幼稚園の日記(ブログ)

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2023年6月12日 月曜日

今日は日差しはないものの雨が降ることもなく子ども達は元気に外で遊ぶことができました。

屋外遊ぎ場では先週作ってもらった泥場や水汲み遊び、ままごとコーナーなどで思い思いに好きなことを見つけて遊ぶ姿が見られました。これから天気が不安定で蒸し暑い日が続きます。汗をいっぱいかいて遊んでいる子ども達には熱中症も心配です。汗をかきながら泥んこになって遊んでいる子ども達には水分補給を忘れずするよう指導しています。今日は、築山で裸足になって駆け回る子ども達の姿も多く見られました。

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そんな中、教師達が大きなブルーシートを敷き始めました。興味津々で集まる子ども達は「何するの?」と聞きながら動きを見つめている子もいれば、以前幼稚園で生活していた時にやっていたことを思い出し「絵描くんやろ!」と言う子もいました。絵を描くことが正解だとわかるとすぐに自分のクレヨンを持ってくるのかと思いきや、子ども達は画板を運んできて並べ始めました。年少児の小さい手で大きな画板を一生懸命運ぶ姿は、とてもたくましく見えました。画板を並べ終わると自分のクレヨンを取ってきて好きな絵を描き始めました。友達と話しながらどんな絵を描いたのか、お互いに見せ合っていました。絵を描くコーナーは大人気でたくさんの可愛いらしい絵を見ることができました。お絵描きコーナーには先生たちがテントを出してくれたおかげで山から流れてくる心地よい風に吹かれて気持ちよく描くことができました。描けた絵は次々壁に飾ることで一気に明るく楽し気になりました。「これもかざって!」「これはママなの!」と目を輝かさせて持って来る子ども達の顔は得意気です。

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お片付けが終わり、部屋に戻って座ろうとしていた時、外を見てみるとちゅうりっぷ組さんが集まって何かをしていました。どうやらクラスで育てている野菜に肥料をあげていたのです。それを見てさくら組の子ども達とひまわり、すみれ組の子ども達に、「大変!ちゅうりっぷ組さんがトマトに何かあげてるみたい!みんなは行かなくていいの?」と声を掛けると、子どもたちは大焼てで帽子をかぶって外に出て行き、話を聞きました。先生が「トマトが大きくなるには何がいる?」と聞くと「水!土!太陽!」とトマトを植えた時に覚えたことを口にする子が多くいました。「全部必要だけど、みんながごはんと食べるのと同じでトマトにもごはんがいるんだよ」と教えてもらうと、「トマトもごはんを食べるの?」「僕たちと一緒だよね」と話していました。「でもこれはトマトやお野菜のごはんなので土に入れてあげるとお水と一緒に飲んで大きくなるんだよ、だからみんなは食べてはいけはいし、触らないようにしてね」と約束をして自分たちが植えたトマトに肥料をあげることにしました。

肥料をあげようとした時、Yくんが草が生えていることに気付きました。「みんなが植えたトマトはこれとこれの2つだったよね?トマトのそばに生えているのは草だから、トマトのご飯を食べられちゃうね〜どうしよう!」と言うと「抜く!」とみんなが口々に言いました。そこでみんなで草を抜いてから肥料をあげることにしました。「ごはんをあげても草が生えていたらトマトの栄養をとられちゃうんだよ。もしまた草が生えてきたら抜こうね」と伝えトマトが大きくなる日を楽しみに育てることにしました。

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トマトの花が最近咲き始めています。子ども達と観察しながら世話をして育てていきたいと思います。

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コメント (「トマトもごはんを食べるの?」 ひまわり組 藤田夏帆 はコメントを受け付けていません)

2023年6月9日 金曜日

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雨上がりの三葉幼稚園の園庭は子どもたちにとってとても魅力的な遊び場。大きな水たまりがあちこちにできていて、子どもたちは戸外に出ようと靴を持ってテラスに出たものの、くるっときびすを返し、靴を靴箱にしまって裸足で出てきます。わたしが小学生の時、水たまりができた日は校庭に柵がされていて遊べなかった記憶があります。大きくなるとともに増える水たまりへの抵抗感。だからこそ三葉っ子には今しかできない、今だから思いっきり楽しめる環境でたくさんの経験をさせてあげたいなと思いながらほほえましく見ています。

