2022年6月10日 金曜日
今日も晴天の中、子ども達は涼しい場所を見つけ、砂場で過ごしたり、水汲み遊び等をしたりと元気いっぱい遊んでいました。
アスレチックコーナーでは初めて環境が出た際はおどおどしながら渡っていた子ども達ですが今ではひょいひょいと渡ると満面の笑みで「もう1回!」と次は別のルートを選んで遊んでいました。それを見たO君も「僕もこっち!」と言うとマットのあるコースに行き、上手にバランスをとりながら楽しそうに遊んでいました。それを見て改めて園長にも指導いただいている環境の出し方を考えてマンネリ化しないように子ども達の変化を見ながら楽しく過ごせるようにしていかなければいけないなと感じました。








たんぽぽ組では、室内で絵を描いたり、廃材遊びをしたりしました。グルグルのクレヨン遊びからイメージするものはとても面白く、「アンパンマン」と言ったり「じゃが芋」と言ったりと聞いていてとても楽しかったです。廃材遊びではセロハンテープの使い方はまだぎこちないですが教師にセロハン台を押さえてもらって切ったり、切ったテープをもらったりして作品を作っていました。途中箱を重ねたI君はテープを切ると関係ない所にテープを貼って「出来たよ!」と見せてくれようとしたのですがぽとんと箱が落ちてしまいました。何で上の箱が落ちたのかな?と考えてましたが教師に言われたことを思い出して箱と箱に貼らないといけないことに気づいて向きを考えながら貼り付けるともう一度「出来たよ!」と嬉しそうに見せてくれました。
室内の活動の後は園庭へ出て元気いっぱい遊んでいます。大好きな砂遊びでは教師が大きな山を作るとY君が教師が掘った穴へ水を流していてそれが川のようになったので皆で川も作ることにしました。川を作る人、ジョウロで水を流す人と役割ができると一生懸命頑張る子ども達!そんな時K君が面白いことをしていました。雨どいを使ってジョウロで水を流していていたのですがそのジョウロを傾けたまま手を離すとそのままの状態で水が流れる事に気づいたのです。そして、その水がなくなる前に次の水を用意し、水をきらさないようにつぎたしていたのです。遊びの中で効率的方法を発見し遊びながら様々な知恵を身につけていくのです。まさに遊びは科学、遊びは学びが溢れ生きる力が育つのだなと思いました。出来た川に足を入れた子ども達は服をドロドロにしながら満足そうに笑っていました。
2022年6月9日 木曜日
朝、バスから帰ってくると古森先生と年長組の女児達が、何やら楽しそうに話をしていました。近くで聞いてみると地球についての話をしていました。なぜそんな話になったかと言うと「ジャンプをしても地面に戻るのはどうしてかな?」と不思議に思ったことがきっかけで、そこから子ども達の「どうして?」が広がっていきました。地球は丸くてその上に立っていることを知ると「なんで?なんで?」とさらに学びの意欲が深まって行きます!!「地球は磁石になっていて引っ張ってくれているんだよ」「だからみんな立つことが出来ているんだよ」と教えてくれると「へ〜!すごい!」と目をキラキラ輝かせて聞いていました。子ども達の探究心はまだまだ止まりません!!次は風船がプカプカ浮くことに疑問を持ったのです!「じゃあ、なんで風船は浮かぶの?」と直ぐに古森先生に尋ねます。すると「風船は、フーフーって空気で膨らますでしょ?だから浮くの!」「ほら、空気ってみんなの周りに浮いてるでしょ?」と教えてくれました。それを聞いた子ども達は「あ〜、なるほど!」「確かに見えないけど、ここに空気があるよね!」と目には見えない空気を手でパタパタと触り、納得した様子。さらに、宇宙の不思議についても教えてくれました。「雲の上の上の上〜の方に行くと地球の手が届かなくなって、空から幼稚園とかは見えるけど帰れなくなるの」と教えてくれると「なんで??」