幼稚園の日記(ブログ)

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2022年11月16日 水曜日

今朝も、昨日の遊びが続きアンパンマン列車が園庭を走っていました。やっぱり三葉っ子!昨日なかった物が加わり遊びが楽しくなっていました。“カンカンカーン”子どもたちの声のする方へ行ってみると踏切がありました。「光るところない!廃材で作ろう!」と作っていた年長児。よく見ていたな〜と思うほど、本物にそっくりな踏切でした。そしてそこにちょこんと座っているふくろうの置物の車掌さん。このふくろうの置物は運動会の時にはみんなが走るのを応援してくれていました。そして今度は安全に三葉アンパンマン列車が走行できるようにと見守ってくれています。ほっこりするとても可愛いふくろうさんです。

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列車を走らせていると、いろいろな問題も出てきます。6両のながーい列車でしたが、お客さんは3人。列車が走るとあらあらあら、、、後ろが引きずられ、コーナーの置物にぶつかって止まってしまいました。“うーん”と悩む年少児を見て古森先生が車両の数を減らしてくれました。段ボールと段ボールをわらで編んだ縄で繋いでいたのですぐに外したりくっ付けたりすることが出来るのです!(紐で結ぶとすぐグー結びになって外れないことがあるのです、、、)「私もやりたい」という子がいれば1両増やして自由に数の変えられる列車!絶対にこのままじゃないとダメ!ということのない、その時のやりたい子ども達に合わせた楽しい三葉っこだけのアンパンマン列車です!

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そして年少児は今日さんさんランドへ遊びに行きました。雲一つない青空の下、元気いっぱい歩いて行きました。2学期のはじめに歩いて行った時よりも足取りが軽く、すぐにさんさんランドに到着しました。運動会も終えて、心も身体も一回り成長したのだなと嬉しく思いました。

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やっぱり大人気なのは、ローラー滑り台!!何度も何度も山道を駆け上がり、キャッキャ言いながらとってもいい笑顔で滑り降りてきました。「先生も行こうよ♪」と何度も何度も滑り、ちょっぴりおしりが焼けそうだったけどとても楽しい時間でした。「サンサンランド♪サンサンランド♪」と嬉しそうに口ずさむ子ども達。今度はお弁当も持っていってもっともっとたくさん遊ぼうね!と約束して今日は帰りました。

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園庭では園庭でしかできないこと、さんさんランドではさんさんランドでしか出来ないことたくさんあります。たくさん遊び、たくさん学べるようこれからもしていきます。

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2022年11月15日 火曜日

①アンパンマン列車送迎編

今朝、子ども達が登園してくると、数人の教師達がいそいそと何やらバックに詰め込んで準備をしていました。子ども達は「何しているの?」「どこに行くの?」と興味津々!すると、A先生が「アンパンマン列車に行ってくるね!」と手を休めず答えました。すると、お留守番の子ども達が集まってきて「いいな〜行ってらっしゃい!」と笑顔で言いました。年少の時にアンパンマン列車のお見送りをしたことを覚えていたRちゃんは、「みんなでバイバイしたよね!」と楽しそうに話していました。そして、お留守番の年長児達が長いカレンダーに「いってらっしゃい」の文字を書き始めると、うさぎ組のMちゃん、Rちゃん、Oちゃん達が「私達もやる!」と言ってクレヨン、ハサミを持って急いでやってきました。包装紙を切って可愛いうさぎさんを作って大きな横断幕に貼ったりアンパンマン列車にちなんでアンパンマンの顔を描いて飾り付けをしたりする子もいました。そんなお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見て、すみれ組の子ども達も自分でお見送りの準備を始めました。「たのしんでね」を「たもしんでね」と書いていたり、「いってらっしゃい」を「いってらさい」と書いていたりと可愛い文字間違いもありでとても微笑ましい場面です。

