2023年10月5日 木曜日
昨日のブログで紹介しました「工事現場での作業員さんいわぎさんのお話」からの今日、年中さんたちにこんなビックリするような出来事がありました。
昼過ぎ、幼稚園に戻ってみると事務所で古森先生と三葉組の年中さんS君とTちゃん、H先生が話をしている最中でした。何やらとても楽しそうなので私ものぞき込んでみると「これみて~!」と言って見せてくれたもの、それは昨日実際に工事現場に入って見せてもらった自作の安全帯(安全ベルト)だったのです。廃材を使って、うまい具合に伸びる安全ベルトを作っていたのです。「わ~すごい!」本当にびっくりしました。さすが三葉っ子!昨日見た本物のベルトがS君にとって、ものすごく印象的だったのでしょう。子どもってなんてすごいんだろう!と思いました。体験をすぐさま自分のものにして、こんな表現ができるのです。大人の想像をはるかに超えています。子どもの成長にはどんなにしても大人は追いつかないなと思いました。本当に自慢の三葉っ子たちです。しかし、その後事件が・・・・・。
S君が紙のベルトを伸ばして先生たちに見せているうちにバック(箱)の中からベルトが抜けてしまったのです。「あっ!大変!!」でもそこは製作者のS君、すぐに直し始めました。そばにいたTちゃんも箱(バック)が動かない様、さっと手で押さえていました。このさりげない助け合いも三葉っ子ならではです。
感動エピソードの裏話、実は今日年中さんたちは、運動会の練習の中でこんなことがありました。
年中さんのかけっこの時のことです。み~んな頑張って走った後、今日は(いつになく?)砂遊びをしている子が目立っていました。それを見た古森先生が「あ~ら、今日はお砂と仲良しなのね。お空やお日様となかよしの子は手を上にして『バンザ~イ』ってするんだけど、お砂と仲良しだから今日は手を下に『バンザ~イ』になっちゃうね。」という事で「下バンザイ」をみんなでやってみました。すると・・・「やっぱり上バンザイがいい!」と年中さん達。次はきっと砂と仲良しの子はいないかな?と思いながら、下バンザイをしている年中さんたちがかわいくて、とても微笑ましく思いました。
今月に入ってからお気づきの方もいらっしゃると思いますが、屋外遊ぎ場仮園舎の横にしばらくビニールシートで覆われた山西町の大神輿が置いてありました。今日、「宵宮」の日なので山西町のお祭りの会の方たちが準備に来られていました。かけられていたシートを外すと、中から大きな大きなお神輿が現れたのです。預かり保育の子たちが次々と集まって来て見せてもらいました。
このお神輿の中に神様が入ることや、30人の男の人たちがこのお神輿を担ぐことなどを聞いて「すご~い!」と口々に言って、誰からともなく「わっしょい!わっしょい!」と掛け声が上がり大合唱となりました。
運動会では、年中さんたちが作ったねぶたを引いて練り歩きます。お祭り気分はまだまだ続きそうです。楽しみがいっぱいです。
2023年10月4日 水曜日
年中さんの今年の運動会の踊りは、「エンジン全開」と言う踊りです。この踊りには、様々な働く車が出てきます。丁度、幼稚園本園では、新園舎を建てる工事が始まり、色々な機械や車が入ってきます。ブルトーザー、ミキサー車、ボーリング等、様々な大きな車輛が毎日出入りしており、子ども達は時間を忘れて見入っています。昨日も遊びの部屋で仮園舎から本園舎に上がって来た子ども達は、長ーいクレーン車で鉄の棒を引き上げて、降ろしているのを見た途端、「わー!!」と目を輝かしていました。工事の車が大好きなM君は「先生!見て! 先生!見て!長いねぇ」と。またその次は、工事をしている方がその鉄の棒を差し込むと、腰のベルトの袋から工具を出して、クルクルと閉めていきました。それを見たM君は、またまた「先生!先生!すごいよ ここから出したものでクルクルと回したよ」と嬉しさと感動で話が止まらなくなっていました。
それと同時に昨日届いた月刊絵本ビックサイエンスの11月号もなんとブルドーザーやミキサー車等が載っている働く車特集でした。工事の機械や車が出てくる踊りを踊る年中の仮園舎にいて、見ていない子ども達にも工事を見せてあげたくて、園長先生にお願いしたところ、「手作りヘルメットを被ってはいったらいいわね」と言ってくださり、工事の方の食事休憩中に入れていただけることになりました。
