幼稚園の日記(ブログ)

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2010年5月27日 木曜日

 「トントントン」と木槌で叩き染めをする気持ちのよい音が園庭に響き渡る中、今日も幼稚園の1日がスタートしました。今日はすみれ組は早コース。私も昨日から、「明日はすみれ組の子どもたちと一緒に叩き染めを」と思っていたので、子どもたちに「さあ、今日はお外で楽しいことして遊ぶよー!」と声をかけ、一緒に戸外に出ていきました。

 叩き染めを初めて体験する子どもたち。「どうやってするのかな」と物珍しそうに見ていました。私も初めてだったので、ベテランの先生に教わりながら、子どもたちにも遊び方を伝えるようになりました。少し重たい木槌を両手で持って、トントントン。すみれ組のRちゃんは片手で軽々しく持ち上げて、トントントン。その力強いこと!様子を見ていた隣のクラスの先生も驚くほどでした。

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 叩き染めのコーナーの隣では、小さな大工さんがしっかり手元を見ながら、せっせと釘を打ちつけていました。今日新しく出していただいた木工のコーナーですが、こちらも大人気のコーナーになりそうな予感がします。

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 泥場では、年少さん、年中さんが一生懸命泥団子を作っていました。そこに教師が入り、子どもたちとゆっくり、じっくり関わりながら、一緒に泥団子を作っていきます。こあらさんの頃から団子を作っていたというすみれ組のYちゃんは、団子が作れないと泣いていた子に私が「こうやってぎゅっぎゅっ、ってするんよ」と声をかけていたのを聞き、「違うけん。こうして優しくさら粉をかけて、ころころするんよ」と鋭い一言。考えてみると幼少時代あまり遊び込んでいない私は、恥ずかしくて、「よぉ知っとるねぇ」と言うしかありませんでした。泥場だけでなく、いろんなコーナーで子どもたちが遊びに熱中し、生き生きとした表情で遊び込む姿が見られます。やはりそれは、三葉の保育だからこそ引き出せる、子ども本来の姿なのかな、と感じています。

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 内科・耳鼻科検診では、年少さんでもほとんどの子が泣かずに受けました。「ポンポンするだけよね?」とちょっぴり不安そうな子どもたちの表情がまた愛らしくて、思わずぎゅっとした私です。

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 年長児は高木農園にさつまいも植えに行きました。今まで子どもたちはじゃがいも植えでは半分のじゃがいもを植え、朝顔では種を植えてきました。そして今回はさつまいもの苗を植えました。副園長がちゅうりっぷの球根植えの経験から苗の植え方の説明をわかりやすく教えてくれました。少し足場が悪い所もありましたが、子どもたちは一生懸命にする姿が見られました。ちょうど各クラスごとに苗が植えられたので、収穫の時にどのクラスが大きいものが収穫できるか責任重大です。子どもたちはわくわく、教師はドキドキ。時々こっそり様子を見に行きたいと思います。帰る前には管理してくださっている遠藤さんに「お願いします!」「からすからまもってね!」など声を掛け、最後は「ありがとうございます!」と言って手をふると、遠藤さんも片手を上げて答えてくれました。

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コメント (「今日もたくさん遊んだね!」 すみれ組 草木原綾子 はコメントを受け付けていません)

2010年4月20日 火曜日

入園して10日あまり天気の良い日が少なく今朝も小雨が降っていました。 せっかく早コースで登園して来て沢山遊ぼうと楽しみにしていたすみれ組の子ども達は「そとであそべる?」「早くいきたい!」と所持品の始末をしながら口ぐちに言っていました。そして全員がそろった頃には天気が良くなって帽子がないと暑いくらいになっていました。 それを察した子ども達は皆が戸外へ出て色々な遊びのコーナーへ散らばって行きました。

