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2015年7月22日 水曜日

乳幼児も1歳になると指先で物をつまんだり、指差しをしたりと手指の機能が発達してきます。

1歳児のAちゃん・Bちゃんは、保育士が新聞紙やチラシを用意しているとすぐ側にやって来てチラシを貰おうと手を伸ばしてきました。Aちゃん・Bちゃんも保育士から少し小さめのチラシを貰うと思い思いに破り始めました。その姿を見ていたCくんやDくんもチラシに手を伸ばし楽しそうに最初は指先でちぎっていましたが少しずつ引っ張っるようになり、端から端まで破ることができると嬉しそうに笑いながらチラシを見せてくれました。

月齢の低いEちゃん・Fちゃん・Gくんは、まだ指先を上手く使えず紙を破るのが難しくて引っ張ったり丸めたりして遊んでいました。しかし、周りにいる子ども達が指先で破っているのを見て少しずつ自分でも破ろうとする姿が見られました。まだ、思うように破ることが出来ず、偶然破れる事が多いのですが小さくても破ることが出来ると紙をふって喜んでいました。

指先を上手く使うことの出来る幼児が多くなり破ったチラシがいろいろな形で大きさになったり長くなったりするのを夢中になって楽しんでいる一人一人の様子を見ていると、ここから生まれる知恵や創造性・指先の発達につながる芽を感じとることができました。1歳児から2歳児、3歳児の異年齢集団の中で刺激を受け真似て体験し、様々なことを習得していける環境があることを嬉しく思いました。

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