幼稚園の日記(ブログ)

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2025年6月6日 金曜日

さ昨日は、河野先生が生石の農園でたくさんのびわを採ってきてくれていました。今朝、「何かいいものがあるよー!」と声をかけると、園庭で遊んでいた子ども達があっという間に集合しびわの歌を歌いながら、びわの実のなり方について古森先生から教わりました。🎼びわは優しい木の実だから抱っこし合って熟れているうすい虹あるろばさんのお耳みたいな木の影に びわは静かな木の実だからお日にぬるんで熟れているママといただくやぎさんのお乳よりかもまだ甘く…歌詞の中にもあるようにびわの実は三葉っ子と一緒で仲良しこよしで抱っこし合って美味しい実になるように頑張っていることや、葉の形がろばの耳のように細長いことを改めて知ることが出来ました。すると、河野先生が「まだまだ生石の畑にびわがなってるけど先生だけじゃ手が足りないんよ…」と呼びかけると「行きたい!!」「行く!!」とあちこちから声が挙がり、年中組が生石の畑へ行くことになりました。

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初めて行った生石の農園にあったのは、幼稚園の駐車場のびわの木とは比べ物にならないくらい大きな木でたくさんのびわの実がなっていました。昨日は駐車場のびわが病気になって腐っている実を採って、世話をしたところだったので「でかー!!」「めっちゃ美味しそ〜!」と驚きとわくわくで、子ども達も大興奮!!ということで収穫する前に皆でちょっとお・あ・じ・み♪お日様の光をほどよくあびて熟した実はとっても甘く、子ども達も「あまい!!」「美味しすぎる〜!!」とより気合いが入っていました。教師が脚立に登って採った実を子ども達がせっせとキャリーに入れたり、自分達の手が届く所は取り残しがないように手分けして採ったり、「はったらくぞー♪はったらーくぞー♪」と、幼稚園のみんなの分を協力して採って帰ることが出来ました。年中組の子達のおかげで給食のデザートとお家へのお土産として持ち帰ることができ、ちゅうりっぷ組のRくんはお母さんが迎えに来た目の前でかばんの中からお土産のびわを出して「一緒に食べよう!!」と手渡していたと心温まるエピソードを聞くことができ、とても嬉しく思いました。年中組でのバスの子はかばんを抱っこしてびわが潰れないようにしていたり預りの子は潰れていないか確かめたりと可愛らしい一面も見られ今日はびわの収穫1つで三葉っ子らしい姿にたくさん出会う事ができ、びわのように優しくて仲良しこよしであま〜い楽しい1日となりました。

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本日持ち帰った小さくて可愛いびわですが家族で召し上がってください。自慢そうな子ども達の顔が目に浮かびます。

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コメント (「今日ははたらくぞ〜!!」 うさぎ組 中村 麻美 はコメントを受け付けていません)

2025年6月5日 木曜日

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今日、年長はお菓子工場見学の招待をいただいて、株式会社ハートさんへ行きました。数日前から「先生、お菓子工場行くんやろ?」「お菓子工場ってどんなところかな。」とわくわくしていた年長児。そして前日の昨日、降園前に子ども達に話をしました。「明日はお菓子工場に見学に行くから、朝幼稚園に来てからお砂場で遊ぶのも、泥団子作りもしないでね。お洋服を泥んこにしないでほしいの。どうしてかわかる?」と聞くと「お菓子工場はきれいじゃないと入れない!」「汚れた服やったらお菓子が汚くなって食べられなくなる!」といろいろなつぶやきが聞かれました。一同納得の中、くま組のAくんは「先生、じゃあ何したらいいん?」とぽつり。砂遊びや泥団子づくり、水遊びがだ~い好きなAくんは制服を汚さない日はない!と言っても過言ではないほど毎日三葉っ子らしく思いっきり遊んでいるのです。Aくんのきょとんとした表情と言い方がかわいすぎて教師は大笑い。すると周りの友達が「ぶらんことか、滑り台かな?」「アスレチックがいいよ!」と泥んこにならない遊びをAくんに教えてあげてAくんも「そっかそっか!」と頷いていました。そして今朝。2階のテラスから「ど~れ~に~し~よ~う~か~な~?」と園庭の環境を見渡して相談する子どもたちにまたまた笑わせてもらいました。保護者の方々も清潔なスモックを持たせてくれたり、畑の泥のついた靴ではなくきれいな靴を履かせて登園させてくださったり、たくさんのご協力ありがとうございました。

