幼稚園の日記(ブログ)

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  2024年1月22日 月曜日

初夏の頃になると、雨上がりの園庭で水たまりを見つけると、そこに入って水や泥の感触を楽しんでいた子ども達ですが、今朝は1月というのに陽だまりが暖かく、あまり冷え込んでいないこともあって、園庭に水たまりを見つけた子ども達は入ることこそなかったものの、水たまりで泥だんごを作ったり、泥遊びを楽しんだりする姿が見られました。自然の変化に敏感に気付き、それらに関わっていく子ども達に驚かされます。

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さて先日、三葉幼稚園の果樹園で伊予柑狩りをした時に、沢山実がついた小さな細い木が一本ありました。小さく細い木には小さな小さな実がなっていて、そのみかんは食べても苦味があって、美味しくないということで、ままごとコーナーに出してくれました。それを見つけた子ども達は、包丁で半分に切ると、絞り器の中に入れて、上から押して次々と搾り出し、それをコップに入れたり、氷を作る器に入れたりして「先生  ジュースです」と持ってきてくれました。伊予柑の香りが漂っていて、本物のジュースができていました。この時期、このタイミングだからこそできる季節の今だけの本物を使った本物のジュースやお料理体験です。自園の果樹園や畑だからこそ、実った果物や野菜を選別して食べられる物と食べられないけれど捨てることなく利用して本物体験ができるのだと感動しました。

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その後、発表会まで10数日、どの学年もそわそわ!外で遊んでいる時も発表会の曲がかかっていて、早めに片付けると各学年、各部屋で練習が始まります。小さいクラスでは、形から入ろうとお面を作り終えて、それを被ることで役になりきって演じ始めるのです。オペレッタでは出来ている大道具を使って、そこにスタンバイをして、動いたり、踊ったりして気持ちを高めていきます。プレさんは、嬉しそうに「うさぎ」とお面をつけて見せに来てくれて、とてもかわいかったです。オペレッタでは、海に落ちる場面があり、そこで何で海に落ちるんだろう?海に落ちたらどうなるのかなぁ?大きな波が来たらどうなるのかなぁ?と声をかけると、波が寄せてくる様子を表現して、動きがそれぽっくなってきました。

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先日、園長が歌、劇等もしっかりイメージをもたせることが大切、特に今の子ども達は、おばあちゃんと言っても元気なおばあちゃんしかしないし、腰が曲がっているおばあちゃんはイメージできないことや雪を知らない子ども達に雪が降ってくる風景をイメージすることは難しいことを等など教えていただきましたが、本当にそうだなぁと思いました。発表会当日に向けて子ども自身がイメージをしっかりもって演じられたり、歌えたりできるようにしていきたいと思います。

踊り大好き・お歌大好きの子ども達の発表会、お楽しみに‼︎

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