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どんな遊びをしているのか見ると泥場で年長さんに泥団子の作り方を教わったり色水コーナーで見よう見まねですり鉢とすりこぎを使って花びらをすりつぶしたりする姿が見られました。 そして気がつくと年少の子ども達が次々と裸足になって水たまりへ足を入れ、キャーキャーと歓声を上げながら泥をハネ上げて本当に楽しそうに遊んでいました。 水がぬるく感じる位になると「お風呂だ温泉だ」と言って皆でかたまって入ったかと思うと、そのまわりのお団子に最適なやわらかい土の感触を味わいながら丸めたり広げたりして長い時間遊び込んでいました。 ほとんどの新入園児たちも手も足も顔も泥だらけになって開放感を味わいながら遊んでいました。

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砂場では新しい砂の山がそろそろ低くなってきたのを見てすみれ組の子ども達を何人か誘って山作りをしました。 年長さんの兄弟も加わって「トンネルが掘れるくらい大きい山にしよう!」と言うことになりました。 小さな体をいっぱい動かしてせっせと土を運んでは固めてトンネルを作っていくと向こう側が見え始めました。 それが嬉しくて何人もが手を突っ込んだためにトンネルが崩れてしまいました。その時すみれ組のk君は「どしてこわれたん?なおらんの?」と言いました。「どうしてだろう?あんなに頑張ったのにね。」とちょっと教師が考えるふりをすると年長のR君は「もっとしっかり固くせんといかんかったんよ。」「水もかけたら固くなったのにね」と言いました。すみれ組の子ども達は「ふーん、そうか」といった表情で年長さんのアドバイスを聞き入れ「じゃ、またがんばってつくろうや!」と思い直してもう一度やり直しです。どうやったら丈夫なトンネルの出来る山が作れるのか・・・入園した子ども達はこれから遊びの中で学んでいくのです。

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さて今日は平成22年度未就園児保育こあら組さんの初めての集まりの日でした。朝から教師達は2歳3歳の小さな子ども達が楽しめる環境を副園長のアドバイスをもとに作って登園してくるのを心待ちにしていました。 門をくぐる小さな姿を見ると又気持ちも新たにこれからいっぱい楽しんでもらいたいという思いが湧いてきました。 シール帳のシールを貼る事一つをとっても新鮮なこあら組さんの保護者と子ども達の姿に心を込めて接していきたいと思いました。ところが、そこに立ち会った教師達はついつい活動にのめり込んでしまい、写真を撮るのを忘れてしまい、残念でたまりません。 こあら組さんとお母さんの初めての幼稚園生活は教師達のうっかりで写真記録に残す事が出来ませんでした。 本当にごめんなさい。

これからまた楽しい活動をどんどん取り入れていきたいと思います。そして楽しい子ども達の様子をこれからどんどんブログでお伝えしていきます。

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コメント (「泥んこ楽しいね。」      すみれ組 日野美雪   はコメントを受け付けていません)

2009年3月17日 火曜日

今日は明日の卒園式に向けてプレ年少児、年少児、年中児全員と、全教師が加わって総練習をしました。朝のバスの中で、すみれのこども達に「今日は、年長さんの卒園式の練習に参加させてもらうんだよ。年長さん、お話せずに、背中もピンとして、すごっくかっこいいから、みんなも次、年中さんになれるように、頑張ってみてね」と言うと「うん。お話しない」とか「ちゃんと前向いてお話聞くー」「OOちゃん見よっと」などと期待しつつ「自分も頑張ろう」という言葉が聞かれました。

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ホールへ上がってからは、年長児が、行進して入ってくると、自分の兄弟や同じバスで優しくしてくれたお兄さんお姉さんを見つけようと、目で追ったり、かっこいい姿につい指を差してしまう姿が見られました。今日は「年中さんみたいに、かっこよくすわる」と約束していたので、その都度、私と目が合うと「やってしまった」という表情で、そーっと手を降ろし、すっと背中を伸ばす姿が見られました。こども達なりに進級に対して意識しているのが伝わってきて、ほほえましく感じました。行進して入ってくると、どこからか自然と手拍子をし始め、又、「歌、別れの言葉」になると、シーンとして、真剣な表情で年長児を見る年少、年中児。教師が声をかけなくても、自分達で感じ、考えて、年長児を応援する姿を見て「三葉のこども達って、素敵だな」と感じました。

