幼稚園の日記(ブログ)

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2023年1月22日 日曜日

大寒を迎えて本格的な冬の到来です。
猛威を振るっているコロナ、インフルエンザの感染予防対策にと、三葉幼稚園では今週からみそ汁大作戦が始まりました。
ひよこ組も温かくって美味しいみそ汁を朝の10時のおやつに頂いています。
各自のスプーンを使い、こぼさないように少しずつ口に運んでいるのですが、驚く事に給食とは違い、すごい集中力でおわんを持ち、こぼす子が少ないのです。
そして残す子がひとりもいないのです。
もっと欲しくて友達のおわんに手を伸ばしてしまう子もいます。
ありのままの1歳児達は給食前になるとおなかが空いたと泣き、眠くなったと泣き、なのです。
もも組のお部屋のすぐ側の事務所では、見えなくとも今は何をしている時かすぐ分かりますが、みそ汁大作戦が始まってからは、分からなくなったと古森先生に褒めて(?)頂きました。
季節の野菜がいっぱい入った栄養満点の温かいみそ汁は、子ども達の身体も心も満足させ、落ち着いて過ごす事ができているのです。

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ひとり遊びが多いもも組ですが、本舎に帰ってきてからは、多くの保育教諭や異年齢のお兄ちゃんやお姉ちゃんと接することで、より感性が育ち、ごっこ遊びらしき事が始まりました。
砂場横のスマイルハウスや小さなお家に入っていき、友達に砂ごはんを渡したり、もらったりしながら、喃語で何やら話し、ままごと遊びらしきことをしています。
会話の内容は分からないのですが、お互いに通じ合っているようでそばで見ていると、とっても微笑ましいです。
うさぎ小屋では、自分より小さいと思っているうさぎをのぞき込むと優しい目で話しかけています。
T君がウサギに白菜をあげ「うまい」と言い網の柵越しに「よしよし」をした後トントンとたたき「ねんね」と言い寝かしつけをしていました。
まだ指すいのチュッチュッがとれないT君ですが、かなり老齢のウサギさんもチュッチュッの子からお世話されるとは…と思っているのでは…と思うと笑ってしまいました。

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毎朝古森先生がもも組のお部屋に日誌を届けに来てくれ「はい、先生に渡して」とおつかいをさせてくれます。
初めは受けとったもののどうするの?とキョロキョロしていた子も何度かすると理解して届けられるようになり褒めてもらうと嬉しくっておつかいをしたい子が増えてきました。
そこから小さなおつかいやお手伝いも始まりました。
お片付けも、おつかいやお手伝いに言葉を変えて、お願いすると喜んで始めます。
小さいながらも大人が喜ぶ事を知っているのですね。

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これからも感染予防中だからこそできる体験を楽しみながら、予防対策に気を引き締めて、日々の保育を頑張っていきたいと思います。

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コメント (「元気のひみつはみそ汁だよ」 ひよこ もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2022年12月18日 日曜日

先週の幼稚園のお楽しみ会でのこと・・・ひよこ組が生活しているゆうぎ場に年長さんが写真撮影に来て空に向かって「サンタさ~ん」と何度も呼んでいました。さんさんらんどのタワーの上からサンタさんが現れ手を振っていたのです。「サンタさんが来ているよ!」と年長さんから教えてもらい、みかん組の子ども達もテラスへ出てサンタさんを見る事ができました。1歳児ですので言葉にしてはっきり伝えられないのですが、子ども達は「さん!」や「タンタたん!」と大喜びで手を振っていました。サンタさんが帰った後もほんの少し開いている窓とテントの間から小さな体をもっと小さくして「おらん!」とサンタさんを探している子ども達の姿が見られ、とっても可愛く、良い経験が出来たと心から思いました。また、玄関前にあるクリスマスツリーが大人気で「キラキラ!」と言いながら優しくそっと触るなど、興味津々です。まだ分からない事が多い子ども達ですが、保育教諭の伝え方次第で理解したり興味を持ったりして分かるようになる大事な時期なので、もっともっとたくさんの経験をさせてあげたいと思います。

