2016年3月1日 火曜日
先週のおやゆびひめのチューリップのお話から園内は春探しに夢中です。ぱんだ組のNちゃんとMちゃんは副園長におやゆびひめのお話をしてもらってから自分の植木鉢を覗きこんではおやゆびひめがチューリップの中で何をしているのか観察しています。芽をつんつんと指で優しくつついては「寝てるの?いつ起きるのー?!」と楽しそうに話しかけています。チューリップの花が開いたとき子どもたちがどのような反応を見せてくれるのか、今から楽しみです。
今朝、たんぽぽの綿毛を見つけた子どもたちが嬉しそうに「ふぅ?!」っと飛ばしていました。綿毛がふわふわと風にのっていくのがおもしろくてRくんは空を見上げてふわ?ふわ?と追いかけていました。「鳥さんの羽根みたいだね」と話している姿を見て子どもたちのイメージって素敵だなぁと思いました。綿毛で遊んでいると、白いふわふわが飛んできました。「あれ?」と見ると雪がちらちらと降っていました。「寒い!」と言いながらも元気いっぱい遊ぶ子どもたち、早く春にならないかなと待ちわびています。
今日は参観日二日目です。たくさんのお父さんお母さんが来てくれ楽しく遊ぶ姿を見てもらいました。
年長児の赤コースはホールで劇を見てもらいました。準備から片付けまですべて自分たちでする姿を見て頼もしく感じていただけたことと思います。この制服を着るのもあと10日と思うと、制服で歌ったり合奏したりする姿に感無量の方もいらっしゃったのではないでしょうか。
年長青コースはルールのある遊びということでドッヂボールをしました。さすが三葉っ子のお父さん、お母さん。積極的に参加してくださり楽しい活動ができました。
年長児は園生活も残り少なくなってきていますが、子どもたちにも、保護者にとっても今は今だけなのです。全てが良い思い出でありますように。
明日は参観日最終日になります。寒い日が続きますので暖かくしてお越しください。
2015年5月11日 月曜日
園庭の木々の葉が日ごとに濃くなり、つややかに輝いています。砂場の上に生い茂る藤棚も気持ちの良い影を作ってくれ、子どもたちが落ち着いて遊ぶことができています。遊びの中で「ちょっぴり疲れたな。」と感じたとき、子どもたちが自然と集まってひんやりとした砂に触ったり、手足を埋めたりして一休みする姿が見られます。
また、ひよこ組のYくんは大きないちょうの木を後ろに転びそうなくらい反り返りながら見上げて「葉っぱ!」とつぶやいていました。季節の変化に敏感に気付き、素直に表現するかわいい一瞬でした。
ミニ運動会を土曜日に控え、今日は青、赤両コース共に練習しました。子どもたちが楽しくわかりやすく自分たちで考えて動けるよう教師たちは色々してみるのですが、どうにもうまくいきません。おひっこしゲームでは子どもたちが自分たちで考えていろんな教師の元に走って移動してほしいというねらいがあるのですが、なかなか個人で行けず、クラスごとに固まって動いてしまっていました。遊びの中でたくさんの先生とかかわって遊んだり、かけっこの練習の中でスキンシップを取ったりしながら、今日は教師が目立つようにと、三角帽子とカラー手袋と、ポンポンをしのばせておき、途中で「変身!!」と言って身に着けました。が・・・子どもたちは、ぽかん。あっという間の変身に子どもたちはついていけず余計にややこしくしてしまったのです。見かねた副園長が子どもたちにどういう風に動くか、どこに行けばいいのかわかりやすく説明してくれました。そして、どの先生のところにも行かず、迷子になっている子はピーポーピーポー!とパトカーがつかまえに行くぞー!とにっこり笑って声をかけてくれました。すると、今まで迷子だらけだったおひっこしゲームも今日はすっと収まりました。
エビカニクスやイカのおすしの踊りでも、今日は教師がお客さん役になりました。子どもたちだけで踊る姿を見守っていると、中にぽつぽつと元気のない子がいました。副園長が「元気のないクラスのお客さんは眠たくなっちゃうよ!」とまたまたにっこり笑って一言。寝たふりをした教師たちを見てあわてた子どもたち。寝たふりをしながらちらっと目をあけると、子どもたちが一生懸命歌いながらおどる姿があり、たちまち私たちも笑顔になりました。副園長は教師たちに「今から何をするかという目的、そのためにどうすればいいか、どうやって動くか」必ず伝えることを教えてくれました。いつも魔法の言葉というほど子どもが動けるようになる副園長の声のかけ方ですが、教師も教わったことを日々保育にいかしていきたいです。