IMG_6290IMG_6288IMG_6294そんな中ふと見ると、年中児が丸山先生とトマトのプランターをお日様がより当たるところへお引越しさせてくれていました。きゃっきゃと荷台を押す子どもたちに「ありがとう」と声をかけ見送るとそのお尻には、ぺったんと泥んこのスタンプ。あまりにもかわいい後ろ姿につい「お願い!写真撮らせて!」とお願いしてしまいました。

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今日は年長児は松山市移動図書館椿号の絵本の貸し出しがありました。幼稚園の工事に伴って、安全のため団地の横道に入る部分をすべて封鎖しています。団地の方にはご迷惑おかけしております。椿号の絵本貸し出しは団地の中の広場で行うのですが、バリケードがあるので今日はぐるっと回っていつもと違う道を歩いていきました。普段と違うちょっぴり遠回りな道も子どもたちにとっては楽しいお散歩です。行きの道では、信号待ちをしているお仕事中のお姉さんとお兄さんの車が歩道を歩いている子どもたちの横に停まりました。お兄さんが「かわいい」とつぶやくと子どもたちは三葉っ子スマイルでにこにこ「ばいば~い!」と手を振りました。すると運転席のお姉さんが手をぐんと伸ばして手を振ってくれました。又、しばらく歩いて行くと、郵便ポストがありました。ちょうど、作品展に向けて作品作りを進めている子どもたちですが、くま組のSくんはポストを作っているのです!「Sくんほらポストあったよ!」と声をかけると「うわ~!ほんとや!」と手で感触を確かめたり、鍵穴を見つけて「鍵あるんだ!」と発見したりラッキーな出来事もありました。「初めて通る道やねぇ。」「なんかわくわくするねぇ」とらいおん組からかわいいつぶやきも聞かれました。普段の貸し出しの時よりゆっくり到着したので、いつもは借りたらすぐに園に帰るのですが、今日初めてみんなで椿号のお見送りをすることができました。本棚のドアをぱたんぱたんと閉めると、かわいい本のイラストが描かれていました。「うわ~!本がいっぱいや!」と数台在る内の一台をまじまじと見ることができてこれまたラッキー!

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帰りの道中、カンカンと踏切の音が遠くから聞こえてきたので歩道で立ち止まって電車が来るのを見ていました。ガタンガタンと通る電車に「お~い!!」とぴょんぴょん飛び跳ねながら手を振っていると「ばいばいしてくれた!」と口々に子どもが言い出しました。後ろの車掌さんが女性だったのですが、にこにこしながら手を振り返してくれたそうです。わたしは動体視力が追い付かず見落としました(笑) いつもと違う道を通るだけでいろんな発見や出会いがあるものだな、不便すら楽しめる子どもたちって素敵だな、と子どもたちと過ごす時間っておもしろいなぁと改めて思ったお散歩・絵本貸し出しでした♪

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園舎解体の工事が着々と進んでいます。高いところに上って足場を組むお兄さんを憧れのまなざしで見ている子がたくさんいます。そんな足場の周りに今日は防音シートが張られました。そして子どもたちの安全のために園舎から離れたところに高い防護壁を作ってくれているのですが、その壁を作ると聞いた時の工事の方と園長の会話をご紹介します。

 

工事の方①「建てるのは真っ白の壁でね、子どもたちのためになんかかわいい物にでもした方がいいんやろか?」

古森先生「あ~大丈夫ですよ。うちの子たちここにお絵描きしますから!」

工事の方①「え!?お絵描き?」

工事の方②「そうそう。そうなんよ。古森先生なんでも教材にして遊ぶからね!わかった!発注しとくよ!」

・・・なんと!壁にお絵描きができるように古森先生がお願いしてくれたのです!工事の方がそのために一日がかりで壁にシートのようなカバーをぴんと張ってつけてくれて準備万端です!そこに一昨日、古森先生が夕方来てかわいい子ブタちゃんを描いていました。気付いた子も気付いていなかった子もいましたが、「お絵描きしていいの?ほんと?」と半分わたしの言うことを???と思っていた子も古森先生の子ブタちゃんを見て「ほんとやったんやねぇ」とぽつり。疑われていたのかと笑ってしまいました。今日は子ども会議ならぬクラス会議をしました。

