幼稚園の日記(ブログ)

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2008年10月28日 火曜日

 1ヶ月前にDVD視聴で「やおやさん」を見たことをきっかけにぱんだ組であめやさんが始まりました。昨年年少時の経験もありすぐに呼び込みに行ったり、売り買いを楽しんだりする姿がみられました。小さなあめやさんがだんだん広がっておかしやさんになりラムネやチョコレートなどたくさんの種類のお菓子ができました。女児数名だけのごっこあそびがどんどん広がっていき男児の間では、おそばやさんやジュースやさんが始まりました。そして、Rくんの「DVDも見れるけん映画館にしよう」という一声からクラス全体でのごっこあそびが始まりました。その中でレジをする人、チケットを売る人、映画館の案内人、ジュースやさん、おかしやさん、ポップコーンやさんに分かれて必要なものを考えながら作っていく姿が見られました。 「レジにはカード通すところもあるよね」「ピッってするところもあったよね」「お金おくところもいるよね」とお買い物に行った時にしっかり見てきたレジもできました。次々にアイディアがひらめいていきました。映画館では、積木をせかせか運んできて、自分たちが、座りながら「ここやったら見えるよね」「ここに座ったら目が悪くなるやんか!!」と言い合いながら座る場所を考えていきました。映画館は暗いけん、暗くしようや!!という案にごみ袋を使って、暗くしたり、ダンボールで囲い、飾りもつけました。毎日次々と準備は進められていきます。映画館の名前も決めようということになり「わくわくぱんだがいい」「ドキドキさん」などいろいろ案が出ましたが、みんなで話し合った結果「えみふるぱんだ」に決定しました。「エミフル」には何でもあるから…という理由からでした。早速看板づくりも始まりました。

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年少さんやひよこさんが、今日は遊びにきてくれ、えみふるぱんだは、たくさんのお客さんでとてもにぎわっていました。その中で問題点も次々でてきました。なかなか売れないおかしやさんをどうするか、映画館の中でのルールも決まりました。明日からも子どもたちのアイディアがたくさんでてくるでしょう。又どのようになっていくかが楽しみです。

 そしてぞう組では今日から「レストランエレファント」がいよいよオープンしました。昨日まで、開店する為に必要なものを作って揃えてきましたが、いざオープンしてみると一度に沢山のお客さんが来てくれて、自分が考えていた以上に品物を作ることが大変なことに気付いたようです。レジ係が4人もいたのにボーッと立っている暇もなく、品物作りにまわったり、お客さんを誘導して注文を受ける係りに進んでなったりしていました。その中で、Kちゃんがちょっぴり疲れた様子のI君に「ひつじ組のお風呂でも入ってこんけん」と声をかけるとA君が「わかった、I君、一緒にお風呂入りに行こう」と言ってお金を作り、ひつじ組へ行きました。約10分後二人は、笑顔で帰ってきて「あったかくて、いいお風呂やった」と報告してくれました。又、K君は「こんなに料理を作るのが大変だとは思わんかった。すっごく忙しかったね」と一日を振り替える姿も見られました。明日は、料理の内容ごとに仕分けをしたり、作る人を増やしたりしていくという相談がまとまりました。みんなで考え、いかにお客さんを喜ばせていくかがこれからの課題です。

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コメント ( 「えみふるぱんだとレストランエレファントの紹介」                               ぱんだ組小倉彩子ぞう組原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2008年10月17日 金曜日

 昨日の朝幼稚園の駐車場にある畑の草引きをしていたところ、ブロッコリーの若葉に、あおむしがたくさんついているのを発見しました。早速、子どもたちに見えるように、飼育ケースに葉っぱを入れて、育てることにしました。登園してきた子どもたちが、それに気がついて、集まってきて、「これ何になるんやろね・・・」「大きくなったらちょうちょになるんよね」などと、口々に話す姿が見られました。そして、今日年少児たちが、えさをあげに行くと言ったまま戻ってこないので、行ってみると、子どもたちが、じっとケースの中を覗き込んでいました。教師も覗いてみると、さなぎになりかけていて、目や足が少し分かるだけになっていました。1日でこんなに変化する成長ぶりに驚きましたが、これから、育っていく様子を見ることがとても楽しみです。