明日は卒園式本番です。淋しくなりますが、卒園は、こども達が成長して、また一歩前へ進む日です。明日はみんなの暖かい気持ちで背中を押して、見送りたいと思います。

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今、教師達は明日巣立っていく年長児149名の為に一丸となって、あらゆる所に心を込めて、準備を進めています。1つの部分が気になると、そこにも、そしてもう1つのところでもついつい気持ちが入ってしまって終わるところがありません。

明日のこども達の笑顔を思い浮かべながら・・・・・・・。

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コメント (いよいよ明日は卒園式   すみれ組   松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2009年3月3日 火曜日

昨日、今日と、お餅つきに向けて、子ども達が、よもぎを採ってきてくれました。そこで、よもぎにまつわる、おもしろいエピソードを紹介したいと思います。昨日H君がバスを降りるとすぐ「よもぎもってきたよ」とやってきました。そこで、子ども全員が集まった時に、よもぎについて話をしてみました。まず「これ何か知ってる?」と言うとすぐに返ってきたのが「ぶろっこりー!!!」。。。「本当?なら今から匂いかいでみて」と言って1人ずつに匂いをかがせてみました。すると、みんな黙りこんでしまいました。そしてR君が「パセリや!パセリの匂いがするもん!!!」と自信満々で言いました。それにつられて、みんなが「パセリー」  そこで持ってきてくれたH君に「これは何だった?」と正解をいってもらいました。「よもぎ」と聞いて「ん?ももぎ?よもぎ?」と言って初めて知った子がほとんどでした。そして、その後の給食では、たまたま「ぶろっこりーのサラダ」がでました。それを見た子ども達は「これがぶろっこりーや!」と言ってよもぎと見比べていました。そして「あー、ぜんぜん違う。大きさも違うし、匂いも違う。葉っぱも違うね」と違いを確かめていました。そうやって1つ1つ名前や特徴を覚えていくのかな。と思いました。そして、降園時にもう1度「これ何だった?」と聞いてみました。R君がすぐに「こむぎー」と答えました。他の子が「よもぎやろ」と言うと、R君が「あちゃー」と言って、みんなで大笑いしました。

そして、今日は、天気予報は見事に当たり雨になりました。部屋では、絵の具、廃材、輪つなぎ、ブロックなど自分の1番したい遊びを選んで遊んでいました。粘土コーナーではお店「ご飯屋さん」ができていました。女の子が粘土で料理をつくり、男の子が大型積み木で、お店を作っていました。A君は、広告のお金の表示を切り取ってお金にし、電話を置いて注文を受けていました。また、お店の中では4.5人の子達が集まって、「うまいなー!」と言ってお茶を「のほほん」とした顔をして飲んでいました。とてもかわいくて、子ども達「考えるようになったなー」と感心しました。

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そうしているうちに、お昼になりました。片付けていると、ぺんぎん組さんのH君が「一緒にたべませんか?」と誘いに来てくれたので、すみれ組で一緒にお弁当を食べる事にしました。同じバスの子はもちろん、他のバスの子も「あー、同じふりかけやな」とか「名前何て言うん?」「えびフライおいしそうやね」「次何組になりたい?ぺんぎん?」などと楽しそうに会話する姿が見られました。子どもは空気のようにスーっと仲良くなれるのですね。ところで、今日はひな祭りということで、お弁当に「ちらし寿司」や「おひな様のかまぼこ」が入っている子もいました。お母さんの優しい心が伝わり、子ども達も大喜びでした。

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一方、年長さんは、今日はおもちつきに向けて、もち米を洗いました。「1粒1粒落とさないようにね」と大事そうに、洗っている姿を年少の子どもも「楽しみだね」と言ってのぞきに行っていました。その後の、卒園式の練習では、前髪で目が隠れている子ども達を見て、古森先生が「みんなはどうやって産まれたか知ってる?お母さんと神様が相談して「おめめは、お母さんに似せようかな?」「お鼻はお父さんに似せようかな?」と相談して1番かわいい顔に産んでくれたんだよ。だから、髪で顔を隠さないで、せっかくお父さんお母さんと神様がくださった1番かわいい顔をしっかりと見せて素敵な卒園生になってね。だから歌も「お父さんお母さんありがとう」という気持ちで優しく歌ってね。そしたらお母さんもそれを見て嬉しくなるからね」と言葉をかけてくれました。それを聞いた子ども達は一生懸命に顔が見えるように何度も何度も前髪をかきあげていたそうです。部屋へ戻ってからも、トイレの鏡を見に行って「うん。おでこ出した方が私かわいい」と言ったり「かちゅうちゃでかわいく髪をあげようかな。OOちゃんはピンでとめるといいかもよ?」などと言い合う姿がありました。みんなの1番素敵な表情をしっかり見せて、かっこよく卒園してくれる事でしょう。