と前のめりになりながら古森先生の話を聞き始めました。「お菓子や食べ物はプカプカ浮くから空中でパクッと食べないといけないんだよ。」と食べ方を教えてもらうと「なんだか面白い!」「こうやって食べるの??」とニコニコ笑いながらまるで宇宙にでも居るかのように、パクパクと真似をしていました。「学校に行くと、もっとどうしてそうなるのか教えてもらえるからね」と古森先生から言われると「え〜、忘れちゃうかもしれない!」と大慌て!!しかし「大丈夫。みんな忘れないよ」と古森先生から言ってもらい「本当!?やったー!じゃあ私達は学校でも分かるよ〜!」と飛び跳ねて大喜び!またひとつ、学びが増えていました。
その後、気がつくと、その女の子達が絵を描いていました。その絵には丸い地球に教えてもらったことがたくさん詰まっていました。「何を描いているの?」と聞いてくれる先生には「あのね、あのね・・・」と自分たちの知っていることを身振り手振り、目を輝かせて得意げに説明していました。
Nちゃんは、降園前の今日楽しかった話でみんなが、外遊びや種うえを答える中「古森先生から教えてもらった地球の話!」と答えました。「なになに?」と聞くと、クラスのみんなに説明をし始めました。地球がみんなを引っ張ってくれていること、雲の上に行くと帰れなくなること、雲の上では食べ物がプカプカと浮かぶことなど、スラスラ自分の言葉で話していたのです。それを聞いた子ども達はフワ〜フワ〜と体を動かせて雲の上を表現したり、パクッと食べ物を食べたりして楽しんでいました。子ども達の興味は限りなく広がり、園長との会話の中でイメージとなって頭に入っていることに驚かされた1日でした。
2022年6月8日 水曜日
今日は、全日実習でくま組、うさぎ組で廃材を使っての制作をしました。昨日、実習生がその計画を降園前に話をしてくれていたため、クラスの子達が「廃材持ってきたよ~」と元気良く登園してきました。楽しみにしていた子も多く、「こんなの作ろうかなって持ってきた!」と嬉しそうに見せてくれました。
うさぎ組では、実習生が絵本を読んでくれて、服やカバン、帽子、時計など自分が身に付けたい物を作ってオシャレをしようと声を掛けて廃材や紙袋、ナイロン袋を使ってイメージした物を作っていきました。Iちゃんは、赤色チェックのナイロン袋の下をハサミで切って、手提げの部分を肩にかけて洋服を作りました。それだけでは足りず、クレヨンでリボンを描いて可愛く工夫したりとまるでデザイナーのような姿が見られ、とても可愛いなと思いました。O君は、「時計を作りたい!」と大はりきり。自分の腕に合うようにチラシを何回も巻き直してサイズを合わせたり、針が無いからと厚紙を切って3時に合わせて貼ったりしていました。「なんで3時なの?」と聞くと、「3時が好きだから!おやつが食べられるから!」と嬉しそうに答えていました。同じ廃材であっても、その子その子のイメージがあり、そこから何が生まれてくるのか予測もつきません。子どもは教師が思っている以上に多面的な発想を持っていて、制作している子を見ていると驚かされます。型にはまったものではなく、1人1人が自由に作れるというのは子どもも教師も楽しめることなんだと改めて感じました。
くま組では、色々な動物、生物、虫を制作していました。最初は、個人で1つずつ作っていましたが、自分が作った動物の住む所を作ったり、ダンボールをちぎって看板を作ったり、柵を作ったりと周りにある物まで作り始めました。それを見た子ども達は、「私も作る!」と協力して作っていきました。目に見えるように作った物を飾ることで「あっこれが足りない!◯◯ちゃん手伝って!」と共同作品になっていきました。
年中児、年長児、それぞれ月齢は違いますが、その年齢に応じた援助をすることで、自分のイメージした物を作って達成感を感じられるんだと思いました。子ども同士、お互いが刺激し合いながら共に育ち合う姿を楽しんで見ていきたいと思いました。
