2025年2月18日 火曜日
昨日のリハーサルから一夜明け、子どもたちは登園するなり昨日の松前文化センターでのリハーサルの話で盛り上がっていました。「ひろ〜いところでちょっと緊張した」「早く本番になってほしい!」と口々に言っていました。
部屋に入る前に年少児は園庭を走っていたのですが、ちゅうりっぷ組のNちゃんが「先生、一緒に走ろう!」と声を掛けてくれました。「走ったらね、元気になって明日上手に踊れる!」と言って、明日への期待が高まっていることが伝わってきました。
今年もインフルエンザ等で休む子どもも少なく、みんな元気に遊んだり練習したりする姿を見ると、さすが三葉っ子だなあと感心しています。「発表会でお休みしたらいかんけん、おうちでちゃんと手洗いうがいしてるよ!」と感染症対策もばっちりです。
今日は、昨日のリハーサルを踏まえて練習をしました。「明日が本番だから先生たちは子どもを信じて…!」「みんなは先生が前に出ないとできない?」と園長が聞くと、子どもたちは元気よく「自分たちでできる!!」と自信満々に答えていました。心配をしているのは教師たちだけだったようで、園長の言う通り子どもたちは変更になったところもすぐに覚えていました。明日は子どもらしくやりきってくれることを信じて見守ることが教師の役割です。出過ぎず見守り、必要な時の手助けをします。特に年少児やプレ年少児は、子どもだけでできるのか、覚えているのか、教師の方が不安に思うことが多く、手を出しすぎて子どもたちの邪魔になっていると、昨日のリハーサルの反省で園長からの指導がありました。生まれて3年しか経っていない、年少児だから、という理由で教師があれこれ手をかけてしまっていましたが、今まで幼稚園で過ごしてきて学んだことや経験したことを発表する会なので、その様子を見てもらう大事な機会を壊してはいけないと今までの練習を見てきて思いました。
明日はいよいよ本番です。子どもたちの素敵な笑顔や動きを楽しみにしていて下さい。みんなの誇らし気な顔や頑張りが、日頃お忙しいお父さんやお母さんの癒しになることと思います!
2025年2月17日 月曜日
今日は、松前文化センターでのリハーサルの日。先週まで沢山練習してきて子ども達はそれぞれの思いを持って参加しました。登園すると、ドキドキ、わくわく!いつもと違う雰囲気に大張り切り!年中組では「〇〇の準備した?」「片付け終わったら遊ぼう!」と友達同士で声を掛け合って朝の準備をしていました。
バスに乗って松前文化センターへ出発です。青コースからのスタートで赤コースの子ども達は、青コースさんの演技を観客席から応援です。入る前に静かに見ることを伝えただけで子ども達は会場の雰囲気にすぐ入り込み、目をキラキラさせて演技を楽しんで、演技が終わる度に大きな拍手を送っていました。
文化センターのロビーでも会場の音がよく聞こえ、ロビーでお弁当を食べている時も反対コースの音楽が聞こえ、自然と踊ったり、歌ったりし始める子ども達を見て、発表会がとても楽しみで大好きなんだと思いました。
プログラム1番のはじめの言葉で並んでいたうさき・ひつじ組の子ども達は、古森先生に舞台の後ろにあるスクリーンがカラフルに光る照明を特別に見せてもらい、「本番は見れないけどね!」と古森先生と本番は前を向いて頑張ることを約束しました。
幼稚園のホールとは違い、大きな舞台で少し緊張気味だった子ども達ですが、今日のリハーサルで緊張も楽しみに変わった様子が伺えました。2日後は発表会当日です。子ども達の100%のパワーをお客さんに見てもらえるよう残りの1日の練習を頑張ります。
衣装を着た子ども達は、いつもに増して可愛くやる気満々です。本番までのお楽しみ!今日の写真は少なめにさせて頂きます。当日、大きな拍手待ってます♪
2025年2月15日 土曜日
毎日寒い日が続いていますがれもん組の幼児達は外遊びが大好き!外に行くとなるとお片付けもいつもの倍の速さで終わります。この日は外に出るとまっぼっくりをたくさん見つけました。「せんせいみてみて~!まつぼっくりいっぱ~い!」と見せてくれました。Eちゃんは、スマイルハウスのカウンターにうっすら積もった砂の上でまっぼっくりを滑らせると線が描けることに気付き、色んなまっぼっくりで試していました。
