幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年2月11日 土曜日

 今日は、生活発表会。寒空の下、保護者の方々は朝早くから並ばれていました。そんな中、子どもたちはニコニコ笑顔で元気よくやってきました。今まで練習してきたことを、お父さんお母さんに見せるぞ!!とはりきって衣装に着替えていました。「ドキドキするね?」と舞台袖に控えているプログラム進行の年長児。「間違えても良いんだよ。もう1回やりますって言ったら良いから。」と副園長に声をかけてもらい、安心した様子でプログラム進行に向かっていました。そして、大きな声で一生懸命、お客さんに一つひとつのプログラムを紹介していきました。

 副園長の挨拶の中に、「幼稚園は子どもたちにとって初めての学校です。学期に1回、大きな行事があり、1学期はゆうすずみ会、2学期は運動会、3学期は生活発表会。ゆうすずみ会は、自分も相手も楽しめる行事、運動会は応援してくれている人がいることを知る行事、生活発表会は観に来てくれているお客さんを楽しませる行事」という言葉があり、発表会が始まりました。観ているお客さんにとって、子どもたちはどのように見えたのでしょうか。

 幼稚園の子どもたちだけでなく、保育所ぴよぴよの子どもたちも出演しました。練習の時には泣いていたぴよぴよの子どもたちですが、副園長のアドバイスで年長のお姉さんと一緒に踊ることとなり、ニコニコで踊ることが出来ました。着替えのときにも声をかけにきてくれた、きりん組のIちゃんは「その衣装かわいいね?」と声をかけながら、出番まで一緒に控え室にいてくれました。横で着替えていた年少児も、「今日は頑張る!!」と言って自分のお面を探して、はりきって準備をしていました。

 小さい子から大きい子まで三葉幼稚園の園児全員が舞台に立つことが出来たことは教師にとって、何よりも喜ばしいことでした。年少のオペレッタでは、衣装のピンクの帯はしないという子もいましたが、だんだんと出番が近づくにつれて、周りの友達の衣装姿が気になり始めて、「やっぱりつける!!」と自分でどうするかを決めることが出来ました。踊っている年中の子どもたちの掛け声の元気が足りないときには、舞台袖に待機していた年長児が「ソーランソーラン」の掛け声をかけてくれました。

たくさんの仲間に囲まれて、子どもたち同士で助け合いながら一つひとつの課題をクリアしていく姿を見て、舞台裏でも、とても感動することがたくさんありました。年長児のアンコールでは、「見上げてごらん夜空の星を」を手話で発表しました。大きな声でアンコールをして下さった保護者の方に感謝の気持ちも込めて心を込めて歌いました。子どもたちの素直な心は、お客様、保護者の方々、教師たちにも大きな感動を与えてくれました。

 大きな舞台でも、とても頼もしい年長児。教師よりもきっと年下の子どもたちの大きな支えとなったことでしょう。ありがとう。

お忙しい中、観に来て下さった方々、ありがとうございました。