幼稚園の日記(ブログ)

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2025年3月15日 土曜日

3月15日本日、令和六年度卒園式を行いました。心配していた天気もパラパラと一瞬雨が降ったもののその時以外は降らず、園庭での写真撮影もでき、別れを惜しむ姿が見られました。今朝9時、子どもたちはとっても可愛くオシャレをしてきちんと制服、白襟で「おはよう!」と元気に登園してきました。登園した子からシール帳にシールを貼ると、卒園する年長さんだけが付けられるとっても可愛いコサージュを各担任に付けてもらいました。コサージュを付けた子ども達の笑顔はとても可愛く、いつも以上にお兄さん、お姉さんの表情をしていました。友達同士、襟がジャケットからちゃんと出ているか、シャツはズボンの中に入っているか確認しあっていました。そんなこんなしているうちにいよいよ入場の時間になりました。子ども達がホールの廊下で待機している時、ホールでは1年間の思い出が詰まったスライドショーが流れていました。子ども達の笑顔が詰まったスライドショーを見ていたお父さん、お母さんの目にはたくさんの涙が溜まっていました。「お父さんお母さんを感動の涙でいっぱいにする」を目標にしていたSちゃんはそんなお母さん達の様子を聞くと「じゃあ、かっこいい所を見せてもっと感動の涙でいっぱいにする!」と満面の笑みを浮かべながら張り切っていました。

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スライドショーも終わり、いよいよ子ども達の入場です。今まで手が伸びていなかったり、足があまり上がっていなかったりした子もいましたが、今日の本番ではどの子もしっかり手も伸びて、足も上がっていてとっても笑顔で入場していました。らいおん組のH君はお母さんたちだけでなく、目の前にいる教師にも「僕かっこいいでしょ!」と言わんばかりの笑顔で目を合わせてくる姿に思わず涙が出そうになりましたが、まだ早いと自分に言い聞かせ、何とかこらえることが出来ました(笑)卒園証書授与では、古森先生から受け取った証書を横にかかえて、花道をかっこよく歩いてお母さんやお父さんの元に届けます。証書を渡す時も「ありがとう」だけでなく「3年間送り迎えしてくれてありがとう」や「三葉幼稚園に入れてくれてありがとう」など、子ども達一人一人が自分で考えた感謝の気持ちをしっかり伝えていました。それを見てまたまた胸がいっぱいになり、必死に我慢していた涙もついに溢れてしまいました。

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在園児の祝いの言葉は年長児も練習の時も見たことがなく、ドキドキでした。そんな時年中さんから速報ニュースが入りました。子ども達から「何?何?」とざわつきが起こりましたが年長さんのいないお部屋に侵入しようとしている年中さんを見て、「あー!ダメー!」と言いながらもなんだか嬉しそう…(笑)

年中さん、年少さん、たんぽぽさん達からの心温まるメッセージに笑顔がいっぱいの子どもたちでした。

次は自分たちが別れの言葉を言う番です。気持ちを切り替えて代表の子ども達が花道にあがります。この別れの言葉も練習では、中々揃わなかった部分もありましたが、古森先生からもらった「心をひとつに」の合言葉に頑張りました。今日は104人全員の心がしっかりと1つになっていて息ピッタリでした。

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先日、卒園式の練習で古森先生や幼稚園の先生全員に、手作りの花をサプライズプレゼントをしました。そして今日、楽しいことや面白いことをいっぱい教えてくれた古森先生にはもっと感謝の気持ちを伝えたいと”サプライズパート2″と題して古森先生との思い出がいっぱい詰まったアルバムと一人1本作った104本の花束、古森先生と撮った卒園写真を古森先生には内緒で準備していました。退場の前に「ちょっと待ってください!」を合図に、サプライズパート2決行です。プレゼントを持った代表の子どもたちは「カブの漬物、ポテト屋さん、ぼた餅、いっぱい食べさせてくれてありがとう」など一人一人しっかりと古森先生への感謝の気持ちを伝えて渡しました。最後には古森先生にギューもしてもらってサプライズパート2は大成功でした。

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退場の時は、古森先生が「子ども達の手話がとっても可愛いから」とお母さん達にも是非見てもらいたいと、退場しながらステージで手話をするように変えてくださいました。この退場の形は教師の中でもとっても可愛いと話題になっていて、特にぞう組の最後の列の女の子たちはアイドルになったかのように素敵な笑顔で元気よく、手話をしてくれるのでとっても可愛くこちらまで笑顔になっていました。そんな子ども達の姿を幼稚園生活最後の日にお母さん達に見てもらえることが出来て、良かったです。