又、遊具での遊び方も上手になってきました。ビッグボスでも手助けがなくてもホールドを使って登れるようになった子もいます。手と足の置き場を考えて、だめなら1回戻ってと頭も体も使ってやっと登れると、満足そうな顔でてっぺんからの景色を楽しんでいます。最近一人で登り下りできるようになったAくんが、この日も遊んでいました。「こっちかな、こっちかな」とホールドを持ち替えたり、一歩下がってみたりしながらゆっくり進みます。上に行くにつれ、「あぶない、こわい…」という呟きが多くなってきましたが、いつでも支えられるように下で構えながら励ましていると「がんばる…できる.…」に変わりました。てっぺんに着くとそれはそれは嬉しそうに「せんせいできたよー!!」と教えてくれました。この成功が自信になったようで、時間いっぱい繰り返し登り下りをしていました。
又、ドームに登れるようになった子もいます。登り始めは少し手伝いますが、自分のカでロープを引っぱり、足も使って登れるようになりました。それを見た友達も「やる!」とやってきて次々挑戦者が現れました。「右手でロープ持って、今度は左手を上にして」と手取り足取り伝えていくと、だんだんロープを引いて体を持ち上げるということが分かるようになってきました。足は自然と動くようになり、最後はハイハイで登りきっていました。たくさん身体を動かして遊んだ子ども達、最後は「よーい、どん」でお部屋まで帰り、「おそとたのしかった♪」と満足そうな様子でした。
手先が器用になり、シール貼り遊びでは物足りなくなってきた子のために、紐通し用ストローと毛糸を用意しました。新しいものに興味津々な子ども達はすぐに「それなに?」と集まってきました。「みててね。」と毛糸にストローを2.3個通すと、「やるやる!」と手が伸びてきます。おしゃべりがピタっと止まって、子ども達の目が真剣になりました。スムージー用の太いストローなのですが、2歳の子ども達には少し難かしく、指先に集中していました。通せた!と思ったら今度はストローを持っていた手で出てきた紐を引っぱります。この動作は2歳児の指先では難題です。“ストローはどうするんだ”と言わんばかりの視線、頭の上に?が見えそうなくらい首をかしげている子もいますが、やって見せたり、手を持ったりして何とかここも乗り越えました。ここまでできるようになると、半数の子が自力でできるようになりました。順調に紐を通して「できたよ~」と見せてくれたRちゃんに悲劇が起きました。上下を間違えて見せてしまい。ストローがほとんど抜けてしまったのです…しばらく呆然と見つめていたRちゃん。「どうする?もう1回する?」と聞くと、気を取り直して再チャレンジしていました。さすがに半分くらい通すと「おわりにする。」とやめてしまったので、ブレスレットにすると嬉しそうに着けていました。中には1回見ただけで20cm程の紐にあっという間に通し終える子もいて、驚かされました。今度もう少し紐を長くしようか、ストローを細くしょうか等、得意な子にはもう少し難かしくして楽しめるようにしては?と考え中です。もちろん、今回諦めてしまった子にも“自分でできた”“楽しい”と思えるよう、達成感や満足感が得られるように工夫していきたいと思っています。
2025年2月14日 金曜日
今朝、園長が「あそこに霜が降っているよ!」と声をかけてくれました。それを聞いて子どもたちと、駐車場に見に行くと周辺の草が真っ白になっていました。「これはね、霜って言うんだよ」と教えてくれました。「空の空気がつめた〜くなると凍って雪やひょう、あられになるんだけど、これは霜で空の上の小さなゴミが凍って降ってきて、地面も冷たかったので凍ってそのまま残っているんだよ」「朝、寒い時に”はーっ”と息を吐いたら白いのが出てくるでしょ?それと同じ」と子どもたちにも分かりやすく説明してくれました。その話を聞いた年長児は「てことは、空より地面の方が寒いってことか!」としっかり園長の話の内容を理解している様子でした。