IMG_6320IMG_6323子ども11人、手を伸ばしても届かないほど広いこのスペースに何を描こうか早速壁の前で相談です。迷路を描いたらいいんじゃないか、くま組だからくまちゃんがいい、いやぼくはぞうが描きたい・・・などなどいろんな意見が出ましたが結論「くまの親子」を描くことに決まりました。

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でもくまがどこにいるのか、何をしているところを描くのか、意見が様々すぎてなかなか決まりません。じゃあ、お部屋に帰ってグループにわかれて相談しながら意見を出し合ってデザイン案を考えてみよう!ということになりました。部屋に帰ると早速話し合いスタートです。なんとな~くのイメージのすり合わせで描き始めるグループ、描きながら「あぁでもないこうでもない」と会話の中で成り立っていくグループ、身振り手振りで「こんなポーズのくまちゃんにしたい」と友達に提案するグループ、友達のアイデア一つひとつに「Aちゃんそれいいね!」「Bくんそれっていい考えだね!」と認めて素直に褒めることができるグループ、かと思えばクレヨンを手に取り首をかしげているグループ。どうしたの?と聞くと「くまちゃんの茶色をどの茶色にするかで話し合ってるの」と言いました。「同じ色にしてもいいし、違う色でもいいかもしれないよ?」と声をかけると「そっか!」とまた話し合い、大人のくまはこの色、子どものくまはこの色、と種類わけすることになったようでした。大きな紙に向かう子どもたちから「このくまは魚をとってる」「りんごが好きなくまちゃんなんだよね~」「このくま、友達のくまの足が当たっているなぁ、でも怒らないよ優しいくまだから!」・・・といろんなストーリーが聞こえてきました。この子たちはこんなにいろんなイメージがわいてきてそれを言葉にする力があるんだなと気づきました。集めていくと絵本になりそうな子どもたちのつぶやき、かわいいな、と思っているとどこからか「♪おーやまーににあ~めが降りました~」と鼻歌が聞こえてきました。BGMまであるの!と子どもたちの発想の豊かさに驚きです。

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楽しい時間はあっという間!今日の話し合いは来週に持ち越しです!他の学年もいくつかのスペースをもらって活動する予定です。作品展でお披露目できたらいいなと思っています。お楽しみに。

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コメント (子ども会議の次はクラス会議?! くま組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2023年6月7日 水曜日

 先日、秀野邸の畑でのじゃがいもと玉ねぎの収穫をしたことから自分たちが植えたものが大きくなってみんなで収穫できたことを喜んでいた年長児達は、次は年中・年長児で収穫するさつまいもを植えることを聞いて期待しながらレインボーファームに苗植えに向かいました。秋になって年中さん達も一緒にさつまいもが掘れるように1番お兄さんお姉さんである自分達がさつまいもの苗を植えるのだとやる気満々でバスの中でもドキドキワクワクが止まりません。レインボーファームに行くのは昨年のさつまいも掘り以来1年振りです。レインボーの隣にある乗馬クラブの馬が見えると「あー思い出した!」「私はもっと前から思い出してたよ〜」と子ども同士で自慢し合いながら話に花が咲きます。 

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 レインボーファームに着き、広い畑に色々な野菜やお花が見えると「うわぁ〜」と目を輝かせてバスを降りて行きました。広い畑には、蝶々やツバメも飛んできて、そろそろ夏が近付いている様子が伺えます。「ちょうちょが追いかけっこしてるよ〜」と今ならではの自然を楽しんでいました。

 さつまいもの苗と言ってもどんなものをどのように植えるのでしょう。子ども達は今までにチューリップの「球根」を植えたり、じゃがいもの「お母さんお芋(種芋)」を植えたり、菜の花の「種」を蒔いたり、、今度は苗です。子ども達は新しい「苗」という言葉を聞いて「???」と首を傾げながらレインボーのおじさん達の前に集まりました。興味津々で紙をマルチに見立てて植え方について説明を受ける子ども達の顔は真剣です。あまりの真剣な表情に思わずカメラのシャッターを切っていました。