お腹がすいた子どもたちを待っていたのは「あんかけ焼きそば、パン、りんご、牛乳・豆乳」です。あんかけ焼きそばは「ちゅるちゅるだー!」「ゼリーみたい!」と大好評でした。具がたくさんで色もとてもきれいでした。中のさやえんどうは駐車場で今朝とれたものです。そのことを伝えると「この豆おいしい!」「さくさくしてるね。」とそれぞれ素材の味を味わいながら食べていました。楽しくお腹いっぱいおいしく頂ける給食を作ってくださる副園長や調理師さんたちに感謝の気持ちを日々伝えられるようにしたいです。
2015年4月15日 水曜日
昨日からリレーを楽しんでいる年長児ですが、今日は園庭の真ん中に年少さん用の小さなトラックができました。年長のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが楽しそうに走るのを見て年少さんも小さな手でリングバトンを受け渡しながら一生懸命何周も走っていました。ぶかぶかの制服でよちよち走る姿があまりにもかわいくて見ていた教師たちは思わずにっこり笑顔になりました。
戸外で遊んでいると、ぽつ・・・ぽつ・・・と雨が降り出しました。やがてどしゃ降りの雨になり、子どもたちは屋根のあるところに移動して雨宿りすることにしました。ひよこ前のテラス、砂場横のカーポート、図書館下の3か所にわかれた子どもたちは、次第に「おーい!」と手をふり、呼びかけ始めました。テラスから「やっほー!」と呼びかけると、カーポートや図書館下から「やっほー!」の返事が返ってきました。おもしろいポーズをすると、遠くでも同じポーズをしてくれて離れていてもきゃっきゃ!と雨宿りを楽しんでいました。しかし…なかなか雨がやみません。そこで傘を持って向こうにいる友達をテラス前にいる子どもたちが迎えに行くことにしました。「今からお迎えに行くよー!」「待ってるよ!来てねー!」のやりとりを楽しみながら、年長さんが傘を一人ずつさしてカーポートに向かいました。待っている年長児たちは「先に行って。」と年少さんから帰らせてあげようと、自分より前に立たせていました。傘をさした年長さんが友達の手を一人一人つないで園舎の方に戻ってきました。「次は誰かな?」「自分の番はいつ来るかな?」と待つ間もわくわく楽しい時間を過ごしていました。
仲良し会を楽しみにしていた子どもたちはお部屋に帰っても「いつやむかな?」とそわそわしていました。雨がやみ、太陽が出てくると、「外に行けるね!」と大喜びでした。仲良し会が始まる頃にはすっかり青空が広がり、雨雲を吹き飛ばすほどのみつばっ子のパワーを感じました。
アブラハムの子の踊りでは年長さんのお手本を見ながら年少さんも右手、左手…と一生懸命踊る姿が見られました、が!!お手本になる年長さんは大変です!向き合って踊るため左右を反対にしなければなりません。頭の上に?が浮かんでいた子どもたちもいましたが、その表情もかわいく、先月まで年中だった子どもたちが年長になり、お手本として踊る姿を見て頼もしく感じました。おひっこしゲームでも担任を追いかけて嬉しそうに園庭を走っていました。あくしゅでこんにちはやエビカニクス、いかのおすし、さんぽ等全体を通して年少さんと年長、年中が向き合い、年少さんに「こうするんだよ。」と見せてあげながら進めていきました。子どもたちが向き合うからこそ、楽しく、前に教師が立ってもきっとつまらないものになっていたと思います。副園長が進行してくれる中で、次はどう動くか、どこに移動するか的確に放送で指示してくれ、進級児は進級児としての意識をもって動くことで年少さんたちは楽しく活動することができたのだと思います。
明日からも教師がその場の判断を大切に、声をかけ子どもたちと楽しく生活していけるようにしたいです。
2013年4月25日 木曜日