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株式会社ハートさんは大可賀にあるので第一班、第二班と2クラスずつバスに乗っていきました。映画の影響なのか「お菓子工場ってチョコレートの海があるかもしれん。でもその海には入ったらいかんよ。」とAくんが話していました。子ども達にとってお菓子工場って何だろう?とバスの中でも夢のような世界が膨らみます。ハートさんに到着するとたくさんの社員さん達が笑顔で出迎えてくださいました。会社の玄関から入れてもらい、最初のお部屋まで歩いていると広いオフィスでお仕事をされている大人がい~っぱい!子どもたちに「かわいい~!」「いらっしゃ~い!!」と手を振りながら立ち上がって挨拶をしていただきました。そんな大人の周りにはカラフルでかわいい商品がいっぱい!いろんなキャラクター、キラキラの袋…子どもたちは「挨拶しなきゃ!でもあっちもこっちも見たい!」と口をぽかんとあけてきょろきょろする子もいました!

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魅力的なオフィスを通り抜けると広い広い作業できる部屋を準備してくれていました。各テーブルに、お兄さんやお姉さんが付いてくださっていて、まずはお菓子の製作体験です。今日はハートさんがマイメロちゃんとクロミちゃんの「しゅわりんちゅー」というお菓子を用意してくれました。「まずは帽子をかぶりましょう」とお兄さん。今日はカラー帽子を被る予定だったのですが、数日前、古森先生が「清潔にしていかないといけないから調理師さんが被っている不織布のヘアキャップを子どもたちに被らせようか。」と提案してくれました。お兄さんの声かけでヘアキャップを頭にかぶる子ども達。会社のお姉さんたちはその姿がかわいくて、被っただけで「かわいい~!!」と褒めてくれました。「えへへ。そう?」なんて照れてはにかむ子ども達。お菓子工場の人たちも製作するときは清潔な格好で、同じような帽子を被ったり、手袋をして作業することを教わりました。

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そして用意してくれたカゴの中には「もこもこの粉、ゼリードリンクのもと、ストロー、カップ、外装の袋、賞味期限のシール」が入っていました。それを一つずつ手元に置いてカップの中にもこもこの粉とゼリードリンクのもとを入れていきます。カップに入れる前にはしゃかしゃかと振って粉が漏れていないか、封がきちんとされているか確かめます。全部手作業で確認しながら作っているそうです。普段お店で買うお菓子もこうやっていろんな人たちの手によって作られていることに驚いた子ども達。私も先日打ち合わせに行かせていただいてこうして作られていることを知って驚きました。考えてみれば、誰かがしてくれているから実在しているのだけれど、そこまで想像することは正直あまりなくて私自身勉強になりました。改めて、社会は人の手によって作られていること、誰かの仕事のおかげで成り立っていることを感じました。

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丁寧に製作体験をさせて頂いて、次の工場へ歩いて移動です。株式会社ハートさんの敷地は広く、子どもたちも「広いんだね~!」と辺りを見渡して話していました。