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12日には幼稚園で避難訓練がありました。ガタガタ揺れたら頭を隠して小さくなる事。防災頭巾はみんなの大事な頭を守ってくれる事を分かりやすく伝えてから防災頭巾を被ってみると、どの子も嫌がる事なく、しっかりと被る事が出来ました。その姿を友達と見合って笑い合ったり、脱げてしまった頭巾を一生懸命被ろうと、子どもなりに理解している様子で嬉しくなりました。そして、幼稚園に消防車が来ているという事で、みんなが大好きなバスに乗って消防車を見に行きました。運動会、お楽しみ会と園バスに乗る機会があった事でバスにもすっかり慣れっこです。時間的には1分程度で到着してしまいますが、子ども達はバスも大好きで大喜びで乗っていました。園に着くとすぐに大きくて赤い消防車が見え、子ども達はさらに大喜びで「しょうぼうしゃ!」とバスの中から大騒ぎしていました。バスを降りても目線は大きな消防車から離さず歩いている子ども達に「連れて来てよかった~」と嬉しくなりました。近くまで行って見せてもらい大きなタイヤ、自動車の中に入っているホースなどをじっと珍しそうに見ていました。遠くから走っている消防車は見た事はあっても、停まっていて間近に見たり触ったり出来る事はあまりないので子ども達にとって心に残る経験になった事と思います。

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今週に入り、日中も気温の低い日が多くなってきましたが、子どもは風の子。とても元気に走り回っています。今年も後2週間。私達も寒さに負けず、子ども達と一緒に走り回って楽しく過ごしていこうと思います。

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コメント (「楽しい事いっぱい♪」  ひよこみかん組 今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2022年11月27日 日曜日

学童保育棟のみつばっこハウスで過ごすようになって、20日近くになったもも組の子供達は、随分と頼もしくなり元気いっぱい楽しんでいます。
ある日、いつもの朝の絵本タイムの後「お外行く人?」と声をかけると「はぁーい」と手を上げた子供達と準備して庭に出ると、ビニールプールとタライにいっぱいの落ち葉が入っていました。それに気付いた子供達は「わぁー」の歓声でみんな一目散に駆け寄って行きました。
実はこれは学童の三好先生とYちゃんMちゃん姉妹からのサプライズだったのです。
この時期ならではの心温まるサプライズに保育教諭達は胸がいっぱいになりました。

さぁ、この小さなもも組さん達が落ち葉を使ってどんな遊びを繰り広げていくか、楽しみに見守る事にしました。
・握りしめてカシャカシャと音を楽しんでいる子
・一枚手にとってじっと見ている子
・タライをひっくり返して落ち葉を落としている子
・おわんに入れて砂場に運んでいる子
・落ち葉の上を足を踏みならしながら歩いている子
・ビニールプールの落ち葉のクッションにダイビングして寝そべっている子
・スコップを持ってきてすくい上げている子
・落ち葉吹雪をしている子
・すべり台から落ち葉をすべらせている子
それぞれの遊びは違うけれど、どの子の顔もキラキラしていました。
一方では三輪車のカゴや器に入れて砂場に運んでいる内に庭中落ち葉だらけになってしまったけど…そこは満喫している子供達に免じて…。

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落ち葉でいっぱい遊んだ後はいつものお散歩タイムです。
こちらにお引っ越ししてから毎日お散歩リングを(もも組ではお散歩電車と呼んでいます。)使って屋外遊ぎ場や北広場へ出かけています。
5人1組でゆっくりゆっくり電車は走ります。
広場のお向かいのお家のベランダに猫がいて、いつもみんなを見ていてくれます。
「猫さんバイバイ」と手を振り、さんさんらんどに来ている幼稚園児や先生達に「バイバイ」と手を振り1号車が帰ってきます。次の2号車に乗りたい子が待ち構えているのです。
降りたくなくて泣いてしまう子もいるけれど「また明日乗ろうね。」でお友達とタッチして交代です。
電車が出る度「いってらっしゃい」「バイバイ」帰ると「おかえり」「ただいま」を繰り返しているとはっきりした言葉にはならないものの、語尾や喃語でそれらしきことを言い始めた子も増えてきました。そのやりとりはこの1歳過ぎのもも組さんならでは…で、たまらなく可愛いです。

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その後はタライに入れたほんのり温かい湯で綺麗に足を洗ってお部屋に帰ります。
みつばっこハウスでの生活は経験を学びに変えていける環境がいっぱいです。
三葉幼稚園の中で1番小さいもも組にこの環境を与えてくださった園長に感謝です。
美しい自然に触れながら心や身体が育っていくことを楽しみにしています。

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コメント (「みつばっこハウスは楽しいよ」 ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2022年10月23日 日曜日

