2023年2月7日 火曜日
3週間前に駐車場の横の畑にまいた菜の花が、少しずつ芽を出し始めたので見に行くことにしました。直径1ミリ程の小さな小さな種から「本当に芽が出てくるんだろうか?」と不思議がっていた子ども達でしたが、土の割れ目からのぞく小さな芽をみつけて、「本当や!芽が出とる!」と喜んでいました。菜の花の中には、固い土を一生懸命押し上げて、地面にひびを入れながら出ようとしている芽があり、それをみつけたAちゃんは「菜の花って小さいのに力持ちなんやね!」と驚いていました。自分達の鉢に植えているチューリップの球根と同じように年長さんになる頃には、駐車場の畑が菜の花でいっぱいになることを楽しみにしていました。
駐車場の畑には大きく育ったビワの木やスナップエンドウ、玉ねぎなどの野菜も植えています。その野菜の周りに小さな雑草が生えているのに気付くと、「先生!草抜かんといかんよ!」「栄養がとられてしまうけん!」と草を抜き始めました。もうすぐ年長さんになる子ども達は、植物が育つ為には太陽のパワーや水、土の栄養が必要なことはもちろん、雑草を抜いて栄養が植物にまわるようにすることでより生長するということを理解しているのです。「秀野邸の畑に植えた玉ねぎも見に行かないといけないね。」と会話を弾ませながら発表会の後にじゃがいもを植えに行くことも楽しみにしている子ども達です。
年中は昨日、古森先生にオペレッタと踊りを見てもらって、どうすればもっとかっこよくなるのかをたくさん教えてもらいました。特にオペレッタの「ねずみの嫁入り」は、子ども達の動きを増やしてもらったことで、舞台を大きく使ったり、役が目立ったりすることができるようになりました。又、「おひさまー!」「くろくもさーん!」と登場してくる役を呼ぶようにアドバイスをしてくれたことで、子ども達に活気が出てきました。指を差す振り付けでは、「お日様はどこにいる?お空にいるよね?しっかり指を差してみてごらん。」と声を掛けてもらうと、段々と手や指が伸びて、目線までも変わっていきました。古森先生の言葉は、子ども達の意識や動きを変えることができる魔法のようで不思議です。
本番まで残り1週間ちょっとになりましたが、衣装を着たり他の学年の演技を見たりしながら、本番に向けて更に意識を高めて、楽しみながら練習していきたいと思います。
2023年2月6日 月曜日
今日はらいおん組の習字の日でした。実は生活発表会のプログラムは年長児が習字の1年の締めくくりとして筆で書いています。今日はそのプログラムを書く日になっていました。先週の金曜日に「次の習字は生活発表会で使うプログラムを書くからね」と聞いていた子ども達は「みんなのために頑張るぞ!」と張り切っていました。グループ毎に分かれて自分が何番を書くのか知ると「妹がするやつだ!」などと嬉しそうに話していました。真っ白な大きな紙が広げられるとみんな緊張感いっぱいで見ていました。最初に菅野先生がお手本をスルスル~と書いてくれるのを子どもたちは真剣な目で見ていました。菅野先生のお手本が書き終わると次は自分たちの番です。今までの習字でひらがな50音やわ習った子どもたちですが白い紙を前に緊張が走ります。自分の番になると筆をしっかり握って手本を見ながら一文字ずつ丁寧に書いていきました。プログラムにはひらがなだけでなくカタカナもありす。いつもの習字より少し難しいのですが、カタカナを書く担当になった子達はさらに丁寧に書いていきました。書き終えると満足そうに「上手に書けて良かったね!」と話していました。