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コメント (よもぎ?ぱせり?ぶろっこりー?」   すみれ組  松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2009年2月20日 金曜日

踊りが大好きなひよこ組の子供たちは、登園して来るなり「お祭り太鼓がしたい」「くいしんぼうがしたい」と毎日テラスに出て、踊っています。今日も、いつものように踊っていると、原田先生が、「ひよこ組さん、ミニ発表会に飛び入りでちびっ子ザウルス踊ってくれる?」と声をかけにきてくれました。すると子供たちは、「踊る、踊る」と大喜びで、一目散にホールへ駆け出していきました。本当は、ひよこ組は昨日ミニ発表会に出たので、今日は出ないことになっていたのです。ところが、ちびっこザウルスのプログラムを読むことになっているぞう組の子供たちが、「読みたい」と残念がっているということで、古森先生がひよこ組も踊ったらと言ってくれたことで、参加することができたのでした。本番は、泣いて踊れなかったAちゃんが今日は踊ることができました。突然ではありましたが、そこはひよこ組さん自分の思いのままに楽しんでいました。

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今日は、参観日の最終日でした。すみれ組では、かばんを片付けるとH君が1番に来てくださったお父さんとお母さんと一緒に泥団子作りをする姿が見られました。お母さんも「泥団子作りってはまりますね」といって、ピカピカの泥団子を目指して、子どもと一緒になって楽しんでいらっしゃいました。お父さんは「僕は見てるから」とその様子を優しく見守って下さっていました。他の子ども達も大喜びで、いつも以上に一生懸命作っていました。しばらくして、大事件!!!H君が一生懸命作った泥団子が割れてしまったのです。泣きだしてしまったH君に、お父さんが「任せろ」と言わんばかりにH君の為に泥団子を作り始めました。しかし、何度も何度もひびが入ってしまい、その度に必死に水をつけて直したり、他の子どもが砂をかけて手伝ったりする姿を見て見ている私はとても温かい気持ちになりました。最後の方には、お父さんお母さんの方が子どもよりも熱心に作られている姿は、毎日つい子どもの気分になって熱中して遊んでいる私たちには気持ちが分かって、とても嬉しい1日でした。   お部屋では、1年間の絵を綴る「僕、私の絵」の表紙作りをしました。みんな、絵がとっても上手になっていて、足や体、顔を動かして、嬉しそうに描いていました。「大人になったら、どんな風にこの絵を見るのかな。。。」と、私の幼稚園時代の絵を思い返しながら、子どもと一緒に楽しい時間を過ごしました。

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自由参観日の最終日は、赤コースのミニ発表会でした。ミニ発表会とは、2月8日の生活発表会で欠席してしまった子どものために、園内でもう1度、発表会をしようというものです。9時30分開始の予定でしたが、教師が子ども達ひとりひとりの衣装を点検し、みんながステキになるようにとこだわっていて気がついたら20分遅れてしまっていたのでした。それは、その一瞬は2度とない一瞬だから子どものできるだけ、可愛い姿を見せてあげたいという古森先生の思いからでした。私達、教師では気付けない部分を古森先生に指摘してもらったのでした。「今日は、生活発表会では見ることのできない舞台裏もみてもらいます。」ということで、幕間の子ども達の様子も保護者の方に見てもらいました。舞台裏では、教師に指示されなくても、並んだり、大道具を運んだり、片付けたりする姿を見て感心された保護者の方もいらっしゃったのではないかと思います。

