2025年9月24日 水曜日
今日、年長児は砥部焼観光センターで卒園記念のお皿に絵付けをしてきました。月曜日に古森先生が今もお皿として使っているという砥部焼の作品を沢山家から持ってきて子ども達に砥部焼について話して頂きました。古森先生が砥部焼のお皿を床に転がすと「あ〜!!」と子ども達の心配する声が上がりましたが古森先生はにっこにこ。砥部焼は簡単には割れず、とっても強いことを教えてもらっていましたが、古森先生が転がすたびに周りの子ども達はヒヤヒヤ、でもすごく強いものなんだと感じることが出来ました。お皿の中には、30年前40年前のものもあって先生達がまだまだ子どもの時のものでも今も変わらずお皿は綺麗なままであることに子ども達は驚き、自分達が作るお皿もおじいちゃん・おばあちゃんになっても使いたい!と期待が高まった子ども達でした。昨日は祝日でお休み。どんな絵を描きたいかを考えてくるよう宿題をもらいました。
今朝、子ども達は飾られてある古森先生のお皿を見ながら友達とどんな絵を描こうとしているのかを発表し合う姿が見られました。「どうしようかな〜」「楽しみだな〜」と想像を膨らませ、バスで出発です!
砥部焼観光センターに到着し、館内に入ると様々な砥部焼がずらり。「きれい〜」と子ども達の口から自然と言葉が出るほど感動したようでした。絵付けコーナーは2階。2階に上がると、砥部焼センターの方が迎えて下さり、絵付けについて説明して頂きました。自分の名前が書いてあるお皿が配られ、少し緊張気味の子ども達は、手をお膝にしてお皿を眺めていました。いざ、絵付けスタート!
すらすら〜と描き始める子もいれば、う〜んと頭を悩ませている子もいましたが、最終的にはみんなが納得のいく絵付けができ、大満足な様子でした。くま組のYくんは、これまでの作品展で働く車の作品をいくつも出していたので、今回はどんな働く車だろうと見ていると、座っている席から見えた窓を見て「これにしよ」と窓から見える景色(山や空)を描くことにしました。Yくんの感性には感動です。「早くみんなに見せたい!」「持って帰りたい!」と嬉しくて気が早すぎる子ども達が可愛かったです♪
次は、砥部焼が出来るまでの様子を見学に行きました。部屋には色々な種類の白いお皿が沢山並んでいましたが、実は全て絵が描かれているそうで、全て白色なのは、焼く前の薬を付けているからだそうです。ろくろを回す職人さんや何十枚もお皿が入りそうな大きな窯。どこ見ても不思議!発見!な面白い時間でした。
今日、絵付けしたお皿は秋の作品展で展示します。楽しみにしておいて下さい♪