幼稚園の日記(ブログ)

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2023年12月19日 火曜日

 今日のお餅つきに向けて昨日年長児はもち米洗いをしました。家庭で食べているご飯のお米は「白米」普段幼稚園の給食で出てくる少し茶色のお米は「胚芽米」そして、今日のおもちに使うお米は年長児がレインボーファームで収穫した「もち米」です。3種類のお米を見比べてみると色が違い、性質もそれぞれ違うのだと古森先生に教えて頂きました。

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 もち米は洗って一晩水の中に眠らせることでもち米一粒一粒が水を飲んで(含んで)大きくなり、ふっくら炊き上がります。昨日どのくらい水を飲んで大きくなるのか実験をして観察をしようと年長担任が準備した水に浸したもち米を今朝、通りかかる年長児達が面白そうに見ていました。

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 もち米洗いでは、「優しく」ということで中には優しすぎる(なかなか終わらない)子もいましたが、それぞれが色んな思いを込めてもち米を研いでいました。

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 わくわくドキドキのおもちつき、朝バスの中では「ここ(緑カバン)にお弁当(空箱)入ってるよ」「ママがおもちつきって言いよった!」と会話が弾んでいました。年中、年長児はそれに加えてエプロン、三角巾があるのでどんなものを持ってきているのか自慢し合っていました。登園するといつもと違った様子のさんさんらんどに目を丸くする子ども達。エプロン、三角巾を身につけ、お弁当箱を手に持ち、さっとお餅を丸めるコーナーへと移動します。

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 出来立てふわふわ大きなおもちは古森先生の手によってパッと小さな1人分のおもちへと変わり、ひょい!ひょい!と次々出来ていくおもちに子ども達の目はまたまた丸くなりました。「美味しくなぁれ」と子ども達のおまじないもかかり、「ぺったん、ぺったん、ぺったんこ!」と音頭をとりながら丸めたお餅を伸ばしていき、出来上がると大切そうに両手をお皿にして自分のお弁当箱まで運んでいました。

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 年長児だけでなく、年中、年少、プレ年少の子ども達も「赤」「白」「芋」「よもぎ」の4つの種類のおもちを丸めました。その4つのおもちは給食で頂くように大切に部屋に持って帰りましたが、年少組のTくんは今すぐに食べたいと1つのおもちを丸めるごとに怒っていました。

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 レインボーファームで年長児が植えたもち米をずっと育ててくれていた堀内さんが大きな足踏み式餅つき機を持ってきてくれました。子ども達が見上げるほどの大きな機械で迫力がすごい!実際におもちつきを披露して下さり、「よいしょ〜!よいしょ〜!」と掛け声をかけながら興味津々に覗いていました。

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 代表で年長児の大きい子が体験してみることになり、もち米はあっという間に綺麗なおもちへと変身していました。

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 やっと自分たちで丸めたおもちが食べられる給食の時間です。みんなの周りに音符が浮かんできそうなぐらいルンルン♪で準備していました。「みんなのおもちは4つ、4つ食べてもいいし、お土産で持って帰ってもいいし〜」と話していると自分のお腹と相談しながら1つずつお皿に入れる子、全部「おいしい〜♪」と食べる子、1つしか食べてないのでどうしてか聞くと「家には5人いるからね〜」とお土産用にする子、お土産にしたいけど全部の味楽しみたいから一口ずつかじって持って帰る子など、それぞれで悩み考える子ども達が可愛かったです。古森先生が昨日の放課後じっくり煮込んで下さった小豆も一緒に頂き、「これ好きなんよね〜」「あま〜い!」とじっくり味わって食べていました。

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 お土産のおもちを子ども達が持ち帰っています。お土産話を聞きながらお土産のおもちを頂いて下さい。つきたてですが、不安な方は食べる時に表面に火を通して召し上がり下さい。

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