幼稚園の日記(ブログ)

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2021年3月18日 木曜日

三葉幼稚園の桜の木の根元に花が一輪咲いていました。そして、午後になるとチラホラと花が開き、蕾もピンク色に染まってふくらみ始めました。

今日は一昨日卒園式を終えた年長児の自由登園2日目です。子どもたちが元気よく遊んでいるなか、りす組のRちゃんが小さな春を見つけました。「ねぇねぇ、桜が咲いてる!」と教えてくれたのですが、上を見ても蕾はあっても花は見つかりません。「どこだろう?」とRちゃんの指差す方を見てみると…

桜の木の根元に一輪の桜が咲いていました。上の方の気温より、土に近い気温の方が今年は暖かかったため、根元に近い一輪が咲いたことを園長に教わると、同じクラスの友達や年長児に嬉しそうに春を知らせていました。大人には気付けない、いろいろな世界が見えている子どもたちの目に「すごいな!」と驚かされる発見でした。

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年長児は最後の締めとして、“ありがとう”の気持ちを込めて部屋の大掃除をしました。思い出の壁面を外しながら「懐かしいね!」と嬉しそうに話したり、何枚もある画板をバケツリレーのように協力して片付けたりと、卒園して2日ですが「少しお兄さん・お姉さんになったのかな?」と感じるくらい自分たちの頭で考え、せっせと掃除していました。毎日、靴箱をきれいにしていたEくんは、「次の年長さんもね、三葉幼稚園をずっとピカピカにしとってってお願いしとかないかん!」年中さんに託すことを力強く話していました。

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自由登園の最後には、みんなが田植えから関わったぼた餅をいただきました。本当は200円のぼた餅も、ニコニコ笑顔のみんなに免じて、特別大サービスの0円にしてもらいました。朝見つけた一輪の花の前には、かわいい女の子3人が…。ままごとで作った料理を並べ、お花見を楽しんでいました。もちろん、そこにはぼた餅も並んでいて春を感じながら嬉しそうに食べていました。最後まで、三葉っ子の感性と想像性とパワーに驚かされるばかりでした。そして、その一瞬一瞬が楽しくて仕方がありませんでした。小学校でも三葉っ子の誇りを忘れず毎日を楽しんでください。ずっと応援しています!!

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ひつじ組では「3匹のこぶた」の劇遊びをしました。最初は子どもたちとストーリーを振り返るために教師が身振り手振りで素話をしていきました。おおかみが登場するシーンでは教師がおおかみになりきり声を変えたり、動いたりすると子どもたちも自然と子ぶた役になっておおかみから逃げ回り、劇が始まりました。ただ、ひたすら逃げる子やおおかみと戦おうとする子など、それぞれ自由に楽しんでいました。ストーリーの振り返りが終わると、次は自分たちで役を決めて、お面作りをしました。お面づくりが終わると、いよいよ役になりきって劇遊びのスタートです!!大ぶた、中ぶた、小ぶたそれぞれに分かれて家づくりを始めました。

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大ぶた、中ぶたの子たちは、自分たちが入れるように四角に大型積み木を組み合わせて作り、子豚の子どもたちは、本当のレンガのように縦に積み上げていました。家が完成すると、おおかみがやってきました。最初は、藁の家を吹き飛ばしました。次は、木の家に行こうとしたが、K君が「レンガの家に先に行こうよ」と新たなストーリーになり、「ひつじ組の新3匹のこぶた」に内容が変わり、劇遊びが進んでいきました。吹き飛ばされて壊れた積み木を持ってきてレンガの家に足して、更に強い家を作り、子どもたちもそれぞれのイメージを膨らませながら劇遊びを楽しんでいました。話の最後には、おおかみVS子ぶたで、相撲をして決着をつけたりと本当の物語にはない内容を取り入れながら自由に気持ちを表現していました。保育参観に劇遊びをすることで、子どもたちも十分に楽しんでいる様子を見て頂くことができました。私にとっても楽しい時間となりました。

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すみれ組は今年最初で最後の保育参観とクラス別お別れ会がありました。年少組では月刊絵本の付録を裏返して,クレヨンで絵を描いて冠作りをしました。絵を描くことが大好きな子ども達は、色々な色を使って楽しんで作っていました。「世界でたったひとつのかんむり」を作った子ども達は、それを被って嬉しそうでした。その後動物になりきって表現遊びをしました。発表会のオペレッタでたくさんの動物になりきって演じたことで元気よくうさぎやひつじになりきって表現を楽しんでいました。コロナ禍の中で1年間過ごしてきた子ども達が自由に自分達で考えて動く姿や友達と関わる姿を見てもらう事が出来ました。帰りには先に作っていた自分の冠を被って小さな王子様とお姫様になって得意そうに帰って行きました。明日はいよいよ終園式です。年少組最後の日,来年度の新クラスの名札と帽子を持ち帰ります。大きい組さんになる事を実感することと思います。期待感を持って春休みを過ごさせて下さい。

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