実は今日、本園舎に上がって来た年中4クラスで会議室で10月初のお家からの手作りお弁当を食べているところでした。昨日、明日はお弁当がいる事を伝えると、私の手を何度も引っ張って「お弁当」「お弁当」と嬉しそうに聞いてきたHちゃん。すぐにぺろりと食べていました。「見て!ぶどうが入っているの」「ドラえもんのふりかけを持ってきた」と嬉しそうに見せてくれ、どの子もほとんど食べたところに、工事現場に入れてもらえるという情報が入ってきたのです。しかも10分間だけと時間も限られていました。
あともう少しでお昼休憩が終わるという事で、4クラス大急ぎで準備です。頭にはもちろん手作りのヘルメットで工事現場の中に入っていきました。今日は長ーいながーいホースが伸びた新しい車(セメントを流し込む車)が来ていました。それを見たり、「ヘルメット どう?」と見せ合って、比べたりしている子もいました。また深く土を掘ってコンクリートを敷いたところに鉄の棒が縦横に一面に並んでいる中に、更に鉄の棒が何本もたっているのを不思議そうに見ていました。そこで工事のおじさんに色々教えてもらった後、工事のおじさんはヘルメットをみんなと同じようにかぶっていましたが、「みんなに足りないものは?」そうです!!ベルトです。工事のおじさんのベルトには、何やら丈夫な紐の先に手錠のようなひっかける物がつながっていました。高い所に上った時にそれを丈夫な物にひっかけておくことで体を守れるのだと教わりました。みんなはどんなベルトが出来るか楽しみです。まじかにこのように工事が見られることは、すごく大切な環境だなぁと思いました。そこでしか学べないこと、私たちの保育や言葉では体験できないことは、チャンスを逃さず、触れさせていきたいと、今年度から始まった工事の方々との触れ合いの中で感じています。
2023年10月3日 火曜日
昨日から年長児は、本園に登園して鼓笛隊の朝練を始めています。昨日はテラスで鼓笛隊の曲をかけていると、廃材で太鼓を作って教わった通りのリズムで叩いている子がいました。それを見ていたきりん組のS君は、紙を上手に使ってシンバルを作って自主練をしていました。朝のスキマ時間を見つけて練習をしていてやる気満々の子ども達です。
また、今日は運動会の座席のくじ引きをしました。「弟や妹がいるお兄ちゃん、お姉ちゃんは誰がくじ引きをするのか決めておいてね。」と事前に伝えておいたので、今朝登園した時に、「Yちゃんが引くって!」と家で相談して妹や弟にくじ引きをゆずってあげる年長児が沢山いました。自分の引いたくじ番号を覚えて「◯◯番やったよ!」と言っている子もいました。保護者席が決まったことで子ども達は運動会当日がさらに楽しみになったようでした。
昨日、園長が年長組の保護者席に座って鼓笛隊の隊形を見てくれ、全部のパートが立って演奏していた為、真ん中で踊っていたポンポンや旗が太鼓が壁になって見えないことに気付いてアドバイスをくれました。そのアドバイスをもとに、今日は新しい鼓笛隊の隊形移動に挑戦してみました。対角線上に移動をしてみましたが、最初は反対方向からくる子とぶつかったり、迷子になって立ち止まってしまう子もいたりする様子を見ていた園長から、「交差になるように歩いたらいいのよ」と正しい手本、間違った手本の両方を見せて理解できるように話してくれました。太鼓の後に鍵盤もしてみましたが、見ていたのもあって上手に移動ができました。出来ると園長はその度に「すご〜い!何ですぐできるの〜!」と拍手をしてくれるので、子ども達は増々張り切って自信をもって動くようになっていき、毎日驚かされます。最後のフィナーレは仮園舎側に向いて並んでいましたが、どの座席からも見えるようにと本部に前向きで並び直すよう指導してもらいました。そして、お客さんにお尻を向けた時は、「後ろ姿ばっかりじゃお客さんつまらないかな〜」と声を掛けてもらうと、お尻がきゅっとなって背筋もピンと伸びている子もいました。園長はすかさず「なんか後ろ姿もかっこいいね」「前から見たらもっとかっこいい!」と褒めてくれました。今日も園長の魔法の言葉で見違える程かっこよくなりました。
そして、昨日園長からもう1つ素敵なアドバイスをもらいました。踊りを踊っている時にどうしても手が伸びない子ども達に「バチか何か持ったらどうかしら」とリレーのバトンを試しに2〜3人の子に持たせてくれました。すると、その子達はバトンを持つだけで手も上がり、かっこよく踊ることができていました。そこで今朝さっそく新聞紙を丸めてバチを作ってみました。バチを持って威勢良く踊れるようにみんなで頑張ります!