10月22(土)の今日、ひよこ組の運動会を行いました。コロナ禍により今年4月からみかん組・れもん組は屋外遊ぎ場での生活が始まりました。子ども達は登園すると心地よい環境の中、テラスで遊んだり戸外で遊んだりして春・夏を過ごしてきました。そのおかげで子ども達は健康で元気いっぱいになってきました。10月に入り幼稚園の運動会の練習が始まりました。踊りやかけっこの曲を聞きながら保育園の子ども達の運動会ではどんなことができるかと保育教諭もそれぞれ考え、案を出し合いました。子ども達の遊びの様子を見ながら「あれはどうか」「これはどうか」思いあぐねている間に遊びはどんどん変化していきました。そして、方向が決まると、気が付くと幼い子ども達に教師の思いを押し付け「違う」「それはダメ!」などと指示・指導が多くなっていて、園長から子どもに合わせて援助することを教わり、大いに反省することがあり、改めてプログラム編成をやり直すことになりました。子ども達が興味を持った遊びを運動会用に替えることで、生き生きと活動できるということも園長から教わり急遽、変更することになってしまい私達の大いに反省することとなりました。1・2歳児ができること、楽しんでいることなど遊びの様子を見て、内容を考えなければならないと、もう一度子どもたちの姿を見直すことから運動会準備が始まりました。そうしている間に幼稚園の運動会が終わり、いよいよ次は保育園の運動会です。園長に練習を見てもらった初日。園長は「うーん。」と言いながら子ども達の遊びや動きを見ていました。そしてバスケットゴールや玉入れのカゴ・タンブリンなど子ども達が興味を持って遊ぶだろうと思える道具を幼稚園の先生に指示をして出して、幼児の高さに合わせて調節してくれたのです。すると、子ども達は出してくれた物でどんどん遊び始めました。そしてその翌日、雨が降ったので会議室に行くと、またまた園長が大きなマット・大きなボール・バスケットゴール・小さなボール・トランポリンなどなど子どもが喜びそうな物をたくさん出してきてくれたのです。幼稚園にいるもも組が先に上がっていましたが、なぜか動きません。そこへバスで上がってきたれもん組・みかん組の子ども達が加わると、急に活気が出て子ども達が遊び始めました。夢中になって遊ぶ子どもの姿に運動会始まりのプログラムが決まりです。毎日、そのようにして幼稚園で遊んでいくと子ども達はどんどん遊び始め泣いていたもも組の子ども達も練習の最終日には泣く子もいなくなりました。

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昨日「あと、一日ほしいわね」と園長は心配してくれていましたが、今日いよいよ運動会当日を迎えました。子ども達を保護者より一足先に会場にセットした遊び場に誘導し、保護者にはその間に席について頂き、運動会開始です。練習の時は張り切って遊んでいたれもん組の子ども達も保護者を目にして次々に泣き始め、保護者の所へ行こうとする子が出てきたのです。そこで園長がつぶやきます。「おやつー」それを聞きつけた幼稚園の先生がおせんべいを届けてくれ、まずはおやつタイムとなりました。2番目の踊りの次の、「磁石くっついた!」は子ども達が日常的に幼稚園の扉に磁石がくっつくことに気が付き、夢中になって試しながら遊んでいるもので急遽、入れることになった競技です。泣いていた子もお母さんの手を振り払って走っていく姿がとても可愛く、心の中で「大成功」と保育教諭達は胸をなでおろしました。

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それでほぼ落ち着いたと思っているとみかん組はそれでも泣き止みません。その理由は座席の位置だったのです。実は昨日、朝日がみかん組の子ども達の顔に当たって暑いのではないかと変更したのです。座席を保護者の前方にすると不思議。一人二人と泣き止んでいきました。そしてかけっこも予定変更し、保護者に抱っこしてもらってのアンパンマン競争になりました。「よーいドン」の合図で子ども達も笑顔です。もうどうしていいか分からなくなっていた保育教諭達はこの笑顔でホッと一安心、胸をなでおろしたのでした。そしてれもん組もやろうということになり、またまた変更!!保護者抱っこのアンパンマンです。子ども達は大喜びです。最後の踊りは幼稚園児の兄弟にも入ってもらい泣かずに参加することができました。

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こうしてひよこ組の運動会は無事?終了しました。毎回、反省ばかりの運動会ですが、保護者の方には喜んでいただき、またご協力いただきありがとうございました。園長からは泣くも表現・笑うも表現、それが子どもの素直な表現であること。保護者が来てくれて泣く子はいつもけなげに我慢している子だから、泣くことはお母さん・お父さんが大好きだということを今、自分で見守ってくれているお父さんお母さんに甘えられることを泣いて表現したのだから、良かったよねと言ってくれました。この言葉は運動会を失敗と気にしている私達保育教諭と、泣いていた子どもの保護者の皆様への園長からの励ましの言葉です。これからもこの正直に表現してくれる子ども達と何事も前向きに進みたいと思いました。

