幼稚園の日記(ブログ)

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2014年3月10日 月曜日

日差しを暖かく感じる中にも、春冷えと言われるシンシンと体の芯から冷えを感じる今朝も子ども達は登園して来ると戸外で元気一杯遊んでいました。チューリップを観察することが日課になっているAちゃん達は、「友達の分もあげよう。」と言って水やりをしていました。「だんだん伸びて来たね。」と言って嬉しそうに話し、草引きをしていました。球根を植える時に「年長さんになる頃に咲く」ということを聞いたことを覚えていて期待を持って世話をしていました。

しっぽ取りをしている子達は、遊んでいるうちに次第に人数が増えてきました。「Rくんは速いけんなかなか取れんのよ。」「2人でつかまえに行こうや。」などと友達と作戦を考えながら遊ぶ姿に成長を感じます。それを見た満3歳児のひよこ組のMくんは自分の帽子を背中に挟んでしっぽを作ると教師に「取って!」と言って逃げて行きました。教師が追いかけて取るとまた、しっぽを作って逃げて行きました。何度も何度も繰り返し教師が付き合っている間続くのが満3歳児なのです。このようにして小さい子達は年長児や年中児の生活や遊びを興味を持って見て真似て発達していきます。幼稚園の人間環境の影響は大きいのです。園生活を5年続けるぴよぴよさんは、もっともっと大きいと期待しています。

ひつじ組では、先週からシール帳折り紙の花の延長で春の壁面作りをしています。春のイメージを子ども達に聞くと、チューリップ・タンポポ・テントウムシ・チョウチョ・イチゴなどたくさんのものが挙がりました。自分の図鑑を見て描いたり、折り紙や包装紙を使って作ったりと色々な春の花や生き物で壁がいっぱいになりました。ウグイスを描きたいというNちゃんは自分の図鑑やお部屋の本を見たけれど、載っていなかったことを残念そうに話していました。今日違う図鑑のウグイスを教師が見せると時間をかけてパステルの色を少しずつ変えながら塗っていました。できあがった壁を見ると、自分が作ったものを友達に嬉しそうに説明する姿が見られました。お部屋がパッと春になって明るくなりました。帰りのバスでぞう組のAちゃんが窓の景色を見て「菜の花が咲いとる。もうすぐ春が来るんやね。」と話していました。自分が小さい時にこんなに自然のことに気付いていたかなと思い返しました。三葉での色々な経験が気付けるようになるんだろうなと感じました。

今日の給食のメニューは、具だくさん味噌汁、りんご、パンでした。味噌汁は大人気でおかわりもすぐになくなりました。年長児も三葉の味噌汁が最後なんだと残念に思いながらも、味わって食べていました。

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