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準備万端で団地の前の踏み切り前に急ぎます。もうすぐ松山駅発のアンパンマン列車がここを通るのです。着いて電車を待っている時からワクワクの子ども達。「まだかな〜まだかな〜」と言いながら踏切が鳴るたびに横断幕を上げたり手を振ったりと落ち着きません。すると、汽笛が鳴って電車が…来たー!!子ども達の前に来るとアンパンマン列車はとってもゆっくりで今にも止まりそうな位スピードを落としてくれ、乗っている1人1人の顔が見えるのです。「◯◯ちゃん見えた!」「おーいってしてくれた!」と大興奮です。いつ、どの時でもみんなでのお見送りが恒例になっている三葉幼稚園ですが、今日のアンパンマン列車のお見送りは特別です。その光景はとても温かく、電車に乗っている子も乗っていない子も笑顔で手を振っている姿を見て、やっぱりいいなと改めて感じました。

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園内では、アンパンマン列車の興奮が収まらず、ダンボール電車が出現しました。1つだった車両はどんどん増えていき、いつのまにか6車両になりました。そこで教師が白線で線路をかくと、三葉幼稚園駅が出来ました。代わりばんこで車掌さん、お客さんが乗って仲良く順番に遊んでいました。待っている子、並んでいる子も、さっき自分達がお見送りしたように「バイバイ〜」「行ってらっしゃい!」と手を振っていてその姿も可愛いのです。自分達が経験したこと、見た物をすぐに遊びの中に取り入れるのは流石三葉っ子だなと思いました。

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帰りの電車が踏切を通るのは16時頃です。お迎えも預かりの子ども達と一緒に踏切で今か今かと待っていました。すると、帰りもゆっくり電車が走ってくれたので「おかえりなさい!」とみんなで手を振ることが出来ました。離れた所にいても心は1つの子どもや教師。三葉ならではの光景だと嬉しく思いました。

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②アンパンマン列車の旅~編

昨日から「明日はアンパンマン♪すご~く楽しみ♪」と言っていた子どもたちと保護者の方たちです。今朝は「9時集合」に遅れることなく😊晴れやかな表情で集まって来ました。お見送りに駆けつけてくれた園長が「ポンタ農園のところで幼稚園の皆と先生たちがお見送りにきてくれますよ~」と話すと「ワ~すごい!ほんとですか?」と大感激でした。

『松山駅を出発!』のベルが鳴りました。古森先生・長曽我部さんそして~なんと!JR四国の方たちが勢ぞろいでお見送りをしてくださったのです。あまりの大勢の駅員さんたちのお見送りに皆、びっくりしてしまい、思わず必死でみんなで手を振り返していました。

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そしていよいよポンタ農園の近くの踏切だと思っていると急に列車のスピードがゆっくり、ゆっくり・・・になってきたのです。ふと見ると・・・「わ~!♪すごい!!幼稚園の皆がいる~いる!!いる!!」大勢です!みんなが手を振ってくれていました。なんとその中にアンパンマンも立っているではありませんか?(T先生が子どもたちと作った段ボール仮面をかぶっていたのです。)もうあまりの感動で胸がいっぱいになってしまいました。

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こうしてアンパンマン列車は、幼稚園の子どもたちと先生たちの心と遠足に向かう子どもたちの夢と期待をますます膨らませながら波方駅に向かって行きました。

アンパンマン列車の中はどこもアンパンマンだらけ!♪アンパンマンの曲を聞きながら写真撮影をしたり、トロッコ列車の風邪を心地よく感じたりしながらの旅となりました。

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波方公園までの距離は約3キロメートル!田んぼのあぜ道を歩きます。親子で手をつないで風を心地よく感じながら楽しく歩いていきました。たくさん歩いた後の手作りのお弁当はまた格別です。

