコップを持ってきて掘り始めました。前回の温泉ごっこの時には、「ヤドカリさん」で お兄ちゃん達が遊んだ後の穴の中に入って遊びが展開しましたが、今日は違います。自分達の力でどんどん掘っていきます。ぺんぎん組のA君も助っ人として一緒に掘ってくれました。やっとの事で大きな穴ができると 「よし!お水をためよう」とB君。すると すかさずC君は、どこからかプラスチック容器を探してくると、土の中に埋め込んでいました。
「これは、おふろの栓なんよ」とC君。ちゃんと口を逆さにしているので驚きです。「誰か水くんできて?」「わかった」と役割も自然にできていきます。遊びの中でどんどん知恵が付き、社会性を身につけていく子どもたちです。
さて、3月になり年長さんは、卒園に向けての活動が次々と行われています。らいおん組さんでは、今日が最後の習字でした。菅野先生から、自分の名前のお手本を手渡してもらった子どもたちは、ちょっぴりドキドキ、緊張しながらも自分の大切な名前を思いを込めて 一字一字大切に書いていました。その後、「おもいで」の絵の表紙にも 絵の具の小筆で名前と「おもいで」の字を書いていきました。「留めとはね」を意識して書いて仕上げ、年長として 締めくくりの絵の表紙作りとなりました。そして、菅野先生に頂いたお手本を嬉しそうに持って帰っていました。幼稚園でのお習字の「おもいで」としての宝物となることと想います。
*ひよこぐみ*エピソード*
最近ひよこぐみで 大人気のもの。それは、年少さんが、発表会でした「海のダンスパーティー」のオペレッタをみんなで踊ることです。発表会が終わってからと言うもの、やりたくて、やりたくて・・・・。自由参観日でも見てもらいましたが、それぞれ自分がなりたい役になりきって踊っています。大人気のサメは、出番が来るまで、舞台の袖で待機です。ほかの「たこ・いか・クラゲ・たい」役の子達は、そのすべての役をこなします。なぜかサメ役の子達と対面で踊るのです。誰も教えたわけではなく、すべて見て覚えていくのです。ウルトラビームを受けたサメたちが倒れるところまで演じます。
園庭で遊ぶときも必ず友達を誘って遊ぶひよこぐみさんたち。
以前は、並んで走っていた三輪車も最近は必ず合体し、連なって走っています。友達がそばにいる楽しさ、居心地の良さを存分に味わっているひよこぐみさんです。もうすぐ年少さんに進級です。
2012年2月8日 水曜日
今朝一番、ひよこ組の三輪車隊と一緒に園庭を走っていると 突然「バキバキ!」と大きな音がしました。鋭いみつばっ子たちは音のする方へ走ります。それは団地の駐車場の大きな木が倒れる音でした。「木が倒れるよ?」の声にあちこちから子どもたちが、大勢集まってきて あっという間に門では、大観衆となりました。 団地の駐車場を整備するため、団地の周りの木をすべて切ってしまうという事でおおきなショベルカーやダンプカー、運搬車など 普段見たこともないような「働く車」が次々と登場し、大活躍していました。大きな木が倒れるところを目の前で見て、子どもたちはその様子に釘付けになっていました。よっぽど、その様子が珍しかったのでしょう。ほかの学年の子がみんな部屋に入ってしまった後も、何人かのひよこさん達は、門の前でしばらく動かず見入っていました。
そんな中、3学期に入って今日は、ひよこぐみ28人がみんなそろったので、写真を撮ろうと子どもたちにイスを運んでくれるよう頼んだところ、「いいよ」と次々とやってきてイスを運び始めました。ところが、ふと後ろを振り返ってみると、運んだイスは、ちゃっかり門の前に並べているのです。そして、いすにすわってみんなが並んで、またショベルカーの動きを見ているのでした。
そして こんな声も聞こえてきました。
A君「A君は黄色いショベルカー運転するけん」
B君「Bも黄色いの運転したい」
A君「黄色はA君やけん、B君は、緑色にしたら・・・・・」
と言う何ともかわいらしい会話が聞こえてきました。
そしてA君は、給食の時も「一杯食べてパワーがないと、運転できんけん」と言って、苦手な物もぱくぱく食べていました。
発表会の練習の合間のちょっと ホンワカとした ひとときでした。 子どもたちには大変印象強い出来事だった様ですが、こうして 自然が無くなっていってしまうことは とても寂しいことだなと 教師間で話しました。
さて、発表会へ向けてのかわいいエピソードです。