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次は商品の材料などの管理をされている倉庫を見せてもらいました。学校の体育館より大きな工場の一つのお部屋には天井まである大きな棚がいくつか並んでいました。「今から棚が動きま~す!」とお兄さんが言うと自動で棚がす~っと動くのです。まるで魔法の棚のようできりん組のYくんは「すっげ~…なんで?」と口がぽかーん。次にフォークリフトに乗ったお兄さんが左手でくるくるとハンドルを回しながら運転して棚の上の荷物を降ろすところを見せてくれました。フォークリフトのアームは天井まで届くほど伸びるんだよと、実際に動かしてくれました。「(天井に)当たる当たる~!!」とドキドキしていると上手に操作して、ぴたっと止めるお兄さんにくま組のOくんは「おれも乗ってみたい。大きくなったらフォークリフトを運転するお仕事がしたい。」とつぶやいていました。会社のおじちゃんたちもOくんのその言葉に大喜び!「まずは免許とらないかんねぇ」「入社してくれたら後から免許取れるけんね~!!」なんて大人たちが大笑いしました。またフォークリフトを使ってトラックに荷物を積み込むところも見せてくださいました。普段よく目にする後ろがぱかっと開くトラックではなくて横が大きくがば~っと開くトラックでした。荷物が積み込みやすいように横が開くそうです。その理由に子ども達も「確かにね!」と大人のような感想を言っていました。先ほどのフォークリフトのお兄さんが作業を見せてくれたのですが、らいおん組のTくんは「すご~い!!」と感激。手をつないでいた私の腕を何度も引っ張って「先生。かっこいいねぇ、先生すごいねぇ」と憧れのまなざしで見つめていました。Tくんと一緒にフォークリフトのお兄さんに「運転上手だったよ。」と話しかけに行きました。お兄さんが「ありがとう」と言ってくれました。お兄さんが「乗ってみた~い」と言うTくんに気付いて鍵を抜いて「乗ってもいいよ」と運転席に立たせてくれました。Tくんは嬉しくて嬉しくて「やった~!!」と大喜び。ハンドルに触ったり、フォークリフトの運転席から教師に手を振ったりしてTくんの心は大満足!降りてからの足取りも軽く、ルンルンで歩いていました。そして何度も「楽しかったねぇ。」と言っていました。

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最後に写真撮影をしてからご挨拶をして園に帰ります。古森先生が「こうやっておじちゃんたちやお姉さんたちがお仕事をしてくれているからみんなもいろんなお菓子が食べれるんだね。」と話してくれました。バスに乗っても会社の方々がたくさん手を振ってくれて子ども達み~んな大満足のお菓子工場見学でした。園までのバスの中でも「このお菓子は食べたことない。お店にもない。絶対売り切れなんよ。」「こんなかわいいのお母さんは買ってくれん。」(笑い)、「サンタさんに頼もうかな」など子ども達がお菓子工場見学が楽しかったとわかるような言葉がいっぱいで、こんな機会をくれた株式会社ハートさんには感謝の気持ちでいっぱいです。園に帰ってからも工場の絵を描いたり、レゴブロックでフォークリフトを作ったり、余韻を楽しみながら遊んでいました。明日は廃材でお菓子工場を作りたいと言う子がたくさんいました。三葉っ子のなんでも喜んで吸収する姿に、見習わないといけないな~と満足そうな子どもたちを見て思いました。今日のお菓子工場見学で、自分たちが楽しく安心して生活できるように周りの人たちが守ってくださったり、働いてくださったりしていることに気付き、感謝の気持ちをもつ良いきっかけになりました。株式会社ハートの皆様、工場へのご招待、ご案内、体験、本当にありがとうございました。

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今日の夕方、不織布のヘアキャップを気に入ってお家でもかぶっていたRくんがお散歩がてらそのままお母さんとおばあちゃんと幼稚園に見せにきてくれました。あまりにもかわいい姿に教師一同癒されました♪工場で「これを被ると清潔」と聞いたRくん、お家に帰って卵焼きを作るお手伝いをするそうです。見せにきてくれてありがとうRくん♡

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コメント (「株式会社ハート」♡お菓子工場見学  くま組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2025年6月4日 水曜日

月曜日にじゃがいも掘りに行った子どもたちは、今日のさつまいもの苗植えを楽しみにしていました。出発前、古森先生に「じゃがいもはお母さん芋に灰をつけて植えたでしょ?」「さつまいもはお母さん芋じゃないんだよ」と話してもらうと、「え〜!!」「なんで!?」と子どもから声が上がりました。「さつまいもは苗って言って、こんなツルを土に刺すと〝私が根っこになりますよ〜!”って言って根っこが生えてきて、その1番元気な根っこからさつまいもができるんだよ」「だから、さつまいもの苗をまっすぐ植えたらどう?」と質問されると、「下だけしか土につかないから根っこが出ないよね。だから、茎を土の中に斜めに植えたらいいんだね」と古森先生から教わりました。植え方をしっかり教えてもらってからレインボーファームへ出発です。

