幼稚園の日記(ブログ)

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2016年6月15日 水曜日

昨日は30度近くまで気温が上がり、とても暑い1日でした。今日も午前中から気温が上がり暑くなりましたが、三葉っ子達は砂場の藤棚の下や遊具の陰、桜の木陰で遊んでいました。三葉っ子達は体で暑さを感じるとどこに行けば心地良く遊ぶことができるかを体験しているので、自分達で快適な場所を探して遊ぶことができるのです。こういう暑い日に、砂場の井戸水の気持ちよさや木陰の風の涼しさを感じて、年少児達も生きる知恵を学んでいくのです。

昨年度末にうさぎ組のYちゃんのお父さんに頂いたカブトムシの幼虫に変化があったことを子ども達は気付いていました。少し前までは土の中を移動していた幼虫の動きが止まって、掘った穴の中でじっとしているのです。そして、今日は「幼虫が茶色になっとる!」と年長児達が色の変化に気付いたのでした。図鑑で調べると、今はさなぎになっていて、これから皮を破って白いカブトムシの形をしたさなぎが出てくることがわかりました。偶然にも幼虫が壁際に巣穴を作っていたので、これからどのように変わっていくか見られるのがとても楽しみな子ども達です。

 

昨日は子ども達が、飛ばしていたしゃぼん玉をうちわで扇いで空高くあがるのを楽しんでいました。今日もうちわで扇いで、自然に吹く風にしゃぼん玉をのせて飛んでいく様子を目で追ってはしゃいでいました。そんな中、静かに優しく息を吹きかけているたんぽぽ組のYくんがいました。Yくんは、小さくてたくさんのしゃぼん玉を作るよりも大きなしゃぼん玉を作ることが楽しかったようで、息の吹く勢いを調節しながら飛ばしているのでした。Yくんがとても上手に膨らますので、周りにいた子ども達もそのしゃぼん玉をじっと見ていました。すると、年長組のRちゃんが「しゃぼん玉の色が変わりよる!」と驚いた様子で言いました。本当に変わっているのかを確かめるために、もう一度Yくんに作ってもらうと、「本当や!」「きれい!」と子ども達から歓声があがりました。しゃぼん玉が赤や黄、緑、青と色を変える不思議に子ども達は気付いたのでした。

三葉幼稚園では、遊びの中で「どうしてかな?」「不思議だな」と感じ、考えることを大切にしています。こうした科学の芽を育てられるような遊びを、これからもしていけるように研究していきたいと思います。

 

明日はプール開きです。子ども達に水着、帽子、タオルをプールバックに入れて持たせて下さい。カレーライスパーティーもあります。先日、自分達で収穫したじゃがいもと玉ねぎが入ったカレーが食べられることをとても楽しみにしている子ども達です。

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