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 今年度、私は、年中のオペレッタ「ピーマンマンとかぜひきキン」を担当しました。子ども達は、元気いっぱいに表現することができ無事に発表会は終わったのですが、私は後悔することがありました。それは、発表会本番の時にピーマンマンのマントが外れてしまったのです。マントが片方外れてしまったKちゃんは、そのことを気にしながら踊っていました。あの時「外れたらお友達同士で付けてあげてね!」ということを伝えていたらと、とても後悔しました。そして、今日のミニ発表会でもう1度発表できる機会ができ、そのことを伝えることができました。すると、見事に友達同士でマントを付け合う姿がみられたのでした。それを見て更に、もっと早くに伝えてあげていたらという気持ちが大きくなりましたが、言われたことを、すぐに実行できる子ども達の成長した姿はとても嬉しく思いました。

 昔から「2月は、逃げる」「3月は、去る」と言われていますが、あっという間に一日、一日が過ぎていく今日この頃です。2月もあと一週間で終わり3月18日は、いよいよ卒園式です。きりん組では、卒園式にむけて、気持ちが高まるよう話をしたり、座席で立ったり、座ったり、返事をしたりなどの練習を少しずつ始めています。子ども達は、すぐに自分の座席の位置を覚え、名前を呼ぶと元気よく「ハイ」の返事をすることができています。一人ひとりの表情を見ると、とてもたくましく感じられるようになりました。来週の月曜日は、卒園写真の撮影です。また、絵の表紙作りをしたり、アルバムに貼るパソコンのお絵描きをしたり、文集の表紙を作ったりと子ども達は、創意工夫しながら着々と卒園の準備をすすめています。卒園まで残り少なくなってきましたが、子ども達と共に笑い、喜び、感動し、そして、発見して一日、一日を大切に過ごしていきたいと思います。

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コメント (「踊り大好き」 ひよこ組 水木良美      「ピカピカの泥団子作れるかな?」   すみれ組  松田 亜弓            「ミニ発表会も楽しかったね!」 ぺんぎん組 丸山利夫 「卒園式にむけて?意識を高めて?」 きりん組 山田 美和 はコメントを受け付けていません)

2009年1月9日 金曜日

今日は、待ちに待った始園式でした。みんなは、どんな冬休みを過ごしていたでしょうか?教師も子どもたちに会えると、昨日からウキウキしていました。そして、今朝バスが到着すると、子ども達がアルバムを持って「おもたーい」と言いながら、ニコニコの笑顔で降りてきました。その姿を見て、とても嬉しくなりました。

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お部屋に入って、1人1人「あけましておめでとう」と挨拶をすると、所持品の始末です。今日は、3学期の初めで、いつもより片付けるものが多かったのですが、1つ1つ丁寧に片付ける事ができていて「入園してから、こんなに自分たちでできるようになったんだなー」という嬉しい気持ちと、「もう、残りあと1学期しかないんだ。。。」という淋しい気持ちになりました。「よし!!!残り1学期、もっともっと子どもとたくさん遊んで、もっともっと成長させてあげるように頑張るぞ。楽しい思い出たくさん作るぞー!!!」という、3学期の私の中の大きな目標ができました。

今日の始園式に向けての準備の際には、古森先生にアドバイスを頂きながら、舞台の壁面をしました。1つ1つにこだわりを持って、はねつきをしている男の子と女の子の顔に、墨をつけたり、足の長さを調節して動きを出したり楽しみながら貼っていきました。

始園式の為にホールへ上がったクラスから、年中の発表会の踊り「おまつり忍者」を踊りました。とても楽しくて、ひよこ組のR君は、ステージに上がってきて、一緒に踊り始めました。