今日は、昨日年長児が生石農園へ行って収穫してくれたビワをお土産で持って帰っています。三葉の農園で育ち、実った甘くて美味しいビワです。家族みんなで食べてみてください。
2022年6月7日 火曜日
今朝、子どもたちが登園すると園庭の真ん中に白いテントがあり、そこには「?」の文字がありました。年少さんが「何が始まるのかな〜?」「はてなになっとるよ!」と言っている横で年長さんがニヤニヤしながら「わたし知ってる!」「去年やったもんね〜おいしかったな〜!」と言っていました。それを耳にした年少さんも「ポテトかな?」と何だか分からないままにワクワクした様子で教師たちが準備しているのを見ていました。
そして始まったフライドポテト作りに子どもたちは釘付けです。教師たちが切っているじゃがいもを見て、「わたしが掘ったじゃがいもかも」「大きいね〜!」とても嬉しそうに話します。「やった~今日はポテトが食べれる日なんだ!」と大喜びする年長児たちですが、今日は生石の畑へビワの収穫へ行く予定になっていました。「ビワの収穫行きたい!でもポテトも食べたい・・・。」年長児の揺れる心…。「帰ってきた時にはフライドポテト残っているかな?」「たんぽぽさんや年少さんが全部食べちゃうんじゃない?」と古森先生から、からかわれて急に不安な顔に…。どうしたら帰ってきた時においしいフライドポテトが食べられるのか考えた年長さんは「おいしいビワ取ってくるから残しといてね」とたんぽぽさんや年少さんの元へ方々走り回り、交渉成立です。安心して年長さんは少しの間ビワの収穫に出掛けていきました。そのお話はまた…
そのあと年少さんと年中さんは、古森先生がポテトを鍋に入れた瞬間、鍋からブクブクブクと大きな音とアブクがわきあがるのをみてビックリ「なんで??となりのお鍋はブクブクしてないよ」と不思議そうにしていました。そこで古森先生が「じゃがいもがたくさん水を吸って大きくなったから油に入れるとお水が空に上がっていくんだよ。この湯気はじゃがいものお水なんだよ」と教えてくれました。その話を聞いた子どもたちは2つの鍋を見比べて「こっちはお水がなくなったんだね」と納得です。そうして完成したフライドポテトは水分が飛んでカリカリのとてもおいしいポテトになりました。
ですが、フライドポテトはただでは食べられません。実は30円と値段がついていたのです。食べるためには、お金とポテトを入れる袋が必要です。それに気付いた子どもたちは「作らなくちゃ!」と大騒ぎです。さくら組とちゅうりっぷ組はテントの下で丸い紙に数字や好きな絵を描いてお金とコップが完成です。
準備のできた子どもたちは先生の店員さんにお金を渡してフライドポテトを買うことができました。
自分で掘って買ったフライドポテトは、どこで食べるポテトよりもおいしくて、「おいしい〜!!!」「うま〜い!」と満面の笑みでした。おかわりのポテトも食べることができ特別な1日になりました。
時間を戻して「ビワの収穫!!」ポテト屋さんを楽しみに出発した子どもたちはやる気満々!バスに乗り込む時も「びわ♪びわ♪」と言うかと思いきや、「♪ポッテト♪ポッテト」・・・今から何をしに行くのやら?と思わず笑ってしまいましたが、仕方ありません。出発前に、園長にポテトのお味見をさせてもらったからなのです。出発前に「いってきま~す!」と声をかけにポテト屋さんの周りのテントに集まっていると、園長が慌てて油の中をかき回し、何やら急いでいるように見えました。園長が少し食べて固さを確かめて「あとちょっと。」とつぶやきました。それを見た子ども達は「ずる~い!」と口々に言いましたが、私が「みんな気が付いていないの?この優しさに!」とふふっと笑いながら声をかけると子ども達はキョトン。