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レインボーファームまでの道中、「秀野邸よりも遠いね」とバスの中でもワクワクな子どもたちです。バスは古川の橋を渡って乗馬センターの馬が見えてくると、レインボーファームに到着です。レインボーファームのおじちゃん、おばちゃんにご挨拶をして、畑に案内してもらって、もう一度おじちゃんからさつまいもの苗植えの仕方を教えてもらい苗植えの始まりです。

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黒いマルチ赤い印があり、「1人2本植えるから、こことここね!」と、教師が何も思わずに子どもたちを誘導していましたが、古森先生に「右手と左手で赤い印を押さえたらいいよ」と話してもらうと、子どもたちはすぐに理解して赤い印を押さえることができ、1人2本ずつ植える場所が決まりました。子どもたちに全てやってあげるのではなく、出来ることは分かるように説明して、自分で考えさせ、理解できるようにすることが大切だと反省しました。

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子どもたちは、よく話を聞いて植えたので、予定していた苗植えはあっという間に終わりました。「じゃあもう1つの畑もやっちゃおう!」となると、レインボーファームのおじちゃんたちも「元気いっぱいですごいな」と褒めてくれました。

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そして2回目の苗植えが終わると、レインボーファームの方が蒸かし芋を用意してくださっていました。小さい一口サイズの蒸かし芋をを見て、子どもたちの目はキラキラです。

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「いただきまーす!」と食べると、ホカホカ塩が効いていてとっても美味しくて、子どもたちからは「おいし〜!」と声が上がりました。

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レインボーファームの周りには普段は見れない植物が沢山あります。それを古森先生が「これは何かな?」と取って子どもたちに見せてくれます。

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そしてそれを見たレインボーファームのおじちゃんも「これも持って帰っていいよ」「これもこれも!」と子どもたちの手にいっぱいの野菜のお土産をくださいました。

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きりん組のIちゃんは今朝、「ニラみそきゅうりをずっと食べときたい」と話していました。おじちゃんからきゅうりをもらったIちゃんは、「やったー!これでニラみそきゅうりが食べれる!!」と大喜びです。幼稚園に電話をすると、年中さんが駐車場のニラを取ってくれて、調理師さんがニラみそを作ってくれていました。今日は、おみやげでもらっただいこんもニラみそにつけていただきました。

レインボーファームでたくさんの経験ができて、子どもたちも教師もとっても楽しかったです。

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コメント (「さつまいもの苗植え」らいおん組 中村真衣 はコメントを受け付けていません)

2025年6月3日 火曜日

朝から雨がしとしと降っていましたが、2階から園庭を見下ろすとテント下に年中児達の楽しそうな姿が見えました。よく見るとテントの屋根から落ちてくる雨粒を色々な容器を持って受け止めていました。外に出てその理由が判明!!今日は子ども達が集めたこの雨を、泥舟に貯めて水遊びをしていたのです。年中さんを見て、ちゅうりっぷ組の子ども達も容器を見つけて手を伸ばし、一生懸命雨水を集めていました。雨水の集め方も色々あって、開いた傘を反対に向けて雨を受け、そこから一気に流し入れる方法を年中児達は今までの経験から知っていたのです。今は蛇口をひねると簡単に水が出ますが、こうやって自分達が楽しむ為の水をみんなで集め、それ自体が遊びにもなっていて、”三葉っ子頼もしいなあ”と感心しました。また、この水遊びや包丁ままごとをしている場所からテントの通路を通って「こども館」下の泥場へも行き来でき、泥団子作りをしていました。園舎出入り口付近では、年中のJ君が廃材で作った傘をさしていて、至る所で雨を楽しんでいて微笑ましかったです。雨天でも、いえ、雨天だからこそ、教師も子どもも知恵を出して普段できない遊びを楽しむ事ができます。これから、梅雨に入りますが、この自然環境を子ども達と存分に楽しんでいきたいです。