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 今日も昨日に引き続き、木工コーナーやお絵かきコーナーは、たくさんの子どもたちで、賑わっていました。木工コーナーでは1つのテーブルが、おうちづくりで盛んでした。2階建てのおうちや、庭を作ったり、階段も作ったりと、日に日に手を加え、まるでそこの場所が、1つの街のように見えました。まだまだこの遊びは、続くようですのでとても楽しみです。その他にもさつま芋掘りの時に、とってきた数珠玉で、ネックレスを作ったり、うでわやゆびわ作りをしたり、又、どんぐりに穴をあけて、こまを作ってまわして遊んだりする姿が見られています。

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  さて今日は手づくり給食でした。今日のメニューは、さつま芋と黒豆のごはん・さつま芋のおみそ汁・豆腐ステーキ・切り干し大根・さつま芋唐揚げの黒蜜かけ・柿でした。子どもたちに、自分たちが掘ったお芋が入っていることを伝えると、「このお芋甘い」「あっここにもお芋が入っとる」「でも俺は、やっぱりみそ汁が一番やな」などと、子どもたちの会話も、いつも以上に、弾んでいました。又、食べた後の食器洗いも、子どもたちの楽しみの1つになりました。友達の分も、洗ってあげる姿まで見られるようになりました。野菜嫌いの年長児のK君も、友達に「昨日とったお芋を古森先生が工夫して作ってくれたんやけん」と言われて、全部残さず食べたり、S君は、切り干し大根を食べたことがなかったようでしたが、「栄養がたくさんあっておいしいんよ!」と友達に言われて、1口食べると、「おいしい」と言って、全部食べていました。昨日のさつま芋掘りで、持って帰ったさつま芋も「お母さんと一緒にお芋つぶして食べたんよ」「お芋の皮は、天ぷらにしたんよ」と、料理して食べたことを口々に話してくれました。

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コメント (「あおむしがさなぎになったよ」    ぱんだ組  小倉彩子 はコメントを受け付けていません)

2008年9月26日 金曜日

 最近のぱんだぐみの子どもたちの大好きな遊び場は砂場です。今日も登園してくると、友達と誘い合って、砂場へ一目さんに駆けていきました。明け方までたくさんの雨が降っていたこともあり、水の中へ足を入れると「わあー氷の世界みたいやね」「冷たくて気持ちいいー!!」と言ってキャーキャーひとしきりさわいだ後、「今日は山と川を作ろうや!!」と言って遊んでいました。運動会の踊りのグループ作りゲームのなかで、グループに入れないで立っている友達に「おいでおいで」と言って入れてあげていたYくんは砂場でも、じっと立って見ている友達に「おいで」「こっちにおいで」と言ってスコップを渡してあげる姿がみられました。他の子たちの中でも「仲良くしてあげんといかんよね」「ケンカしたらいかんよね」などという会話があちこちで聞かれるようになりました。運動会の練習は子ども達からみるとゲームや遊びの部分も沢山あります。そんななかで友達関係も広がり、仲間意識も芽ばえてきているようです。

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 又、今日は、子どもたちの楽しみの手作り給食でした。今日のメニューは豚丼、サラダ、りんご、スープでした。子どもたちは「おいしいね」と言いながら残さず食べ、コップに入ったスープも「こうやってしたら具がまざるよ」と言って底に沈んでいた具をくるくる箸でかき混ぜて「にんじんとお芋が入っとるね」などと言って食べていました。そこで「ごはんは残さないで、きれいに食べましょう」という古森先生の放送を聞いた子どもたちは、「お皿がきれいになるように食べんといかんのよね」と口々に言いながら全部食べると、ピッカピカになったお皿を見せにきてくれました。