ふと見上げると青い空にスーとひこうき雲がありました。通園バスの中でそのひこうき雲を見つけた、くま組のK君は、「先生、すごく長いひこうき雲になっているよ」と話していました。それを聞いたさくら組のAちゃんは、「すごいね、気持ちいいね」と嬉しそうに言いました。このひこうき雲は、勿論、幼稚園でも空を見上げた年中児が気付いて嬉しそうに「あそこからーこっちまでー」とみんなに説明していました。その青空の下で登園してきた子ども達が鬼ごっこをしたり、砂場で山作りをしたりして楽しんでいました。ふと足元をみるとほとんどの子ども達が裸足になっていました。
図書館の下でも泥団子作りがとても盛んでいろいろなクラスの子ども達が入れかわり立ちかわり楽しんでいました。らいおん組のMちゃんは、慣れた手つきで泥を丸め、近くでしていた、年少さんや年中さんんに「こうやって丸めるんよ。そして、優しくさら砂をかけるんよ」と教えていました。なかなかうまく丸められない年少さんには、少し丸めてあげて続きをさせるなどとても上手に教えていました。年少さん達は、泥団子が丸くなってくると「やったー」と言ってとても喜んでいました。苦心してやっと作った泥団子を大切に宝物のようにして持って帰る子、「明日も続きをする」と言って大事にカップに入れる子等、様々な姿がみられました。子ども達が明日も期待をもって登園してくるのを楽しみにしています。
一方、ぱんだ組でも、こいのぼり作りが盛んで1階のテラスのコーナーで作ったり、2階のテラスで気持ちよさそうに泳いでいるこいのぼりを見ながら作ったりしていました。新聞紙や広告、包装紙やナイロン袋など、様々な素材を利用して作ったこいのぼりは、一人ひとりの工夫がいっぱいです。そんなこいのぼりが明日も青空の下で楽しそうに泳ぐことでしょう。
2013年3月18日 月曜日
雨が降る中、先週の金曜日に卒園した子ども達は、今日も元気よく幼稚園で楽しく過ごしていました。年中児、年少児、ひよこ組の子ども達は、みんなで大掃除をしました。りす組のAちゃんは、「階段も使ったから、きれいに拭こう」と言って、友達を誘って靴箱に続くブルー階段を雑巾できれいに拭いていました。うさぎ組のR君は、「お道具箱もきれいに整理しよう」と言ってパステル、マーカー、ハサミをきれいに整理していました。そして、ぱんだ組のY君は、「粘土板も沢山、使ったからきれいに洗おう」と言ってスポンジで汚れを落していました。又、Sちゃんは、マットをきれいに拭いてH君に「H君、私が拭いたら、きれいに乾かしてね」と言って役割分担をしていました。どのクラスも、みんなで協力しながら掃除をしたり、片付けをしたりして、自分達が使ってきた道具やお部屋をきれいにしました。明日は、プレ年少組、年少組、年中組は、クラス別お別れ会です。そのことをよく理解している、たんぽぽ組のKちゃんは、クラスのみんなに「みんなで歌うのも今日と明日で最後やね」と話していました。明日は、保護者の方と楽しい時間を過ごしたいと思います。
一方、自由登園日の卒園児は、卒園式の時にくぐったアーチの前で写真を撮りました。どの子もとびきりの笑顔で写真を撮りました。今日で卒園児の自由登園日は、終わりですが1年生になったら同窓会のご案内をします。楽しみにして下さいね。
2013年2月21日 木曜日
ブログでもご紹介したように昨日、年長組は、久万スキーランドに雪遊びに行きました。その際に幼稚園で留守番していた年中さんや年少さん、ひよこ組さんの為に雪のおみやげを持って帰ってくれました。その雪のおみやげは、溶けないように発砲スチロールに入っていました。今朝、子ども達に遊ばせようとその発砲スチロールのまま出していると副園長がみんなが楽しく遊べるようにブルーシートの上に雪を全部出して崩して広げ始めました。すると、どうでしょう。その雪を見つけた、うさぎ組のEちゃんは、興味津々で走ってきました。早速、雪を触ってみると「冷たい」と言ってとても嬉しそうでした。副園長は、「いいでしょう。年長さんが年中さん達のために雪をおみやげに持って帰ってくれたのよ」と話して雪を手に取って丸めて見せました。そして、副園長は、その場を離れると砂場でスコップや入れ物を調達してもどって来ました。副園長の機転のきく行動や環境構成の工夫を見て、また教師たちは、いつも副園長が言っている環境について考えさせられ、マンネリ化を指摘された思いになりました。
