幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年6月7日 木曜日

 休み明けの今日子どもたちは元気に明るい挨拶とともに登園してきました。バスから降りた子どもたちは、「おはよー!」と言ってハイタッチをしにきてくれました。

お部屋に行くと、ぺんぎん組のAちゃんが「先生、カイワレ大根もう芽が出とったよ!」と教えてくれました。それを聞いて、周りにいた子どもたちが「えー!どれどれー!」と言って、新聞紙をそっとのけてのぞいていました。すると、「わぁー!ほんとだぁ!」という声が次々に聞こえてこました。カイワレ大根を育てるのは二回目の子どもたちは今度こそは全部食べられるように育ってくれるよう期待でいっぱいでした。だから給食を食べたらみんなで水をあげようねとそのとき話しました。

今日は、戸外に色水遊び用の花と道具が出してありました。その花を見て、「この花、前の駐車場の畑で見た花だ。」と子どもが口々に言っていました。子どもたちはみんなで畑に行って見た赤いきれいな色の「タチアオイ」という花を覚えていたのです。このように花一つで、まずは観察する楽しさ・そして枯れてしまっても色水にして遊べる楽しさを味わえるのは本当にすばらしいことだと思いました。

戸外にあるリリコにも子どもたちは自分の意思で水をあげていました。そのとき、小さな花が咲いていることに気付いている子がいました。リリコの背もだいぶ高くなったので腰がまがってしまわないように支柱を立てることにしました。毎日観察したり、世話をしたりすることでたくさんのことを子どもたちは発見したり気付いたりするのだと思いました。

他にも戸外では年中児が年長児がうさぎの世話をしているところを見て、野菜を小さくちぎってうさぎにあげていました。そして、年少児にも「小さくちぎってあげるんよ。」と教えてあげている姿を見て微笑ましいなと思うと同時にうさぎの世話を通しても子ども同士の縦の交流がされているのだと気付きました。

今日は、歯科検診がありました。歯科検診を受けるにあたって子どもたちに話をしました。一つ目は、名前やお礼をしっかり言うこと!二つ目は、待つときは静かに待つこと!三つ目は、口を開けるとき、大きな口を開けるということ!そして年少児には初めてということで「今日お医者さんは痛いことしないから大丈夫だよ。」ということを伝え、恐怖心を取り除いてあげられるようにしました。

検診のとき、どの学年も話をしっかりと聞けていて、名前やお礼を自分で言うことができ、口も大きく開けることができました。

検診の後、ぺんぎん組では朝話した通りカイワレ大根の水やりをしました。B君は脱脂綿がひたひたになっていく様子を見ながらゆっくりと水をあげていました。そのときに、横や下などいろいろな角度から見ていました。C君は、「種が浮かないようにしなきゃ。」と言って注意深くしていました。みんな水やり一つでも、様々なことを考えながらしているのだと分かり、すごいなぁと思いました。

今日も一日、子どもたちはいろいろなことを考え、発見した一日でした。また明日もたくさんのことを子どもたちが発見することができ、それに気付き共感してあげられるようにしていきたいです。