ぴよぴよちゃんも発表会に参加するのですが、なかなか大勢のお客さんの前で踊ることに慣れず、普段通りに動けなかったり、泣いてしまったりすることがありました。そこで副園長が、ふと思いついたように年長さんの女の子に一緒に踊ってくれるよう声をかけたのです。そしてそばにいた年長の女の子にぴよちゃんの間に立って踊ってもらいました。するとどうでしょう。さっきまで動けなかったぴよちゃんたちが踊り始めたのです。そしてその中に入ったCちゃん、Dちゃん達の動きのすばらしいこと。はじめに副園長から少し入り方を教えてもらっただけなのにそれは私たち教師も顔が赤くなるほど、自然な振る舞いで優しく、笑顔で、踊りながら さりげなくエスコートをするのです。それは、とても自然で、温かく 微笑ましい光景でした。発表会当日も お姉ちゃん達に入ってもらおうかな・・・・・・・。と考えているところです。
そしてもう一つ、三葉ニュースです!!
幼稚園で飼育しているウサギに赤ちゃんが生まれていたのです。今日きりん組さんが、ウサギの世話をしているときに見つけたのです。
寒いせいか、どうやら土の中の穴で育てていたようです。毛もたくさん生えてまるまるとした、かわいい赤ちゃんが3羽初めて土の上に上がってきたようです。まだお母さんのおっぱいを飲んでいる時期なので、みんなで大切に見守って行きたいなと想います。
さて明日は、いよいよ市民会館でのリハーサルです。どの学年も皆とても張り切っています。発表会まで後2日。
どうか体調を崩さないように 皆で元気に参加できることを願っています。
*お知らせ*
2月1日からひよこ組にもう一人先生が増えました。竹内直美先生です。竹内先生は午後は預かり保育の先生として預かりのお友達の世話もお願いしています。よろしくお願いいたします。
そして、預かり保育の三好香先生は2月10日で退職されることになりました。今後は看護師さんとして活躍される予定です。
卒園式には出席してくださるそうなので、そのときにお別れを言いましょう。ありがとうございました。
2012年1月17日 火曜日
昨夜降った雨が今朝は、園庭のあちこちで凍っていてとても冷たい朝でした。
「今日は、こあらさんが、初めて一人で来るんだよ。」と話しながら遊具を拭いていると そばで遊んでいたAちゃんが、「こあらさん 泣かないかな」と言いながら手伝ってくれました。
ひよこ組のB君は、朝来ると毎日のように自分達が植えたチューリップを見ています。草がたくさん生えていることに気が付くと、友達を呼んできて、4・5人せっせと草を抜いています。こんな寒い時期にでもちょっぴり顔を出したチューリップの芽を愛おしく想うのでしょう。
今日も「大きくなあれ」と言いながら水をあげていました。「水のあげすぎに注意だよ」と声をかけながらも自分達の植えたチューリップを大切に想う姿に心が温かくなりました。その後、「年中さんのお兄ちゃん達が植えたチューリップはどうだろう?」と年中さんの鉢を一つ一つ見ていました。
さて、今日は、こあらぐみさんが「ひとりでようちえん」デビューの日。
お母さんと離れてバスに乗る時、泣いていたこあらさんもバスの中で、年長さんに頭をなでてもらって、笑顔になりました。またアヒルのブランコに大勢こあらさんが乗っていると、「僕が押してあげるよ」と言って年中組のD君とE君が、優しく押してくれました。
ウサギ小屋の前では、ひよこ組のF君がままごとのところから大根葉を持ってくると、そこにいたこあらさんに1本ずつ配り、「こうやってあげるんよ」と教えてあげていました。
初めてお母さんから離れて一人で来たときは、誰もが不安でした。そんなとき優しくしてもらったことをそのまま小さなお友達にしてあげていました。私たちの出番だという気持ちになったのでしょう。
こあらさんの降園時、来年度年長組になる年長組さんには、大きな役目がありました。優しく手をつないでくつを探してあげたり、履かせてあげたり、今まで年長さんがしてきたことをずっと見てきて、次は、自分達が、あこがれの年長さんになるんだということを少しずつ意識し始めているようです。
園庭のチューリップが幼稚園一杯に咲く頃、みんな一学年ずつ大きくなっているのです。そしてこあらさんも「みつばっ子」となって園庭を走っている姿が目に浮かび、今からとても楽しみです。
みんな こうして心もからだもたくましくなっていくのですね。
「イモ天おいしいなー」 「残念!今日は1本ね!」
「おかわりちょうだい!」 「次は2本かな!?」
ひよこ組、にぎやかで元気でみんな仲良し!!
