2022年10月3日 月曜日
今朝は、真夏を思い出すかの様な日差しで子どもたちのために園庭には、テントをいつもより多めに出したり、よしずを出して日陰をたくさん作ることにしました。そんな教師たちの動きを気にせず子どもたちは、休み明けの今日も日陰を探して、そこで自主練習が始まっていました。学年の壁を越えての踊りがあちらこちらで見られ、本当にそれは楽しそうに踊っているから見ている教師たちも嬉しくなります。
そんな中、年少さんたちの『バナナくんたいそう』の踊りが始まりました。今日は、休み明けという事も手伝ってか、踊りの中の「お池作り」(みんなで丸いお池を作るのですが・・・・)がなかなかうまくできません。それを見ていた園長がいいことを思いつきました。♪
「バナナの木!持って来よう~♪!」と言って園庭の植木を運んできました。そしてその植木に手作りバナナを吊るすと~♪「バナナの木」が出来上がりました。すると園長は・・・・「み~んなで 木の周りにお池を作ってバナナを守らないとみんなのバナナが食べられちゃうよ~」と言っておさるさんになってムシャムシャ食べる真似を始めました。するとどうでしょう~
なかなかみんなで作れなかった「お池」がみんなで力を合わせてきれいな大きな「おいけ」が出来上がったのです。すかさず今度は「どうだろう?さくらさんのお池はしっかりできているかな~?バナナ泥棒が入れるんじゃないのかな~?」と言って無理やりつないだ手の間から入ろうとしました。するとさくら組の子たちはしっかり手を握って「だめ~!はいれないよ~!」と言って『大きな池』は崩れませんでした。
また、ちゅうりっぷ組さんのお池では・・・「バナナちょうだい!♪い~れて」と園長が入ろうとすると「いいよ~」とKちゃん!手を離してどうぞと言わんばかりにバナナ泥棒を入れてあげようとする姿があり、K先生があわてて「いれちゃだめだよ~」と止めに行くかわいい一幕もありました。
また年中さんでは、かけっこの時に一人ずつ名前を言おうという事で、並んだら「です」を言わず名前だけを言おう!という課題をもらいました。
また年長さんは特別に衣装を身に付けて踊ってみました。周りで見ていた先生たちや年中さん、年少さんたちに「すご~い」「かっこいい~!♪」と声援を受けてさらにやる気が出てきたようです。
運動会まで練習できるのは、あと5日です。少しずつ次の目標に向かって課題をもらってさらに意欲を持ち、みんなで心を合わせて当日に向かっていけたらいいなと思います。
本日、運動会の案内状と一緒に「見どころ」を持って帰っています。是非読んでください。それぞれの学年の楽しいエピソード満載です。運動会が10倍楽しく応援できること間違いなしです。明日もやる気いっぱいの子どもたちがまたどんなエピソードを繰り広げてくれるでしょうか1?
楽しみです!!
2022年10月2日 日曜日
暑さも少しずつ和らいで過ごし易い季節になりました。ぴよぴよの子ども達も天気の良い日は積極的に戸外に出て元気に遊んでいます。
先日の台風の後、折れた桜の木の枝や松葉そしてまつぼっくりは絶好の遊びの材料になって数日それをつかって遊んでいました。
銀杏の木の下のあひるに乗っていたIちゃんとK君は乗り物の中に銀杏の実が落ちているのに気づいて手に取って見せてくれました。しかし周りに落ちてい銀杏には潰れたものがあったので保育教諭が実のにおいをかいでみせると子ども達も真似して「クンクン、あれれ?なんだか変なにおいがするぞ!」と顔をしかめ何とも言えない表情をしていました。
そんな中、いつも砂場近くの小屋に入って遊んでいたT君がフェンスの前に立って柵の間から手を出していたので様子を見ていると、足元に落ちている小さな葉っぱを拾っては風に乗せてサーっと道路に飛んでいくのを見送っていたのです。
砂や小石だと止める所ですが暫くその遊びを見守っていると私達に見られていると気づいた瞬間、T君は振り返るなりニヤッと笑みを浮かべ面白いことを見つけた!と言わんばかりの嬉しそうな表情を見せました。
台風が去り戸外では秋を感じさせる花や木の葉、時折吹く風など自然の変化を感じながら遊びを楽しむ事ができています。
さて幼稚園の運動会の練習が本格的に始まり、年長児を始め各学年の活動を見る機会が増えてきました。踊りの曲が聞こえてくるとぴよぴの子ども達はすぐさまテラスに飛び出していき園庭で踊る幼稚園児を真似て手足を大きく動かし始めます。
