2026年2月24日 火曜日
「先生!!きてきて!」と大興奮の年少児Aくんに手を引っ張られていくと、そこには何とも立派な野菜が飾られていました。
「これはね!大根じゃないんだよ!カブなんだよ!みんなで“うんとこしょ!うんとこしょ!”ってとってきたんだ。」
勢いよく話してくれるAくん。
聞くと、駐車場の畑で澤近先生が大切に育ててきた大根・カブ・人参を、年少児が収穫してきたとのことでした。
子ども達は澤近先生が一生懸命育ててくれたことを知っていて
『さわちか大根』 『さわちかカブ』 『さわちかニンジン』名前をつけていました。
大きく育ったカブや大根に興奮する子ども達。
その横で、ある女の子が気付きました。
「このニンジン、小っちゃくてかわいい!」
立派な野菜に並んで、小さなニンジンが1本、2本、3本…たくさん並んでいます。
正直「これは失敗かな?」と思いきや、古森先生がその小さなニンジンを水でじゃぶじゃぶ洗い…
「ポリッ!」っとかじりました。あっけにとられる年少児。
「食べちゃった!おいしいの?」
すると古森先生は笑顔で
「おいしいよ!食べてみる?」
Hちゃんが口に入れてもらうと、満面の笑みで一言。
「おいしい!」
その後はまるで人参屋さんの看板娘のように、
「おいしいでしょ!おいしいよね!」
と友達に声をかけ続けていました。
気付けば、持ってきたニンジンはあっという間に完食。
「まだあるよ!持ってこようか!」
と追加のニンジンまで取りに行き、おかわりも楽しみました。
“小さくて失敗かもしれない”と思われた人参。
でも古森先生と一緒に笑顔で味わう子ども達の姿を見て、生産者の澤近先生もとても嬉しそうでした。
そして、みんなで力を合わせて収穫した大きなカブも、その場で調理しました。
といっても、皮をむいて薄く切っただけ。味付けはなし。
それでも一口食べると…
「甘い!」
とっても甘くておいしいカブでした。
普段野菜が少し苦手な子も、目の前で調理され、みんながおいしそうに食べる姿につられてパクリ。
「先生!!カブ食べたよ!」
と誇らしげに報告してくれました。
やっぱり“食育”って大事だなと感じる瞬間です。
古森先生が
「このカブは肥料もよく効いているんだよ。大切に育てると甘くておいしくなるんだよ。」
と話している姿を見て、澤近先生が嬉しそうにしていたのも印象的でした。
さて、冬の寒さが少しずつ和らぎ、春がすぐそこまでやってきています。
年中児は、春に向けてじゃがいもの種芋づくりをしました。
「今度は僕たちが年長だ!」
と張り切る子ども達は、古森先生の話を真剣に聞いていました。
・お母さん芋からたくさんの子どもができること
・半分に切るけれど“芽”は切ってはいけないこと
・切った部分には薬やばんそうこうの代わりに“灰”をつけること
教わるたびに、目をキラキラさせてうなずく子ども達。
いよいよ実践です。
ままごと遊びで包丁に親しんでいる子ども達は、芽をよけながら上手に切り、切り口には灰を丁寧につけていました。
2月26日(木)にじゃがいも植えを予定しています。
次期年長児として、張り切っている子ども達。
どうか雨が降りませんように。
コメント (「 三葉幼稚園の食育 ~カブ・大根・人参・じゃがいも~ 」 河野拓成 はコメントを受け付けていません)