幼稚園の日記(ブログ)

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2014年5月7日 水曜日

連休が終わり久しぶりに登園してきた子ども達は、休みの間にあった出来事を沢山話してくれました。そして「泥団子作りたかったんよね。」「今日もかけっこしよう。」とまた、元気いっぱい外に飛び出していきました。

今、幼稚園のブームの一つになっているのがさら砂作りです。「泥団子作るのに必要なんよ。」と沢山作って貯えています。最近そのさら砂の作り方に変化が見られています。以前はざるのようなものを使って作っていたのですが、今は砂場のプラスチック製の手箕(てみ―砂や穀物をふるう道具)を使って土をとり、一回二回三回と斜めにすると、これがびっくり、大きなかたまりからだんだんと流れていき、最後はさら砂だけが残るのです。誰が始めたのか、どうしてこの方法を思いついたのか使い方を知らない子ども達がいつの間にかその使い方を習得していたのです。手つきはまさしく和紙をすくう名人のようです。そんな子ども達の気づきをこれからもたくさん見つけていきたいと思います。

また、今日はカイワレ大根を植えました。容器を用意していると朝から、「あっ!カイワレ植えるんや!」とすぐに気付き、「年少の時も植えたよ。」「少しからかったけどおいしかった。」と植えることを楽しみにしていました。

植え始めてからも、子ども達の方がよく覚えていて、脱脂綿を見せると「布団や!」「下に敷いてあげるんよね。」と説明してくれました。それから少しの水を入れ種をまき始めるとほとんどの子ども達が一粒一粒「大きくなってね」と声を掛けながらまいていました。少し意地悪な問題で「野菜や花が育つためには何が必要?」と聞くとすぐに「水、土、太陽」と答えが出て、「じゃあどこに置いてあげようか?」と聞くと「太陽があたるところに置こう。」「外が良いのかな?」という声が聞かれました。そこで、カイワレは暗い所から太陽を探して大きくなることを伝えると納得し、「早く大きくなってね。」「天まで届いてね。」と声を掛けていました。大きく、おいしくなることを楽しみにし、毎日声を掛けるそうです。

今年度1回目のこあら保育(水・金コース)がありました。みんな上手に座って手遊びをしたり、大型紙芝居を見て楽しんでいました。

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