幼稚園の日記(ブログ)

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  2016年11月6日 日曜日

朝晩は上着が欲しいと思うほど寒くなってきましたがひよこ組の幼児達はいつも元気いっぱい遊んでいます。

ある日、戸外に出ると2歳児のRくんが「先生、一緒にお山作ろう」と言うので一緒に作っていると他の友達もスコップを持ってやってきました。1歳児のSくんは砂をスコップですくうものの山の所まで上手に運ぶことが出来ず途中で砂が全部落ちてしまっていました。その様子を見たRくんはSくんに「こうやってするんよ」と砂の掘り方や上手く山に砂をのせられる方法を教えてあげていました。そしてRくんは何か思いついたように普段子ども達がさら粉を作るときに使っている道具を持ち、再び砂場へ戻ってきました。そして「これのほうがたくさん砂もっていけるんよ」と得意気に言って山作りを再開しました。ある程度山が大きくなるとスコップで形を整える子、足で踏んで整える子、手で整える子など山の形を整えるのにも一人ひとり方法が違っていておもしろいなと思いました。

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そして山が完成するとその上に登ったり、上からジャンプしたり、最後はみんなで山を崩して遊んだりとどんどん遊びが変化していきました。最初は山を作ることを楽しみ、最後には作った山を崩すことを夢中になってしている幼児達、この経験が様々の子ども達の発達に大きな影響があるのです。

山作りを通して友達と触れ合い、刺激をし合い、思いを共有していく幼児の姿、又2歳児が1歳児に優しく教える姿には感動です。これからもみんなで一つの物を作ったり遊んだりする中で様々なことを吸収していけるよう見守り、配慮していきたいと思います。