みんなが作った切り干し大根です。園児みんなも、おいしく食べました!
2011年12月3日 土曜日
今日は雨天にもかかわらず、つき1回のフリースクールを楽しみにしてくださっている152名の方が参加してくださいました。
うどんは何からできているのかな?うどんの原料『小麦粉』はどうして伸びるようになるのかな?小麦粉で他にどんなものができるかな?というテーマのもと、恒例の教師達による寸劇で始まりました。小麦粉の中には、グリアジンとグルテニンという小人がいて水と人の手によってグルテンに変身するという過程を説明していきました。子ども達はしっかりと内容を聞いていて、水が小人達の粉の中に入れずはじき出されている様子を見て、すかさず、年長児のAちゃんからは、「じゃ水を増やしたら!」との意見が。あわてた教師達は急遽水役となり劇の中へ突如乱入。しかし、水が多すぎるとやわらかくなり過ぎるということにも劇の中で気づくことになるのです。最近は副園長だけではなく子ども達からも適格な質問を受けて教師達はたびたび慌てる事があるのです。
また、ぺったんこになったうどんの生地を切る場面では細い麺に合わせて太い麺役になった教師を半分にしようという副園長の声で半分に切ることになりますが、そこはナイスアドリブで切り抜け大爆笑となりました。涙あり、笑いアドリブありの寸劇もなんだか有名に?なってきたといううわさは本当?でしょうか。
また、副園長がグルテンでできた麩を見せて、麩にはグルテンというたんぱく質でできていること。おうどんや味噌汁に入れると栄養があること。必ずお野菜と食べることや浸し染めでできた髪の毛のカラーも自然物を使うとたんぱく質とくっつき、人に優しいことを話し、人間はやはり自然物と共存していることに改めて気づくことになりました。
今回は参加者の家族単位でグループを作り、16グループに分かれてうどん作りをしました。
学年も様々で入り混じってうどん作りを進めていく中、グループの保護者同士が仲良く力を合わせて作られる姿が見られました。お父さん同士が仲良くなり、ますます、グループの団結力が強まっていた様です。
Aちゃん一家は皆うどんが大好きで今回2回目の参加で前回は失敗したけれど今日は美味しいうどんが作れたので家に帰ってからまた挑戦します。と言って張り切っておられました。また、Bグループのお父さん同士では香川県がふるさとということで「さぬきうどん」の話で盛り上がりながら、生地をこねていました。そして、T君の家にはホームステイに来ている中国の留学生も一緒にうどん作りを楽しんでいただきました。その感想は「自分が作ったおうどんだったのでとても美味しかった。」「子どもにとっても子どもにとっていい経験だな。」と言って喜んでおられました。
うどんの生地を作るには、とても力がいるという事でどのグループも汗をかきながら交代で力一杯、こねたり伸ばしていました。また、生地を足で踏む場面では、子ども達が順番に並んで自分達の出番を待っていました。
教師達の説明不足と不手際があり、うどん作りの説明が適格に伝えられなかったにもかかわらず、保護者の方は、グループの友達と和気あいあい、とても楽しそうに生地作りを楽しんでおられました。
さて、生地ができ上がり、次々と運ばれてくる調理室では、副園長チームが手際よくうどんをゆがき、手づくりかき揚げと共に、各グループのもとへ届いていきました。
中には「すいとんうどん」や「マカロニうどん?」もあり種類も様々でしたが愛情いっぱいの心のこもった皆の手づくりうどんは何よりも美味しかったのではないでしょうか。
どのグループも最高の笑顔で美味しそうにあつあつのおうどんを食べていました。また、おうちでも子どもと一緒に作ってみられる事でしょう。子ども達からまた話を聞くのが楽しみです。皆さんも「さぬきうどん作り」に挑戦してみませんか?