2023年10月2日 月曜日
今日からまた仮園舎と本園に分かれての登園になりました。本園に登園してきた年長さんは持ち物の始末をすると、次々テラスに出てきて踊りや鼓笛隊の自主練習を始めていました。その様子をじっと見ていた本園で生活しているりすとぱんだの年中さんは、年長組のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちがお部屋に入りテラスにいなくなると、待ってました!とばかり年長さんがしていたのと同じようにテラスで踊りの練習を始めました。そして、年中さんの踊りだけでなく、次々他の学年の踊りも踊り始めました。教わっていないのに他の学年の踊りも覚えている子どもたちには驚きです。覚えていない箇所は、友達と「こうよね〜」「こうしてたよ!」と話しながら、なんとかつないでいきます。手を伸ばしたり、駆け足をしたりして踊りの練習を楽しむ子どもたちの姿を見ていると、教師は自然と笑顔になって手拍子を始めます。
今日りす組では、運動会の踊り「エンジン全開!」で使うヘルメット作りをしました。子どもたちにヘルメット作りをすることを伝えると、嬉しくて大はしゃぎして準備を始めました。「ヘルメットって、こんなのよね。」「自転車に乗るときにかぶってるよ!」と身振り・手振りで表現しながら話していました。ヘルメットを作るための頭の大きさのカップを配ると、それぞれが頭にかぶってみていましたが、自分たちがイメージしていたヘルメットとは何か違います。
工事のおじさんたちがヘルメットをかぶっていることを思い出した子どもたちは、工事現場が見える透明板のところまで行って、工事のおじさんたちを観察していました。すると、RくんとJくんがカップのヘルメットには足りない部分があることに気付いて、「おでこのところに何かついてる!」と言ってきました。
ヘルメットにはつばの部分があることに気付いた子どもたちは、いろいろな廃材を使ってつばを作っていきました。色もつばの形も子どもによってそれぞれで、個性的なヘルメットが次々できあがっていきました。自分で作ったかっこいいヘルメットをかぶって衣装を身につけて、早く練習したいと心が弾みます。
10月に入り、運動会まで登園日は10日となりました。今ひとつ自信のない子も運動会をとても楽しみにしています。今朝はさんさんらんどから吹き下す風が肌寒く感じましたが、日中の日差しはまだまだ汗ばむ暑さです。三葉っ子たちは元気いっぱいですが、インフルエンザも心配です。体調には十分ご注意ください。
2023年9月30日 土曜日
まだ残暑が厳しい日が続いていますが、朝・夕は過ごしやすい季節になり山から吹いて来る秋風を感じながら、子ども達は機嫌よく遊んでいます。特にさんさんらんどの機関車の遊具が大好きな子ども達は、みんな慣れた様子で機関車のいろいろな方向から登って行きます。網の所では、小さな足がすっぽりはまって動けなくなっていたり、網に靴がはまって脱げてしまってそのまま靴が刺さったままだったり・・・いろんなハプニングがありますが、そんな事を気にせず遊んでいる姿がどれも可愛くて、面白くて、ついつい笑ってしまいます。
夢中になって遊んでいる子ども達は、年長さんが鼓笛隊の練習を始めると、一時停止。足を止めて真剣に見ている子もいれば、手拍子を始める子もいます。年長さんはまだ練習が始まったばかりですが、それでもひよこ組の子ども達は目を輝かせて見ていました。こんなに幼い子ども達が、お兄ちゃん・お姉ちゃんがしている事を吸収している姿は目を見張る物があります。保育園児1.2歳児は鼓笛隊をするのは、まだまだ先の事ですが、この子達にとって年長さんは大きくて憧れの存在なんだろうなと思います。そんな保育園児達も10月28日の運動会に向けて、お部屋で曲を流して踊りを練習している所です。毎日楽しそうに手足を動かして踊る姿は、とっても可愛いです。運動会まで約1ヶ月ありますが、遊びの中で楽しみながら練習(?)していきたいと思っています。