習字のあとは生活発表会の練習です。今日は年長4クラスで合奏の練習をしました。ぞう、らいおん組が練習していると古森先生も来てくださいました。「指揮のお友達をしっかり見るんだよ」と言われた子ども達は指揮をしている友達の方をしっかりと見て演奏していました。古森先生に「みんながこっちを見ている!すごい!」と褒めてもらい、嬉しくなった子ども達。更に目を輝かせながら真剣に演奏していました。合奏の後は歌や手話も見てもらいました。DVD撮影の頃から気持ちを込めて歌うと言うことを子ども達は意識しているのか、今日の歌もすごく優しく歌っていました。古森先生から「ニコニコで優しく綺麗な声で歌おうね」と言ってもらい子ども達もさらに笑顔になり、手話も指先まで伸ばしていました。さらに、手話は誰のためにするのかな?と聞かれ「耳の聞こえない人のためにする!」と答えていました。「聞こえない人は手話だけでなくて口の動きも見るんだよ。だから口をはっきり分かるようにあけて歌うんだよ」と教えてもらいその後は口を大きくあけて歌っていました。練習が終わるとKくんが教師のそばにかけ寄り、こんなことを言いました。「元気があれば何でもできるだし、みんながいれば何でもできるだよね」と。今まで“元気があれば何でもできる”を合言葉に頑張ってきた子ども達。そんな子ども達からこんな素敵な言葉が聞けて心がとっても温かくなりました。
生活発表会まで残り数日…。今後も“元気があれば何でもできる”を合言葉に頑張りたいと思います。
2023年2月5日 日曜日
まだまだ寒い日が続いていますが、お味噌汁大作戦のおかげでひよこ組の子ども達は毎日元気いっぱいです。もも組の小さい子ども達も朝、泣かずに登園して「さあ今日は何をしようかな?」と目を輝かせています。
1月入園のA君は入園当初は友達の遊ぶ様子を観察していましたが、最近では興味のある物を見つけるとトコトコと行って遊び始めます。ある日、自分でロッカーの中にボールを転がすとその奥にある同じ色の物を見つけてのぞき込んでいました。「あれ、ボールじゃないな?」と不思議そうに見ている姿がとても可愛らしく、私達もしばらくその姿に見入っていました。また、普段は保育士専用の触ってはいけないスチールの戸棚は子どもにとっては未知の興味津々の場所です。ある日、一人二人とその前に立つとそっと扉を開けようとしていました。その中には、保育雑誌が入っており保育士が時々、戸を開けてそれを取り出す姿に気付いていて、更に興味が高まってきているようでした。ついにある日、BちゃんCちゃんはそっと扉を開けて中の雑誌に手を伸ばして、あれでもない・これでもないと物色していました。後から「あれ?」と保育教諭が声をかけると振り返ってニヤ!と笑いました。その姿を見ると「ダ~メ」と言いながらついつい許してしまいます。また、別の所ではD君がロッカーの引き出しを1つずつ引いて開けていました。これがまた見事に引き出しが落ちない程度に引いているのです。1つ引き出すと隣・その隣と移動していきながら引いていき出し終えると「よしよし」というような満足気な表情をしていました。その姿に思わず手を叩いて笑ってしましました。何でも遊びに変えていく子ども達を見ているとそれらの行動が全て知恵となり知識となり発達していくのだと感動するばかりです。友達がしていることをじっと見ながら面白そうだとトコトコやって来て同じように真似てやってみて学び、新たな知識となっています。



また、環境としてアンパンマンのついた柵を部屋の真ん中に出してみました。子ども達が集まって来てボールを両側から柵の向こうへ入れようとしていました。まだ、背丈が届かないD君は全身を伸ばして立ってなんとか反対側にボールを入れて転がすことができました。そして今度は反対側にまわってそのボールを取り、反対の方から同じようにボールを転がしていました。全身を使ってボール遊びをすることが楽しかったようでしばらくボールを追いかけて遊んでいました。

子ども達は私たちが思っている以上にアンテナを張り周りの様子を見ていて学んでいるのです。特に、1歳児の1日1日の成長の早さは驚かされます。私達もそんな子ども達の姿に気付き、日々楽しみながら幼児の成長を見守ったり援助したりしていきたいと思います。

2023年2月3日 金曜日
今日は待ちに待った節分の日。子ども達は今日までにそれぞれの鬼のお面や豆、金棒などを用意してこの日を待っていました。
昨日の出来事です。りす組の部屋には、1人のぞう組さん鬼が「ガォー!」とやってきました。その子のお面は、廃材に穴を開けて前が見えるようにしていて、鋭い歯が2本付いていました。年長さんになるとこんなにも本格的なお面が作れるのかと感心して年長組のテラスに見に行くと、色んな鬼が見て見て〜とやってきました。色んな工夫がされていてすぐにりす組のみんなに報告すると「いくー!」「見に行きたい!」とこっそり様子を見に行くことになりました。テラスに着くとぞう組さん鬼が一斉に「ガォー!」と言いながら近付いてきましたが、りす組は驚きよりも「すごい!」「どうやって作ったの?」と知りたい様子でした。