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コメント ( 「ひよこ組 運動会」 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)

2022年10月16日 日曜日

今週に入り朝晩は肌寒く感じる季節になりました。子ども達の服装も先週とはうって変わって長袖・長ズボンの子が多くなりました。急な気温の変化も動きの激しい子どもたちは元気いっぱいで登園して来ます。コロナ禍はまだまだ終息は見られず、マスクをしていないひよこ組の子ども達には対策が必要です。登園時には手指の消毒をしていますが、毎日繰り返ししている事なので消毒のスプレーを見ると自分から手を伸ばす子や、泣いて登園して来る子も泣きながらでも手を伸ばし、しっかりゴシゴシしている姿に習慣を身に付ける大切さを感じています。これからもしっかり消毒・換気をしていく様に保育教諭全員で気を引き締めていきたいと思います。

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最近、みかん組の子ども達はある事に気が付きました。マグネットブロックを出すとみんな大喜びで今までは同じ形を集めて重ねてくっつけたり、子ども達なりにいろいろな形のブロックをくっつけて楽しんでいました。ある日、テレビを置いている長机の脚の所にマグネットブロックがくっつく事に気が付いたのです。子ども達は、忙しそうに1つずつ取りに行ってはくっつけ始めました。たくさん机の脚の所にっくつけると満足そうに何か言い合っているのです。その後ろ姿にまた1つ成長を感じました。そして、今週に入り、テラスやテラス前にある人工芝で過ごす事が大好きな子ども達は、あれこれと片手におもちゃを持って部屋から出て来るようになりました。この日はマグネットブロックを持って出て来た子がたくさんいて、テントの脚に何気なくブロックを当ててみると、くっつくではありませんか!くっつくと思っていなかった子ども達はびっくりした表情をしてはいましたが、すぐにキラッと目を輝かせました。それに気付いた他の子ども達も次々やってきて「わあ~!」「おぉ~!」と盛り上がっていました。時々磁石が上手くくっつかずすべり落ちてしまう時もありましたが、それがまた子ども達にとっては面白く、大笑いで何回もくっつけていました。テントの脚はいっぱいあるので、あっちに行ったりこっちに行ったりと興味は尽きません。キラキラした目で楽しんでいました。このとても暑かった永い夏を乗り越えた子ども達は私達が思っている以上に一まわりも二まわりもお兄さん、お姉さんになっているんだとこれからの子ども達の成長がとても楽しみになりました。

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そして、10月22日(土)はいよいよひよこ組の運動会です。踊りの曲が聴こえてくると、どこで遊んでいても踊り始める子ども達がとってもかわいいです。当日はお父さん、お母さんに甘えたくなる子もいると思いますが、何とかこのかわいい姿を見てもらえるといいなと思っています。後1週間、子ども達も保育教諭も全力で頑張ります。

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コメント (「くっついた!」    みかん組今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2022年8月28日 日曜日

ー磁石ブロック パートⅡー
以前もも組のブログで紹介しました、(古森先生から2ヶ月前にプレゼントしていただきました。)磁石ブロック遊びが日々発展し、子供たちからの「見て、見て、見て」のアピールがいっぱいです。
2ヶ月前「なめないでね」からスタートし、1ヶ月たつと2〜3個くっつけて色々な形を作ったり、偶然避難扉にくっつく事に気づき次々と運んできては、くっつけたりして遊び始めました。
そして、探究心旺盛なる子供たちは大人から見ればくっつくはずのない玩具まで運んできて、貼り付けようと何度も何度も挑戦していました。
そして、2ヶ月たった今、楽しい発見がいっぱいです。
ホワイトボードを床の上に置き、ブロックを置いて行くことを覚えたS君とM君は高く立ち上がって行くことを喜び、まずは小さい棒ブロックをS君が置き、その上にM君が重ね、またS君が置き、2人で高くなったことを「わぁ〜」と歓声をあげながら何度も楽しんでいました。
そうしているうちにいつの間にかK君が参加して、その上に丸いブロックをポトンと置くと、その反動と重さで倒れてしまい、3人で転がるブロックを追いかけていました。
立ち上がっても倒れても転がっても大喜び、いつもはひとり遊びの多いもも組さんですが、関わって遊ぶことの楽しさを知ったようです。
楽しそうな歓声に誘われて、1歳になったばっかりのT君もボードの上に丸いブロックをそっと置き「見て、見て、見て」のアピールをしながら笑っていました。