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ちゅうりっぷ組ではIちゃんが持って来てくれたカブト虫の幼虫を飼っています。2週間程前から、よく動いていた幼虫が動かなくなり、その周りに空洞ができました。そして色も白色から赤茶色に変化しています。有難い事に、ケース越しにその様子を観察する事ができます。年中さんや年長さんが、ポンタ農園で見つけてきたモンシロチョウの青虫にも興味を持ち毎日観察しては、数を数えたり、「大きくなっとる!」と成長を楽しんだりしています。昆虫に親しみを持っているちゅうりっぷ組に今日、T君が持って来てくれたカタツムリが仲間入りしました。そのカタツムリを見て粘土でカタツムリを作り始めました。そして沢山できた粘土のカタツムリは、本物のカタツムリの横に並べていました。身近に生き物がいる事で命の大切さを知る事ができます。これからも子ども達とその成長を楽しみに大切に育てていきたいです。

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コメント (「雨の日も楽しいな♪」 ちゅうりっぷ組 須賀 真由美 はコメントを受け付けていません)

2025年5月30日 金曜日

よし!今日はじゃがいも掘りだ!!と子どもも教師もやる気一杯で登園してきていたのですが、8時頃から雨がパラパラ…それでもまだ雨が止めば大丈夫!行けるはず!!と思っていると次第に雨が強くなってきて9時前にはじゃがいも掘りの延期が決定しました。天候にもよりますが、6月2日月曜日に延期となりましたのでよろしくお願いします。

子ども達はじゃがいも掘りに行けなくなって残念がっているのではと思いきや、園庭がいやに賑やかなので…。ん?雨が降っているはずなのに園庭?と思って行ってみると幼稚園新園舎から子ども館まで繋がるテント道ができているではありませんか。そして、その下を嬉しそうに話をしながら通っていく子ども達、ワザとのように何度も行ったり来たりする子どももいました。渡った先は子ども館の下で泥団子に夢中の子ども達、園舎側ではままごとや色水遊びをする子ども達。思う存分雨の中でも遊ぶことができました。ちなみに初めは傘をさして行き来していたようですが、雨脚が強くなった時、古森先生が「テントで道を作ったらいいのに。」と教えてくれテント道ができたようです。

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そして、テント道ができると今度は先生がさりげなくコップを一つ雨だれが落ちる下に置きました。すると、それに気付いた子どもの誰かがボールを持って来てその横に置きました。そこから、雨水遊びの始まりです。いつもと違う何かにすぐに気づく三葉っ子は 楽しいことを見つける天才です。いろんな容器が雨だれの落ちるところに並べられていて音の違いを楽しんだり、沢山溜まる場所を探したりして楽しんでいました。そして、ためた水を少しずつたらいにためて水汲み遊びも始まりました。しかし、今日の雨でためるのには時間がかかります。今日は水道水は使いません。あくまでも雨水遊びにこだわった教師達!子ども達はそれはそれで少しの水をすくいながら遊んでいて、それも楽しいのです。普段はホースですぐに容器いっぱいの水をためていますが、今日は水の大切さを身に染みて感じているようです。

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そして、いつも子どもと同じ目線の古森先生が傘を持ってくると大きなテントに傘を逆さに引っ掛けました。すかさず古森先生の所に集まる年長児たち。古森先生が傘の中に雨水が集まり始めると傘の側面をツンツンとついて傘に溜った雨水をビシャーと落として遊んでいたのです。それを見たN君兄弟。傘をツンツンするお兄ちゃんのY君を真剣に見つめる弟のK君、素敵な光景だと思って見守っているとハプニング発生!!ツンツン…バシャー!!弟のK君の頭に水がかかってしまいました。一瞬、空気が固まりましたが、すぐにみんな大爆笑!!K君もびっくりしたのは最初だけ!濡れてもへっちゃらでした。今年の雨水遊びの始まりです。これから傘のつつき方も上手になっていくことでしょう!!今日はまだ水を集めて流してを楽しむで終わりましたが、梅雨の時期になるともっと盛り上がる雨水遊び!今年はどんな仕掛けや装置ができるか楽しみです

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雨水遊びを楽しんでいた子ども達が今度は何やら不満顔!「先生、雨がやんできてしまった。」と嘆いていました。そこで今日は古森先生が新園舎建築の際に作ってくれた雨水タンクから水をいただいて遊びました。生きるための大人の工夫の雨水タンク!子ども達の遊びの工夫の雨水遊び!今の三葉っ子たちが大人になった時、どんなことが起こっても生きるための工夫をしていってくれるというのが古森先生の願いなのです。これからも教師達は何があっても子ども達の味方であり、応援団であり、小人の国のガリバーになって小人たちを守るのです。