すると園長が「古森先生が、先生達で食べてみんなにあげないことってあった?」とにっこり笑って言いました。そこで勘の良い子ども達の表情がぱぁ~っと明るくなり「ない!!!」と口々に言います。そんなやりとりをしているうちに、「これはまだちょっと柔らかいんだけどね~みんなが帰ってくる頃にはもっとおいしいカリンカリンのポテトにしておくからね!」と味見用のポテトをお皿に取ってくれました。こういう時の子ども達は速い!あっという間に整列し、お行儀よくポテトを一口頂いたのでした。アツアツポテトのおかげで子ども達のテンションは最高潮です!バスで生石農園に着いて、さっそく収穫だ!と気合を入れましたが、なんと生石のビワはどうやら空から黒い大きなカラスたちのビワ泥棒が侵入したようで大変なことになっていました。「大変だ!」と急いで綺麗なビワの収穫です。「あそこにもある!」「ここにもあるよ!」とビワの木全体を見渡して、おいしそうなものを探していました。上の方の届かない所は先生たちが、とってくれると知ると「先生!あそこ!」「もうちょっとこっちのやつ!」ととってほしいビワのところを知らせてくれました。
両手いっぱいに美味しそうなビワを持った子どもたちは、「見て!こんなにとれた!」と嬉しそうに見せてくれました。
たくさんとった後は少し味見をしました。きれいにオレンジに染まったものをみんなで分けましたが、少しの量でもとても甘くてみずみずしいビワに子どもたちは大満足!!「あま〜い!」と言ってペロリと食べていました。帰ってからも「あまくておいしいビワがとれました」と胸を張って伝えていました。今日とったビワは明日みんなで分けて食べたいと思います。
帰りのバスに乗ると子ども達が「先生、早く帰らんとK先生にポテト食べられてしまうかも。(行く前にからかわれました笑)」「ねぇ、ちっちゃい子たち、約束覚えとるかな?」「先生、ポテト入れるカップ作ってないやん!食べれんかも!!」・・・さっきまでビワをとっていたとは思えないほど、話題はポテト、ポテト、ポテト・・・。あんなにおいしい味見をさせてもらったのですから期待は高まる一方です。
「ただいま~!」と園内の先生に声をかけ、年長児はお待ちかねのポテト屋さんの時間です。「すごいすご~い!」「やった~!!」大急ぎでカップやお金作りに部屋に入ったと思いきや、光の速さで支度を終え、戸外に出てきました。園長から油とお水の話を教えてもらうと、真剣にうなずいたり、自分なりの考えを答えたり『さすが年長さん!!』の姿でした。
そして、ポテト屋さん最後のお客さんになった年長さんは古森先生の「おかわりいるなら、もう一回お金作っておいでよ。」と2,3人に伝えたささやきが、あっという間に広まってみんなが2回目のポテト屋さんも楽しみました。あまりにも嬉しい2回目のポテトにきりん組のRちゃんは靴を履くのも忘れて裸足で飛び出てきました!その必死さ、子ども達の「おいしい!」の喜びよう、笑顔、歓声・・・何もかもがかわいらしくて、教師達み~んなずっとニコニコしていました。ポテトの味見から始まり、ビワを収穫し食べて、ポテトのお買い物を2回楽しんだ子ども達から「今日は最高の日だね!」という声が聞かれました。
2022年6月6日 月曜日
今日は、雨が降っていたので教師達がテントの下でアスレチックができるよう準備をしていました。すると登園してきた子どもたちが、いそいそとバケツやタライを持ってきて、テントから落ちてくる雨水を集め始めました。とても楽しそうに友達とタライを雨水の流れに添って移動したり、水くみ遊びに発展させたりつながっていくことに満足していました。