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 さつまいもの苗を植える畝には、マルチが張ってありました。マルチは何のために張っているのか?という質問にくま組のHちゃんは「カラスがつつかんように!」と答えていました。三葉っ子達は春からカラスとの戦いが続いていました。子ども達にとってここでもカラスが1番の敵?だと思っているようで可愛くて笑っていると、ぞう組のRちゃんは「お布団の代わり!」と話し、色んな経験から繋げて話す子ども達の発想に驚きました。マルチがあると中が暗くなってさつまいもの苗の栄養を取ってしまうお芋の敵が育たないのだというヒントをもらうと子ども達は「ざっそうー!」と声を合わせて言いました。レインボーファームのおじさんも「お芋さんだけ大きくなるようにしているんだよ」と教えてくれました。苗の向き、植え方は玉ねぎと一緒で「寝かせて植える」。子ども達は「ねんね〜」とさつまいものお兄さんお姉さんになったかのように優しい声でおやすみポーズをしていました。

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 予習をして準備万端!1人2本の苗を持って畝に入ります。苗が入る穴を掘り、優しく土をかけます。くま組のYちゃんは「大きく育ってね〜」と優しく声を掛けながら土をかけてあげていました。それぞれ「みんなとお芋掘りしたい!」「焼き芋できるかなぁ」と思いを込めて苗植えを楽しみました。苗を植え終わるとレインボーファーム探検に出発です!

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 広い畑には、ナスやトマトきゅうりなどの夏野菜がありました。それを見て「家にも植えてるよ〜」という子が何人かいてお家の野菜事情について盛り上がりました。

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 ずっと歩いて行くと大きな田んぼが、、そこには今度みんながもち米を植える堀内さん家の田んぼです。今はまだ水は張られていませんが昨日の雨でできた大きな大きな水溜まりがありました。「あめんぼがいる!」「この貝なに!?」とみんな一斉に覗き込んでいました。レインボーファームで様々な植物や生き物を見て触れることができました。自然に囲まれた空間の心地よさとここでしか感じられない土や風、そして匂いを十分楽しんだ1日でした。田んぼ、山、川、野原などそこでしか感じられない自然を全身で感じさせていきたいものだと思いました。

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コメント (「どんなさつまいもになるのかな?」 ぞう組 大隅咲 はコメントを受け付けていません)

2023年6月6日 火曜日

昨日の降園時、明日歯科検診があることを伝え、どんなことをするのかを質問すると、たんぽぽぐみから進級した子どもたちが、「お口は大きく開けるんよね!」「先生は怖くないんよね!」とまだ歯科健診をしたことのない友達に教えていました。歯科検診が始まると年少児達はうさぎぐみのお兄ちゃん、お姉ちゃんが検診を受ける様子を真剣にみて自分たちの番が来るのをドキドキで待っていました。

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そして、さくらぐみの歯科検診が始まると、お医者さんの前で自分の名前を言い、終わると自然に「ありがとう」とお礼を言うことができていました。Sちゃんはお医者さんの前に立つと「お願いします!!」と大きな声で言うことができていました。初めて幼稚園で歯科検診を受ける子も少なくなかった年少さんですが、ほとんどの子が泣かずに受けることができました。検診を終えた子どもたちは、ほっとした様子で「先生優しかったね〜」「大きいお口あけれたんよ〜」自慢げに話していました。今日の歯磨きは「むしばいきんがおったらいかんけんきれいにしたよ〜」といつもより丁寧に歯磨きをしている子どももいました

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さて、今日うさぎぐみのお兄ちゃん、お姉ちゃんが「あそぼう!」とさくらぐみを誘いにきてくれました。それを聞いた子どもたちは大喜びでうさぎぐみさんの部屋に行きました。

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そこでは新聞を使って色々な遊びを楽しみました。うさぎぐみさんが新聞の両はしを持ってくれて力強くパンチさせてもらったり、小さくちぎって「あめだ〜!!」と新聞の雨を降らせてくれました。

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新聞だけでも、ちぎって、やぶって、その音を楽しんだり、丸めてボールにしたり、剣を作ったり、洋服になったり、数えきれない程の使い方があるのです。梅雨に入り戸外で遊べないことも多いですが、広い部屋で遊べて楽しい1日になりました。たくさんの遊びが生まれ気付きや発見があることを私も学びました。

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コメント (「はじめての歯科検診」さくら組 中村真衣 はコメントを受け付けていません)