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公園の遊具でも三葉っ子たちはたくましく、頼もしい姿を見せていました。たんぽぽ組さん、年少さんたちでもどんどん上まで階段をのぼったりとちょっと大丈夫かなと思うロープもよじ登ったりゆっくり降りて来たり思い切り身体いっぱい動かして遊んでいました。いっぱい遊んだ後の帰り道も・・・なんだかとても楽しそうに歩いていました。友達同士で手をつないで次々と色々な歌を歌って楽しそうに歩くちゅうリっぷ組さんたち。♪本当に心が和みます。

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そして・・アンパンマン列車での帰り道。思いもよらない嬉しい出来事がありました。なんと!三葉っ子たちと先生たちが帰りも同じ場所にお迎えに来てくれるというのです。富田先生から連絡をもらった後、ポンタ農園が近くなると皆窓にかじりついて今か今かと待っていました。すると・・・・・いました!いました。預かりの子たちと先生たちがまた大勢で迎えてくれています。「おかえりなさい~」「たのしかった?」のお迎えの幕に代わっていてこれまたビックリでした。「ばいきんまんがいる~!!」と年長のMちゃん!が教えてくれました。あっという間にみんなの中にばいきんまんがいることを見つけていたことに又ビックリしました。

本当に三葉幼稚園の「温かい仲間の心」は一つだな~と嬉しくなります。感動です。今日遠足に参加された保護者の方々も温かい人ばかり・・・・。みんなで助け合ったり譲りあったり、仲間として一緒に心から楽しんだ一日となりました。♪JR四国の 方に心から・・感謝です。

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2022年11月14日 月曜日

 昨晩のこと。明日に作品展を控え、作品展示の最終確認をしていると年長児のペットボトルのお城が崩れてきているのを園長が見つけ、すぐに修理が始まりました。学年を越えて色々な学年の教師が集まり、『明日は保護者に子ども達の素敵な作品を見てもらいたい!』と一生懸命に準備を進めてきました。

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 そして、今日。教師達の思いが通じたかのような晴天の秋空の下、令和4年度の作品展・バザーが開催されました。今年でコロナ禍での開催は3年目になりますが、コロナの感染者が増加傾向にあることも踏まえ、今年も人数と時間の制限を設けての開催となりました。

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 午前9:00。開門と同時に子ども達が保護者と一緒に笑顔でやってきました。まず始めに子ども達を迎えてくれたのは、正門に飾られたアーチです。先日のブログでも紹介されていましたが、素材は藁とペットボトル、落ち葉やまつぼっくり・・・。捨てられる物を利用したSDGsのアーチです。利用できる物を上手に使う三葉らしさのあるアーチでした。

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そして、すぐ目に飛び込んできたのが、超大作の2メートルを超えるペットボトルのお城、年長の協同作品「夢のお城」です。1階テラスの一角にできた大きなお城に参会の保護者も釘付けで、「これを作るためのペットボトルだったんだ。」「年長さんってすごいねー♪」と感心されていました。年長児達の協力と今までに身に付けてきた技術と創造性等、全ての結晶で完成したお城ですが、このお城を作っている大量のペットボトルは年長児のみならず、年中や年少児等、色々な学年の子ども達が持って来てくれて出来上がったお城でもあったのです。

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子ども達が見てもらいたいのは、やっぱり自分が作ったり描いたりした作品です。お父さんやお母さんの手を引いて作品の所まで連れていくと喜んで作品の説明をして、「上手にできてるね!」「頑張ってるね♪」と褒めてもらって、とても嬉しそうにしていました。そんな親子のやり取りを見て、私達教師もホッと温かい気持ちになりました。

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 子ども達の個人作品と共に、前述の年長児の協同制作「ペットボトルのお城」そして、年中児の「さんさんらんど」は子ども達の遊びの共同作品でした。木材で作った滑り台や廃材で作った遊具や果樹園を見て、「すごいね!」と感心してくださっていました。