そして、今日は歯科検診がありました。長谷川歯科の先生が一人一人優しく子供を迎えて、ていねいに検診してくださっていました。子ども達は自分の番になると、まず初めに元気いっぱいで自分の名前を言い、次に「お願いします」と言うと、歯のチェックをしてもらいます。自分の名前を言うのが恥ずかしい子もいますが年長さんは大きな声で堂々とあいさつをして、名前を言ってお礼を言う流れがきちんとできていて、さすがだと思いました。長谷川先生は、どんな子にも笑顔で対応して下さっていました。一番初めのぞう組さんでは、待っている間にマスクを取り、間を空けて静かに座って待つことができていました。大好きなお友達とくっついたり話したりするところですが、コロナのお陰(?)で間隔を上手にとって、きちんと座って待っていました。
次は年少組すみれ組さんです。先程のぞう組さんとは違い、少し緊張していました。「次は誰の番かな?」と不安そうな表情の子もいましたが、ほとんどの子が泣かないで受けることができました。元たんぽぽ組のKちゃんは口を開けるのが怖くて少し暗い表情をしていましたが、終わると何でもないような表情でマスクを付けていました。終わった安心感から喋ってしまう子もいるかな…?と心配しましたが、そんな心配は無用でした!なんと、すみれ組さんは歯をみてもらうと、「ありがとうございました」としっかりお礼を言うとすぐに黙って列に並びマスクを付け、誰も何も言わなくても座って待ち始めたのです。名前を言い、返事をして、じっと待つ。3歳児がそれを当たり前にしている姿に私は感動してしまいました。必要な時にマスクを付けたりはずしたりを自分で出来るのも、コロナ禍のなかで身に付けた習慣なのです。
ひつじ組さんでは検診が終わると、お部屋で歯についての紙芝居を読むと、すごく真剣に見ていました。歯科検診が終った後、すぐに記憶が新鮮な内に紙芝居を読む事で、より自分の歯について考え、大切にしなければならないと感じられたのではないかと思いました。
2022年6月5日 日曜日
今年度4月に入園して来た子も2ヶ月が過ぎ、園生活に少しづつ馴染んでいます。ある日の雨の日、子ども達とてるてる坊主を作る事にしました。子ども達には絵の具でてるてる坊主の服に自由に模様を付けてもらいました。初めての絵の具遊びは自分の手に絵の具を付けて遊んでみました。子ども達は自分の順番が来るのを少し不安そうに友達がしている姿をじっと見ていました。そして、自分の順番が来ると、恐る恐る手の平に付け、色が付いた手をとりあえず握って感触を確かめていました。やっていく内に絵の具にも慣れ、用意していた4色全部順番に使う子もいたり、2色を交互に使う子がいたりと、子どもなりにいろいろな事を考えながらやっている姿に感動しっぱなしでした。さらに、手の平全体に絵の具を付けて手形をたくさん付けたり、指に付けて点々をたくさん付けたりして楽しんでいて、見ている方がとても楽しくなりました。初めての絵の具でしたが、「ペタペタ」と言いながらしたり、隣で友達がしている事を見様見まねで同じようにやってみたり、小さな体でいろいろな事を吸収したり、挑戦したりしている姿を見ていると、私達保育教諭も負けてられないなと思いました。そして、完成したてるてる坊主を保育教諭が吊るしていると、すぐに集まって来て興味津々で見ていました。1つずつ飾っていくと、「あっ!あっ!」と指をさして嬉しそうに見ている姿がとても可愛かったです。
そして、以前のホームページにもありますが、今年もトマト苗を各クラス3株ずつ買っていただき、クラスごとにトマトを育てています。子ども達は理解しているのか、毎日の様に戸外へ遊びに出ると、観察をしています。子ども達にとっては野菜を育てる初めての経験です。保育教諭がジョーロに水を入れていると、次々に子ども達が集まってきて水やりをしたいアピールをします。なるべく全員で出来るように少しずつ水をあげるようにしていますが、中にはずっと離さない子もいて、やがて奪い合いになる事もあり見ていてとても面白いのです。毎日水をあげている成果なのか、みかん組のトマトもたくさんの黄色い花が咲き、緑色のトマトの赤ちゃんが出来ています!そんなトマトを見つけた時、子ども達は大騒ぎ!!まだ言葉がはっきり出ない子は保育教諭の腕を引っ張って連れて行って指さして教えてくれます。そーっと赤ちゃんトマトに教師と一緒に触ってみると、大喜びしていました。トマトが赤く色づくまで興味を持って観察できるようにしていきたいと思います。