 又、今日は、午後から年長児対象の愛媛県出身のオペラ歌手二宮のり子さんの「親子ふれあいコンサート」がありました。オペラ歌手の二宮のり子さんがスパンコールがいっぱいのキラキラドレスを着て登場されると「うわぁ、かわいい!」「きれい」という声があちらこちらからあがりました。出身が宇和町ということで親しみのある伊予弁で子どもたちに語りかけて下さり、和やかな雰囲気で始まりました。(ちなみに古森先生と同郷で話が弾んだようでした。)イタリアの「オーソレミオ」をとても美しい声でうたって頂いた後からは、子どもたちも一緒に「犬のおまわりさん」や「ぞうさん」などを歌って楽しみました。その合間に、たくさん子どもたちに語りかけをして下さいました。先生が「わたしはお姫さまになりたかった」と言われると、すかさず子どもたちは「もぅお姫さまになってるじゃない」「お姫さまだよ」と口々に言いました。子どもたちから見れば、あのキラキラのドレスはお姫さまなのです。「つらいことがあったら、窓をあけて、お星様を三っつ数えよう! 一つ目は今日は悲しかったね! 二つ目はでも頑張ろう! 三っつ目は明日はもっと頑張ろう!! ファイト!」この言葉も何となく子どもたちの心に残ったようでした。私たち教師もとっても楽しく、勇気をいただきました。参加された保護者の皆さんにも「自分より大きい人になるに違いない。この子達の集中力と笑顔を信じましょう」と静かに語りかけられて、みんなが優しい気持ちになりました。

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   ★豚丼のレシピ★

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 材料    豚肉(モモ切り落し)、たまねぎ、にんにく(少々)、豆腐(又は卵)、春菊(緑の色付け、みつばなど)、三温糖、みりん、塩、しょう油、春雨

・豚肉は一口大に切ってみりんとしょう油で下味をつけておく

・たまねぎはくし切り、にんにくは薄切

・豆腐は手でくずす

・春菊は2cm程度のザク切

1.にんにくを油で炒めて豚肉を入れてさらに炒める。

2.次にたまねぎを入れて炒め、しんなりしたら三温糖とみりん、塩、しょう油で濃い目に味をつける。

3.手でくずして水を切った豆腐を入れて煮る。

4.豆腐を入れて味が薄くなっているので春雨を入れてやわらかくなったら、もう一度味を整える。最後に春菊を散らす。

※(ごはんにかけるので味は濃い目でよい)

5.ごはんにおつゆごとかける。(卵を使う場合は3の段階で流し込む。手作り給食メニューは全ての園児が食べられるよう卵、牛乳、鶏肉その他アレルギー材料を除外しております。)

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2008年9月1日 月曜日

 「先生おはよう」と元気いっぱい登園してきた子どもたちと1学期に植えたトマト「りりこ」を見に行きました。「先生、このトマト枯れとるね」「このトマトもう食べれるね」といろいろな声が聞かれました。ぱんだぐみのトマトはまだ小さい実がなっているのもあり、青々としていました。もうすぐ赤くなりそうなトマトもあり、まだまだ実りそうで楽しみになりました。

 始園式ではおさる幼稚園のお友達が駆けつけてきてくれ、夏休みに泳ぎが上手くなったことや、虫とり名人になったこと、花火を見たこと、甘いものを食べすぎて太ってしまったことなど、いろいろ話してくれました。

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 ひよこ組さんを迎えて、ますますみんなお兄さんお姉さんの顔になっていました。アイアイの歌をとても元気よく唄えていました。話しをする古森先生の顔はにこにこ笑顔でみんなもにこにこ笑顔になりました。「小さいお友達と仲良くしてあげようね」と話していただき、ひよこさんもお母さんもにこにこになりました。みんなにこにこで温かい始園式になりました。

 ところで、今日は朝から古森先生が子ども達のためにいり玄米を作って下さっていました。登園してきた年少児のKくんは「いい匂いがしよる、いい匂いがしよる」と言って調理室をのぞきこみ、古森先生がいり玄米を作って下さってる姿を見つけるとうれしそうに部屋へもどっていきました。始園式が終わってから、「おいしいね、おいしいね」と言いながら久しぶりのいり玄米を食べていると、Mちゃんは「先生これ、お母さんに持って帰るけん袋ちょうだい」と言って手のひらに半分のこしたいり玄米を袋に入れて、大切そうにかばんに入れました。いり玄米を食べた子ども達は「ありがとう」の次に「あしたから玄米パワーでがんばるけん」という約束もつけ足していました。早速明日は手造り給食です。楽しく、おいしく食べて笑顔、元気、やる気の三葉っ子パワーもますます高まることでしょう。