それでも近付いてくる鬼に投げる豆の用意をしてなかったので豆をまくフリをして鬼を退治したつもりで部屋に戻ると早速廃材を使ってお面作りがスタートしました。すぐにイメージができた子ども達は、さっと廃材を選んで作り始めました。年長児とのやりとりはほんの数分でしたが、それを参考に頭でイメージしてどんどん作っていく姿に成長を感じました。それぞれのお面がどれも個性的で楽しいものができていました。子ども達は大満足で明日はみんなを驚かせるぞー!とワクワクしながら降園していきました。
今朝、りす組からは「ぞう組にガォー!ってしにいかないかんね〜」と声が上がっていました。いよいよ節分行事の始まりです。発表会練習を終え、鬼のお面をつけて園庭へ。色んなお面を被った子ども達を前に園長先生は「鬼がいっぱいいて怖い〜」と逃げるフリをすると、「〇〇だよ!」「怖くないよ!」とお面を頭の後ろ向きにする子、お面を外して優しい顔をする子など園長先生の意図をしっかり理解して話を聞こうとする子ども達の姿があまりの可愛さに写真を撮らずにはいられませんでした、、♪
三葉幼稚園の鬼はみんなの身体の中に入ってくるコロナやインフルエンザのバイ菌とおこりんぼ、意地悪などの心の鬼です。園長先生は、節分の話を沢山して頂き、みんなの中には何鬼がいるのか聞かれると出てくる!出てくる!色んな鬼が!!「わるじえおに」「ケンカおに」「なきむしおに」「イタズラおに」「ごはんのこしおに」まだまだ出てきます、、。鬼に変身して悪い鬼を退治するぞー!と豆まきが始まりました。
今日は園庭で豆まきをする予定でしたが、園長先生は「みんながお外で退治したら部屋に逃げて行くんじゃない?」と声を掛けたのです。「じゃあ、お部屋でする?」と年長児。「そうしたらお外に逃げていくよ〜」と笑いながら話す園長先生。「じゃあ、分かれたらいいね!」と年長児が提案しました。「いいね〜!」と年長児が園庭、年中・年少・プレ年少は室内を回って豆まきをすることになりました。自分の中の悪い鬼を思い浮かべながら自分で使った豆を「おには〜そと!」「ふくは〜うち!」と部屋や友達に向かって投げて退治しました。
鬼退治の後は、キラキラお星様の形をした豆(こんぺい糖)を食べました。年の数プラス1(プラス1はみんながお母さんのお腹にいた時を入れます。)、「5歳だから6つだね!」とキラキラ輝くこんぺい糖を1つずつ数えながら食べていました。残った分は、お土産に。節分豆も持ち帰っています。どこかで5歳児が大豆を気管に詰まらせて亡くなる事故があったそうです。子ども達には大豆を食べるときは「1人で食べないこと」を約束しています。今日の楽しい話を聞きながら節分豆を親子で食べて頂けたらと思います。7種類の具(七福神)を入れて自分で巻いた恵方巻き。福の神が来る方向を向いて願い事を込めながら頂きました。
あまりに静かに食べる子ども達の願いは「みんなが優しくて楽しくて幸せであること」です。子ども達の願いが叶うように教師達も願っています。ちなみに大豆の代わりに年の数プラス1個食べたこんぺい糖には「キラキラで優しくて幸せいっぱい」の福がやってくるようにの願いがこもっています。(三葉幼稚園の願いです。)
2023年2月2日 木曜日
松山に住んで20年が経ちますが、椿さんが終わると暖かくなるという言葉に毎年「本当だ!」と驚かされる私ですが、今年は例年よりも早く椿さんになっていることから「今年はさすがにまだ暖かくならないだろう。」と思いきや日に日に暖かくなってきました。近年、すぐにネットニュースで気温や天候、洗濯日和かどうか、花粉情報まで調べられる時代ですが、昔のように自然と向き合い、自分の経験と知恵と昔からの言い伝えを信じながら生きていく生活も大切にしていきたいものです。今朝の空は、すじ雲が浮かんでいてそれも優しく感じ清々しい1日となりました。