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退場したあとは、各保育室に戻り最後のクラス活動です。自分達が作ったお皿や文集などが入った記念品の袋をもらいました。中を見た子ども達はとっても嬉しそうでした。自分が押した版画が表紙になっている文集はとっても嬉しかったようでお母さんに何を作ったか説明している子もいました。

 

そして最後にサプライズです。お母さん、お父さんには後ろを向いて少し待ってもらいました。その間に急いで準備をします。自分で作ったメッセージ入りの花をプレゼントしました。「今までお世話してくれてありがとう」「ママ、大好きだよ」など伝えたい言葉を一生懸命書いていました。サプライズプレゼントを渡す時はどの子も笑顔でお母さん達の顔を見つめていました。お母さん、お父さんも子ども達からのプレゼントに笑顔で頭を撫でていて、心が温かくなりました。

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クラス活動が終わると、園庭にたくさんのフォトスポットを作ってくれていて、色んなところで写真を撮ったり色々な先生に会いに行ったりと別れの時間を存分に楽しみました。あと2日、自由登園がありますが、全員が揃うのは最後です。できる限り、全員参加で満足いくまでたっぷり遊んで、楽しんで欲しいと思います。今度は小学生になってお兄さん、お姉さんになったみんなに会えるのを楽しみにしています。

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コメント (「令和六年度 卒園式〜卒園してもまた会おうね〜」 年長西川友理 はコメントを受け付けていません)

2025年3月15日 土曜日

3月に入り年長さんは卒園、在園児は進級に向けて準備をしています。

ひよこ組の子ども達もスムーズに自分のことができるようになりました。朝登園すると自分でカバンから荷物を取り出し、タオルをかけたり、水筒を片づけたりそれぞれのペースで進めていきます。Bくんは友達のタオルかけの場所が違っていると「これ、ちがうよ!」と言ってそっと直してくれました。

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いつも水筒をいれているかごの中にお茶が少しこぼれていることに気が付いたAちゃんは「せんせい、ここ!」と言いながらティッシュを持ってきてくれました。「ありがとう」と言うとニコッ!と笑い満足そうでした。周りのことにも目を向けて気付けるようになってきました。

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おゆうぎ会で使った大道具も子ども達にとっては遊び場になり、自分たちで移動させて遊んでいます。へびさんやりすさんの家は子ども達のおうちに変身!ブロックやおもちゃを持ち込み、遊んだり、ゴロンと寝転がったり、お気に入りの遊び場になりました。

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そして場所を変えたくなると、友達と一緒に協力して「よいしょ、よいしょ♪」とかけ声をかけながらお引越ししていきます。今ではなにをするにも友達と力を合わせて運んだり動かしたりする姿が見られるようになりました。

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また、給食では今までは食後に口ふきを使っていたのですが、口ふきを使わなくてもきれいに食べられるように練習をしています。もうすぐプレ年少さんになる子ども達。期待も込めてこぼさず、手づかみではなくスプーンやフォークを使って上手に食べられるよう一人ひとりのペースで進めています。給食セットの片付けも自分でランチマットを畳んだり、スプーンやフォークを片づけたりすることに挑戦中です!時々巾着のひもを上手にしめることができず「できん~」と泣きそうな顔で訴える子もいますが少しずつできるように手伝ったり、見守ったりしています。子ども達ができるまでドキドキしながら見守っている保育教諭を尻目に、最後まで諦めずに頑張る姿が見られるようになり嬉しく思います。

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2歳になるといろんなことを納得するまでやってみたいという気持ちが強くなってきますので、様子を見ながら待つことも大切にしています。時には手伝いそうになりますが、自分で頑張ろうとする子ども達の姿に待つこと、見守ることが必要だと感じることもたくさんあり、子ども達の成長を感じます。

お兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見ながら自分達も「できるかな?」「やってみよう!」とおぼつかない手で挑戦する姿は、まさに幼児期に大切な好奇心と諦めずやってみようとする辛抱強さが育まれているのだと嬉しく思いました。そして私達大人はそんな子ども達の頑張りを見守り、待つ姿勢が大切なことだと改めて学んでいます。

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