ひよこぐみ登園  ひよこ 水木良美

今日は、ひよこぐみに入園する予定の19人が登園してきました。運動会で踊る「にんげんっていいな」をしました。初めて踊る子がほとんどなのに、お母さんと一緒ということで、どの子もニコニコ笑顔でとても嬉しそうに踊っていました。運動会をとても楽しみにしている様子でした。部屋へ戻ってから、おしゃべりをしていた子どもたちも「いり玄米」を見ると、とても静かにイスに座って待つことができていて、お母さんと「おいしいね。」と話しながら食べている姿がありました。明日からの幼稚園生活をとても楽しみにしながら帰っていきました。

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2008年7月4日 金曜日

 ぱんだ組のTくんは、「おはよう」と元気いっぱい登園してくると、すぐにクラスで植えているトマトのところに行きました。そして、「先生トマトが大きくなっとるよ!」「ぱんだのは2つ合わせて5個になっとったよ」と嬉しそうに駆けてきました。Jくんは、「水やりと草抜きしといたけんね」「もうすぐ食べれるんかなあ・・・」と楽しみにしている様子でした。一方ちゅうりっぷ組のトマトが大変なことになっていたのです。子ども達が「大変!!ちゅうりっぷ組のトマトが3つ落ちとるよ」と大騒ぎをしていました。ちゅうりっぷ組の子たちも「もうすぐ食べれるのに誰がしたんやろね・・・」ととても残念そうでした。今までみんなで野菜やお花を植えたり収穫したりするたびに実るまで大切に扱ったり見守ったりすることを指導してきたのに昨日子ども達が帰った後に一体何が起こったのでしょうか?とても残念です。

 また今日は昼食後に短冊を書きました。「もうお願い事考えとるけん」と言いながら思い思いに絵を描いていました。「♪ささのは さらさら」とたなばたの歌を口ずさみながら「お星さまも描こう」と言って描く子もいれば、文字が書ける子は願いごとを文字で書いていました。思いが届きますようにとお願いをしながら七夕の日に飾ることでしょう。

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 今日は子ども達の大好きな手づくり給食でした。今日のメニューは、胚芽米の麦ごはん・玉ねぎとちくわとかぼちゃのお味噌汁・〔かぼちゃは、たんぽぽ組の友達のお父さんから頂きました〕筑前煮・納豆・きゅうり・みたらし団子でした。おかわりを何度もしたり、りすぐみのRくんは、食べ終わったお皿を「先生見て見てぴっかぴっかやろ!」とスキップしながら見せにきてくれました。特にぱんだ組では、みたらし団子が大人気でした。お皿についているたれも綺麗に食べていました。みんなが「おなかいっぱい」と言っておなかをぽんぽんとたたいて見せてくれました。

      ★レシピ★     ◆みたらし団子◆

  だんご粉1袋〔250g〕に黒砂糖を適当に入れて水で耳たぶの柔らかさになるまで捏ねる。

  鍋にお湯を沸かし沸騰したら丸めただんご粉を茹でる。〔浮きあがったらすぐ網ですくって冷水で冷やす〕

  冷やしたらあげて風をあてて、てかりを出す。

  たれは黒砂糖にみりんとしょうゆを入れて、好みの味付けにして温め、かたくり粉かくず粉でとろみをつける。

  だんごにたれをかける。

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2008年5月15日 木曜日

 今日も天気が良く、ほとんどの子どもたちが、戸外で遊んでいました。たたき染めのコーナーでは、今までは、白い布を四角い形に切ったものをそのまま出していましたが、花の形に切って出してみると、子どもたちが、「私はハートの形がいい!」「星の形がいい!」「花の模様がいいなぁ」と言いながら好きな形に切って利用する姿が見られました。毎日作っているAちゃんは、初めてつくるBちゃんに「Bちゃん、どんな形にする?」と言って一つひとつ隣で見本を見せながら、作る姿が見られました。Yちゃんは、自分の分と弟の分と2枚作りました。