やってみるといえば、今日ちゅうりっぷ組では明日の節分に向けて鬼のお面を作りました。昨日作っていたクラスを見ていた子ども達は、家から廃材を持ってくる子もいてやる気いっぱいです。「2本の角で強そうな鬼を作りたい。」「この廃材でかぶれるようにしたいんだ。」生まれて4年しか経っていない子ども達にも作りたい鬼のイメージがしっかりありました。スーパーに売っている、同じ形、同じ色の鬼だけではないのです。…しかし、ここからが大変な試練が待っています。年少児は、セロハンテープがうまく貼れなかったり、ハサミが思うように使えなかったり、何度も壊れては直して、思うようにいかなくてはやり直して、それでも作りたいと思っている子ども達の眼はキラキラです。そして、眼のキラキラから沢山の工夫や発見が生まれます。角を頭に付けたいから帽子になるカップを見つけて、かぶれる角にしてみたり、頭に合わせて廃材をつなぎ、かぶれるようにしたり、新聞を頭に合わせて見たり、4歳なりの知恵を最大限に使って工夫して作っていました。また、これは幼稚園ならではの魅力ですが、友達がやってみて、上手くいったのを見ると、真似たり教えてもらったり、刺激し合って作り、自分の工夫の引き出しが増えていっています。その積み重ねで、年中・年長になると、私たち教師も驚かされる工夫とアイディアいっぱいの鬼ができていました。「まだ作りたい!鬼のパンツもいる。」と話す子ども達。明日も続きをし、自分の中に住む鬼を退治します。
また、発表会に向けて昨日は年中さんに観てもらい、今日は園長先生に観てもらった子ども達は少しずつお客さんに見てもらうということを意識しています。そして、三葉幼稚園の生活発表会は普段の様子を発表する場です。園長は特に、流れの矛盾や、話の内容を子ども達に分かりやすく話してくれます。年少のオペレッタでは、オープニングのラッパは「始まりの合図で山の上の遠くまで聞こえるように上に向かって吹かなくっちゃ!」と言ってもらうと吹く子ども達みんな胸を張って空まで届くかのように力強い吹き方になりました。サラダを作るお皿をゆっくり準備していると「それじゃあ、みんなお腹が空いてて待ちきれないよ。」と言われると「早く食べた~い!」「急いで準備するから待っててね~!」と子ども達から台詞まで出てきて、急いで準備し始めていました。話の内容が分かり、イメージがわくと自然と動きが良くなる子ども達。教師達は、ごっこ遊びの延長のオペレッタはどんなになるのか、初めての大きな会場で沢山のお客さんを前にして発表する子ども達から目にする会場は??とドキドキ、ハラハラです。
2023年2月1日 水曜日
今日は、生活発表会の座席のくじびきの日です。各クラス・各学年のコースごとに分かれてくじを引きました。「生活発表会のときにおうちの人が座る場所を決めるからね。」と前もって話すと、たんぽぽさんたちも少しドキドキした表情になっていました。そして、お部屋で静かに順番を待ってくじを引いていきました。また、大きい組のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちと一緒にくじを引いた子どもたちも部屋に戻ってくると、「いい席だった!!」「お兄ちゃんが引いたんよ。」などと話をしていました。子どもたちが引いた座席は後日、案内状でお知らせします。
みそ汁を飲んで元気いっぱいになったたんぽぽさんは、ホールで生活発表会の練習をしました。オペレッタでは、古森先生から指導していただき、次に登場する動物を呼んでみることになりました。最初に古森先生に「かえるさーん!」「うさぎさーん!」などと呼んでもらい、「はーい!!」と返事をすることを楽しみました。そして何度か繰り返すと、今度は友達に呼んでもらう番です。「おおかみさーん!」「いのししさーん!」などと役名を呼んでもらうと、子どもたちも嬉しそうでした。また、歌を歌うときにはカスタネットを使いました。上手に音をだすことができて、古森先生にもたくさん褒められてたんぽぽさんたちもにこにこ笑っていました。生活発表会では、元気いっぱい・笑顔いっぱいで子どもたちの成長した姿を見てもらえるように明日からも練習をしていきたいです。