最近、お部屋ではソフトブロックやマグネットブロックでよく遊んでいます。ソフトブロックでは長~く繋げて電車を作ったり、いろんな形をくっつけて飛行機を作ったりしています。この時期の子ども達は1人遊びが多いのですが、中には友達と一緒に作っている姿も見られ、平行遊びから少しずつ関わりも見られるようになり、見ているとほっこりする姿です。マグネットブロックを出した時は最初、同じ形を何個も重ねているだけの子が多かったのですが、今では同じ形を重ねていても色を見て「にじ!」と教えてくれたり、立体の形を作る事が出来るようになり、帽子を作ったり、いろんな形をくっつけて、ぶら下がっているブロックが足に見えると「たこ」を作ったりしていて、その想像力に毎日びっくりさせられています。それにつれて見立て遊びが出来るようになり、自分が作った物を言葉で伝えられるようになってきています。毎日友達や幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃんの遊ぶ様子を観察して、真似てみたり、気付いたり、周りから色々な刺激を受け、吸収しながら成長しているんだと改めて感じました。これからもいろんな事を体験したり、経験したりしながら成長していく姿を見守っていきたいと思います。
2023年9月29日 金曜日
来週から10月です。まだまだ気温は高く、暑い日が続いていますが、子どもたちはかけっこをしたり踊りを踊ったり、運動会の競技を楽しんで練習する姿が見られます。
そんな子どもたちを横目で見ながら教師たちは運動会に向けての細かい計画を話し合いながら進めています。
衣装もほとんど出来上がり、今日は自分で作ったパイナップル帽子を被って踊ってみました。実際に付けて踊ってみると本当にたくさんのパイナップルが動いているようで、とても可愛いらしくて嬉しくなりました。
そして、昨日のブログにもあったように、今日は年中、年少、プレ年少の子どもたちが工事の壁に絵を描きに行きました。いつもは各学年に分かれて幼稚園まで歩いて行くのですが、今日はたんぽぽ組さんも一緒に歩いて行くというのです!しかし、たんぽぽ組さんだけで歩いて行くのは少し不安なので、「今日は年少さんが一緒に手をつないで歩いてくれない?」とたんぽぽ組の先生から頼まれた年少児たちは、「いいよ!」と元気いっぱい応え、手をつないで幼稚園に行くことになりました。入園当初はお兄さん、お姉さんに手をつないでもらって歩いていた年少児でしたが、今日は自分たちがお兄さん、お姉さんになるとわかると、一気に表情が変わり、入園してから半年経つと年少児もお兄さん、お姉さんになれるのだと感心しました。「今日は僕たちがお兄ちゃんだね~」「ついて来てね」と言いながらつい最近まで自分たちがやってもらっていたように、道路側は年少児が歩き、たんぽぽ組さんが転ばないようにゆっくり歩いて行くことができました。
幼稚園に着くと、工事現場を仕切っている白い壁面には昨日年長さんが描いた運動会の絵が広がっていて、その絵を見た子どもたちは、「すごーい!」「早く描きたい!」と目を輝かせていました。中には「これ運動会なんでしょ」と運動会を意識する子もいて感心しました。着いた時はちょうど年中さんが描いている途中で、自分のクラスの帽子を被った自分を描いている子、かけっこをしているところを描いている子など、どんどん運動会の絵が出来ていました。
いよいよ年少児たちが描く番になりました。年長さん、年中さんが描いた絵の上に重ねて描かないように注意しながら思い思いに自分の顔を描いていき、「これはがんばれしてるところ!」「僕はパイナップルのポーズを描いたよ」と教えてくれました。年長さん、年中さんと同じように描けたことが嬉しかったようで、「早く運動会したいね」と言う子もいました。出来上がった工事の壁は、とても明るくカラフルで楽しい壁に変身していました。
みんなで描いた絵のように、来週も楽しい運動会になるよう練習していきたいと思います。