これからどんどん暑くなっていくので、子どもの体調をしっかり見ていき、こまめに水分補給もしていきます。
2022年6月3日 金曜日
今日は太陽の光がサンサンと照り付け、場所によっては30度の夏日となり熱中症対策が必要な気候となりました。昨日のじゃがいも堀りのお土産のじゃがいもについて「ポテトサラダを自分で作った!」「お母さんが美味しいポテトにしてくれた‼︎」「今日、カレーの約束しとんよ♪」と子どもたちの嬉しそうな可愛いエピソード、又、家庭で愛情いっぱい関わって下さっている報告で大盛り上がりでした。
暑い1日でしたが、年長さんには責任ある大仕事が待っていました。なんと、今日は、レインボーファームでさつまいもの苗植えを年中さん・年少さんから任せられていたのです‼︎年中・年少さんから「お願いねー!焼き芋食べたいな〜」とキラキラした目で送り出され、園を出発しました。
レインボーファームに到着すると、レインボーファームの方々と役員さんと先に行った教師たちが待ち構えてくれていました。園長が紙を使い、マルチを表現し、苗の植え方も手を使って川を作り植えることを話してくれると、「うんうん」と頷いたり、真似っこをして練習をしたりしていました。「葉も全部、土をかけるとどうなる?」と聞かれると、「太陽のパワーがもらえなくなる‼︎」ととっさに今までのトマトやビワの経験から答えが帰ってきました。そんな気合十分の年長さんの苗植えスタートです!1人4本ずつ責任を持って植えなければなりません。
よく話を聞いていた子は、すぐに4本教えてもらった通りに植えるとちかくで困っている友達を見つけて優しく声をかけたり、マルチの中の土を「あったかーい!」と嬉しそうに話したりしていました。(実は前日まで教師たちは「上手く植えないと」と砂場で練習を計画していたのですが…)園長は「年長さんなら大丈夫でしょう!」と一言。その言葉通り、さつまいもの苗植えは、役員さんの手を借りた上で、レインボーファームの方から合計100点をもらいました♪
今日の学びは、さつまいもの苗植えだけではありません!!!子どもたちは園長の動きを目で追いながら、園長が可愛い草花を見つけると「なになにー‼︎」とすぐに駆け寄っていきました。すると、その手には、シロツメグサのブローチが‼︎見た途端…女の子は「かわいいー♡」とすぐに見よう見まねで名札に自分で作ったブローチを飾り付けていました。その後も園長を追いかけて、田んぼを見学したり、シロツメグサを摘んだり、草花の名前を教えてもらうと園に帰って、図鑑で調べたりしていました。ぜひ、お家で話を聞いてみてください♫
今日、園長と見学した広い田んぼで6月15日は田植えをすることも教わりました。「お米を植えるのは〜?田んぼ!」「野菜が植えてあるのは〜?畑!」と田んぼと畑クイズを楽しみながら到着すると…
そこには、ずーーーっとどこまでも広がった田んぼが現れました!子どもたちも「わー‼︎すごい!」と心を躍らせます。更に、その田んぼの真ん中まで裸足で入っていって苗を植えることを聞くと、「もう行っていい?」と子どもたちの興味は今にも田んぼに入っていきそうな勢いでした(笑)
今日もたくさんの人々に支えられ、一瞬一瞬を大切に出来ていることを感謝すると共に、そのような人と人とのつながりを大切にしていきたいと思いました。
今日はレインボーファームの方々、役員さん方、本当にお世話になりました!!!
*今日のベストショット*