2023年6月3日 土曜日

雨が降る日が多く、なかなか戸外で遊ぶことができなかった今週。愛媛県も梅雨入りしました。雨が続くと室内遊びが多くなりがちですが、もも組の子ども達は室内でも元気いっぱい遊んでいます。何にでも興味を示し、登園すると出ているいつものおもちゃで遊び始めるもも組さんですが、そのうち飽きてきて歩き回ったり、人の物を欲しがったりし始めます。それを見て保育教諭が新しい環境を作るとたちまち興味津々で自分の力でハイハイしたり急いで立ち上がって歩いたりして新しいコーナーに行って遊び始めます。

この日はままごとコーナーを出してみました。保育教諭が1つずつ食材やお皿を机の上に置くと我先にと自分の使いたい物を取り、お皿の上に食材を置いたり食べる真似をしたりして思い思いに遊んでいました。食材を選んでいたR君は保育教諭の近くで「あ~ん」と言いながら美味しそうにパンを食べる真似をしていました。そこで保育教諭が「いただきます」と言うとR君も同じように手を合わせてもう一度食べていました。保育教諭のしていることを見て「いただきます」と言って手を合わせることを真似て覚えようとしていることに成長を感じ嬉しくなりました。

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また、5月で1歳になったRちゃん。近くにあったコップを両手で持って飲む真似をしていました。1回ではなく何回も繰り返していてその姿がとても可愛く思いました。1歳になると身近な人の動きをよく観察していて真似て自然にいろいろなことを身に付けていくのだとRちゃんの行動を見て思いました。

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そして次の日は、シール遊びをしました。いろいろなことに興味津々な子ども達はシールを渡すと裏紙を剥がしながら広告などに貼っていました。剥がして貼ることが楽しくなった子ども達は広告やダンボールでは物足りず、なんと!!自分たちの体や手足にも貼っていました。シール貼りをしながらIちゃんとS君がやりとりをしていました。シールを一生懸命剥がしたIちゃんが近くにあった紙に貼らないで隣に座っていたS君にシールを渡していたのです。

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子ども達のやりとりは基本的に月齢が上がっていくうちに見られるようになってきます。始めは1歳児は一人遊びから次に並んで同じことをしているけれど、関わりがない時期、そしてやりとり(関わり)が見られるようになるのです。大きい子ども達がよくしているのを見ますが、1番小さなクラスのもも組さんがしていることに驚き、可愛いなと思いました。これからも子ども同士のやりとりが見られるような環境を意識して作っていきたいなと思いました。

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コメント (「可愛い姿がたくさん!!」 ひよこ組 上田由梨 はコメントを受け付けていません)

2023年6月2日 金曜日

遊ぎ場で年中2クラスと年少の4クラス、たんぽぽ赤、青組が生活を始めて1週間が経とうとしています。引越しの際、自分達で持ってきたおもちゃや、年長さんに手伝って運んでもらった着替え袋なども自分達で片付けることが出来ました。靴の置き場所も教師と一緒にしていましたが、仕方を覚えた子が、まだ不安な友達に「靴はここ」としっかり教えている姿も見られるようになりました。
今日は朝から雨が降っていたこともあり、環境に廃材も出すことにしました。ちゅうりっぷ組の子ども達は廃材遊びが大好きです。廃材遊びが出来るように机やテープを準備し始めると、Kくんがすぐに気が付き近づいてきて「今日廃材遊びするん?」と言ってきたので「そうだよ」と伝えると友達の所に行って「廃材遊びしていいって!!」と嬉しそうに伝えていました。そして、すぐに戻ってくると「廃材箱ないけどどこにあるん?」と聞いてきました。幼稚園で過ごしていた時は、廃材箱を自分達で準備をしたり、テープを準備したりしていたのですが、引越しで廃材をしまっていたのです。廃材を出してくると「そこに入ってるんやね!」と言って集まってきました。
準備が終わると子ども達は、廃材箱からイメージに合った素材を見つけて作り始めました。しばらくすると、AくんとYくんが「こう?こっち?」と何やら話している声が聞こえたので「何を作っているの?」と聞いてみると、「何を作ってるんだった?あっ、動物が乗る車を作りよるんよね」と教えてくれました。カップが動かないようにYくんがおさえると、Aくんがテープて固定していきます。その後、それぞれクレヨンを持ってきて色を塗って完成すると、「先生出来たよー!!」と持ってきて、AくんとYくんが「ここには動物が乗っていて、ここに運転手さんが乗って、、、」と説明してくれました。6月からちゅうりっぷ組に入ってきたTくんは周りの友達がしているのを見て、机の上に廃材を並べていき「ここには大きなお家があって、ここには動物園があるんよ」と机いっぱいに廃材を並べて、まるでジオラマのような作品を作っていました。入園してから、廃材遊びもしてきたものの。たった2ヵ月の間なのに子ども達の創造力に驚かされました。作品展で子ども達の作品を見てもらえる事を楽しみにしています。ご家庭に廃材がありましたら、どんなものでも使いますので持たせてください。自分で持って来ると制作意欲も高まります。