 年少児の集合作品「バナナの森にようこそ」は、子ども一人一人が廃材で作った動物がバナナを食べに来ています。自分が作った動物のことを一生懸命に説明しているのを保護者の皆さんが優しい眼差しで聞いてくださっているのが印象的でした。

 プレ年少は「芋づる電車」を作りましたが、そこに一人ひとりが描いた可愛いお顔が乗っているのを見て、「これを作ったって言ってたんだね♪」と子どもの目線になって、作品を一緒に微笑ましく見てくださっていました。

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 園庭では先生達の手作り品が並ぶ「子どものお店」や手作りの芋アイスやみたらし団子が食べられる「喫茶」、調理師さんのお店や後援会のお店で賑わっていました。子どものお店は、子ども達が買い物をしやすい値段の物が多く、子ども達は何円使うかを決めて、自分で計算して買い物を楽しんでいました。

 喫茶では天気が良かったこともあり、午後も大賑わいで芋アイスや手製のみたらし団子は追加する程で、「おいしーい!」「おかわりほしい!」とみんな笑顔で食べていました。

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  コロナ禍3年目の作品展は、子ども達がこれまでに体験してきた『嬉しい!楽しい!できた!』が作品にたくさん表現されていたように思います。こうした「今しかできない、今だからこそできる体験」は、保護者の皆様の理解や協力、子ども達のためにとしてくださる地域の方々のお陰だと感謝しています。本当にありがとうございました。

【作品展・バザーの落とし物】

お心当たりの方は事務所までご連絡ください。

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2022年11月14日 月曜日

毎日の保育の中で、繰り返し絵本を楽しんだり玩具で遊んだり、そして遊んだものは片づけるなど、1日の流れの中で、自然と生活習慣も身につけていきます。そして遊びだけでなく、生活面でも、食事の準備やオムツ替えなど、生活の一部も日々、繰り返し行われています。そんな毎日の中で子ども達は保育教諭のことをよく見て、学んでいるのだなと日々感心する出来事があります。

 

遊びの中での1コマですが、Mちゃんは絵本を持つと床に座り、手を叩いたり、「しーーっ」と言いながら人差し指を口に当て、静かにしてというような仕草をして、絵本を誰かに見せるようにしていました。これは保育教諭が絵本を読む前にする「お約束」の流れなのです。ちゃんと友達のいる方へ絵本を向け、絵本が終わると「おしまい」と言って、深々と頭を下げていました。

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またKくんは、オムツ替えをしている保育教諭の近くに置いてあるかごの中から、手袋を取り出し、自分の手にはめていました。右手が終わると次は左手。両手にしているときの様子は真剣そのもの!両手に手袋を装着するとにこっと笑って満足そうでした。その様子を見ていたSくんNくんもやってきて同じように手袋を装着。Nくんは手袋をすると、一緒に置いてあるチラシも広げて、引き出しからおしり拭きも持ってきて、自分の体をちょちょっと拭き、チラシに入れて丸めました。その様子が可愛くて、おかしくて保育教諭も大笑い!しっかりオムツ替えの様子まで見ていたのでしょう。忠実に再現されていました。

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毎日の日課としている検温も、子ども達が自ら「ぴっ」と言いながら検温する保育教諭に近づいてくるのですが、記録を記入するのに、そっと置いておいた検温器が行方不明に!すると近くで「ぴっ」と音が鳴ります。Tくんがしっかり手に持ち、友達の検温をしてくれてました。本当はおでこに「ぴっ」なのですが、Tくんは近くにいたKくんに向けて計測。この行動にもほっこり笑顔が溢れました。

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もも組は木曜日金曜日と二日間、以前少しの間、生活した、ちびっこハウスでの保育でした。前回のように環境が変わり、また不安になって涙が出てしまう子がいるかな?なんて心配していた保育教諭だったのですが、次々と登園してくる子ども達は笑顔で、そのまま外で遊んだり、室内で好きな遊びを見つけて遊び始めたり・・・「あら、平気なんだね!」と一安心。もしかしたら泣いてしまうかも!と思い込んでいたけれど、それは間違っていました。子ども達はしっかり成長していました。

