幼稚園の日記(ブログ)

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2023年10月19日 木曜日

雲一つない秋空の下で子ども達の笑顔と元気な声が響き渡った昨日の運動会。登園したHくんが「先生おはよう!!昨日お母さんが運動会頑張ったからご褒美でお寿司食べに行ってきたんよ」と嬉しそうに話をしていると、近くにいたKちゃんも「私はねお肉食べに行ってきた!」など子ども達が沢山話してくれました。

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仮園舎のテントやテラスの下では、年長児が画板やマットを使いお絵描きをしていました。年長さんが描いている絵は衣装なども細かく描いていました。きりん組のKくんは、友達が着ている体操服を見ながら描いていたり、Mちゃんが描いていたリレーの絵には自分や友達、さんさんらんどで見ていた保護者の他にも、周りにいた教師のいた場所までも覚えていて忠実に描いていることに驚かされました。子ども達の絵はそれぞれ忠実に再現されて、表現の仕方や感性の凄さに感心するばかりでした。

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そんな中園庭では年中児と年少児とでリレーをしたり、他学年の踊りを教え合ったりして楽しんでいました。本部席があったテントの下では、教師と一緒に新聞紙でポンポンや指揮棒などを嬉しそうに持っている年少児がいました。ちゅうりっぷ組のTちゃんは「先生お姉ちゃんがしていたポンポンが欲しいから作って」と言ってきたので、「いいよ~!」と引き受けたのですが、材料の新聞紙やセロハンテープを探したり、他の園児と話をしたりして遅くなってしまいました。すると、待ちわびたTちゃんが少し怒った表情で「ねえ先生いつになったら作るの?」と言いにきました。「ごめんね。今から作ろう」と作り始めると、その様子を見に来た他の園児に「今お姉ちゃんと一緒のポンポン作ってもらってるんよ。いいやろ~」と話していました。

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ちゅうりっぷ組のKくんは、作ってもらった旗に絵を描いてくると嬉しそうに振っていました。その様子を見た古森先生がマンツーマン指導で旗の振りや足の動かし方などを教えてくれていました。教えてもらっている子ども達の表情はいつも以上に真剣に話を聞き、その動きを真似ようとする姿は幼い年長児さんのように見えとても可愛らしく思いました。その後は園庭中央に準備された保育園の運動会用の人工芝では、廃材箱から作ってきた手作りの太鼓などの楽器や旗を持ちよった異年齢児が集まり、年長児さながらの鼓笛隊を楽しんでいました。運動会の余韻はまだまだ冷めそうにない子ども達です。

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昼食頃に園庭で何やら騒がしかったので覗いて見ると年中さん達がリレーをしていたので駆け寄った時には、すでにアンカーが走りだした時でした。走り終えた子ども達が「がんばれー!!」と応援している中に「早くゴールの線を越えないと!!」と教師が何度も言っているのが聞こえたので振り返ってみると、ゴールの線手前で立ち止まっている子どもがいました。その園児はゴールの線を越える前にゴールできたと思いクラスの友達がいる所に行ってしまっていたのでした。ゴール前に戻された園児は「ゴールしたのにどうして戻されたのだろう?」といった表情で見ていました。そうこうしている内に、後ろを走っていた園児が次々にゴールしていったのでした。走り終わった年中さんに古森先生がリレーには走る事だけでなく、ルールがある事を教えてくれました。今日たくさん教えてもらった年中さん達のリレー、次からまた一味違ったリレーが見られそうです。

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