今日から2月が始まりました。生活発表会までもあっという間です。体調管理もしっかりとして、遊びも練習も楽しみながら頑張りたいと思います。
2023年1月31日 火曜日
今日も気温が低く冷たい朝となりました。「寒いな~」と思っているときりん組のK君が「ちょっとこっちにおいで!」と言うので誘われるままについていくとそこはジャングルジムの前でした。「ちょっと上まで登ってごらん!」と言うので上まで登ってみるとそこは朝陽が当たり、ぽかぽかととても暖かい場所だったのです。しばらくそこに座っていると背中にカイロをくっつけた様に温かくまさに「ひなたぼっこ」ができるのです。そのうち年長さんたちが次々とジャングルジムの上に上って来てほんのひととき「ひなたぼっこ」を楽しみました。自然に近い子どもたちは遊びの中で色々な事に気付き、発見します。改めて五感・感性が育っているんだなと感心しました。さて、今日は年長さんのDVD撮影の日です。制服に身を包んだ年長さんたちはとてもステキでカッコよくまた可愛らしいのです。制服を着ると気持ちまで楽しくなり、弾んでいるようにも見え、一方では「もう卒園」を意識している様にも思えます。そんな年長さんたちをジャングルジムの上から撮影してみました。
さて、今日はそんな年長さんたちの卒園DVD撮影の日です。子どもたちが並んでみると朝陽が早くから当たっていたため逆光になるという事で太陽が移動するまで先にドローンを飛ばして部屋の様子を撮ることになりました。急いで汚れた窓ガラスを拭いている教師たちを横目に「にやり♬」としながら試しに飛んできたドローンに手を振るJちゃん!アイコンタクトで話ができたようで何だか焦る反面、ほんわかした気持ちにもなるから不思議です。目があったとたん笑ってしまいました。「テラスをドローンが飛ぶから3回目はドローンに向かって手を振ってね~」というカメラマンさんの指示をよく聞いて言われた通りにできる年長さんたちに驚きました。園庭での収録も古森先生の「魔法の言葉」でスムーズに進んでいきました。珍しく途中でちょっぴりピアノが止まってしまったT先生にも「がんばれ~!」の声援が!余裕と思いやりを見せてくれる年長さんたちは「いつも大人みたいだな」と思うのです。真っ青な空の下、園庭での撮影は無事終わりました。あまりに気持ち良い空の下での撮影だったため、つい時間が過ぎてしまい、「大きくなったら」の撮影はまた次回となりました。「このDVDは卒園のときにプレゼントするからね!」と古森先生から言ってもらって大喜びしている年長さんたちを見て可愛いなと思いました。
さて、年長さんたちがDVD撮影をしている間、年中さんからプレ年少さんまでの小さい組さんたちは「さんさんらんど」へ出かけました。思い切り遊んで帰って来た時、小さい組さんたちは「ただいま~」「いっぱいあそんできたよ~ 」「滑り台が楽しかった~!サッカー楽しかったよ~」と口々に話してくれました。年長さんたちへささやかな協力をしたおかげでいっぱい楽しい思いをして帰ったようです。
毎年、さんさんらんどの果樹園で収穫した伊予柑を箱入れして東京にある帝京の本部に送っています。その準備をしていると年長さんたちが手伝いに来てくれました。お手伝いのH君Y君、N君H君は、慣れた手つきでタオルできれいに伊予柑を拭くと一個一個大きさを選びながら箱に詰めていきました。本当に何でも任せられる年長さんたち。本当にすごいなと何かにつけて私は驚いてばかりです。お手伝いの年長さんたちは箱に詰め終わると「これ運べるよ~!」と言ってよいしょっと蜜柑箱を持ち上げるのです。そしてとうとう子どもたちだけで古森先生のところに「できました!」と言って運んでいったのです。これには古森先生もびっくり!!「みんな!すごいね~力持ち!」と言って頼もしい年長さんたちに感心していました。明日幼稚園の子ども達は、先日収穫した伊予柑を1個ずつ持ち帰ります。少しずつですがご家族で味わって食べてみてください。(実は、収穫してから少し置いた方が甘さが増すという事でしばらく幼稚園で「あま~くな~れ」のおまじないをかけていました。😊)