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さんさんらんどに行くのも、自分の足でしっかり歩いて行けます。気持ちが先に行き過ぎて転んでしまうこともありましたが、不思議と泣くこともなく、自分で立ち上がりまた歩き始めるのです。楽しいところに遊びに行くのに、泣いている場合じゃない!という子ども達の思いなのでしょうね!たくましさも感じました。

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ひよこ組の中でも一番小さいクラスのもも組ですが、毎日の繰り返しの中で、見て学び、それをやってみようしていることに、とても成長を感じます。小さなことの積み重ねの一歩一歩が子ども達の成長となっていることを嬉しく思い、これからも見守っていきたいなと思いました。

2022年11月11日 金曜日

いよいよ明日は作品展!「あと何日で作品展?」「あと何回寝たら作品展なの?」と毎日のように聞いていたKちゃんが今日は、にやっと笑って「先生、明日やね。」とつぶやきました。

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子どもたちは、自分の作品はもちろん、日ごとに素敵になっていく協同(共同・集合)作品を明日、お父さんお母さんに見てもらえることをとても楽しみにしています。

昨日のお昼に、園長が年長の協同作品「ペットボトルのお城」の前で何かしていました。その様子を青空教室で戸外にいたらいおん組の子たちが、「古森先生なにしよんやろ?」「見に行っていい?」と覗きに行くと、古森先生がお城の真ん中にくまちゃん人形を入れていました!そこで古森先生に「ずる~い!」と抗議に行くと「だって良いところに乗せてあげたいんだも~ん♪」という言葉が返ってきました。「そうやった!お城ができたらみんな作って乗せんといかんのよ~!!」と年長児は大慌て!「大変!大変!!」「ねぇ、お人形作った?」「早くごはん食べて作ろ~!!」とどこからともなく年長間に噂が回って、「え!どこどこ?」「うわ!本当や!」「かわいい!」と階段を上がったり降りたり代わる代わるお城のくまちゃんを見に行き、あっという間に、製作モードに切り替わりました。途中でお帰りの時間が来て、お人形を乗せるのは明日のお楽しみ~ということで今朝を迎えました。

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今日の朝一番に園長が透明のプラスチックパックをいくつも持ってお城の元へ来てくれました。「窓がないって言ってたし~こんなのどうかな?と思って!」と、あのくまちゃんがちゃっかり座っているプラスチックパックを子どもたちに見せてくれると「それいい~!」とすぐにピンと来たようでお城のお部屋の増設が始まりました!

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古森先生が大好きで仲良しのNちゃんは「古森先生(くまちゃん)の横、空いてるから誰か入れるけど?」と聞くや否や、さっと自分の人形を持ってきて「はい!わたし!!」とあっという間に自分の人形を乗せました。あまりの速さと要領の良さに周りで見ていた教師たちは大笑い!楽しい時間です。

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“お城ができたら自分のお人形を乗せる”と聞いていたのでわたしたち教師は当然人型の人形を作るものだと勝手に思い込んでいたのですが、三葉っ子はやっぱりわたしたちの想像の上を超えていきます。「このくまちゃんが古森先生なんだって」と聞いたからなのか、Iくんが「できた!」と持ってきた人形には耳がついていました。「かわいいな、と思って♪」とにこにこ。次にMちゃんが持ってきた人形は全身まっかっかでわたしにはどう見ても足がたくさんついているように見えました。「Mちゃん、これって・・・?」と聞くと「うん。タコ!Mねタコになったんよ。」と一言。凝り固まった頭でなく柔軟に発想ができて面白いことを思ったように表現する子どもたちってうらやましいですね。

