2025年7月8日 火曜日
5月、梅雨に入る前に各クラスで2本ずつ植えたミニトマト、それも「3時のおやつ」という3時のおやつにして食べることができるという甘いトマトを植えました。毎日水をあげてお世話をしていくうちに、「あれ?」「あれ、れ、れ、れ?」「ミニトマトじゃないよ」「大きいトマトが出来ているよ」と一本普通のトマトができていることに、子ども達が気づき、いつ赤くなって食べることが出来るのか、とても楽しみに生長を見てきました。
今朝、梅雨も明け、暑い日が続く中、いつものように水をあげようとすると「あっ!」「大変だぁ~!トマトがからすに食べられてる」と1番大きくオレンジに色づいてきたトマトがかじられたような穴があるのに気付いた子ども達が園長先生を呼びに行ったり、他の先生に知らせに行ったりしていました。そこでこれ以上食べられてはいけないということで、子ども達と教師が話し合ってネットをかけました。すくすく大きくなり、赤くなりますようにみんなで今まで以上にお世話をしていこうと約束しました。
折れてけがをしたひまわり組のトマトは、三回目収穫が出来ました。子ども達もとるのが上手になり、優しくとっていました。そのトマトを降園前、切って分けっこをしました。1つのトマトを半分に切ると2個になること、2個になったトマトをもう1回半分に切っていくと4個になること、4個になったトマトをもう1回半分に切ると8個になること、8個以上になると難しい子どももいて7個とかいう姿もありましたが、一緒に数えると8個あることに気付いていました。3時のおやつのトマトを食べると「先生 甘いね」「おいしい!」と食べていました。野菜でトマトが苦手なKちゃんも友達の「甘い」という声を聞いて、少しずつ口にして全部食べることが出来ました。苦手な子には、苦手になった記憶があって、先にその思いの方が出てしまうのだと思うのですが、友達の影響力は本当に凄いなぁと思いました。それらの思いよりもはるかに強い!!みんなで分け合って食べるということの素晴らしさを感じた一日でした。
さていつも子ども達にどんぐり等をくださる常福寺さんから廃材をいただきました。ありがとうございます。廃材が届いたことをすぐに園長先生が放送してくださり、各学年、各クラスの子ども達が教師と取りに行きました。欲張りなひまわり組さんは、5人も来て(うち2人は内緒で来たようですが・・・)、一番大きな箱の廃材と小さな箱2つもいただいて帰りました。廃材遊びが大好きな子ども達、何ができるかとても楽しみです。常福寺さん、いつもありがとうございます。
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