幼稚園の日記(ブログ)

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2023年7月16日 日曜日

猛暑の続く日々の中でも、元気いっぱいのもも組の子供たちは、生活リズムを覚えると共に、少しずつできる事も増えてきています。
1日の中で1番賑やかで成長の過程や自分でやってみようとする意欲が見えるのが、給食の時間です。
準備が始まると、自分の給食セットを取りに来て席まで運んで行きます。
途中で布袋を開いてエプロンやスプーンセットを出し始める子も、次にする事を覚えたからこその行動です。
また、席についたけど開けているのは友達のものだったり、これも間違ったけれど自分でしようとする気持ちが育っているからこその行動です。
保育教諭は、そのしようとする一人一人の姿を認め援助していきます。
やっとやっとセット完了とほっとしたのもつかの間、すぐにエプロンを取りはずし、スプーンで机の上を叩いたり、敷いたはずのクロスがなくなっていたり…
16人分の準備完了まで、保育教諭と可愛いモンスターの戦いの場なのですが、そんな繰り返しの中で少しだけ待てる子や、自分でしてみたいと袋からひっぱり出し、きちんと机の上に並べていく姿も見られるようになりました。
そして、さぁー「手を合わせましょう。パッチン いただきます」の挨拶で一気に静かな静かな時間となります。
保育教諭はその様子を見守り、誤嚥のないよう注意を払いながら、援助しています。
わずか10分位の静かな時間が終わると、各々が個性たっぷりのアピールの仕方でおかわりを欲しがります。
S君は、食後のお口ふきが自分で出来るようになり、YちゃんやIちゃんは自分のロッカーに後片付けが出来るようになりました。

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自然との触れ合いの多い三葉っ子達は小さな虫を見つけるのが、とっても得意で、又、親しみを持って接することができるのです。
そんな幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃん達の姿を日々見ているもも組の子供達も虫に興味津々です。
ダンゴムシやてんとう虫を見つけると、動きを観察し、触ってみようと手を伸ばします。
でもでも触らせるには危険がいっぱいです。
まだ力加減のわからない1歳児ですから、
そこで広告紙とカラーテープでてんとう虫とダンゴムシを作って虫かごに入れて見せました。
それがとっても人気となり、何度も虫かごに出し入れし、上手にできると「見て」とアピールしていました。
初めは出し入れに悪戦苦闘していたものの、いつの間にか上手に入れる方法を見つけたようです。
C君は虫の「し」を言い虫かごの中をのぞき込んでいました。
そうしているうちに虫かごの中に広告紙の切れ端が入っていって、首からかけ得意顔で見せてくれる姿があり、とっても可愛かったです。
既成の玩具より、手作りのものに興味を示す姿も三葉っこらしいなと小さな三葉っこを微笑ましく思いました。
又、これは1歳3ヶ月のR君が初めて作った作品かなと思うと、その場に立ち会えた保育教諭という仕事に幸せを感じました。

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今夏は桜の木の下の適度に涼しい場所に、園長が水遊び場を用意してくれました。
そこに行くと泣いている子は1人もなく、キラキラした目で思い思いの廃材カップやジョウロを選び集中して遊んでいます。
水を手、足にかけたり、カップから水が落ちる音や様子を楽しみながら五感をフルに使っています。
まだまだ続く暑い日を熱中症に気を付け楽しんでいきたいと思います。

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