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今日は、明日の作品展に向けてみんなの作品を見て回りました。年少児は、年中・年長児が作品と絵を飾っているホールに入ると目を丸くして驚いていました。走ったらいけない、触るのもいけない、と約束を聞いた年少さんは作品を見て回りながら、「先生こっち来て、これ見て!」「先生こっちも来て!すごい!!」と教師の手をひっぱりお兄ちゃん、お姉ちゃんたちの作品に夢中になっていました。ちゅうりっぷ組のHくんはらいおん組のMくんの作品「ちんあなご」が気になって気になって仕方ありません。触りたいけど、触ったらいけないし、気になるけど触れないし、とHくんは作品の前で座り込んでじ~っと見ていたそうです。

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明日は先生たちや役員さんのお店もたくさん出ます。かわいい髪飾りや、キーホルダーがあるお店、みんなが掘ったさつま芋を使った「おいもアイス」がある喫茶、綿あめ、バルーン、くじ引き、ポテト!その言葉を聞くたびに目がきらっと光って前のめりになってくる子どもたちがとてもかわいらしかったです。

毎年思うのですが、特に今年の三葉っこたちの雰囲気はとてもよく、なんでも楽しい!やってみたい!うれしい!すごい!と物事をポジティブに良いように良いように捉えることができているように思います。なんでも楽しめる、自分で考えて生み出すことができる、三葉っ子の強みがぎゅっと集まったような作品展を明日はお楽しみください。

滞在時間や来園人数の制限がありますので、今一度案内状やお手紙を確認して頂いて、明日は感染対策を各々心がけてください。よろしくお願いいたします。

2022年11月10日 木曜日

作品展・バザーまで後2日!子ども達はバスの中で「お城頑張ろう!」「俺らもさんさんらんど作らないと!」等と話していました。幼稚園に着くとM君は「沢山ペットボトル持ってきたぞ〜」と袋いっぱいに入ったペットボトルを見せてくれました。その後、M君は所持品を片付けるとニコニコ顔でお城作りに参加していました。

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たんぽぽ青組では、コロナ禍の生活で天気の良い日はテラスを使って過ごす事がしっかりと定着しており、マスクを自分でつけることができなかった子達も自分で付け外しができるようになってきました。今日もテラスでは、男の子、女の子が入り混じって食事会をしており、お皿を並べてMちゃんとSちゃんが布袋に入れてある、ままごとの食べ物をお皿にのせていました。食事の準備ができるとみんなで手を合わせて「いただきます」とお食事の挨拶もしっかりとできて可愛いい姿が見られました。

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園庭も木工コーナー、乗り物、砂場とあちこちで楽しんでいる姿が見られましたが、砂場て遊んでいたKちゃん達はホースを土で埋めてそのホースの先の穴に土を入れて、もう片方の穴から水を入れると、先の穴から押し出されて流れる土を楽しそうに見ていました。すると、一緒に遊んでいたM君が「高い所から水を入れようよ」と提案しました。そこで、もう一度同じようにホースに土を入れ、さっきとは違う高さから水を入れると土がさ〜っと速く流れてくることに気づき大喜びでした。『遊びはかがく』というのはこういうことなんだなぁーと改めて思うと同時に時々ホースが曲がってその底に水がたまることに気付いて反応している子どももいて遊びの中でたくさんの不思議に気付いて試している子ども達の自ら育つ力に感動しました。

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今日もたんぽぽの子ども達は大きい組の子ども達が部屋に帰って園庭が落ち着いたところでお外遊びをしました。外に出ると元気いっぱい走って好きな遊びへと散っていきました。人気のぶらんこでは「か〜わって」「いいよ〜」等のやりとりがあったり、つりかんコーナーでは、一人の子が「やりたい」と言うと「俺も」「私も」と教師に抱っこしてもらってぶら下がるのを楽しんだりと元気いっぱい遊んでいました。