2011年11月10日 木曜日
昨日大人気だった縄の「古森先生ブランコ」は、今朝から 順番待ちの子どもたちでにぎわっていました。
そのそばで 年長児のA君が、自分の身長ほどの縄を 立って なっていました。昨日副園長がブランコ用の縄を 立って、なっていた姿とそっくりでした。
そして又、今日新たな縄遊びが加わりました。長縄とターザン遊びです。
長縄では、年長児のBちゃんが、「45回 とべたよー。」と言って 走ってきて古森先生に報告していました。
ターザン遊びとは、桜の木の枝に つるした縄にぶら下がって、谷を渡るのです。谷は、副園長が下に机と物を 離して置いて作りました。谷に落ちない様に向こう岸へ渡るので スリルを味わうことができるのです。初めてでなかなかコツがつかめない年長さんを年少さんが支えてあげるというかわいい場面も見られました。ひよこ組と年少組もなかなかのもの!でした。私もこっそり?やってみましたが、かなりの腕の力が必要となります。この遊びで かなり筋力が付きそうです。
また 子どもたちが遊んでいるそばで 副園長が、干し柿作りをして見せてくれて、ますます秋たけなわとなりました。
さて今日は、年中組の「ミニ運動会」本番です。
昨日の「オリジナル鼓笛隊」の楽しい噂?が広がったのか、今日はたくさんの保護者の方が 応援に来てくださっていました。
クラス混合のかけっこでは、やる気満々の意欲が前面に出て、いつになく転んでしまう子が多かったのですが、そこは三葉っ子。副園長のアナウンスに励まされ すぐに起きあがって走っていました。
いよいよお楽しみの鼓笛隊です。ひとりひとり思いを込めて作り上げた楽器を持った年中さん達が、曲に合わせて さっそうと歩いていました。自慢の楽器を持って歩く姿は、自信に満ちていて 自然にきれいな列になっていました。昨日初めてしたとは思えないくらいの出来上がりに 保護者の方も驚きの表情で拍手をしてくださっていました。 その姿を眺めていたひよこぐみ・年少組の子どもたちも思わず立ち上がって 太鼓をたたく真似をしたり、ポンポンの踊りをしたりしながら 参加していました。
その後、ひよこ組に帰ってから 楽器作りが始まったのは言うまでもありません。 それぞれやってみたい楽器があり、太鼓・ポンポン・シンバル・・・と次々と自分の思いを伝えていました。
Cちゃんは、「シンバルをつくりたい」と 四角い箱に持つところをどうやってつけようかとしばらく考えていましたが、セロハンテープの芯を見つけてそれを箱にはりました。Cちゃん特製のステキなシンバルができあがりました。
昼食後、鼓笛隊の曲がかかると、箱にひもを付けて太鼓を作ったDちゃんを真似て、次々といろいろな箱を見つけて来ては、ひもを付けていました。ばちは、ヤクルト容器・トイレットペーパーの芯・ホイルの芯・細長い箱など様々です。曲がかかっている間に 続々と鼓笛隊のメンバーが増えていきひよこ個体となりました。やっぱりきれいに一列に並んでいるのです。 そしてなんと フィナーレでは、太鼓を「だ・だ・だ・だ・」と乱れうちをみんなそろってしたのです。驚きました。自分達が実際にやってみるのは初めてですが しっかりと聞いて身に付いているのです。
改めて子どもたちの秘めたパワーに感動しました。
又今日の年長さんの手話では、「さんぽ」をしました。年中、年少、ひよこさん達も教えてもらって又覚えようと想います。
自由参観日も後一日になりました。
それぞれの学年、クラスで、楽しい活動が繰り広げられる事と想います。
2011年10月15日 土曜日
昨晩は、きっとどの家庭でもてるてる坊主を作って 夜空にお願いしたことでしょう。はらはらしながら一夜を過ごした事と想います。
その願いが空に届いたのか、今朝は何とか、予定通り運動会を迎えることができる空模様となりました。昨夜からの天気を見て、今朝早く、Aちゃんのお父さんが「何でもお手伝いしますよ」と来てくださいました。本当に有難いことです。
