幼稚園の日記(ブログ)

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2008年10月7日 火曜日

 今日は松山地方祭で休園ですが、幼稚園にはあずかり保育の子ども達が来ていました。幼稚園に来ると子ども達は「昨日ちょうちん行列行ったんよー!」と楽しそうに話していました。

すると、外からお祭りの歌が聞こえてきました。実は山西団地の皆さんが、お祭りを見れない子ども達のためにおみこしをまわして下さることになっていたのです。フェンスに駆け寄って近付いて来るおみこしを眺めていた子ども達は、今度はびっくりして立ちつくしました。門からおみこしが笛と元気なかけ声で入って来たのです。祭りのハッピの大勢のお兄さんやお姉さん、おじさん達に息を飲んで見ていました。

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そして、教師に「おいで、おみこしに乗せてもらおう。」と声をかけられて、我に返ると笑顔でおじさんに抱きかかえられて一人一人おみこしに乗って記念撮影をしました。

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キラキラのおみこしをなでたりさすったり、鈴を鳴らしたり、お祭り気分に浸る子ども達。そして、団地の子ども達と同じようにお菓子とジュースが入った大きな袋のお土産を頂きました。山西団地のお祭りの世話役の方の中には、三葉の卒園生の保護者もいらっしゃって、地域の方々からの愛情のこもったプレゼントに私達教師も嬉しく感謝の思いでいっぱいになりました。

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大人から大切にされている山西団地の子ども達、そして三葉の預かり保育の子ども達には未来に向かってすくすくと育ってほしいと願っています。

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2008年9月16日 火曜日

 三連休明けの今日も三葉っこたちは元気いっぱい登園してきました。登園するとすぐに「いい匂いがするー!」と匂いに誘われて調理室にたどり着くと「あっ!今日は火曜日やけん手作り給食の日やーっ!」と手作り給食を楽しみにしていました。 

 今日は昨日の雨で園庭がぬかるんでおり、泥遊びにはぴったりの日でした。子どもたちはケーキなどを作って遊んでいました。中でも9月に入園したひよこ組さんたちにとってははじめての泥遊びでした。「先生、やわらかいねー!」「気持ちいいね!」など手足を水たまりにつけ感触を楽しんでいました。そして気が付くと頭から足までドロドロになっていました。

 一方、砂場では年中児が集まって山作りををしていました。「何を作っているの?」と聞くと「これは流しそうめんなんよ!」と答えました。「この山から水が出てくるんよ!」と次にトンネルを作りました。そして山の下に穴を掘り、3つパイプをつなぐと葉や泥をそうめんに見立てて流し始めました。それを見ていたR君が「あっ!速さが違うよ!」とパイプによって泥の流れる速さが違うことに気付きました。何度も何度も泥をのせ水を流すと・・・「あっ!泥がこっちのほうが多い!」と泥の多さによって流れが違うことがわかりました。他の子どもたちも集まってきて何度も繰り返していくうちに「あっ!高いほうが早い!」「コップよりやかんで流したほうが早いよ!」など高さや水の量によって違うことにも気付くことができました。子どもたちは真剣に繰り返し考えて話し合う姿がみられました。

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 そして、運動会の練習を終え、待ちに待った手作り給食の時間になりました!今日のメニューの一番人気は、サンマのかば焼きでした。「いただきます!」をするとお皿の上のサンマはあっという間になくなっていました。年長組では給食を残しがちなHちゃんのお皿にサンマがあることに気付いてみんなが狙っているとHちゃんは最後にパクリ!どうやら最初に味を確かめておいしかったので残していたらしいのです。その姿にまわりは少しがっかりしてしまいました。食べ終えると「パワーがいっぱいでてきたー!」と嬉しそうに話していました。「これで明日もいっぱい遊べるねっ!」とキレイに完食したお皿を片付けながら話す姿がありました。

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『サンマのかば焼き』

サンマを三枚におろし半分に切る。しょうゆとみりん1:1に1時間程つけておく。(ちなみに幼稚園では一晩つけています。)

つけておいたサンマに小麦粉をまぶして油で両面焼く。

サンマをつけておいたつけ汁に、砂糖、しょうゆ、みりんをたして沸騰させてタレを作る。(タレは甘くする。)

油で焼いたサンマにのタレをかけて食べる。(タレをかけて少し時間をおくと味がしみておいしい。)