おみやげを持って帰ってくれた年長さんに見守られながら、年中児、年少児、ひよこ組さん達は、「冷たい、冷たい」と言いながらも笑顔いっぱいでバケツに雪を入れてひっくり返したり、雪団子を沢山作ったりしていました。いつの間にかブルーシートの周りには、沢山の子ども達が集まり、思い思いの雪だるまを作っていました。そして、小さな雪だるまがたくさん並んでいることに気付いたぱんだ組のH君は、「雪のお城みたいやね」と言ったり、うさぎ組のAちゃんは、「雪だるまの仲間ができたね〉と喜んだり、ひよこ組のR君は、「雪やこんこがいっぱい」と言って、とても嬉しそうでした。又、すみれ組のSちゃんは、雪のおみやげを持って帰ってくれたぞう組の女の子達に「こんな雪だるまが出来たよ、雪を持って帰ってくれてありがとう」と雪だるまを両手で持って見せながらお礼を言う姿もありました。本当に環境の構成の仕方でこんなにも遊びが発展するなんて、雪遊び後の一日の大切さを実感しました。今日のこの経験は、年中児達にとって来年の雪遊びへの期待に結びつくことでしょう。
一方、くじら組は、年中組にインフルエンザにかかっている子がいることから急遽することになった歩風里に施設訪問に行きました。突然のピンチヒッターでしたがそこは、さすが年長さん。今までの経験を活かして元気いっぱいに踊ったり、歌ったりして楽しく訪問することができました。即席に年少組に教えてもらった「ふながゆく」の踊りも大好評でした。
2013年1月29日 火曜日
今日は、ぱんだ組の子ども達は、何日も前から楽しみにしていた、施設訪問の日です。登園するなりAちゃんは「先生、今日、ケアフル竹原に行くんよね、何かドキドキするんよ」と言ってきました。又、Y君は、「早くケアフル竹原に行っておじいちゃんやおばあちゃんに会いたいな」と言っていました。出発する前に張り切っている子ども達は、うさぎ組さんにおじいちゃんやおばあちゃんの役をしてもらって練習しました。うさぎ組さんから「頑張ってね」と励ましの声を掛けてもらって「頑張ります」と元気いっぱいに答えていました。さあ、いよいよケアフル竹原に向かって出発です。バスの中では、Nちゃんが「古森先生におじいちゃん、おばあちゃんは嬉しくなったらハートがいっぱいになって嬉しい涙が出るって言ってたから頑張ろう」とみんなに呼びかけました。そして、ケアフル竹原に到着するとおじいちゃんやおばあちゃん、そして、スタッフの方から拍手で迎えられた子ども達は、とても嬉しそうでした。はじめの挨拶を言った後、三葉幼稚園の歌を手話でしました。次は、アブラハムの子です。アブラハムの子を踊る前に「今からアブラハムの子を踊ります。おじいちゃんやおばあちゃんも手をピーンと伸ばして一緒に踊りましょう」と子ども達が声を掛けるとおじいちゃんやおばあちゃんも一斉に手をしっかり伸ばして下さいました。そして、フォークダンスをしたり触れ合い遊びをしたり、歌ったり大好きなお祭り忍者を踊ったり、最後までしっかり踊ったり歌ったり、おじいちゃんおばあちゃんに楽しんで頂きました。最後に、終わりの挨拶を言うと車椅子のおばあちゃんから「嬉しい、嬉しい、涙がいっぱい出る。これは、嬉し涙なんよ」と言ってもらい子ども達もその気持ちが理解でき本当に嬉しそうで一人ひとりがとても満足そうでした。帰りのバスでsちゃんが「古森先生が言った通り、おばあちゃん達は、ハートがいっぱいになったら嬉し涙が出たね。大成功やったね」と友達と話していました。この施設訪問は、本当に心を育てる、大切な活動だと思います。施設訪問に向けて副園長に教えてもらったことや練習する過程から当日の心に響く「体験につながっていくのだと実感しました。温かい気持ち、優しい気持ちそして、相手を思いやる気持ちをこれからも大切にしたいと思います。
一方、りす組は、歩風里を訪問しました。歩風里の方に大歓迎された子ども達は、期待されていること、愛おしく思われていることなどいっぱい感じることができました。年中で経験した施設訪問は、年長に進級して次の施設訪問への期待感につながると思います。交流したあと、お年寄りの皆さんの幼な子に対する温かいまなざしにありがたく感謝の気持ちでいっぱいになります。幼稚園のなかや家庭で味わえない社会で見守られ、育てて頂いている子ども達です。
☆本日のこあら保育の様子です。☆
お弁当も喜んで食べていました。
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