ファンファーレの音楽の後、歓声と拍手の中、どの学年の子どもたちも元気一杯で行進、し入場してきました。ひよこぐみのの子どもたちも年長さんと手をつないで笑顔で堂々と歩いていました。
応援合戦では、サニーマートの店長さんと猫さんが応援に駆けつけてくれるというサプライズにみんな大喜びでした。応援団長の力強い声と共にどのクラスも大きな声で応援の声を出し、自分達のクラスをアピールしていました。朝、泣いていた ちゅうりっぷ組のBちゃんは、猫ちゃんをお迎えに行ったことで、元気になり、最後まで元気に演技をすることができました。又、午後からは衆議院議員の塩崎さんが応援に来て下さいました。そして、クラスごとの応援ではエールを送って盛り上げて下さいました。
年中さんのかけっこでは、みんな 普段以上に力一杯 走りました。
今年初めて運動会に参加するぴょぴよ組さん。よちよちとお母さんと一緒のかわいい踊りと競技を披露してくれました。
年少さんでは、今年は、行進しながら、クラスの丸を作ると言う高度な入場の仕方を試みてみましたが、とても上手にできました。
又「ひっぱれタイヤ、惹かれるな」では、自分達のクラスがくることを確かめると、待機していた子どもたちが、次々と自分でスタートラインに並びに行くのです。教師に言われなくても「自分達でどんどん考えて行動する」事ができるようになったことに驚きました。
かけっこでもやる気満々、フライイングでやり直しの場面も。それほど「やるぞー。」という気持ちで臨んでいたのでしょう。
午後からの年中さんの「力を合わせて」の三輪車競争では、急な雨模様で、はらはらする場面もありましたが、その名の通り力を合わせてがんばりました。
チャボの踊りでは、今日は「1・2・3・おー!」のかけ声でますますパワーアップした姿を披露しました。
年長児の演技はさすがに迫力があり、一人一人が練習を積み重ねてきたという自信に満ちあふれた表情での演技でした。鼓笛隊では全員の心とリズムが一つになり、感動を与えてくれました。保護者の方からも大きな拍手を頂いてしばらくの間、この感動を味わっていたいなという気持ちになりました。「やきゅうけん」では、「線がないよ。」の副園長の声に「うん。」とうなずいて前をしっかり見つめていました。決まりました。!感動の演技を見せてくれました。
クラス対抗リレーでは、会場全員で盛り上がり、各クラスの団結力を見せてくれました。
ひよこぐみさんも日頃の成長ぶりをしっかりと披露しました。大きなお返事もかわいく踊る姿も大勢のお客さんの中でも堂々としたものでした。
運動会では、大勢のお客さんの前で普段の生活のすべてを見てもらう場でもあります。今日の日を迎えるまでの過程には、目標を持ってみんなでがんばることで一人一人の子どもの精一杯の育ちが見られました。伸びゆく芽を認めてもらうことで ますます次への意欲を持つことができるようになると想います。子どもたちの果てしなく伸びゆく芽をぐんぐんのばしてあげられるようになりたいなと今日の子どもたちの姿を見て想いました。
朝早くからお手伝いに駆けつけてくださったお父さん、一生懸命周りでお手伝いしてくださった役員さん方、大きな声援と拍手で温かい応援をしてくださった保護者の方々。応援に来てくれた卒園生。こうして支えてくださる方々のおかげで三葉っ子はこうして輝くことができるのだと想います。本当にありがとうございました。
今夜はおうちの方に一杯ほめてもらって、火曜日はますます輝いた目で登園してくれるんじゃないかなと今からとても楽しみです。
2011年9月16日 金曜日
9月からひよこぐみは、18名・ぴよちゃんを含めて23名のひよこの仲間達がにぎやかに生活しています。
朝早く登園してきたAちゃんが「先生!今日はおじいちゃんのはがき出しにいくんよね。」とにこにこ。とても楽しみにしているようでした。
昨日の帰り、今日はがきの投函をすることを話しておいたことを覚えていたようでした。