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2008年7月17日 木曜日

 今日は朝、古森先生と数人の子供たちとカゴメから頂いた凛々子のトマトとキュウリの収穫に行きました。真っ赤なトマトや大きくなったキュウリを子供たちは自分たちで収穫していきました。真っ赤なトマトは40個もとれました。年長児のH君はキュウリをとると嬉しそうに弟のS君に見せ、「チクチクしとるなー!」「いい匂いがする!」など嬉しそうに話しかけていました。そして古森先生から、「このトマトは”凛々子”といってこの前お土産に持ち帰ったケチャップを作るトマトなんだよ。カゴメさんから頂いてこんなに赤く実りました。よかったね。みんなで食べようね。」と話していただきました。「そういえばあのケチャップつぶつぶも入っていておいしかったよな。」とT君が言うとみんながうなずきました。明日は終園式です。1学期を1日残した今日、夏休みに入る前にみんなで味わいたいと獲ったトマトとキュウリは大きなタライの氷水の中でプカプカとてもおいしそうで、子供たちは手をつっこんだり、トマトにさわったり大騒ぎでした。そして一方、みんなのクラスで植えていた凛々子のトマトは・・・子供たちが思い出して行ってみると大事件が起こっていました。なんと真っ赤にうれたトマトが何者かに半分ほど食いちぎられていたのです。子供たちの目は上を向いて何かを捜します。そうです!最近毎日カラスが幼稚園の上を飛んでいたのです!A君が「カラスやー!」と叫びました。そして幼稚園の高い杉の木の上にはカラスの巣まで見つけました。「カラスは赤ちゃんにみんなのおいしそうなトマトを食べさせたかったのかもね!」「カラスに食べられたトマトの種はきっとカラスのウンチに混じってどこかでまたなるんだよね。」「少しなら許してあげよっか。」なんと優しい子供たちでしょう。

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 さて、もう1つのニュースは、今日、幼稚園に40匹ものカブトムシが届きました!Mちゃんのおじいちゃんが捕まえたのだそうです。早速、各クラスで分けて飼育することにしました。それぞれのクラスで飼い方を調べたり、名前をつけたりこの新しい仲間は子供たちにまた何かを語りかけて、教えてくれることでしょう。

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 降園前にあの冷たいトマトとキュウリをみんなで味わいました。野菜の苦手なO君もNちゃんも、朝、タライで泳いでいたトマトはとってもおいしそうと思っていましたので食べることができました。

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 カゴメの皆さん、ありがとうございました。そして、Mちゃんのおじいちゃんと届けてくださったお母さん、ありがとうございました。

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2008年6月24日 火曜日

 今日も子どもたちは戸外へ出て元気いっぱいに遊ぶ姿がみられました。砂場では年長児のH君を中心に川や山をダイナッミクに作って遊んでいました。「ここは田んぼなんよ!」と言って昨日の田植えのことを思い出し「田んぼは大きくて四角やった。」「水を入れるところもあった。」などと周りにいた年中、年少児にも教えてあげる姿もありました。そして歩いた道を思い出して砂山に道を作り完成しました。完成した後に重要なことに気付いたH君は「あっ!苗がなっかった!」と言って代わりに木の棒を植えました。

 また今日は年少、年中児達も園内で田植えをしました。古森先生に植え方やお米、玄米の話をわかりやすくしていただき、子どもたちもとても真剣に聞くことができていました。そしてみんなで田んぼの土の感触にも触れてみると「泥団子のよりやわらかいね。」「きもちよかったね。」などいろいろな声が出ていました。昼食後、たんぽぽ組のAちゃんは「今日ね古森先生の言よったんがお弁当に入とったんよ。」と言うので何だろうとよく聞いてみると、田植えの時に話してくださった”玄米”のことだったのです。今日のお母さんのお弁当は玄米ご飯だったのです。よく話を聞いて理解していて、自分のお弁当にもつなっがった3歳児に驚きです。年少組では教師の中にも田植えをしたことがない者がいてぎこちない手つきの姿にひまわり組のR君は「持つところが違う!」など指摘をする姿がありました。子どもたちは本当によく話を聞き、理解し、そして理解したことを生かすことができています。年中でも降園前に田植えの話をするとよく覚えており、そこからトマト、イチゴ、キュウリなど園内の植物の成長にも興味を持つことができました。K君は「お米もトマトも早く大きくなって古森先生においしい料理にしてもらいたい!」ととても楽しみにしていました。