霜が降った葉っぱを手にして、近くで見せてもらうと「真っ白だね!葉っぱも冷たい!」と葉っぱに付いた霜の様子を真剣に見ていました。また、「雪と違って太陽の光ですぐ溶けちゃうんだよ」ということも聞きました。実際に草むらを見ると、陽が当たっているところは霜が溶けていましたが、日陰のところは真っ白でまだまだ霜が残っていました。しばらく時間が経ってもう一度見てみると、陽向が広がっていて、その分だけ霜も溶けていました。「すごい!本当だ!あっという間に溶けちゃったね」と園長の話を実際に見て、雪と霜の違いを知ることが出来ました。
そして「幼稚園にいる小さい組のお友達にも教えてあげないと!」と霜が付いた大きな葉っぱをもらったAちゃんとKちゃんは幼稚園まで急いで持っていきました。その時も、太陽が当たらないように、背中を丸めて大きな葉っぱを守りながら歩いていました。たんぽぽ組の部屋まで行くのも「お部屋の中が暖かいから溶けちゃう!」「早くしないと!」と、さらに急いでたんぽぽ組の部屋まで行きました。部屋に着くと「聞いてください!駐車場に霜がありました」とたんぽぽ組の子に説明していました?さらに、「空の小さなゴミが凍って降ってきて、地面も冷たいからそのまま草の上で凍ったんよ!」と園長から教えてもらったことも話していました。
このような霜や雪など空のことは小学生や中学生で習うようですが、年長児達は遊びの延長で、間近で見て霜を感じ、学ぶことが出来ました。
2025年2月13日 木曜日
今日は赤コースの園内総練習です。子ども達は昨日青コースのお友達が衣装を着て舞台の上で楽しそうに踊ったり演じたりするのを見ていたので「早く練習した~い!!」と朝から目を輝かせて楽しみにしていました。年中の子どもたちはこの後も練習するというのに戸外に出て「先生CDかけてよ~!!おどりたい~!!」とひよこ組のテラスの前でぴょんぴょん飛び跳ねていました。CDをかけると1番にたんぽぽ組さんのかえるのぴょんぱがかかりました。黄組のお部屋に行こうとしていたCくんRちゃんIちゃんが「ぴょんぱだぁ~!!」と荷物を抱えて走ってきました。3人とも自信をもって堂々と踊る姿がかわいらしくて年中児もにこにこしながら手拍子をして見守っていました。「数年前までお兄ちゃんお姉ちゃんにたくさんかわいがってもらっていたのに、してあげられるようになったんだなぁ。」と嬉しく思いました。自分が小さい時にもらった優しい気持ちを大きくなったときに自然に小さい子にしてあげられるのは、もう長い間三葉幼稚園の伝統的な風習になっています。今日の黄組のCくんRちゃんIちゃんもきっと数年後、同じように小さい子に優しくしてくれるんだろうなと期待しています。
総練習も本番と同じように進みます。プログラム1番は年中の手話・歌「ななつのこ・きみイロ」です。年中は古森先生にかわいく、素敵に見えるアイデアをたくさんもらいました。今日は、「きみイロ」の歌い方についてまた一つかわいいポイントを教えてもらいました。また、一つ一つの演技の後に古森先生は「ここが上手だった」「こういう動きが素敵だった」と子どもたちを具体的に褒めてくれるのです。すると魔法にかかったかのように目をキランとさせてみんながその褒められたことを真似してできるようになるので、節分の怒りんぼ鬼が抜けきれてない教師は「あぁそうだった…」と常に反省です。
練習後、年中の子どもたちが「古森先生って年中さんのことが大好きなんよ。だからかわいくなることいっぱい教えてくれるんよね♪」と話していました。こういう風に考えているんだな~とほほえましく思いました。愛されて育つ環境にある三葉っ子たち。大人たちからの愛を素直にキャッチしてのびのび育っています!・・・と、ここまで書きましたがどういうアドバイスを受けたかは本番まで内緒です。
どの学年も日々成長中!この一年間の生活の中で培った優しさ、賢さ、運動能力、仲間意識をすべてお見せするのが三葉幼稚園の生活発表会です。発表会まであと6日。お父さん、お母さん、ハンカチの用意をお忘れなく!