ひよこぐみの子どもたちは、私も驚く程、よくお話を聞いています。先日もお月見の話がありましたが、幼稚園で聞いた話を、おうちに帰ってからしっかりと伝えてくれているようです。嬉しいお話を保護者の方から教えてもらうことがとても楽しみです。
さて、はがきの投函ですが、出かけようという時間に雨が降り始めてしまいました。私達教師の行いが悪かったのでしょうか。今日は、西郵便局へみんなで行く予定だったのですが、予定変更!はがきの投函にあたって年中、年少児はホールに集まって注意やこのお手紙を出す意味などの話をしました。
朝のバスで「雨が降りそうやけんはがき出せんかもしれん」と心配していたAちゃんでしたが、話を聞いて、みんなが一緒にバスで行って雨に濡れないよう、先生が代表してポストに入れてくることがわかるとホッと嬉しそうな顔になりました。たんぽぽ組とすみれ組は、バスにのって味生のJAへ行きました。到着するとちょうど雨があがって、一人一人がはがきの投函をすることができました。年少児はポストの口が高すぎて届かない子が多く、教師が一人ひとり抱っこをして入れさせました。
自分が心を込めて書いたはがきがおじいちゃん、おばあちゃんに届くことにわくわくしながら、大事そうに投函して「ポトン」という音に耳を澄ます子ども達でした。帰りのバスでは「あそこにポストがあるよ」と道ながらにポストを見つけながら帰りました。
ひよこ組の子ども達はみんなで出かけるということが嬉しくて、嬉しくて満面の笑みでバスに乗り込んでいきました。
ポストを見つけるとまたまた大歓声!「じゃあみんなのはがきを入れるね」と言って、ポストに入れようとする私の姿をしっかりと見ていました。その後「おじいちゃんと、おばあちゃんにちゃんと届きますように」と手を合わせてお願いしているひよこ組さんの姿に心が温かくなりました。
今日、お休みしていた子どもたちは、連休明けの火曜日にポストに入れに行く事にしました。一生懸命心を込めたはがきを自分の手で、ポストに入れてそれが相手の人に届くという経験をさせたいなという願いからです。敬老の日には届きませんが、そんな経験を大切にしたいと思いますのでご理解ください。
大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにかわいい願いを込めたはがきが届きますように。
今日、年長児は卒園記念の砥部焼きの絵皿の絵付けに行きました。行きのバスの中では、副園長がバスガイドになり、秋の遠足で行く砥部動物園や、冬にいく久万スキーランド、そして砥部焼きセンターの案内をしてくれました。副園長の「もうすぐ動物園です。動物園で降りる人??」の声に「は?い」と手を挙げたT君、J君。ホントに動物園に行けるんだと喜ぶかわいらしい姿も見れました。
センターに到着すると、子ども達は店員さんはもちろん、お客さんにも元気よく挨拶して店内に入って行きました。
足の高い机と大きなイスにお行儀良く座った子ども達はセンターの方の話をよく聞いて、2色の色を使い分けながら丁寧に絵を描くことができました。茶色で描いた絵が焼き上がると青に変わるんだという話を聞いて、子ども達はできあがりをとても楽しみにしています。
帰りのバスの中でも副園長から砥部焼きの絵皿は石を削って粉にしたものを粘土にして作っていること、石には鉄の成分が入っているからサビて茶色になっていること、昔には恐竜がいたことなど、たくさんのお話をしてもらいました。
作品展には子ども達の大傑作の絵皿が展示されます。それを聞いた子ども達はもちろん大張り切りでした。
?また今日は、みんなが楽しみにしている手作り給食の日でもありました。「豚丼、キャベツと人参のあえもの、トマトゼリー」でした。みんな美味しそうに食べていましたが、中でも豚丼は大人気!!どの学年フロアーもお鍋が空っぽになってしまいました。
心もお腹も満腹になった一日でした。
コメント (何でも 「まねっこ 」から ひよこぐみ 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)