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2008年6月2日 月曜日

 今日は朝からあいにくの雨で登園してきた子どもたちは「今日はお外で遊べんね。」と少し寂しそうに話していました。外遊びが大好きな子どもたちが室内でも楽しく遊べる環境をと日頃から好んでしている廃材遊びや絵の具遊びの環境を各クラスの担任が自分のクラスの子どもたちのためにそれぞれ準備しました。以前から作品展があることを伝えていたこともあり子どもたちは思い思いのコーナーで遊び始めました。そして満足できる作品ができると「先生!これ作品展用にしよっか?」などと言いながら手を加えていく姿がありました。絵の具コーナーにいたY君は、細長い紙を見つけると縦向きにし、黒の絵の具でサラサラサラと漢字やひらがなのような物を書き始めました。「何を書いているの?」と聞くと、「これは習字なんよ!」と言い書き終えた字の横に赤い絵の具で丸をつけたり、字の上をなぞったりして「これは習字の先生がしてくれるんよ!」と教えてくれました。子どもたちは紙一枚、廃材一つを見ても一人ひとり様々な発想がわき、そこからイメージを膨らませて遊んでいます。そんな姿に改めて感動し、話を聞いたり、一緒に作ったりして楽しさを共有することができました。今日は昼食までの間たっぷりと遊び、子どもたちは「また明日するけん!」と続きを楽しみにする姿がみられました。そして「雨の日もいいかもね、、、」と顔を見合わせてこっそり話す声も聞こえました。

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 また今日は室内でじっくり遊べたということもあり、ハサミやテープ、ガムテープ、絵の具などの使い方をその場で指導することもできました。梅雨に入ってお部屋で過ごすことも多くなるので子どもたちの様子をしっかり把握し、室内でも子どもたちが楽しめる環境を考えていきたいと思います。また用具類などの正しい使い方を指導し安全面にも十分注意していきたいと思います。

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2008年4月28日 月曜日

 今日は今年度最初の参観日でした。いつもバスで「いってらっしゃい!」と見送られていたのに今日は「また後でね!」と”幼稚園で会いましょう!”という意味を込めての見送りでどの子もいつもよりとても嬉しそうな様子でした。

 年中組では今日はこいのぼり作りのコーナーを出していました。一番最初に作り始めたK君は手際よく作ると「こいのぼりをつける棒がいる!」と言って広告で必要な長さの剣を何本も作って取り付けました。それを見た他の子達も作り、棒に取り付けるとテラスに出て自分のこいのぼりを風に泳がせる姿がみられました。その後、会議室へ上がり「たんぽぽ」のDVD視聴を行いました。たんぽぽが白い綿毛に変化して飛んでいく様子を子どもたちは「わーっ!」っと声を上げ夢中になって見ていました。視聴後も「暗くなったらたんぽぽも寝るんやね」、「赤ちゃんから芽がでてたね」などと話し、「外のたんぽぽ見にいこう」と楽しみにしている様子でした。お部屋では運動会の踊りやゲームをお母さん、お父さんに張り切って教えてあげるなど一緒に楽しむことができました。また、おやつで教師たち手作りのかりんとうを食べた時はお母さんや弟や妹に大きいかりんとうを選んで分けてあげて「かたいね。」と言いながら食べていました。

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 今年はじめての参観日は子どもたちもいつもより張り切る姿もみられました。また次の参観日にはより成長した子どもたちの姿をみていただけるよう、子どもたちが主体的に生活する場を沢山つっくていきたいと思います。

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2008年4月11日 金曜日

 一雨ごとに暖かくなり、今日は上着を脱いで元気いっぱいの子どもたちの笑顔が太陽の中で輝いていました。季節の変化をいち早く感じとった子どもたちの中には裸足で走り回る姿もみられ、さすが”三葉っ子”と感心しました。昨日まで不安気な表情だった新入児たちもそれに誘われてブランコや砂あそび、ままごとなどをして遊んでいました。又、Kちゃんはお家のお花畑でだんご虫を一匹見つけたので幼稚園のお花畑にもだんご虫がいるに違いないと登園してきてだんご虫探しに余念がありません。

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そんななか今日、年中、年長児はクラス写真を撮りました。満開の桜の木の下で新しいクラスの友達と新しい帽子をかぶり、全員で大きい組さんになって始めての進級写真はみんな一段と大きく見えました。その後遊具の使い方や名前を子どもたちと確認し、安全な遊び方を話し合いました。一つ一つ回っていく中で「年少さんに教えてあげる!」「怪我せんようにみてあげる!」と子どもたちなりに理解している様子でした。そんな中風が吹き沢山の桜の花びらが一斉に飛び始めると「きれー!」「雪みたい!」と感動して見とれていました。K君が「なんか追いかけっこしよるみたいやね」と表現するとAちゃんが土の上で舞っている桜を座り込んで眺めながら「こっちはかけっこしよるよー」と言いました。その桜吹雪と一緒に鳥が一羽飛んでいく様子にTちゃんは「あっ!鳥も追いかけっこしよるー!」「早く逃げてー!」と応援していました。地面の花びらを集めて「お母さんのお土産に」と大切に持ち帰ったり、地面に落ちた花びらの上に立ち「ふわふわのじゅうたんみたい」と子どもたちは自然に触れ春ならではの現象を感じとることができていました。そしてその中からでてくる子どもたちの素直な表現を聞くことができ、とてもあたたかい気持ちになりました。これからも子どもたちと様々なことを感じ、発見していきたいです。

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