2023年9月28日 木曜日
夏休みが先日終わったばかりのようですが、気付けばもう9月もあと2日でおしまいです。各学年運動会に向けていろいろ活動をすすめています。
もちろん!年中児も日々目標を持って取り組んでいます。9月の中頃、はじめて古森先生に踊りを見てもらったときに、各担任が点数をつけました。ぱんだ組2点、ひつじ組3点、りす組4点、うさぎ組5点!(ちなみに100点満点中です・・・)なんと厳しい採点!ですが、子ども達には身近な数字で分かりやすい点数で、次は7点目指す!次は10点目指す!と日々目標を決めて頑張っています。各クラスそれぞれに良いところがあるので、4クラスで練習をするときには、お互いに刺激をうけ、気持ちを高めあいながら競争心も持ちつつ頑張っています。そしてなんと!今 100点満点中15点にまでなることができました!すごい!すごい!横指さしで並ぶときには、友達の肩まで手をあげてすることを教えてもらったので、言わなくてもできるようになってきて、とても得意げな顔で「Mちゃんもう少し上やない?」「僕の肩はもっと上だよ!」と隣を意識しながら頑張っています。
毎日幼稚園が出来ていく様子を見ながら、「工事のおじちゃん達すごいな〜」「僕たちも頑張って大きい幼稚園作るぞー!」とやる気いっぱいの子ども達です。
そしてそして!年中児が今、とっても楽しみにしているのは「ねぶた祭り」です。各クラスアイデアを出し合いながら作ったねぶたがやーっと今週の火曜日に形になりました!ですが・・・いろいろハプニングもありました。ぱんだ組は2階の保育室で作ったのですが作ったねぶたが大きくて大きくて・・・重くて重くて・・・やっとのことで1階まで降ろしました。よーし!さんさんらんどまで持って行くぞー!と入り口のドアから出そうとすると、あらま!!挟まってでません!!「仕方ないか」と子ども達が大きすぎる分だけ外してやっとのことで幼稚園の外に出すことができました。いろいろな壁にぶつかりますが、その度に子ども達は考え、ああしよう!こうしよう!と協力し合えるようになってきているので、所々で成長したなと感じる場面があります。
「ねぶた祭り」というアイデアをくれたのはもちろん古森先生なのですが、それをクラスみんなで考え、材料を集め、本当に素敵なねぶたが仕上がってきています。仕上がりは当日をお楽しみに!毎日練習の度にどこかが壊れていますが、そこは自分達の手作り!!「直せばいいんだよね〜」と壊れた所を直すことも楽しみながらしています。
降園前、クラスで踊りのポイントを押さえているとくま組の先輩の可愛い小さな先生達がニコニコしながらこっちを見ていました。「上手だね」と声をかけてくれたので、子ども達はとても嬉しそうにしていました。すると先輩達が「私達もできるよ!見ててね!」と年中児の前でお手本をしてくれました。(実は先輩達も昨日古森先生に教わったばかりだったのですが)その手はピーンと伸びてキレがあって、とってもかっこよくて!ぱんだの子ども達も負けじとピーンと手を伸ばして踊りはじめました。
異年齢児との関わりは、このようにあらゆる場面で子ども達の刺激になるのです。やっぱりかっこいい年長さん!見習って年中さんも今日から負けないように頑張ります!!
そして、踊りを踊っている間に、年長さんみんながクレヨンを持って階段を降りて行く姿を見ていた年中児達は「何するんだろう」と気になって気になって心中穏やかではありません。踊りが終わって急いで2階のテラスから覗いて見ると、年長さんが工事の壁に絵を描いていました。
「えー見たい!」とTちゃん。「ちょっと行ってみようよ!」とSくん。見に行ってみると、「わぁ!年長さんリレーしてる!」「運動会の絵だね!」と、年中児達が反応しました。「私達も描くよね!先生!クレヨン持ってくる?!」年長児が描き終えるのをワクワクしながら待っていました。これからどんどんできあがっていく幼稚園も子ども達が描く絵も、秋の運動会も!お楽しみに♪