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コメント (「 楽しいを見つける三葉っ子!! ~雨水遊びの始まり!?~ 」 ひまわり組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2025年5月27日 火曜日

 年長児は今年度から以前から交流があったミキスタディパルズ・インターナショナル・スクールの先生を英語の講師として迎えることとなり、週に1回の英語教室が始まりました。授業中は完全英語ですが、子ども達はイラストや先生の表情、ジェスチャーを見て言葉の意味を理解し、楽しんでいます。アルファベットによって発音の仕方が違い、舌を使ったり、口を大きく開けたりポイントを面白く伝えてくれるので、真似しようと真剣な表情の子ども達です。今日は「何が好き?」ゲームをしました。食べ物の好きなものは「ヤミー!」苦手なものは「ヤッキー」と答える問題で「ドーナツとジュースは美味しいけどドーナツジュースはどうかな?」(←全部英語です)と聞かれると「えー!!」「なにそれ!」「ヤッキー!」と答え、「ブロッコリーとアイスクリームは美味しいけどブロッコリーアイスクリームは?」「ノーアイドント!」と笑いながら断る子ども達。日本語を全く使っていないのに子ども達はよく分かっています、、。凄いです。

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 普段の生活の中でもプリント(手紙)をもらうと「センキュー」、何かの色を聞かれると「ブルー!」「レッド!」と英語を取り入れる姿もあります。今日、ミキスタディの先生が忘れ物をしていると「Here you are」と届けに行っていました。

ぞう組のTくん、Rくんは英語が終わり、今日の何が好き?ゲームで出てきたポップコーンピザを粘土で作っていました。「これ、おいしいのかな〜」と話しながらも得意げに見せる2人の作品の中には「バター」や「チーズ」「スパゲッティ」など沢山の英語が詰まったピザが出来ていました。英語の時間からここまで広がるのかと面白く思いました。様々な刺激を一緒に受け、楽しみたいと思います。

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コメント (「新しいことば」 ぞう組 大隅咲 はコメントを受け付けていません)

2025年5月21日 水曜日

朝、登園すると、持ち物の始末を終えた子どもから戸外に飛び出し元気いっぱい遊んでいます。

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こども館の下のままごとのコーナーに行ってみると、年長のMちゃんとOちゃんが「どの野菜を切る?」「これを入れてみようか?」などと、話をしながら楽しそうに野菜を切って料理を作っていました。小さく切った野菜を大きな鍋やお椀に入れて、お玉でぐるぐる混ぜて出来あがると、お弁当箱に少しずつ詰めておいしそうなお弁当ができていました。ままごとをしながら、そのお姉ちゃんたちの様子を見ていたすみれ組のSちゃんは、大きなお皿に盛り付けていた野菜サラダを大きなお弁当箱に入れていきました。お話が大好きなSちゃんは、「今日はお弁当の日だもんね〜♪」と言いながら、お姉ちゃんたちの真似をしながら、お弁当を作っていきます。出来あがると、「先生、お弁当食べて〜!!」と言って、持ってきたSちゃんの表情はとても満足そうでした。

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また、園庭の真ん中にあるアスレチックのコーナーは、年少さんから年長さんまで、たくさんの子どもたちに人気のコーナーです。古森先生が遊んでいる子どもたちの様子を見ながら、楽しくなるように変化させてくれています。今日も子どもたちが遊んでいる姿を見ながら、「もうひとつ冒険!!」と言って、テントの柱に縄跳びのひもをくくりつけてくれました。オレンジ色の少しゆらゆらする平均台を通るときにそのひもをつかんで進むことができるのです。最初はオレンジ色の平均台を少し不安げな表情で進んでいた子どもたちもそのひもを使うことで「できた!!」と言って、喜んでいました。

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幼稚園では環境がマンネリにならないよう、時々、組み合わせや向きを変化させるなど、日々遊びの環境を見直し、遊びながら心身の発達を助長できるよう工夫しています。これから暑くなってきます。暑い日は、水遊びなども致しますので着替えの準備もお願い致します。

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コメント (「もうひとつ冒険♪」 すみれ組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)