2025年2月12日 水曜日
今日は、青コースが生活発表会の園内練習をしました。年中・年長児は、昨日が祝日でお休みだった為、前々日に教師と一緒に自分が着る衣装や大道具などの準備をしっかりして臨みました。全員が衣装を着て演技するのは初めての為、たんぽぽ組の子ども達も「これ着るの~?」と嬉しそうに着替える姿がありました。赤コースの子ども達は今日はお客さんです。いつもはたんぽぽ組だけでの練習が多いので、他のお兄さんお姉さん達の演技をみることが少なかったので、今日は異年齢の子ども達の踊りや劇を手を叩いたり、体を揺らしたりして楽しそうに見ていました。
くま組、きりん組さんは、いつものように10時頃、おみそ汁を飲むと「パワーが出たー!!」と言いながら、はりきって劇の練習をしに会議室に行っていました。年長児は、プログラムの進行という大役もあります。ホールで出番を待っていると「ドキドキするー!!」と言う1ちゃん。年少さんに「がんばってね!!」と優しく声を掛けてあげたY君。とても頼もしく、そして思いやりのある素敵な年長さんに成長しているなと感じました。
総練習は、一通りの流れを通して行いますが、古森先生をはじめいろんな先生方に見てもらいアドバイスをもらう場でもあります。”こうしたら、もっと良くなるのでは?”と言ってもらうと少しでもより良いものができるように改善、そして練習を重ねていきます。生活発表会は、年度末の集大成です。
たんぽぼ組も例外ではありません。アドバイスをもらうと、早速部屋に戻って練習です。嫌な顔をする子は1人もいません。当日、お家の方に見てもらおうと日々頑張っています。
運動会の時、お家の方と離れるのが嫌で泣いていた黄組の子ども達も大きな声で「今度は泣かない!!」とはりきっています。何しろ2才の子ども達なので、しかも大きな舞台で見たこともないお客さんです。当日は、どうなるか教師の方がドキドキ、ハラハラです。温かく見守っていただけると幸いです。明日は赤コースの総練習です。「明日もがんばるぞ!!」と気合いを入れて降国していきました。「発表会、楽しみにしてるよ~。がんばって~」と励まして送り出して下さい。
2025年2月10日 月曜日
先週の土曜日のインスタグラムでも紹介しておりますが、8日は今シーズン初めて松山市で積雪が観測されました。朝一番の園庭は雪化粧されていて、太陽の光の反射がとても眩しく感じました。それを見た古森先生は雪を集めて小さなお団子を作り、雪の上をコロコロと転がして小さな雪だるまを作りました。それに気づいた預かり保育に来ていた子どもたちは園庭に飛び出してきて、待ってましたとばかりに雪を丸めて雪合戦をしたり、スコップで雪を集めたりして思い思いに雪遊びを始めました。そうこうしていると、古森先生が段ボールでソリを作ってくれ、子どもたちはソリ滑りも楽しむことができました。「さんさんらんどに行ってみてもいいよ。」と古森先生が言ってくれたので、28名の子どもたちはバスに乗ってさんさんらんどにも遊びに行きました。芝や築山に積もった雪はとてもよく滑り、子どもたちはキャーキャーと歓声を上げて、思いっきり楽しんだのでした。今しか体験できないことを逃さずに子どもたちに体験させることができる三葉の保育を大切にしていきたいと感じる一日でした。
今朝も登園してくると園庭で伸び伸びと遊んでいたみつばっ子たちですが、リズムよく軽快になわとびをする年中児たちの姿が目に留まりました。前跳び、後ろ跳び、交差跳び、駆け足跳びまで、本当に上手に跳ぶのです。その隣では長縄跳びを「1、2、3、4・・・」と数を数えながら跳んでいる子たちがいました。「あ~ぁ、10回でひっかかっちゃった。」と言うとMちゃんは表の自分の名前のところに『10』と書いて「よし!次はもっと跳ぶぞ!」と言って長縄跳びの列に並んだのでした。他の子どもたちも「Yちゃんは30回も跳んどるよ!すごーい!」「じゅうご(15)ってどうやって書くん?」などと数字や数量に関心をもっているようでした。
さて、生活発表会当日まで残りわずかとなってきましたが、年長児たちの劇の進み具合もまずまずのようです。くま、きりん組の「おにとふくのかみ」の劇では、子どもたちが台詞のやり取りをできるようになり、更に台詞を1つ、2つと重ねて言葉のやり取りの面白みが分かってきたようでした。また、劇の演出家でもある古森先生から「こうやってみたらお客さんが楽しくなるんじゃない?」とアドバイスしてもらうと、それをすぐに理解して表現することができるようになってきました。「次はこうよね?」「〇〇ちゃんの番よ!」と子ども同士で助け合う様子も見られるようになって『みんなで力を合わせて劇を作っていこう!』という気持ちが強くなってきていることに嬉しくなりました。
プログラムのみどころを後日、保護者の皆様に配布する予定です。こうしたみどころを参考に本番までの過程を踏まえて、当日の表現活動を楽しみ、温かく応援していただくと共に、今年度1年間でのお子さんたちの成長をお確かめください。また、来年度に期待を持てるよう励ましの言葉をかけていただければと思います。