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 又、浸し染めのコーナーでは、赤・青・黄の3原色を出してその色を使っていくつの色ができるかな?と子どもたちにも問い掛けながら、試してみました。Kくんは赤・青・黄色の絵の具を四角に折ったキッチンペーパーにたっぷりひたしたので、開いてみると、全部の色が混じり合っていて「わあ、ここは紫色やでここは黄緑でここはオレンジになっとる」と言って上から順に変化した色を楽しんでいました。そしてもう一度すると言って次は少しずつ、3色の絵の具をつけてみることにしました。そうっとそうっと、3色の絵の具を一つひとつていねいにつけていくと、今度はさっきのにごった色と違ってとても鮮やかな色になりました。「さっきと違う色になっとるー!!」とKくんは絵の具のつけぐあいでもこんなに色の具合が違うということに気づいたのでした。そうしているうちに、机の上に落ちた絵の具と絵の具がいつの間にか混ざり合って机の上でも色の変化が見られたのです。「わあー!!黄緑になった」それに気付いた子どもたちは誰からともなく歓声をあげました。Sちゃんは、顔の形を作りたかったようで、ひとさし指で、点・点・点と絵の具をつけて、目と口を描きました。その中でも色の変化に気づいたようでした。乾いた浸し染めの紙はテルテル坊主の洋服になったり、テントの旗になったりして風になびいてゆらゆらゆれて親子運動会の雰囲気を盛りあげてくれています。今日も戸外でたくさん遊んで、新しい発見をしたり、いろいろなことに気づいたりした子どもたち、そして、教師も、子どもたちと同じように、たくさんの発見と感動がありました。

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2008年4月10日 木曜日

 年中、年長組にも今日から新入園児が登園してきました。昨日立派に入園式を終え、もっと遊びたいと帰ることを渋っていたTちゃんも笑顔で登園してきました。どの子もすぐにクラスの中になじみ、好きな遊びを楽しんでいました。

 今日は、あいにくの雨でしたが、ぱんだ組のAちゃんは登園してくるとすぐに、友達が遊んでいる側に行って、ままごとを始めました。そして名札をお互い見合って「○○ちゃん?」「うん○○」と名前を紹介し合う姿も見られました。年少の時にたくさん遊んでいたこともあり、どのクラスの子どもたちも廃材遊びや、ままごとやお絵描きなどを自然に楽しんでいました。りすぐみでも、まんぱいだった廃材箱もあっというまになくなってしまって、補充しても補充してもすぐになくなってしまう程遊びこんでいました。

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 片付けが終わったあと、一人ひとり帽子に名前を書いていきました。名前を書く前に、お名前は?と尋ねると「○○ ○○です」と大きな声で名前を言うことができ、又、手紙を配っていくと、もらうたびに「ありがとう」ときちんとお礼を言うことができていました。クラスの新しい友達の名前をたくさん覚えた子どもたちは、明日は天気になってお外で遊べるかな?と楽しみにしていました。

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 また年少組では、一人登園初日の今日、どんな表情で来てくれるかなあ。と緊張しながらも楽しみに待っていました。あいにくの雨ではありましたが、教師達の不安をよそに子供達は、にこにことバスから降りてくる子が多く驚きました。朝おうちの人とさよならする時、涙がポロリと出たSちゃんも幼稚園に来ると「Sちゃんのくつ箱はここ」と言いながら自分のくつ箱も見つけてくつを片付けると、自分のお部屋へ迷う事なく入って行く姿が見られました。お部屋では、プレ年少の進級児が、小麦粉粘土で、「たこやきつくったよー」「おにぎり食べて、はいどうぞ!」と楽しそうに遊び始めると、新入園児達もそこに引き寄せられる様に遊んでいる中に入っておだんごを作ったり、アンパンマンの顔をつくったりする姿が見られました。

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 また年長児が遊びに来てくれて、積み木で橋を作ってその上を歩いたり、積み木を組み合わせて、おうちをつくったりしていました。途中お家を思い出してちょっぴり泣いていたAちゃんも泣くのを忘れ、いつの間にか中に混じって、遊び始めていました。またヤクルト容器を並べて、セロハンテープで貼り、長くつないでいったり、並べて列車をつくったりしているR君や、Yちゃんの姿も見られました。「初めての日」でしたが、ひとりひとり「楽しいこと」「おもしろいこと」を発見して、それをおみやげに、おうちに持って帰ってくれているといいなと思っています。

 明日もまたひとつ新しい「おみやげ」を見つけられるようにしていきたいなと思っています。

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