幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年12月13日 木曜日

今朝もとても寒く、手がかじかんでしまうほどでした。しかし、雲ひとつないよいお天気で、登園するとすぐに元気よく戸外に遊びに行く子どもたちの姿が見られました。

ひよこ組のTくんが園庭の端でフェンス越しに何かのぞいていました。「何見てるの?」と近くに行くと隣の施設の工事のためにクレーン車が来ていました。それをじっと見ていたTくんですがクレーンが荷物を持ち上げるたびに「すごーい!」「うわぁー!!」と歓声をあげていました。しばらくすると、すみれ組のSくんもやって来て「Sね、あれ大好きなんよ。」と言って、Tくんの隣りで一緒に見始めました。「何しよんかな?」と気になってそわそわしていたSくんが工事をしている方に「お兄さーん!何してるのー?」と大声で尋ねました。下からお兄さんが笑顔で「お仕事よー!」と答えてくれたことに満足したSくんは嬉しそうに見続けていました。車が後ろに下がるときには一緒に「オーライ!オーライ!」と言ったり、荷物を持ち上げるときには「がんばれー!!」と応援したりするかわいい子どもたちでした。

寒くなり縄を使った遊びがたくさん見られるようになってきました。最初は一度も飛べなかった子どもが練習を重ね、毎回少しずつ飛べる回数が増えて来ています。また、縄跳びができる年長児は何回飛べるか、誰が一番たくさん飛べるか競争して遊んでいました。長縄を使って「郵便屋さん♪」と歌いながら遊ぶお兄さん、お姉さんを見て「いいなぁ。」と年少さんやひよこさん、そしてぴよちゃんまで縄跳びを始めました。ひよこ組のKくんはくじら組のNくんが飛んでいるのを見て縄を両手に持ったものの、「飛んでみて!」と言うと縄を回さず、その場でジャンプしていると、すぐにNくんが「あのね、縄跳びのやり方はね…。」と優しく丁寧に教えていました。その二人の姿を嬉しい気持ちで見守る教師たちでした。その横で電車ごっこを始めたひよこさんたち。誰が先頭になるか、車掌になるか、順番に譲り合って楽しく遊んでいました。縄跳びの中に遊びの発展や友だちへの優しい気持ちなどたくさんの成長が見られるのだなと思いました。

今日は年中のぺんぎん・りす・ひつじ組がもぐらの穴を見に行きました。もぐらの穴は見つけたものの、どんな動物なんだろうとみんなで話し合っているところへ副園長が図鑑やホームページの画像を持ってやってきました。長くてかたい爪は、もぐらが土をかきわけるためのもので、まるでくわのようです。目はほとんどあいておらず、絵本の中でサングラスをしているもぐらのイメージ通り、太陽に弱いことを知りました。その後、お部屋で壁面を作ったりす組さんは、最初はもぐらばかり作っていましたが、土の中にはアリやたくさんの虫がいることに気付き、土の中に色々虫をみんなで作っていきました。