もも組さんやたんぽぽ黄組さんも一緒にいるのですが中でもひときわ楽しそうに踊っているぴよぴよのj君は本当に年長さんの踊りが大好きで、最初の入場の曲から退場する最後までずーっとその場で踊り続けています。
途中で声をかけても終わるまで決してその場を離れない位年長さんが大好きなのです。そこでj君に年長さんが持っているペットボトルの鳴る子を作って渡してみるともうテンションはMAX状態!跳び上がるようなステップを踏み、手を高く上げて鳴る子を振って踊るその姿は見ているだけでその場が楽しくなってきました。
j君に気付いた幼稚園の教諭達が「jくん上手だね~可愛い!」と拍手してくれたのでj君だけでなくそこに居る子ども達皆が影響を受けてノリノリで踊り、テラスは大盛り上がりです。
園庭で遊んでいる時もかけっこや応援合戦の様子を近くで見ることが出来るのでとても良い刺激になっているようです。小さな1。2歳児がじーっと見つめていたり手を叩いて声援を送ったりする姿があちらこちらで見られています。
今の季節や行事に向けての活動する中で小さな心に響く子ども同士でなくては生まれない感動や発見を大切に見守ったり援助したりしながら共に楽しんでいきたいと思います。
2022年9月30日 金曜日
今日も朝早くから園庭ではかけっこをする子や他の学年の踊りを覚えて踊る子、ブランコや滑り台といった自分の好きな遊具で遊ぶ子など様々な姿が見られました。一方大型積み木が置いてあるテントの下で、子どもたちが「いらっしゃいませー」と声を揃えて呼び込みをしていました。行ってみると大型積み木を上手に重ね、その裏には人が入れるスペース、前にはお客さんが座れるスペースが出来上がっていました。「何してるの?」と聞くと「ラーメン屋さんしてるの」ときりん組のM君筆頭に砂をボウルに入れて麺に見立てて洗ったり水切りをしたりして、「麺の硬さは硬いのがいい?やわらかいのがいい?」と次々に来るお客さん(子ども)に聞いて、まるで本物のラーメン職人さんがやって来たのかと思うほど楽しい時間になりました。どういうことからラーメン屋さんごっこが始まったのかは分かりませんでしたが、子ども達の発想とアイデアは無限大だなと感じました。
そんな中、運動会の曲を流すと「待ってました」と言わんばかりに園庭の真ん中に沢山の子ども達が集まってきてニコニコ笑顔で踊り始めました。ちゅうりっぷ組の子ども達は年中さん年長さんの踊りを一緒にするのが大好きで踊りの手本がなくても踊りきってしまうほど完璧に踊っていました。違う学年が踊っているのを見て良い刺激をもらっているのだなと感じることができました。
たくさん園庭で遊んだ後、運動会の衣装を身に付けてさんさんランドに一人一人の写真を撮りに行きました。年少・年中・年長さんそれぞれが自分の好きなポーズで笑顔いっぱいの可愛い写真を撮ることができました。
そして今日は、運動会で保護者が座る座席のくじ引きを行いました。クラスでその話をしていると、「お母さんが来るんだ」「(登園する前に)今日くじ引き頑張ってねって言われたんだ」と子ども達は引く前から期待でいっぱいでウキウキしていました。会議室に上がり、自分の引く番が来ると「○○○○です。お願いします」と自分の名前を言って今度はドキドキしながらくじを引いていました。また1つ運動会に向けて期待が膨らんだ一日になりました。
運動会まで残り少なくなりました。子ども達と一緒に教師も運動会を楽しみたいと思います。
2022年9月29日 木曜日
今日も年長児は朝一番にまだみんなが登園していない広い園庭を使ってペットボトルマラカスを持って練習していました。うさぎ組のSちゃんは年長児の踊り「よさこいエイサー琉球王」が大好きで曲がかかると年中組の踊りのバチを持ってきて真似して踊っているのですが、「土ありがとう、空ありがとう、みんなありがとう」の合言葉をしっかり覚えており、年長児に負けないぐらい大きな声で言いながら踊っていました。毎日他の学年の踊りを遊びながら見ているおかげで興味・関心も出てきて「自分もやってみたい!」という気持ちになるんだなと改めて思いました。
