幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年1月22日 木曜日

今日は朝7時30分を過ぎても薄暗く園庭はぬかるんでいました。サッカーや羽根つきをするにはコンディションが悪い状態でしたので明るく暖かい室内で遊べる環境を用意することにしました。廃材やお絵描きなどをする中、発表会の大道具作りも子ども達と一緒に進めました。 年少のオペレッタ「こびとのくつや」で使う時計の絵を皆で描こう!と持ち掛けると時計役のYちゃんやS君が率先して下書きを始めました。以前に自分の身につける時計を作った経験から一番上の12時から1,2,3、・・・11時までの数字も本物の時計を見ながら描いていきました。オペレッタ以外の子ども達も集まってきてクラス皆で何か一つ描いたり色を塗ったりすることにしました。しかし途中で舞台を使う時間になったので「続きは明日にしようね。」と一旦筆をおきました。 3階ホールや会議室で練習している時、副園長が様子を見に来てくれ、踊りやオペレッタの内容で今一つ教師から見ても子ども達が動きにくそうだったりまだ楽しんで出来ていない子がいたりすることを話すと子ども達の様子を見てから一つひとつその悩みを解決できるようなアドバイスを子ども達と教師にして見せてくれました。 始めに踊った恐竜ダンスでは踊っている時といない時のメリハリをつける為に「みんな恐竜って卵から生まれるんだよ、どんなこわーい恐竜も始めは手も足も出てない小さな丸い卵なんだよ。ほらみんな卵になってみよう!」と言って卵に変身するとパチン!という合図を聞いて「ガオー!!」と生まれるポーズを取りました。そして教師も一緒に入ってしていくうちに恐竜ごっこが始まりました。そうすると今までとは表情が一変し、手を伸ばして獲物を追いかける強くなった恐竜になりきって副園長に駆け寄っていき、楽しい雰囲気に包まれました。手足の曲げ伸ばしや声もだんだん大きくなって何度でもやって遊ぶ姿が見られました。 他にもオペレッタの「こびとのくつや」の踊りの振りや「しまりすサンバ」の子リスらしい可愛い動きを取り入れて踊るなど沢山子ども達に話ながら一緒に演じたり踊ったりしてくれました。そばで一緒に話を聞きながらやってみた教師も「本当に楽しい!」と感じて時間も忘れて子ども達と遊びながら教わりました。

発表会の時期になるといつも思うのですが子ども達は副園長のちょっとした声掛けやじっくり話す言葉が本当にスーッと魔法にかかったように入っていくようでその後の練習や活動がどんどん楽しくなっていって当日は練習したこと以上の力を発揮してくれています。今年も子ども達がどんどん変わっていきどんなっ成長ぶりが見られるのか子ども達と試行錯誤しながら又楽しみながら練習していけるようにしていきたいと思います。