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4月からコロナ禍の中、満3歳児達は年中さん、年長さんの姿を見て当たり前のように真似して遊んだり、いつの間にかその仲間に入れてもらって優しいお兄さん、お姉さんに邪魔にされずに色々なことを教わったり1日1日成長が見られ頼もしく思っています。

2022年11月9日 水曜日

今週月曜日、ちゅうりっぷ組の子ども達に「ちゅうりっぷ組の部屋には作品や絵を飾りまーす。」と伝えると「イェーイ!」と大喜び。どういうことかわかってないだろうな…。と思いながら、その日は降園しました。そして、翌日登園してきた子ども達は、目と口を大開きしてびっくり仰天!ロッカーは倒されて、その上は布が張られて、おもちゃの棚まで作品置き場になっていたのです。しばらくびっくりして、キョロキョロ見渡していましたが、「そうだ、作品を飾るんだった!」「作品展楽しみ~!」と言いながら外遊びを楽しみ、展示の部屋に戻って1日を過ごしました。そして、今日からは園庭の青空の下でテント生活をすることになりました。外でシールを貼ったり、食事をしたりすることを伝えると、またまた「イェーイ!」と何でも喜ぶところが三葉っ子!!今日は朝から園庭の1角をもらいそこを拠点にして過ごしました。迷っている友達がいると教え合い、狭ければ譲り合い、今しかできない生活を満喫していました。(思い返せば、4月に入園した時もコロナでテント生活をしたちゅうりっぷ組とさくら組、当時は泣いたり、迷子になったり、集まれなかったりだった子ども達が今では何をするのも「イェーイ!」と楽しみ、3歳児なりに自分達で助け合う姿に時には嬉しく、時には感動し、初めて3歳児を受け持った4月の戸惑いを思い出す度に、幼児の日毎の成長の速さに驚かされます。)

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ちなみに園庭で生活していると、色々な遊びが見えてきます。年長さんのペットボトルのお城づくりでは日に日にペットボトルが積み重なり、ついに子どもの手が届かない高さになってきました。そこで、机を1台持ってきましたが、それだけでは足りず、自分たちで足場を探します。その様子を見た、園長が背の低い脚立を1脚、年長さんに貸し出してくれました。するとすかさず、ちょっぴり大人の仲間入りをしたような表情でK君が脚立に登りました。貸したものの倒れたらいけないと少しの不安があった教師達が、「あっ」と思った時には、なんとMちゃんが脚立を支えているではありませんか。どこで知ったのか、大人の対応に驚かされるとともに、子ども達がグルグル回転させながら、協同作品を作っていることに感心させられました。

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その一方で、わらのコーナーではアーチ作りが始まっています。アーチ作りと言っても、これも遊びの延長です。昨日のブログでもあるように園長がきっかけを作ってくれたアーチ作り、昨日飾った本物のコスモスはやっぱり生き物で数時間で枯れてしまっていました。そこで年長さんが運動会で使ったペットボトルなるこをコスモスの花にアレンジすることにしました。動いたのは年中さん。年長さんのすべてに憧れを持つ年中さんは、ペットボトルを切り、色を塗るのも見ていたのでしょうね。上手に進めます。そして、他の教師の動きをよく見ていたKちゃんは太い縄作りにも挑戦します。そんな様子を見て「すごーい!」と言っている年少児やプレ年少児はそれをしっかり覚えていて挑戦しようとします。そして、色々な遊びの技術は引き継がれ、伝統となっているのだと気が付きました。

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お弁当を準備していると、今度は役員さんが買い物したものを運んでくださっていました。「何してるんですか~?」と聞くと「ゲームの景品だよ。お金がいるからね。」と説明してくれました。園長からは「お金がいるらしいよ!お手伝いしてお小遣い貯めていてね。」と声を掛けてもらいました。また一つ作品展への楽しみが増えました。作品展まであと3日、とにかく頼もしい子ども達と作品展に向けての準備をしながら、今しかできない生活を楽しんでいきます。

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