年長児が朝一番に園庭を盛り上げてくれたおかげで、その後の練習が活気づいていました。年中児がその後「ミツカラナイ☆」を踊りましたが、周りで年長児が一緒に膝でリズムをとったり、「可愛い!」「上手!」と沢山褒めてくれたりしていたので、真ん中で踊っている年中児はニコニコです。昨日、年長児が園長に教えてもらった「自分で考えて動く!」ということを年中児も少しずつ出来るように特訓中です。「先生が入るのは嫌!自分で出来る!」と言っていたRちゃんは、円に入れていないIちゃんの手を引いて入れてあげたり、踊りの道具を見つけられなかったA君に踊りの道具を渡してあげるR君の姿があったりと、自分だけではなく周りを見ながら動くことが出来る子が増えていてとても嬉しく思います。1人1人が考えて自信を持って動くことができるように、残り数日で褒めて励まして伸ばしていきたいと思います。プレ年少、年少児も年長児に周りで見てもらったり、中に入って踊ってもらったりして刺激を受けながら踊ることができ、いつもとは違った楽しい練習になりました。手足がしっかり伸びた年長児に負けないように年中児も頑張ります。
また、こいのぼり競争では自分達で考えて他の学年へ繋いでいかないといけないため、頭を沢山使います。どうしたらスムーズにバトンタッチができるのか年長児が頭をクルクル回転させている姿を見ると、「やっぱり年長さんはカッコいいな」と感心しました。年長さんからバトンのこいのぼりをもらう年中児、年少児はとても嬉しそうで、一緒に競技ができることを毎日楽しみにしています。残りの8日間、運動会の練習を楽しみながら盛り上げていきたいです。
2022年9月28日 水曜日
朝から元気いっぱいの子どもたち!踊りの曲が流れると自然とデッキの前に集まってきて、踊り始めます。年長児は自分たちの曲になると「踊りしよー!」と声を掛けあってみんなで踊ります。また、違う学年の子達が来ると教えてあげます。
今日は、年長児は朝1番で踊りの練習をしました。踊りは手足をしっかり伸ばして踊っていましたが、昨日たくさん練習したはずの移動が中々上手に出来なかったのです。それを見ていた古森先生が「年長さん!昨日やった所が出来てないよ!」「みんな、次はどうするのか自分で考えないと、誰かを見ながらしていると覚えられないよ」と声を掛けてくれました。そこで古森先生が子どもたちに仕掛けたのは、自分達で考えながら移動する方法を”ストップゲーム”で遊びながら隊形移動をする方法です。それを聞いた子ども達は「あの、動物とかになるやつやろ?」と嬉しそうにヒソヒソ話してかけっこの構えで待ちます。教師のスタートの合図で走り出すと、ものすごく楽しそうにスタートし、どんな動物が言われるのかドキドキしている様子でした。「ゴリラにな〜れ!」と言われると「ウホウホ!」とゴリラになりきりポーズを決めました。次々言われるお題を難なくこなしていき、次は何だろうとワクワクしていると「クラスみんなでヘビさん!」というお題がきたのです!”クラスみんな”と言われた子ども達は、どうにかヘビを完成させようと「こっち!」「ヘビは長いんよ!」と目標である”自分達で考える”と言う約束通り頑張ります。なんとなが〜い、なが〜い園庭のトラックの端から端まで繋がるヘビが4匹出来上がりました。次は「クラスで鳩」と言うお題です。子ども達は動き始め、形を作って行きました。羽根は?頭は?話し合う暇はありません!自分がどの部分になるか考えながらうごいて完成したのは、教師達は何の形か不明です。そこで、「頭の人!羽根の人!」と聞くと、それぞれでバラバラに手を挙げていました。
「じゃあ、次は〜踊りの丸に移動〜!」と言われるとストップゲームを存分に楽しんだ子どもたちはら気合いもバッチリで移動し始めました。朝は中々上手に出来なかったクラスの丸もすぐに、移動して綺麗な丸ができていました。さらに、+の形になる移動も、列が崩れがちだったのですが、子ども達一人一人が前の友達を見ながら、列を揃えてバッチリ+の形になっていました。「凄い!!出来てる!!」と先程まで困った顔をしていた教師達が笑顔で拍手をしてくれると、凄く嬉しそうに踊っていました。
朝の踊りと比べると何十倍も上手に移動出来て、たくさんの教師に「いいよ!出来てるよ!上手だよ!」と褒めてもらった子ども達の表情は、とても明るく、笑顔が溢れていました。最後には見てくれていた教師達からコメントを貰い、さらに嬉しそうな表情が得意そうな顔に変わっていきました。たくさんの教師達からたくさん褒めてもらって、今日も大満足の子ども達でした。運動会当日まで数日ですが、このまま子ども達のやりたい!楽しい!の気持ちが続くように、教師も笑顔で子ども達と頑張りたいと思います。