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コメント (「大好きな廃材遊び」 ちゅうりっぷ組 澤近宏一 はコメントを受け付けていません)

2023年6月1日 木曜日

今朝は久々のお天気。梅雨の中のちょっとした晴れ間は、こどもたちにとってとても嬉しい時間でした。

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今週月曜日から幼稚園と仮園舎に分かれて生活しているのですが、昨日仮園舎から帰ってきたY先生が「ぱんださーん!ひつじぐみさんとうさぎぐみさんから伝言を預かってきました!」とぱんだ組まで言いに来てくれました。なになに?と集まる子どもたち。「あのね、うさぎ組さんとひつじ組さんがさんさんらんどで使っているお部屋とーっても広いから遊びに来ていいよー!って言ってたよ。あと、うさぎ組さんは幼稚園にも遊びに行ってもいいー?って聞いていたよ!」と教えてくれました。それを聞いた子ども達は、「遊びに行きたーい!この前のお引越しめっちゃ広かったよね!」、「幼稚園にも来てほしいね!みんなで遊びたいね!」と、目をキラキラさせながらワクワクしていました。ですがここで1つ問題が行きたいし、来てほしいけど「え・・・どうやってうさぎさんひつじさんに伝える?」と間題が発生しました。バスに乗って?行く?でも運転手さんいないね〜、大きな声で言ったらさんさんらんどまで届くかな~。いやいやどれも難しいなと悩んでいるとMちゃんが「あ!お手紙にして送ったらどうかな?」みんなが「それいいね!そうしよう!」とぱんだ、りすの子ども達でお手紙を書くことにしました。

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~内容~

うさぎ組さんひつじ組さんへ。げんきですか?かんがえてくれてありがとう。ようちえんきていいよ。おさかなつりしたよ。さんさんらんどもいきたいよ!ぱんだぐみりすぐみより

この話しを昨日の職員会ですると古森生がとっても楽しい、とっても最新なアドバイスをくれました。コロナが流行してから研修会などはZOOMというオンライン研修会だったのですが、そのZOOMを使ってみんなで会ったり話したり出来るんじゃない?と。本当だ!確かに!やってみよう!と教師達もみんな賛成し、お昼の前に集まってオンラインで繋がることにしました。それを年長、年中の幼稚園の子ども達に話すと、「やったー!みんなに会えるー!」と大喜びで会議室に上がっていきました。「帽子被ってたらくま組さんって分かってくれるかな♪」とくまの子達が言っているのを聞いて、「ぱんだも帽子被らなきゃ!うさぎさん気付いてくれないかも!」と急いで準備していました。少し改善点も必要なところがありましたが、画面に写る仮園舎の友だちを見て、うれしそうに「あ!ちゅうりっぷさーん!ひまわりさーん!すみれさーん」・・・と、みんなのクラス名を呼びながら手を振っていました。せっかくだからみんなで何かしたいね!と古森先生にアドバイスをもらい、幼稚園の子も仮園舎の子もみんなで歌を歌うことにしました。年少さんからのリクエストで「バスごっことカエルの歌」を歌いました。年中児にとっては今日はじめての『こども会議』だったのですが、みんな楽しい!また会議したい!と、楽しい時間を過ごすことが出来ました。次するときは今日の反省を生かして、第2回!!幼稚園と仮園舎こども会議をしたいと思います♪離れていても、みっばっこはいつも1つ。みんな仲よしです♫

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コメント (「第1回幼稚園と仮園舎こども会議」ぱんだ組西森華 はコメントを受け付けていません)