幼稚園の日記(ブログ)

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2021年3月14日 日曜日

 

おゆうぎ会が終わり、休み明けの今週、ひよこ組の各保育室では自分のクラスだけではなく、他のクラスの踊りや歌も楽しむ姿が見られました。「たのしかったー」「なかなかったよ」と言う幼児たちの表情は自信に満ち溢れているようでした。
この日の朝、積み木で遊んでいたSくんとKちゃんが「おおかみさんのおうち」「子ブタさんのおうち」と作り始めました。

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その時おゆうぎ会での子どもたちの姿を思い出し、『3匹の子ブタ』をまたやってみたい!と思いました。次はこんなふうにやってみようかな、と頭の中でクルクルと思い描き、どんなふうに始めてみようかなと考えながら、保育室にあったダンボールで作られた背景を広げてみました。するとそれに気付いた幼児たちがその後ろに隠れ始め、誰からともなく「おおかみがくるぞー」と言い始めました。『お、早速のってきた~』と思う中3匹の子ブタが始まりました。

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舞台もセットもお面などもありませんが、ソファーの後ろを家に見立てたり、スポンジ積み木で家を作ったり、保育室全体を使って自分たちだけの世界を作っていきます。「○○はおおかみ。」「△△は子ブタがいい。」と役になりきり逃げたり追いかけたりしているのですが、やっているうちにおおかみだった子が「たすけて~」と子ブタになって隠れたり、子ブタのはずが「やられた~」と倒れたり、そこはやっぱり2歳児です。どっちがどっちか分からなくなるのですがそのまま問題なく進むのが幼児たちの劇ごっこなのです。おもしろいやら可愛らしいやら、保育士たちもそれなりに楽しんでいます。

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何回か繰り返しているいると、Yちゃんが「バスごっこがしたい。」と」言い出しました。『バス?』と思ったのですが、あっ!っと思い出したのはお楽しみ会で保育教諭たちが演じた『おべんとうバス』のお話です。「おべんとうバス?」と聞くと、「うん。Yはおにぎりさん。」と言います。そこで今度はみんなでスポンジ積み木を使ってバスを作りました。「バスには誰が乗るかな?」と聞くと「たまごやきさん!」「みかんちゃん!」と幼児たちは口々に言います。そこで何の役をやりたいか聞くと、「□□がやりたい!」意思表示していました。Hくんが運転手役になり、順番に呼んでいきます。保育教諭から動きのアドバイスを受けつつ、ただ走って乗る子もいれば、自分なりに表現する子もいます。バスは満員!ピクニック先の公園に着くとみんなでお弁当を食べました。「楽しかったねー。」と保育教諭も子供たちと笑い合いました。

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おゆうぎ会やこの2つの遊びを通して、子供たちの持つ力、たくましさを感じ、また子供たちがお話の流れを理解し保育教諭の言葉かけに素早く反応する姿に感心しました。もっと、子供たちの持つ力を信じないといけないなと反省しつつ、もっともっと子供たちと楽しいことがしたいなと思った時間になりました。

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コメント (「劇遊びって楽しいね」   ひよこ れもん組 山岡由紀子 はコメントを受け付けていません)