次に衝立にボードを貼り付けてみました。
いつものようにブロックを貼り付けにきたIちゃんとWちゃんですが、重力で少しずつ動いて行くのをみて「あ〜あ」と言いながら見ていました。
するとM君が来て、ボードの下を持ち上げて落ちないようにしたのです。
驚かされると共に、1歳のこの子たちの知恵に感動しました。
ここはもも組の子供たちにとっての科学の広場かなと思う場面でした。

そんな中可愛い場面もいくつか見つけました。
①K君は長い棒ブロックをTシャツの首口をひっぱってTシャツの中に入れて、おすましをしていました。少しするとそれを出してみていました。おそらく検温をしていたのでしょう。
②Kちゃんは棒ブロックに丸をくっつけてニコニコしながら顔をコロコロしていました。ママがしている美顔ローラーかな?
パパのひげ剃りの真似かな?
まだまだ広がっていくだろう磁石ブロック遊びをこれからも楽しみに見守っていきたいと思います。

 
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日中の暑さは、まだまだ続いていますが、園庭の涼しい場所で遊ぶ中で、先生「見て、見て、見て」がいっぱいあります。
カラスの鳴き声や電車の音が聞こえた時。ビッグボスに登れた時。砂ごはんが出来た時。
可愛いアピールを大切にしながら、体験数や幅を広げていきたいと思います。
涼しくなって、お散歩に行ける日が楽しみです。

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2022年8月14日 日曜日

毎日とても暑い日が続いていますが、子どもたちに負けないよう保育教諭も元気に保育をしていこうと頑張っています。 先週の金曜日の事、久々に曇り空になったのでさんさんらんどで遊ぼうと靴を履いていると、突然雨が降り始めたので急いでテントの下へ避難しました。雨がやみそうになかったので部屋へ入ろうとすると、テントとテントの間から雨水が流れ落ちていました。それに気が付いた子どもたちは大喜び。落ちてくる水をどうにか掴もうとしたり、保育教諭が置いていたタライの中に溜まった水を触ったりと、(ビショビショになる事は予想していなかったのですが)ビショビショになって遊び始めました。そして、テントの端っこに小さな水たまりを見つけると誰からともなく靴のまま、駆け足をしてバシャバシャし始めました。靴が・・・という保育教諭の心配をよそに子どもたちはすごく楽しそうで、とてもいい笑顔です。子どもたちは、小さな頭でいろいろな事を考えたり、他の友達がやっている事を真似してみたりしています。一緒にできない事もたくさんありますが、他の友達から刺激を受けて、昨日できなかった事が今日できるようになっている事もたくさんあり、私達もそれがまた楽しいのです。 IMG_5020IMG_5021IMG_5024IMG_5029IMG_5056         そんなみかん組の子どもたちは、よく保育教諭のお手伝いをしてくれるようになりました。そこで、8月に入り出来る子から少しずつ自分の所持品を片付ける練習をする事になり、声を掛けてみました。すると、ほとんどの子が水筒、お昼寝タオル、食事の時の口拭きを片付ける場所を知っていて、片付ける事が出来ていました。それにも驚きでしたが、1番驚いたのはタオル掛けの自分のマークを覚えて、一緒に行って声を掛けなくてもかけられる子がたくさんいた事でした。今まで繰り返し繰り返し伝えはしていましたが、いつの間にか覚えて出来るようになっていて驚くと共に感動でした。片付けの後はシール帳にシールを貼るのですが、身に付いている子は遊びに行かずじっと保育教諭の近くから離れないで、シール帳を指さしてアピールしていました。入園して約4ヵ月。まだまだ体は小さいですが、1歩1歩お兄さん、お姉さんになっていっています。入園当初には考えられなかった事がたくさんできるようになっていく子どもたちを近くで見る事が出来、すごく幸せに思います。これからも、たくさん子ども同士が刺激をし合い、心も体も大きく成長する様子を楽しんでいきたいと思います。 CIMG7014CIMG7017CIMG7020CIMG7034CIMG7037CIMG7039CIMG7040CIMG7041CIMG7044CIMG7048CIMG7045CIMG7051CIMG7055CIMG7063CIMG7071CIMG7075

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