2022年9月27日 火曜日
今日の天気予報では雨が降るということで、古森先生が「雨が降る前に運動会の練習をしましょう」と放送をしてくれました。バスから帰ってくると、年長さんが踊りを練習していました。自分達で作ったペットボトルの鳴子を持って、かっこよくポーズをきめている姿に感動しました。自分の立ち位置を覚えて移動するのはとても難しいことだと思いますが、さすがは年長さん!!すぐに移動して、ピタッと止まって踊ることができていました。練習を重ねる度に出来ることが増え、顔が凛々しく頼もしくなっているのは少しずつ自信をつけているからだと思います。古森先生は、年長の先生たちに“叱るよりも誉める事を大切にする”ことを教えて下さり、鼓笛隊の練習の時は、「すごいね!」「今日は間違えてないよ!」と子ども達に声をかけているのが印象的です。子ども達が自信を持って練習できるような声掛けをしていきたいと思いました。
年中と年長児は、牛乳パックランタンを作りました。昨日の帰りに、「明日は牛乳パックを使ってランタンを作るから、家に牛乳パックがある人は持って来てね♪」と声を掛けていたことで、今朝は「先生!牛乳パック持ってきたよ!」と笑顔で見せに来てくれる子がたくさんいました。4歳児がちゃんとそのことを覚えていて、家で話して牛乳パックを持って来てくれたことに驚き、嬉しくなりました。この牛乳パックランタンは、10月8日、9日に松山城の420周年をお祝いする「月のおもてなしin松山城」で本丸広場に飾られるお祝いのランタンです。年中児には牛乳パックが硬くて、はさみで型を抜くことが難しかったので型抜きの機械を使ってみました。年中児の力でもきれいな型を抜くことができて、子ども達は犬やうさぎ、葉っぱなどの形が出来たことを喜んでいました。年長児のクラスを覗くと、牛乳パックをはさみで上手に自分の好きな形に切り抜いていて感心しました。年中児と比べるとはさみの持ち方も上手で、こんなに器用に切れるんだなと一年の差の大きさに驚きました。油性マジックで書いた絵は、どの絵も楽しい絵ばかりで世界に一つしかない素敵なランタンが出来ました。
三葉幼稚園の年中・年長児のランタンが、松山城の本丸を優しい光で灯してくれるのが楽しみです。
2022年9月26日 月曜日
朝、運動会の練習の準備をしていると「せんせーい」とにこにこ顔で走ってきたNちゃんとIちゃん!手の平には松ぼっくりがのっていました。「見て〜」とまたまた笑顔です。「松ぼっくり良いね〜」と声をかけると「うん」と得意そうに頷きました。そして、教師が「松ぼっくりがあったとさ」と歌い始めると一緒に楽しそうに歌っていました。子ども達は松ぼっくりの歌が大好きで降園前や預かり保育で「あったとさ」の『さ』抜きで歌ったり「松ぼっくりがあったとうき〜」と末尾を変えてお猿になったりして楽しく歌っています。この後、NちゃんとIちゃんは他の友達にも見せに行っていました。
やがて、バスの子も登園し園庭が賑やかになると年長児の曲が流れてきました。2階にいた子ども達もテラスに出てかっこよく踊る年長さんに釘付けで「わぁ〜」と声を出して楽しそうに見ていました。
また、今日は赤コースが主に運動会の練習を行いました。オープニングの踊りは子ども達が大好きで踊る競争を教師とした時は「負けるもんか〜」と子ども達も一生懸命踊っていました。クラス別の応援合戦ではコロナ禍で大声を出さない生活が続いたせいか代表の子ども達も皆に届く程の元気な声が出せなくてマイクを回すことも考えたり、コロナ対策ではそれもどうなのかと考えたりして悩んでいると園長がクラスみんなで言うようにしたらどうか?と提案してくれて、やってみるといつもの元気いっぱいの三葉っ子にもどり嬉しそうにクラスみんなが声を合わせて「きりん組ー」「さくら組」「パンダ組」…と自分のクラスの応援をしっかりすることが出来ました。その勢いのまま今日も練習を進めていくことができました。運動会まであと12日!子ども達と楽しく元気いっぱい練習できるように時々楽しい遊びを入れながらしていきたいと思います。
今日たんぽぽ組では「さんさんらんど」へバスに乗って行きました。短い距離ではありましたが普段乗ることの少ない園バスに乗れて子ども達も満足そうにしていました。
〈今日の昼食〉
ナスは運転手の秋岡さんが持ってきてくれた物を調理師さんに天ぷらにしてもらいました。子ども達も美味しそうに食べていました。