2025年5月3日 土曜日
今日は小雨が降ったり止んだりしていましたが、子どもたちが登園し終える頃には青空が広がっていました。
昨夜雨が降ったので、園庭には水たまりがあり年中児たちが楽しそうに泥んこ遊びを楽しんでいました。その楽しそうな様子を見て、たんぽぽ組の子どもたちも参加させて一緒に遊ばせたいと思い、部屋に戻り子どもたちに片付けて外に行こうと言声をかけました。すると「やったー!」「お外行きたい!」と大喜びで急いで片付けていました。
靴箱から自分の靴を持ち一目散に外に向かう子どもたち。「今日は裸足でお外に行って泥んこ遊びするよ」と伝えると、子どもたちは裸足で遊ぶ?泥んこ遊び?と不思議そうな表情をしていましたが、すぐに自分たちで裾上げや腕まくりをし泥んこ遊びの準備万端できました。靴を履いていると元気に駆け出して行くのですが、今日は裸足なので土の感触を感じながら砂場まで歩いていました。年少さんが水たまりで遊んでいましたが、たんぽぽの子どもたちは水たまりの中に入ろうとはしないで周りでその様子を眺めていました。教師が中に入ろうと誘ってみると、Aくんがそーっと中に入っていくと満面の笑顔で「先生、冷たくて気持ちいいね!」と言うと、周りにいた子どもも次々に水たまりの中に入り、泥団子を作ったり足に泥をのせたりして感触を存分に楽しんでいました。
今日は年長児が駐車場の畑にきゅうりとゴーヤの苗を植えに行きました。水曜日にさやえんどうとニラ味噌を食べたあと、年長児数人から「きゅうりを食べたいです」とリクエストがあったので、「畑に植える準備をしておくので年長さん一緒に植えようね」と約束をしていたのです。子どもたちの手で苗を植える穴を代表の子どもが協力して掘り苗を優しく植えていきます。植え終わるとIちゃんが「美味しいきゅうりになってね」と苗に話しかけると、そばにいたRくんも「大きくなってね」と声をかけていました。植え終えると古森先生がしその葉を手に取り「これなんだったかな?」と子どもたちに質問をしました。「しそ!!」と次々に答え、次に「しそを使ってできるものがあるんだけど何か知ってる?」と聞くとしばらく考えていた年長さん、するとBくんが「梅干!」とその答えを聞いてなるほどといった表情の子どもたち。梅が大きくなりしそでつけると赤い梅干ができることを教えてくださいました。古森先生が朝の涼しい時に水をあげることや、夕方にも水をあげるときゅうりやゴーヤの苗が大きく元気に育つことも教えていただきました。毎日の水やりから苗が成長していく過程を観察していき、草抜きもして子どもたちの手で育てて、収穫して味わえるよう食育につなげていきたいと思います。この次は年中さんからのリクエストのピーマンやナスも植えたいと思います。