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そして、「あけましておめでとう」から始まった始園式では、古森先生が、お話をした後「ブレーメンの音楽隊」の絵本を出してきました。「何が始まるんだろう」と、みんなが見ていると、絵本の中から「アレ???」3匹のコブタの案内状が出てきました。古森先生が昨日、家で考てきて下さっていて、何が始まるのか分からない教師も子どもと一緒に釘付けになって見ていました。すると「こんぺいとう?チョコボール?うん・・・?」これ何だろう?」と言って子ども達に問うと、年少さんがすぐに手を挙げて「お菓子の星のくいしんぼう!!!」と答えました。また「うさぎとかめ」を古森先生が1人で演じて「これ何だ?」と聞くと「うさぎとかめー」と声が返ってきました。「何組さんがするの?」と聞くと「はーい」とくま組が手を挙げました。子ども達が乗ってきた所で、年少の先生たちが、年少の踊りを2曲踊りました。   初めてのはずなのに、ずっとマネをして踊る子や嬉しくて、最後まで笑い転げている子も見られ、子どもたちはますます発表会に向けて、期待を高めていきました。   そして、誕生日紹介です。すみれ組の誕生日のSちゃんは朝から、ずっと楽しみにしていて、名前を呼ばれると嬉しくて、ピョンピョン飛びながら、舞台に上がりました。そんなあったかくて楽しくて、笑いがあり、話を聞く時は、静かになって、すごくよい雰囲気のよい始園式になりました。

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3学期も、素敵な学期にしたいと思います。

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コメント (「あけましておめでとう」       すみれ組  松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2008年11月22日 土曜日

 今日のフリースクールでは、「柿」をテーマに、縄をなう所から自分たちで体験していき、「干し柿」を作っていきました。好例の教師の劇では、「甘柿」と「しぶ柿」の違いや、しぶ柿を甘くする方法を説明していったのですが、以前、園でも経験のある子どもたちは、「干し柿にしたらいい。」とか、「皮をむがんといかん。」などと、手を挙げる姿も見られました。

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 みなさんは、「干し柿」の作り方を知っていますか?ここで作り方を教えたいと思います。 まず、しぶ柿のついた枝をT字になるように切ります。 次に、ヘタと枝を残して、できるだけ長く皮をむいていきます。(皮も食べれます。) 縄をなっていきます。長さは干し柿の数に応じて変えて下さい。 柿のT字になった枝を縄にはさみ込みます。(この時、長い皮は一緒にわらにつるしておきます。) 雨の当たらない、のき下などに吊るしたまま干して、時々手でもんで実をやわらかくします。 約2週間で食べられます。(押さえると、中心まで柔らくなったら食べごろです。) 今回参加して下さった保護者の方も、「干し柿作るのは初めて!」という方が多く、とても興味を持って取り組んで下さいました。特に、縄をなうコーナーでは、何度も何度もほどき直し、むきになって、子どもより真剣な姿も見られました。わらとわらをねじると同時に、手のひらでもねじっていくのが難しいようです。その横で、悠々と、「サッサッ。」と縄をなっていくぞう組のTちゃんの姿は、とても頼もしく見えました。他にも、保護者の手を借りずに、自分1人で皮をむいていた年少さん。皮を分厚くむいて、残って小さくなった柿を嬉しそうに見せてくれる姿は、とてもほほえましく思いました。親子で苦戦しながらも作る姿は、とてもあたたかくて、きっと甘くておいしい干し柿ができることでしょう。

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そうしている間に、熟したしぶ柿を見つけた古森先生が、手で皮をむいて、「これ甘いのよ。」と言って、口へ入れてくれたのですが、思わず「甘い。」と言ってしまう程甘くて驚きました。今までしぶ柿を食べた事がなかったので、今朝、興味本位で熟していないしぶ柿を少しかじってみたのですが、舌がヒリヒリするほどしぶかった柿が、日光に当てるだけでこんなに甘くなるなんて思っていませんでした。お日様のパワーに今日は又驚かされました。「この柿もみんなにも食べてもらいたいね。」ということで、帰りに、「甘柿」 「干し柿」 「熟したしぶ柿」を並べて試食をしてもらいました。熟したしぶ柿を食べた保護者の中には、「どうやって作るんですか?初めてしぶ柿を干し柿以外の方法で食べましたが、おいしいですね。」などと言う声も聞かれました。

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今日から約2週間。12月の6日辺りで、干し柿が食べられそうなので、毎日楽しみです。今日は家族の人数分の干し柿を持ち帰って頂きました。ご家庭で約2週間、テラスや軒先で見守ったり、時には手を加えておいしい干し柿にして下さい。

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